添乗員の声
- ツアー期間:
- 2017年02月03日〜2017年02月15日
- 船名:
- エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ
弊社では人気シリーズとなりました「ひとり参加旅」。このツアーはお一人様参加の方が気軽に外国船をお楽しみいただき、プライベートパーティや船内での交流をきっかけにクルーズ仲間を作って頂く事を目的に企画されたクルーズです。
今回は20名様にご参加いただき、羽田空港の専用ルームにて自己紹介の後、全日空にてオーストラリアのシドニーへ旅立ちました。シドニーからはロイヤルカリビアンの大型客船「エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ」にて、憧れの南太平洋の楽園へ。航路はニューカレドニアのヌーメア、マレ島、バヌアツの首都ヴィラ、そして最後に「海の宝石」と呼ばれるイル・デ・パンです。残念ながら、バヌアツの無人島ミステリーアイランドは強風の為、寄港ができませんでしたが、その日は1日クルーたちが船内のイベントなどで盛り上げてくれました。
10日間の船旅を終えシドニー港へ到着後は、市内観光と人気の世界遺産ブルーマウンテンズ国立公園へ。晴天にも恵まれ、急勾配を走る赤いトロッコ列車や遊歩道、空中ケーブルカー、シーニックスカイウェイと色々な角度からスリーシスターズや滝等の眺望をお楽しみ頂きました。最後に朝まで乗船していたエクスプローラー号とオペラハウスをご覧いただき、この旅で新しくできた友人と楽しい思い出と共に帰国の途に。
「ひとりでは…」とクルーズを躊躇されてしまう方は、ぜひ一度「ひとり参加の旅」にご参加いただければ。きっと、病みつきになる事間違いなしです。
【写真】
1枚目:船上から見たシドニー・オペラハウス
2枚目:イルデパンのビーチ
3枚目:デッキからの風景
4枚目:ブルーマウンテンズ国立公園スリーシスターズ
【★★★好評につき同船利用で2018年1月29日出発で再度実施いたします。募集パンフレットはこちらからご確認いただけます。クリックしてください★★★】
添乗員:照沼/樽本
- ツアー期間:
- 2017年01月17日〜2017年02月01日
マレーシア航空のビジネスクラスを利用し、シドニー発着のニューカレドニア・バヌアツ・フィジーを巡るクルーズでした。
ノールダムは落ち着いた雰囲気と洗練された工芸品が並ぶ美術館のような船内で定評のある船です。
6日間の終日航海日では、キッチンの裏側見学やクッキングショー、ダンスクラス、生バンドによる演奏やキャプテンズ・ウェルカム・トーストなど様々なイベントが開催されていました。
船内の食事に関しましては、メインダイニングの他、有料レストラン「ピナクルグリル」は、ワンランク上のリブアイのお肉やシーフードが好評でした。また、ロブスターの日、さらには、乗船中にオーストラリアの日があたり、子豚の丸焼きなどの色々な食材を使ったバーベキューが行われました。
ニューカレドニアは、ヌメア、リフー島、イル・デ・パンに寄港しました。白いパウダーサンドビーチや透き通る青い海、カラフルな花が沢山咲いている様子が見られました。
バヌアツの首都ポートビラでは、部族の戦士の力強いパフォーマンス、酋長さんにもあいさつし、現地の雰囲気を楽しんでいただきました。今クルーズ唯一のバヌアツの島は、島民がよくしゃべり元気で賑やかな島だったと感じました。
フィジーのドラブニ島は今クルーズで一番小さかった島です。オプショナルツアーの設定がなかったので、ご希望のお客様と島の最高地点までハイキングをしました。上からの眺めは苦労した分、とっても素敵でした。
自然や現地の人々との交流、船内でリラックスタイムとゆっくりとした時の流れを感じることができるクルーズとなりました。
【写真】
1枚目:ヌーメア(ニューカレドニア)チューチュートレイン。
チューチュートレインでヌーメア市内観光を楽しみました。火炎樹の最盛期のため、島のいたるところで、炎のような赤とオレンジの花を咲かせる木々をみながら、また、深さで色の変わる青い海を見ながら、外の風に吹かれて気持ちよく観光できました。
2枚目:ドラブニ島
今回寄港する島では一番小さな島でオプショナルツアーがなく、この島の最高地点までハイキングを楽しみました。片道約45分ですが最高地点からの眺めは絶景です。
3枚目:ポートビラ(バヌアツ)のオプショナルツアーでパンダ村を訪れ、部族の戦士の力強いパフォーマンスを見学しました。
4枚目:世界遺産の海に浮かぶ島「イル・デ・パン」
【★★★好評につき同船利用で2018年3月14日出発で再度実施いたします。募集パンフレットはこちらからご確認いただけます。クリックしてください★★★】
添乗員:奥津
- ツアー期間:
- 2016年12月30日〜2017年01月02日
2014年に就航した東海汽船伊豆諸島航路貨客船「橘丸(5700トン)」使用から始まった、ゆたか倶楽部年末年始恒例クルーズの「のんびり八丈島一周」コース、3年目の今回も添乗してきました。
日程概要は12月30日東京竹芝港集合、橘丸にて22時30分出航し、31日大晦日の朝8時半に八丈島底土港着、島内観光、ホテル泊。翌元日は初日の出、初詣など、のんびりホテル泊。2日は島内観光、午後八丈島空港14時発の全日空機羽田着でした。
今回は、前回2015年の往路お天気が悪く船が揺れてシャワー等が使えなかったので、昼前に八丈島の温泉「みはらしの湯」で1時間程入浴休憩をとりまして皆さんに大変喜んでいただきました。八丈島は古くは流人の島と言われその歴史をいたるところに今も感じることができます。服部屋敷での八丈太鼓・樫立て踊り・ショメ節や、宇喜田秀家像、陣屋跡の玉石垣、民族資料館などです。島は亜熱帯気候で自然豊かな亜熱帯性植物が島全体を被い、自然林を利用した八丈植物園も見どころです。眺望では、八丈富士、八丈小島、南原千畳敷、大坂峠、名古の展望、登龍峠、裏見の滝など沢山有り、皆さんそれぞれに感嘆されておりました。
年末年始の旅とのことで、ホテルでの大晦日、お正月のお屠蘇、正月料理、餅つきなど揃え、元日の初日の出を見、優婆夷宝明神社(うばいほうめい神社/島内の方がほとんど初詣される神社)で初参り、など楽しんでいただきました。
お別れにガイドさんがお土産がわりにと、歌ってくれた「八丈ショメ節」が心に残りました。
~沖で見たときゃ 鬼島とみたが 来てみりゃ 八丈は情け島 ショメー ショメー~
~きょうはお立ちか おなごり惜しや またの逢うせが あるのやら ショメー ショメー~
【写真】
1枚目:初日の出
2枚目:八丈富士からの眺望
3枚目:八丈植物園
4枚目:みはらしの湯
添乗員:小竹
- ツアー期間:
- 2016年12月28日〜2017年01月02日
年末年始の寒い本州を抜け出して、温暖な鹿児島の離島(奄美大島・加計呂麻島・徳之島・沖永良部島・与論島)をめぐるツアーでした。
伊丹空港、羽田空港よりそれぞれ出発し、奄美大島にて皆様合流しました。奄美大島の気温は約20℃あり、防寒具はもちろん要らず、長袖に上着でも充分の気候でした。「日本のゴーギャン」とも呼ばれた田中一村の作品を展示する「田中一村美術館」や、島の伝統工芸「大島紬」の歴史を観賞いただき、島内随一のリゾートホテル「山羊島ホテル」に宿泊いたしました。
翌日はフェリーを利用し映画「男はつらいよ」の舞台としても知られる「加計呂麻島」観光へ。少し曇り空でしたが寅さんが歩いた道や、対照的に戦争を体験した作家島尾敏雄ゆかりの戦争遺跡の数々などをご覧いただき、再びフェリーを利用し山羊島ホテルにて連泊いたしました。
翌朝は徳之島へ向かうフェリー出港時間の関係で、早朝出発にご協力いただきました。徳之島では伝統の闘牛場や戦艦大和を旗艦とする特攻艦隊戦没将士の慰霊塔が建つ犬田布岬などのどかな風景の中で島の歴史に触れていただきました。
6日間の旅も折り返しの4日目となり、大晦日は沖永良部島にて過ごしました。1862年に島津久光の怒りに触れた西郷隆盛が流罪になった島で、牢屋で座禅を組み瞑想する西郷さんの銅像がある南洲神社などを訪れました。2018年のNHK大河ドラマが西郷隆盛ということも決定し、島内は盛り上がりを見せていました。そして2017年とお別れし新年を迎えました。
今ツアーの最後の島で「水平線ギリギリに南十字星が見える最北端の島」といわれる「与論島」ではグラスボートに乗船し透き通るような海の景色をお楽しみいただいたり、新鮮なもずくそばに舌鼓を打ちました。
年末年始のためもあり、各観光地ではそこまで混雑することもなくご案内することができました。4区間乗船いただいたフェリーもそれぞれ特色があり、船旅好きの皆様にはお楽しみいただけたかと思います。
クルーズのゆたか倶楽部では引き続き、年末年始および島めぐりのオリジナルツアーを企画してまいります。
【写真】
1枚目:奄美大島 あやまる岬
2枚目:徳之島 犬田布岬
3枚目:沖永良部島 南洲神社
4枚目:与論島 百合ヶ浜
添乗員:大久保
- ツアー期間:
- 2016年12月27日〜2017年01月03日
- 船名:
- マリナー・オブ・ザ・シーズ
寒い日本の冬を抜け出して日本航空直行便にて常夏のシンガポールへ。シンガポールからアミューズメントシップ「マリナー・オブ・ザ・シーズ」にて5泊6日の年末年始クルーズのスタートです。
出港翌日はペナン島に入港。トライショー(一般道を走る二人乗り人力車)に乗車し、世界遺産ジョージタウンを巡りました。ランカウイ島では桟橋付近の海もキレイなのでボーっと海を見ながらゆっくりしたり、オプショナルツアーを利用して島内で2番目に高い山マチンチャン山をケーブルカーで登ったりと自然に癒されました。タイ屈指のリゾート地プーケットでの一番人気は、大小約160もの島々が浮かび、海上に突き出た様々な形の奇岩や洞窟が名物の“パンガー湾”でした。ツアーにご参加いただきましたお客様は皆様口を揃えて「素晴らしいところだった。」と。
プーケット観光後は、いよいよ船上カウントダウンパーティーです。船内の様々なところで行われており、特に5階のロイヤルプロムナードにはたくさんの人が集まり大いに盛り上がりでした。こんなに賑やかなカウントダウンは初めてです。
下船後はシンガポールにて滞在です。少し前に話題になった“マリーナ・ベイ・サンズ展望台”や2012年オープンした巨大植物園“ガーデン・バイ・ザ・ベイ”、多民族国家シンガポールならではの“チャイナタウン”“アラブ人街”を観光。昼食には可愛らしい点心や北京ダックで観光の疲れを癒し、夜にはシンガポール名物のチリクラブに舌鼓をうちました。食と観光を十分に堪能した後は、由緒ある5つ星ホテル『グッドウッド・パークホテル』でお寛ぎいただきました。
今ツアーは、全8日間のコンパクトなスケジュールなので、年末年始休暇を利用して参加しやすい日程で現役世代の方にもお勧めです。
【写真】
1枚目:プーケット港の様子
2枚目:トライショー(ペナン島)
3枚目:ガーデンバイザベイ(シンガポール)
4枚目:シンガポールの名物チリクラブ
添乗員:奥津
- ツアー期間:
- 2016年12月21日〜2017年01月04日
- 船名:
- エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ
寒い日本を抜け出して、南半球の真夏を迎えたシドニーから「エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ」に乗船。シドニー発着という事で他に日本人の団体もいないため、まさに外国船という雰囲気の中で旅はスタートしました。
フィジー諸島のラウトカ、スヴァは国民の祝日ではありましたが、そんな中でもお店を開き逞しく働く人達の姿が印象的でした。バヌアツのヴィラでは心地よい風の中を水上ボートで移動し、町を散策しフィジーとは違った雰囲気の街並みを楽しみました。そして、ニューカレドニアでは真っ白なサンドビーチとターコイズブルーの海のマレ島、船の目の前に広がる南国の絵葉書のような景色のイル・デ・パン。ツアーのタイトル通り、本当に宝石箱のような世界が広がっていました。
また、今回はクリスマスとニューイヤー(年末年始)を挟んだクルーズでした。クリスマスには、ツリーの点灯をご覧いただいたり聖歌隊に参加してクリスマスソングを歌ったり、特別なクリスマスディナーの食事を食べたりとイベントを満喫しました。
ニューイヤーのカウントダウンは各施設で行われ、ロイヤル・プロムナードで行われたパーティとバルーンドロップは大いに盛り上がりました。
この時期にしか味わえないイベントが目白押しのクルーズは日本とは違う文化が味わえるので一度は体験していただきたいです。
【写真】
1枚目:フィジーの伝統舞踊
2枚目:ヴィラの市場にて(バヌアツ)
3枚目:イル・デ・パンのビーチ(ニューカレドニア)
4枚目:カウントダウンパーティー
添乗員:照沼
- ツアー期間:
- 2016年12月09日〜2016年12月17日
今回のクルーズは、リバークルーズでドナウ河をクルーズしながら、ヨーロッパの冬の風物詩「クリスマスマーケット」を巡りました。クリスマス前に街の広場で開催され、クリスマスマーケットでは、賑やかな出店が並び、ホットワインや、ホットチョコレートを片手に土産物探しやショッピングを楽しんでいただけます。
クルーズの乗船地ウィーンでは2泊して、世界遺産のシェーンブルン宮殿、ウィーンのシンボル聖シュテファン寺院、そしてハプスブルク家歴代皇帝が収蔵したコレクションが有名な美術史美術館などを観光。夜にはウィーンで最も賑やかな市庁舎前のクリスマスマーケットを訪れ、綺麗にライトアップされたウィーン市庁舎を眺めながらクリスマス・マーケットの散策をお楽しみいただきました。
ウィーン出港後は、ドナウ河でも最も美しい景色のひとつと言われる世界遺産ヴァッハウ渓谷をクルーズ。クレムスからメルクまでの約35kmには、デュルンシュタインの小さな村や、イギリスのリチャード獅子王が幽閉されていた山の上に残るケーンリンガー城跡など見どころが沢山あります。今回は11世紀に建立され、大理石の間、ドナウ河を見下ろす修道院のテラス、約10万冊が所蔵される図書館、そして豪華絢爛なバロックの教会などが有名な世界遺産メルク修道院をご覧いただきました。
クルーズ中盤には、ドナウ、イン河、イルツ河の合流点にあり、オーストリアとの国境沿いにあるパッサウの街に寄港。世界最大の教会パイプオルガン(1794本)がある、聖シュテファン大聖堂や、ドナウ河最古の石橋がかかる世界遺産レーゲンスブルクの街にも寄港。
マイン=ドナウ運河では、標高約400mのヨーロッパの分水嶺を航行し、今クルーズで最大の25mの高低差があるヒルポルトステインロックを通過しました。
最後はニュルンベルクに観光。第二次世界大戦では、連合国の爆撃を受け街の90%が破棄されたニュルンベルクですが、レンガ色の街並みや石畳みの坂道、教会などが昔通りに忠実に復元された景色には驚かされました。フラウエン教会が建つ中央広場では、1626年から開催されている世界で最も有名なクリスマスマーケットをご覧いただきました。
冬のヨーロッパは寒く暗いというイメージもありますが、各地のクリスマスマーケットを巡りながら、その街によって雰囲気の違うクリスマスマーケットを散策しながら、同時に充実した観光も楽しめ、この時期ならではヨーロッパを満喫できました。また、リバークルーズならではのきめ細かいサービスとおいしい食事は海のクルーズでは味わえない旅行だと思います。
【写真】
1枚目:アマデウス・シルバーⅡ
2枚目:ウィーン市庁舎前クリスマスマーケット
3枚目:レーゲンスブルク大聖堂
4枚目:マイン=ドナウ運河 閘門(ロック)
添乗員:富永
6 人
【大阪市民クルーズ】西の日光 耕三寺と東洋のマチュピチュ別子、江田島クルーズ
- ツアー期間:
- 2016年10月18日〜2016年10月21日
旅は関西と四国を結ぶオレンジフェリーから始まります。
夜、大阪南港を出発し一晩かけて瀬戸内海をクルーズ、翌朝に愛媛県の東予港に到着しました。早朝でしたので他の観光客が訪れる前の「石鎚山神社」に参拝しました。静寂に包まれ神秘的な雰囲気の神社は気持ちが引き締まります。その後、東洋のマチュピチュとも呼ばれている「別子銅山」へ。旧火薬庫を利用して作られた長さ333mの観光坑道が見学できる端出場ゾーンと天空の歴史遺産と呼ばれる東平ゾーンの2か所を見学しました。途中、端出場ゾーン内を移動する銅山鉄道のかわいいミニ機関車風のトロッコにも乗車しました。皆さん童心に帰られたように楽しそうな笑顔をされていました。
3日目はしまなみ海道を満喫するコースです。村上水軍博物館、耕三寺、大山祇神社、伯方の塩工場と充実したスケジュールでしたが何より、お天気に恵まれ美しい多島美とそれを繋ぐ橋の絶景に感動しました。愛媛での宿泊は2泊とも今治国際ホテルを利用しました。両日ともにホテル入りのお時間が16時前でしたので、のんびりお過ごしいただけたのではないでしょうか。中には夕食後、ご自身でライトアップされた今治城を見にいかれた方もいらっしゃいました。
最終日は楽しみにされていた方も多い「江田島第一術科学校(旧海軍兵学校)」の見学です。現役の自衛官が案内してくれ、皆様興味深く話に耳を傾けていらっしゃいました。グランドでは訓練中の学生の姿なども垣間見れ貴重な体験となりました。午後からは、フェリーで呉に渡り大和ミュージアムを専門ガイドと一緒に見学の後、広島駅より帰路につきました。
今回、大阪市民クルーズでお集りいただきましたお客様との旅でした。この取り組みにより、大阪港の利用促進と市民に親しまれる港づくりを目指していきます。その一環として今回のような市民クルーズの実施を通じて一人でも多くの方に船旅の魅力を体験いただければと思います。今後も弊社ではこの取り組みを協賛してまいりますので、ぜひ大阪市内在住・在勤の方は次回同企画がございましたらご参加ください。お待ちしております。
【写真】
1枚目:マントピア別子
2枚目:しまなみ海道
3枚目:耕三寺
4枚目:海上自衛隊第1術科学校
添乗員:樽本
- ツアー期間:
- 2016年10月16日〜2016年11月13日
- 船名:
- セレブリティ・ミレニアム
横浜港から東南アジアの人気の寄港地をめぐるため世界中のお客様が港に集まりました。
乗船者は2124名。中国やシンガポールなどアジアからのお客様は少なく、日本人は我々含め13名のみ、大半がアメリカ、カナダ、英国やオーストラリアなどの英語圏のお客様でした。
最初の寄港地清水では港から富士山を望むことができました。富士山が見られる港は、長崎、神戸と並び日本三大美港に数えられます。当日はあいにくの雨で遠出される方はいらっしゃいませんでしたが、乗客の多くの方々が富士山観光へ出かけて行かれました。
翌日は神戸に入港。無料シャトルバスを利用して中華街の南京町へ皆さまと出かけました。神戸にはゆったり一晩停泊するスケジュールでした。横浜を出て寄港が続きましたが、5日目にしてはじめての終日航海日でした。朝のストレッチやモダンラインダンス教室などイベントに参加され船内生活をお楽しみいただきました。
日本最後の寄港地は長崎です。港の松ヶ枝国際ターミナルは繁華街や観光地の多くが徒歩で回ることができ大変便利です。観光名所のグラバー園や国宝指定の日本最古のゴシック様式大浦天主堂などを訪ねたり、ちゃんぽん発祥の地「四海楼」にて本場のちゃんぽん、皿うどんを楽しまれたりと思い思いに長崎の滞在をお楽しみいただきました。
クルーズ8日目には上海へ到着。
上海市内観光で豫園商城や外灘エリアにご案内いたしました。地下鉄乗車体験もお楽しみいただきました。上海の地下鉄は1時間ほど乗車したにもかかわらず、わずか5元(約80円)でした。
10月下旬とは思えない夏のような日差しが降り注ぐ那覇へ入港。
この日は最高気温がなんと30℃!国際通りや地元の市場を皆さまと散策しました。翌日は台湾の基隆に入港。希望者と基隆郊外の町九份へ。ここは宮崎駿監督のアニメ「千と千尋の神隠し」の舞台になったとも言われ、人気の観光地です。作品の中に出てくる“湯婆婆の屋敷”のモデルとされる「阿妹茶楼」にて本場の中国茶をいただき、提灯に明かりが灯る九份の夜景をカメラにおさめました。港では名物の夜市を散策しました。
基隆では一晩停泊しその後、香港へ。
この港は1998年まで利用されていた啓徳国際空港の跡地が、新しく客船ターミナルとして新設されました場所です。ここのターミナルは世界最大22万トン客船が同時に2隻停泊できるアジア最大級のターミナルです。香港は3日間滞在しました。無料シャトルバスにてショッピングモールへお出かけたり。希望者と地下鉄で香港島へ渡り、ケーブルカーでビクトリアピークへ。2階建てバスの車窓から街並みを眺めたり、スターフェリーにて香港島から本島へ。フェリーの代金はなんと50円ほどでした。メインストリートのチムサーチョイをお散歩したり、夜20時からの繰り広げられる光のショー「シンフォニーオブザライツ」を鑑賞したり充実の1日でした。香港の後にしベトナムのハロン湾へ朝到着し、湾内に錨を下し錨泊しました。
ハロン湾は首都のハノイから東に約165kmほどの所に位置する「海の桂林」とも称されるベトナム随一の景勝地です。ユネスコの世界遺産にも登録され、人気の観光地です。船会社主催のオプショナルツアー「ハロン湾観光」に参加しました。石灰岩の奇岩島の中にあるティエンクン鍾乳洞を観光し、山水画のような大小様々な奇岩が突き出るハロン湾を遊覧しました。天候に大変恵まれましたがとても暑い一日でした。ハロン湾と後にしベトナム中部チャンメイへ。岸壁では民芸品や地元のビールなどお買い物を楽しまれたり、オプショナルツアーでホイアンをお楽しみいただきました。
ベトナム2カ所目の寄港地プーミーでは船会社主催のホーチミン(サイゴン)市内観光をお楽しみいただきました。ホーチミンはベトナム最大の商業都市で、首都のハノイよりも人口も多く物やバイク、人も多くアジアの活気を感じることができる町でした。
クルーズも終盤に差し掛かり24日目はタイのレムチャバンです。
アジアを代表するビートリゾート、パタヤビーチにご案内いたしました。ここは由緒あるタイ王室のプーミポン国王(ラーマ9世)が亡くなられたばかりということもあり、リゾート地ですが至る所に国王の写真や飾りが置かれ、タイ国民の王室に敬意を払う姿が印象的でした。
クルーズ27日目。とうとう今クルーズ最後の終日航海日となりました。10階オーシャーン・ビュー・カフェにてチョコレートフォンデュと南国のフルーツパーティーが行われました。パパイヤ、ドラゴンフルーツ、バナナ、パッションフルーツや(ライチに毛が生えたような)ランブータンなど、何皿ものフルーツをお楽しみいただきました。ミレニアム号の料理長ルイジ氏に尋ねると、これらの果物の多くがベトナムからの入荷とのことでした。
下船するシンガポールに入港。近代的な庭園ガーデンバイザベイをご見学いただきました。シンガポール航空にて帰国の途へ。横浜からシンガポールまで29日間の大航海を無事に終えました。
東南アジアの人気寄港地をゆったり巡り、それぞれの活気ある街並みを観光しバラエティに富んだ充実のクルーズでした。
【写真】
1枚目:ハロン湾に錨泊中のセレブリティ・ミレニアム
2枚目:ハロン湾クルーズ
3枚目:ベトナム中部に残るチャンパ王国のポーナガール遺跡群
4枚目:シンガポールのガーデンバイザベイ
添乗員:栗本

- 船名
- セレブリティ・ミレニアム
- ツアー期間:
- 2016年10月07日〜2016年10月23日
10月のベストシーズンに、美食のプレミアム船として評価の高いセレブリティ・シルエットにご乗船いただき、地中海に浮かぶ島々とシブラルタル海峡を越えポルトガルまでめぐる14泊の少し長めのクルーズでした。船旅好きの方には充分に満喫いただける航路です。往復のフライトはルフトハンザドイツ航空のビジネスクラスの利用だったので、ゆったりと空の旅もお楽しみいただけました。
イタリアのローマ(チビタベッキア港)からご乗船いただき、地中海に浮かぶ3つの島(シチリア島、マヨルカ島、イビサ島)やヨーロッパの歴史的建造物、芸術家が愛した街、風光明媚な海岸線や瀟洒な町並みなど様々な寄港地を訪れることができました。
中でもイベリア半島最南端に位置するジブラルタルでは海峡を挟んだ対岸のアフリカ大陸もご覧いただき、壮大な旅を印象付けることができました。
セレブリティクルーズ社で一番大型客船となる12万トン強「ソルスティスクラス」のセレブリティ・シルエットは、美と健康をコンセプトにしているクルーズ船であり、こだわり抜いた料理を提供しています。特にアクアクラスの客室ご利用の場合、専用ダイニング「ブルー」で、スイートクラスの客室をご利用の場合は専用ダイニング「ルミナ」となります。洋上スパ「キャニオンランチ・スパ」は洋上では世界最大級の広さを誇り、長いクルーズとなると利用しないでは勿体ない施設です。是非、乗船の際にはご利用ください。
【写真】
1枚目:ジブラルタル港停泊のセレブリティ・シルエット
2枚目:アマルフィ海岸
3枚目:マヨルカ大聖堂(パルマ・デ・マヨルカ)
4枚目:ガウディの建築(バルセロナ)
添乗員:栗原