添乗員の声

ツアー期間:
2024年01月23日〜2024年01月27日

1日目は東京から新幹線で新神戸駅へ。西日本のお客様と新神戸駅で合流後、神戸港より2020年に就航した阪九フェリー「やまと」に乗船。瀬戸内海を通航し新門司港へ向け出港。瀬戸内海は、揺れも少なくゆったりとした航海となりました。
2日目は7時に新門司に入港。あいにくの雪で港周辺の道路は大渋滞。バス到着が予定より約2時間遅れたことと道路渋滞のため、小倉駅のホテルでの朝食時間に間に合わず、昼食に変更となりました。昼食後には雪も止みましたが、雪の影響で九州自動車道は通行止め。予定していた吉野ヶ里歴史公園、名護屋城跡、祐徳稲荷神社参拝は、時間的に困難と判断し、国道で宿泊地の嬉野温泉へ向うことになりました。観光はできませんでしたが、17時に無事に「大正屋」へ到着。温泉にて旅の疲れを癒していただきました。
3日目は天気が回復し、日本三名城の一つ熊本城へ。2016年の熊本地震の傷跡が今だ残り、復旧工事が進む中、工事中の今しか通ることできない特別見学通路を通り、熊本城をご見学。天守閣からは熊本の市街地と遠く阿蘇山などの山並みをご覧いただきました。郷土料理と馬刺しのご昼食後、阿蘇神社へ。途中、車窓からは白く雪をかぶり、噴煙があがる阿蘇山が見えました。全国に約500社ある阿蘇神社は、2016年熊本地震により楼門や拝殿が倒壊するなど、甚大な被害を受けましたが、昨年12月に復旧・再建が完了。新しくなった阿蘇神社を参拝後、黒川温泉へ。宿泊は「湯峡の響き 優彩」。源泉100%かけ流しの温泉をお楽しみいただきました。
4日目は歩行者用の吊橋として日本一の高さを誇る「九重夢大吊橋」へ。長さ390m、高さ173m、幅1.5mの吊橋からは、震動の滝・雄滝や鳴子川渓谷の雄大な景色をご覧いただき、湯布院へ移動後、フランス料理の昼食と金鱗湖を散策。金鱗湖は平日にもかかわらず、休日並みの混雑で、そのほとんどが外国人だったのには驚きました。その後、全国に4万社ある八幡宮の総本山宇佐神宮を参拝。最後に昭和レトロな豊後高田を散策後、別府にて関サバの夕食をお召し上がりいただき、別府港からフェリー「さんふらわあ むらさき」に乗船。予定通り19:20に出港。
5日目 7:25に大阪南港に入港。専用車で新大阪駅へ向かい、新幹線で東京駅へ帰着しました。

往復ともに最新鋭のフェリーを利用し、九州でも人気の嬉野温泉と黒川温泉に宿泊。湯めぐりと観光をお楽しみいただきました。今後も九州の温泉地と観光を組み合わせた、フェリーのツアーを設定していきます。
【写真】
1枚目:嬉野温泉 大正屋
2枚目:熊本城
3枚目:阿蘇神社
4枚目:九重夢大吊橋

添乗員:富永

ツアー期間:
2023年12月30日〜2024年01月02日

東京竹芝港と三宅島・御蔵島・八丈島を結ぶ東海汽船の貨客船「橘丸」。出発当日の日中は穏やかな海象でしたが、状況が変わり22時30分の竹芝出港後、三宅島・御蔵島・底土港(八丈島)へ入港できない「条件付」での運航となる発信が同日夕方にございました。2021年12月30日にも同企画を実施いたしましたが、三宅島に入港した段階で海象不良のため竹芝港へ引き返し大変残念ながら催行中止となった経緯があり、同じことにならないかと不安に駆られる中での出港となりました。しかしながら「条件付」は八丈島入港の30分前にようやく解除され、定刻から約5分遅れで何とか八丈島に入港できることとなりました。底土港は雨、それも横風が強く吹き地面と水平なほどの豪雨の中で専用バスへ。八丈町営バス乗務員の方の広く深い知識に基づいた案内のもと、伝統芸能である樫立踊りと八丈太鼓をご覧いただく「服部屋敷」、ヘゴシダが生い茂る「裏見ヶ滝」などへご案内し、眺望の素晴らしい「みはらしの湯」ではゆったりと入浴をお楽しみいただき、早めにホテル入り。今回お泊りのリードパークリゾート八丈島は2023年4月に上映された「劇場版名探偵コナン~黒鉄の魚影~」において舞台となった八丈島でキャラクター達が宿泊したホテルのモデルとして使用されており、館内にはゆかりのグッズなどが置かれていました。また、太鼓ショーや年越しそば、振る舞い酒やおせちなど所々で年末年始を感じていただけました。
元旦当日には島内唯一神主のいる神社「優婆夷宝明神社(うばいほうめいじんじゃ)」での初詣、悪天候で前日には眺望をご覧いただけなかった「大坂トンネル展望台」、牛たちがのどかに暮らす絶景の場所「ふれあい牧場」などへご案内いたしました。前日の豪雨が嘘のような天候に恵まれ、ツアータイトルのとおりのんびりと八丈島をお楽しみいただけました。
最終日は「都立八丈植物公園」へ。園内では本土であまり見ることのできない珍しい木々や草花をご覧いただくことできました。また、駐車場には上空から見た八丈島と八丈小島を模したオブジェがあり、実に忠実に再現され興味深いものがありました。観光後に島内きっての寿司店「あそこ寿司」にて島寿司をお召し上がりいただき八丈島空港へ。風の影響が懸念されましたほぼ定刻に出発し、無事に羽田空港へ到着いたしました。
年末年始を旅先で、特に離島で過ごすと都会の喧騒やご自宅での諸々の準備・対応に追われずのんびり過ごせるとご好評の声をいただきます。また、クルーズ客船でのご旅行の場合は年末年始とはいえドレスコードがありお洋服のご準備も必要なため、今回のような貨客船やフェリーでの旅がよいというお声もいただきます。1年後とはなりますがクルーズのゆたか倶楽部では年末年始の島旅を計画し、ご案内してまいります。

【写真】
1枚目:東京竹芝港を出港する橘丸
2枚目:服部屋敷での八丈太鼓
3枚目:大坂トンネル展望台からの八丈富士&八丈小島
4枚目:玉石垣

添乗員:大久保

ツアー期間:
2023年11月30日〜2023年12月02日

今回の旅は、瀬戸内海に浮かぶ島々の中でも特色ある11島の歴史や文化に触れていただきました。一年を通じて温暖な気候の瀬戸内ならではのレモンやみかんの柑橘類、鯛などの海産物を使った名物料理や郷土料理をご賞味いただきました。

1日目は、お遍路さんの元祖、衛門三郎ゆかりで四国八十八か所霊場第51番札所の「石手寺」をご参拝いただきました。その後、二手に分かれて日本最古の温泉「道後温泉本館・霊の湯」でゆっくりご入浴コースと詩人正岡子規が17歳まで暮らした家を復元した「子規堂」と日露戦争で活躍し、日本の近代的な軍事化や教育に貢献した秋山好古と眞之の「秋山兄弟生誕地」の触れる2コースにご案内しました。ご宿泊は、来島海峡と来島大橋が望める今治のシンボルタワー「今治国際ホテル」でです。
2日目と3日目は、しまなみ海道、ゆめしま海道、とびしま海道とたくさんの橋とフェリーを使って島をわたり、せとうちに浮かぶ島々をめぐりました。因島では、標高226m白滝山の山頂の観音堂からは大小約700体の石像仏群と360度の瀬戸内の大パノラマの眺望を楽しんでいただき、江戸時代末期に因島外浦町に誕生した囲碁の天才第十四世本因坊跡目を襲名した「本因坊秀策囲碁記念館」をご見学。フェリーにて5分で弓削島へわたり3つの橋でつながる佐島、生名島、岩城島へ。「青いレモンの島」と言われる岩城島では、「でべそおばちゃんの店」と呼ばれる民家レストランで、すべてレモンを使った珍しい昼食をお召し上がりいただき、レモンの木々を左右に見ながらレモンの散歩道をバスで通過。祥雲寺で樹齢600年の「ウバメガシ」を見学し、江戸時の伊予松山藩の島本陣が置かれていた三浦邸や当時の資料が残されている「岩城郷土館」もご見学いただきました。その後、再びフェリーで約5分で生口島へ渡り、広島県の本州を通過して宿泊地である呉の「グリーンピアせとうち」へ。ホテルのお部屋からは、すばらしい瀬戸内の島々を眺望することができました。また、安芸灘大橋をわたり下蒲刈島では、江戸時代数多く来日した朝鮮通信史の接待所として記録が多く残されている「松濤園」のご見学、最後に江田島にて広島名物の「あなご料理」をご賞味いただき、海上自衛隊の砲術、通信などの専門教育を行う「第一術科学校」をご見学いただきました。
天候にも恵まれ風光明媚なせとうちの多島美と地元特産品の食材をふんだんに使用したお食事をそれぞれご堪能いただきました。

【写真】
1枚目:子規堂
2枚目:白滝山五百羅漢
3枚目:グリーンピアせとうちから瀬戸内海の風景
4枚目:第一術科学校

添乗員:細谷

ツアー期間:
2023年11月26日〜2023年11月28日

船が初めて海に出るセレモニーの進水式を見学いただける当社人気のツアー。村上水軍の拠点だった能島(のしま)や、SNSで話題の天空の鳥居など、こだわりの観光コースで瀬戸内の名所を巡りました。

羽田から航空機にて松山空港へ到着後、専用車にて今治の大島沖合に浮かぶ周囲720mの能島へ。観光船で最大10ノット(時速18km)にもなる日本有数の潮流を間近で体験後してから上陸。ガイドの案内で能島水軍村上氏の居城跡を散策しました。今ツアーでは四国最高層23階建ての今治国際ホテルに2連泊。16時頃の早い到着で、ホテルから徒歩約10分の今治城など、ホテル周辺の散策もお楽しみいただきました。
2日目はゆったりと10時に出発。しまなみ海道中、最も美しい眺望を誇り、建築家・隈研吾氏による設計・建築デザインの亀老山展望公園からは、来島海峡大橋や今治の街並みをご覧いただきました。今回の旅のハイライト進水式は、伯方島(はかたじま)の しまなみ造船所で見学。造船所に着くと約25,300トンのばら積み船「HB IMABARI」が目の前にそびえ、その大きさに圧倒されました。命名式が始まり、支綱切断が行われると、巨大な船体はあっという間に海に進水。巨大な船体が動く光景は本当に感動的でした。今治市内でイタリア料理の昼食後、松山の「海の玄関口」として地域経済の中心を担っていた古い街並みが残る三津浜へ。地元ガイドの案内で、伊予鉄道美津駅から、大正時代に建てられた旧濱田医院、旧名家の並ぶ街並みを散策し、生活の足として現在も利用されている渡し舟「三津の渡し」にも乗船。港町の風情をお楽しみいただき、梅津寺(ばいしんじ)にて、綺麗な夕日を見ながら、日露戦争で活躍した松山市出身の軍人秋山好古・真之兄弟の銅像をご覧いただき、ホテルへ戻りました。
3日目は9時に出発し、西条市の鉄道歴史パークin SAIJOへ。新幹線の生みの親で国鉄総裁、西条市長を務めた十河(そごう)信二記念館や、運転席にも座ることができる0系新幹線の展示などをご覧いただきました。日本料理の昼食後、観音寺市の天空の鳥居(高屋神社)へ。標高404mの稲積山(いなづみやま)の頂上にある高屋神社の鳥居越しには、観音寺市街地と雄大な瀬戸内海の絶景をご覧いただきました。最後は、生きた大楠の木の中に地蔵尊があり、全国でも珍しい「生木(いきき)地蔵尊」へ。その大楠は高さ30m、幹周り10m、樹齢約1200年、「生木の地蔵さん」に願い事をすれば何でもかなうと言われているパワースポットを参拝後、高松空港より羽田へと帰路につきました。
毎回人気の進水式見学と瀬戸内の名所を巡るツアーは、今ツアーではレトロな街の三津浜や、SNSで話題の天空の鳥居など、最近話題の新しい観光地を訪れました。今後も新しい観光地を取り入れながら、進水式見学のツアーをご案内してまいります。

【しまなみ造船】進水式の様子
(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)
巨大な船体が徐々にスピードを加速して船台を滑りゆく圧巻の光景を当ツアーの際に撮影



↓↓↓過去催行したツアーにて撮影した動画はこちらへ↓↓↓




【写真】
1枚目:進水式「HB IMABARI」
2枚目:天空の鳥居
3枚目:生木地蔵尊
4枚目:今治国際ホテル

添乗員:富永

タグボート体験乗船会

ツアー期間:
2023年11月09日〜2023年11月09日

コロナ禍で中断していたタグボートの体験乗船会が5年振りに再開できました。クルーズ参加者の皆さんにはすでにご存知のあのタグボートへの体験乗船です。当日は横浜港大さん橋埠頭から湾内1時間余りの乗船を体験いただきました。真下から見上げるベイブリッジ、本牧埠頭では停泊中の15万トンクラスの大型コンテナ船や自動車専用船を海上から眺め、迫力ある消火銃での放水テスト見物、タグボートの性能の一部を体験する一点旋回、船長からの操船レクチャーでは参加者皆さんが舵に触れ操船体験をしていただきました。進路や速力の変換などの実体験、これには皆さん大変喜ばれていました。最後は大さん橋埠頭に停泊中のダイヤモンド・プリンセスを真下から見上げ感嘆の声上げ、タグボート体験乗船が終了しました。
※今年のタグボート体験乗船会はこれで終了し、来春再開予定となります。

【写真】
1枚目:タグボート乗船スタート
2枚目:操船レクチャー模様
3枚目:放水テスト見物

添乗員:樽本

ツアー期間:
2023年09月26日〜2023年10月01日
船名:
guntû(ガンツウ)

「せとうちに浮かぶ、ちいさな宿」がコンセプトの「ガンツウ」。全19室しかない客室、海の見える鮨カウンター、目の前で和菓子をつくるラウンジなど、贅を尽くした船内でお楽しみいただく、当社初の2航海連続乗船と山陰を巡るオリジナルツアーです。

1日目は羽田空港から鳥取県の米子鬼太郎空港へ。到着後、専用車にて昼食場所の旅館「さぎの湯荘」向かう車中からは、鳥取県に位置する標高1729mの大山(だいせん)や、米子城址をご覧いただきました。昼食後は、日本一の庭園を誇り、横山大観のコレクションが有名な足立美術館を鑑賞。最後に縁結びの神様として名高く、神話のふるさと出雲を象徴する出雲大社では、あいにく雨模様となりましたが、日本最大級の大注連縄(長さ13.6m、重さ5.2t)の神楽殿や、拝殿、国宝の御本殿を参拝いただきました。本日の宿は玉造温泉「佳翠苑 皆美」。日本海の海の幸の食事と山陰屈指の名湯で、旅の疲れを癒していただきました。
2日目の観光は、『もののけ姫』に登場する「たたら場」のモデルとなった「菅谷たたら山内(さんない)」へ。山内とは、日本古来の製鉄法であるたたら製鉄に従事していた人達が日々働き、生活していた地区の総称で、高殿、元小屋、長屋などが現在も残っています。高殿は、大正10年(1921)まで操業し、当時の作業の様子や行程、なぜこの場所に高殿が建てられたかなど、ガイドが詳しく説明してくれました。続いて田部家土蔵群へ移動。江戸から明治にかけての最盛期に、奥出雲エリアは日本全体の鉄の需要の8割を賄っていました。松江藩鉄師頭取を務めた田部家と共に栄えた吉田町は企業城下町を形成し、整然と立ち並ぶ土蔵群は、当時の繁栄をうかがえます。通常は非公開の田部家の敷地内へ特別入場し、屋敷と庭園、陶芸窯、毎年年末に行われる田部家独特の餅つきの様子など、写真や資料とともに田部家の案内人に説明してもらいました。「割烹すぎ原」でご昼食後、ベラビスタマリーナへ移動し、ガンツウ乗船。2泊3日のクルーズに出港。
3日目は厳島神社での船外体験をお楽しみいただき、4日目にベラビスタマリーナに入港。福山の「ステーキ懐石都春日」にてステーキと和牛寿司のコース料理をお召し上がりいただき、古くから潮待ちの港として栄えた鞆の浦を散策後、ガンツウに再乗船し、2泊3日のクルーズへ出港。5日目は村上海賊の足跡を辿るミュージアムの船外体験をお楽しみいただきました。最終日の6日目は11時にベラビスタマリーナに入港。福山のヴェルデュ都にて創作フレンチ料理をお召し上がり、福山駅より新幹線にて東京駅へ帰路につきました。
風光明媚な瀬戸内海をめぐるガンツウは、ほぼ満室の航海が多く、大変人気の高いクルーズです。当社では今後も2航海連続のガンツウのコースを今後も設定してまいります。

【写真】
1枚目:客船ガンツウ
2枚目:玉造温泉 佳翠苑 皆美
3枚目:菅谷たたら山内
4枚目:田部家土蔵群

添乗員:富永

ツアー期間:
2023年08月20日〜2023年09月14日

今回のクルーズは、ドナウ川、マイン=ドナウ運河、マイン川、ライン川をクルーズし、ヨーロッパの東から西へ大横断する壮大なクルーズです。
ルーマニアのジュルジュウよりリバー・ダッチェスに乗船し、ブルガリアの第5番目の都市ルセと奇岩群の残るヴィディン、そしてドナウ川にある70もある閘門の中で最も大きな閘門・鉄門を超え、9000年前の古代都市のあるドンジ・ミラノヴァク、セルビアの首都ベオグラード、旧ユーゴスラビアの争いの傷跡の残る町クロアチアのブコバル、ドナウ川の真珠と称されるハンガリーの首都ブダペスト、ハプスブルク家の都オーストリアの首都ウィーン、ブドウ畑の広がる景勝地ヴァッハウ渓谷、ドナウ川の他2つの川が交わる町ドイツのパッサウ、レーゲンスブルクからマイン・ドナウ運河に入りナチス党の本拠地ニュルンベルク、小ベニスと称されるバンベルクを超え、マイン川に入りロマンチック街道の起点都市ヴェルツベルク、木骨組み家屋の残るヴェルトハイム、ドイツ金融の町フランクフルトを超えライン川に入り、リューデスハイムより古城の残るライン渓谷・ローレライの岩を通過し、オーデコロンの発祥地ケルン、最終目的地のオランダの最大都市アムステルダムまで、8か国19都市を3つの大河で巡り、船上からは日々移り変わる雄大な景色を、寄港地では遺跡や戦争の傷跡の残る町、川の恵みで栄えた町など、通常の旅行ではなかなか立ち寄ることのない町をたくさん巡ってきました。雲一つない真っ青な空のもと観光地を満喫し、日の出や日の入り、満点の星空をもお楽しみいただいた26日間の旅でした。
ユニワールド社のリバー・ダッチェスはお食事も多彩で寄港地で積み込んだワインやビール、果物や野菜など地元の名物料理も提供。それだけではなく、朝はお粥やヘルシーフードなどもあり長旅で体調管理するのにありがたい食事も用意されていました。大きな船ではありませんので、船員だけでなく他の乗客ともすぐ顔馴染みになれ安心して寛ぐことができます。河ですので大きな船の揺れもなく船酔いの心配もありません。観光地の多くが河のすぐそばですから、長いバス移動もありません。ヨーロッパを何度か旅された方にも車や列車とは異なる景色観光のできるリバークルーズはおすすめの旅です。

【写真】
1枚目:ブダペストの国会議事堂ナイトクルーズ
2枚目:セルビア・ドナウ川の景勝地カザン渓谷
3枚目:ライン川の景勝地リューデスハイム
4枚目:ヴェルトハイム 木骨組の家々

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~2023年10月31日(火)までのご予約で早期割引最大120,000円引き!~
> コース詳細はこちら
> 電子カタログはこちら(約5MB容量がございます)
せとうち

添乗員:栗原

ツアー期間:
2023年08月16日〜2023年08月18日

新幹線を利用して、東京駅と新横浜駅から京都駅へ向かう予定でしたが、三島付近の雨により、新幹線が朝8時30頃から約6時間にわたり運転見合わせとなりました。台風7号が関西を通過し日本海へ抜けた頃、東京は天気も回復しており、まさかの出来事でした。14時30分頃に運転再開となりましたが、乗車予定便が運休のため、参加を取り止めたお客様もいらっしゃいました。自由席にて各自京都駅へ向かうことになりました。夕食場所の「下鴨福助」では京会席の夕食をお召し上がりいただきましたが、京都到着時間によっては「五山の送り火」をご覧いただけないお客様もいらっしゃって、大変残念でした。1日目は京都中心部の「からすま京都ホテル」にて宿泊。

2日目は臨済宗南禅寺派の大本山である南禅寺の塔頭(たっちゅう)の中で南禅寺より格が高いとされている金地院へ。方丈前庭の「鶴亀の庭」や「東照宮」を巡り、特別拝観では有名な長谷川等伯作襖絵「猿猴捉月図(えんこうそくげつず)」をご覧いただきました。猿には輪郭に当たる部分がなく、全てが繊細な毛並みで描かれているのが印象的でした。拝観後、滋賀県守山市の佐川美術館へ。日本を代表する日本画家平山郁夫氏や、彫刻家・佐藤忠良氏の作品などをご覧いただきました。ちょうど「めっちゃ!昆虫展」が開催され、めずらしく大勢のお子さんで賑わっておりました。その後、岐阜グランドホテルへ。早目の夕食後、長良川鵜飼鑑賞へ。台風の影響で長良川が増水のため、長良川本流ではなく観覧船が普段停泊している定係所にて鵜飼をご覧いただきました。

3日目は犬山市の屋外博物館「明治村」へ。明治時代の建造物等が沢山ある中で、フランク・ロイド・ライトの代表的作品「帝国ホテル中央玄関」をボランティアガイドの説明を聞きながらご覧いただきまました。午後は恵那市明智町の日本大正村へ。女優の竹下景子さんが村長として有名です。大正時代の雰囲気を保存・再現した店舗や資料館をガイドさんと一緒に散策しながらご覧いただきました。最後は名古屋駅から新幹線にて帰路につきました。
今年は、新幹線運転見合わせの影響で京都観光や、「五山の送り火」鑑賞に影響がでましたが、大変好評いただきました。来年も引き続き「五山の送り火」の企画いたします。

【写真】
1枚目:南禅寺金地院
2枚目:佐川美術館
3枚目:長良川鵜飼
4枚目:明治村 帝国ホテル中央玄関

添乗員:富永

トカラ列島七島クルーズ

ツアー期間:
2023年07月07日〜2023年07月09日

屋久島と奄美大島の間、約160kmに渡る区間に7つの有人島が飛び石状に浮かぶトカラ列島は、人が常に住む地域としては日本一縦長の村です。全島上陸するには通常最低2週間かかりますが、フェリーとしま2の特別便を利用し、7島全島を3日間で巡りました。

羽田発と伊丹発のお客様が鹿児島空港で合流後、専用車にて蒲生(かもう)の大楠へ。樹齢約1,600年、根周り33.5m、高さ約30mと日本で一番大きいと言わる大楠を見学し、黒酢の郷桷志田(かくいだ)にてご昼食。黒神埋没鳥居や桜島ビジターセンターなど桜島の見どころを巡り、温泉入浴と夕食を終え、フェリーとしま2(1,953トン)に乗船。23時にトカラ列島へ向け、鹿児島港を出港しました。

2日目の早朝5時にトカラ列島最北端の口之島(くちのしま)に入港。車両甲板からジャンボタクシーに乗り込み島に上陸。北緯30度のモニュメント、最北端のセリ岬を観光後、フリイ岳展望台では往復約30分のハイキングを楽しみました。2島目は面積、人口ともにトカラ列島最大の中之島(なかのしま)に入港。鹿児島県天然記念物のトカラウマが放牧されているトカラ牧場、九州最大級の反射望遠鏡を備えた中之島天文台と歴史民俗資料館を見学。3島目は今も活発に噴煙を上げている活火山を有する諏訪之瀬島(すわのせじま)。今年から小型セスナの定期便が就航した諏訪瀬島空港の滑走路を観光し、この島で採れたスイカをお召がりいただきました。船内での昼食は島で作られた、手作り弁当は大好評でした。4島目はトカラに平家の落人が最初に流れついた土地と伝えられ平家伝説が残る平島(たいらじま)。トカラで多くみられるカジュマルですが、ここのガジュマルは樹齢が1000年を超え日本で最高樹齢と言われる巨大なガジュマルをご覧いただきました。5島目は周囲を断崖絶壁に囲まれた悪石島(あくせきじま)。仮面神ボゼに象徴される神々の島です。ボゼ(お盆行事で村人の穢れを払ってくれる神様)が展示してあるユネスコ登録記念館とジャングルのように鬱蒼とした自然遊歩道を散策後、湯泊温泉にてご入浴。コミュニティセンターにて夕食後、フェリーには20時40分に帰船。早朝5時から20時30分過ぎまで、5島を巡る内容の濃い1日でした。本日は悪石島に停泊です。

3日目は6時30分から船内で朝食、7時に悪石島を出港し6島目の小宝島(こだからじま)へ。今回のツアーでは各島はジャンボタクシーにて観光いただきましたが、周囲約4kmの子宝島のみ徒歩にて観光。平家のかくれ家、子宝神社、海辺にある露天風呂の湯泊温泉などを1時間かけて巡りました。最後の7島目はイギリスの海賊キャプテン・キッドが財宝を隠したと言う伝説が残る宝島。観音堂と大鍾乳洞をご覧いただき、島の売店の買い物などをお楽しみいただき帰船。港には今年新しく描き直された巨大壁画が皆様の注目を集めていました。全7島の観光を無事終了し、奄美大島の名瀬に向け出港。名瀬下船後は、ホテルビッグマリン奄美に1泊。4日目は大島紬村、奄美パークなど奄美大島北部観光をし、奄美大島空港から、羽田と伊丹へそれぞれに帰路につきました。

定期船のスケジュールの関係で、簡単に訪れることができない、トカラ列島を効率よく3日間で巡りました。火山の島(口之島・中之島・諏訪之瀬島)、平家伝説の島(平島)、温泉の島(悪石島)、珊瑚礁の島(宝島・小宝島)など各島がそれぞれ個性豊かな魅力あふれる島でした。今回は幸運にも天候に恵まれ、ツアーを終えることができました。今後も皆様にトカラ列島をご案内してまいります。

【写真】
1枚目:フェリーとしま2 
2枚目:トカラ牧場(中之島)
3枚目:自然遊歩道(悪石島)
4枚目:巨大壁画(宝島)

添乗員:富永

ツアー期間:
2023年05月21日〜2023年05月28日

5日目は太平洋フェリー「いしかり」にて太平洋をクルーズ。14時頃に太平洋フェリー「きそ」とすれ違い、夕方に仙台へ約3時間寄港し、苫小牧へ向け出港。船上でゆったりお過ごしいただきました。
6日目11時に苫小牧に入港。恵庭市にあるエコロジーテーマガーデンの「えこりん村」へ。ビュッフェの昼食と牧羊犬のショーとトラクターのトラムで園内を観光後、白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」へ。国立アイヌ民族博物館にて、アイヌに関する映像と展示物をご覧いただき、体験交流ホールで、歌や踊りの伝統芸能を観賞。その後、「昭和新山」の間近を通過し「洞爺湖万世閣ホテル レイクサイドテラス」に宿泊。美味しい食事と温泉に加え、この時期毎日開催の「洞爺湖温泉ロングラン花火大会」を客室からご観覧いただきました。
7日目はオロフレ峠を通り、札幌の観光名所「羊が丘展望台」と市内車窓観光。サッポロビール園のジンギスカン料理をお召し上がりいただき、小樽へ。到着前に北一硝子にバスを止め、北海道での最後の買い物と散策を楽しみ、新日本海フェリー「らべんだあ」に乗船。隣の岸壁には3日前に横浜を出港した憧れの客船「クイーン・エリザベス」が停泊しており、旅の良い思い出となりました。小樽出港約2時間後には、日没の遅いこの時期しか見る事ができない積丹半島の最先端「神威岬」を船上よりご覧いただくことができました。新潟まで約16時間は、波穏やかな日本海クルーズとなりました。
8日目新潟港入港後、越後一宮として古くから信仰を集めてきた「彌彦神社」を参拝し、モノづくりの町で有名な燕三条の「地場産業振興センター」での買い物後、魚沼へ。東洋のミケランジェロと呼ばれる石川雲蝶の彫刻が有名な西福寺を拝観。専用ガイドが同行して石川雲蝶の彫刻などをじっくりご覧いただきました。浦佐駅より新幹線で東京へ。更に関西のお客様はのぞみを乗継ぎ、新大阪まで戻られました。
観光中は一度も雨に降られることもなく、新緑の清々しい季節に、九州から北海道まで、観光とフェリーの旅をお楽しみいただきました。通常のクルーズの寄港地観光では行くことができない、フェリーの旅ならではの観光地を巡り、毎回好評をいただいております。今後もフェリーを乗継ぐ日本一周を設定してまいります。

【写真】
1枚目:フェリーいしかり
2枚目:サッポロビール園
3枚目:西福寺
4枚目:羊ヶ丘展望台

添乗員:富永

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