添乗員の声
- ツアー期間:
- 2023年11月26日〜2023年11月28日
船が初めて海に出るセレモニーの進水式を見学いただける当社人気のツアー。村上水軍の拠点だった能島(のしま)や、SNSで話題の天空の鳥居など、こだわりの観光コースで瀬戸内の名所を巡りました。
羽田から航空機にて松山空港へ到着後、専用車にて今治の大島沖合に浮かぶ周囲720mの能島へ。観光船で最大10ノット(時速18km)にもなる日本有数の潮流を間近で体験後してから上陸。ガイドの案内で能島水軍村上氏の居城跡を散策しました。今ツアーでは四国最高層23階建ての今治国際ホテルに2連泊。16時頃の早い到着で、ホテルから徒歩約10分の今治城など、ホテル周辺の散策もお楽しみいただきました。
2日目はゆったりと10時に出発。しまなみ海道中、最も美しい眺望を誇り、建築家・隈研吾氏による設計・建築デザインの亀老山展望公園からは、来島海峡大橋や今治の街並みをご覧いただきました。今回の旅のハイライト進水式は、伯方島(はかたじま)の しまなみ造船所で見学。造船所に着くと約25,300トンのばら積み船「HB IMABARI」が目の前にそびえ、その大きさに圧倒されました。命名式が始まり、支綱切断が行われると、巨大な船体はあっという間に海に進水。巨大な船体が動く光景は本当に感動的でした。今治市内でイタリア料理の昼食後、松山の「海の玄関口」として地域経済の中心を担っていた古い街並みが残る三津浜へ。地元ガイドの案内で、伊予鉄道美津駅から、大正時代に建てられた旧濱田医院、旧名家の並ぶ街並みを散策し、生活の足として現在も利用されている渡し舟「三津の渡し」にも乗船。港町の風情をお楽しみいただき、梅津寺(ばいしんじ)にて、綺麗な夕日を見ながら、日露戦争で活躍した松山市出身の軍人秋山好古・真之兄弟の銅像をご覧いただき、ホテルへ戻りました。
3日目は9時に出発し、西条市の鉄道歴史パークin SAIJOへ。新幹線の生みの親で国鉄総裁、西条市長を務めた十河(そごう)信二記念館や、運転席にも座ることができる0系新幹線の展示などをご覧いただきました。日本料理の昼食後、観音寺市の天空の鳥居(高屋神社)へ。標高404mの稲積山(いなづみやま)の頂上にある高屋神社の鳥居越しには、観音寺市街地と雄大な瀬戸内海の絶景をご覧いただきました。最後は、生きた大楠の木の中に地蔵尊があり、全国でも珍しい「生木(いきき)地蔵尊」へ。その大楠は高さ30m、幹周り10m、樹齢約1200年、「生木の地蔵さん」に願い事をすれば何でもかなうと言われているパワースポットを参拝後、高松空港より羽田へと帰路につきました。
毎回人気の進水式見学と瀬戸内の名所を巡るツアーは、今ツアーではレトロな街の三津浜や、SNSで話題の天空の鳥居など、最近話題の新しい観光地を訪れました。今後も新しい観光地を取り入れながら、進水式見学のツアーをご案内してまいります。
【しまなみ造船】進水式の様子
(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)
巨大な船体が徐々にスピードを加速して船台を滑りゆく圧巻の光景を当ツアーの際に撮影
↓↓↓過去催行したツアーにて撮影した動画はこちらへ↓↓↓
【写真】
1枚目:進水式「HB IMABARI」
2枚目:天空の鳥居
3枚目:生木地蔵尊
4枚目:今治国際ホテル
添乗員:富永
1 人
タグボート体験乗船会
- ツアー期間:
- 2023年11月09日〜2023年11月09日
コロナ禍で中断していたタグボートの体験乗船会が5年振りに再開できました。クルーズ参加者の皆さんにはすでにご存知のあのタグボートへの体験乗船です。当日は横浜港大さん橋埠頭から湾内1時間余りの乗船を体験いただきました。真下から見上げるベイブリッジ、本牧埠頭では停泊中の15万トンクラスの大型コンテナ船や自動車専用船を海上から眺め、迫力ある消火銃での放水テスト見物、タグボートの性能の一部を体験する一点旋回、船長からの操船レクチャーでは参加者皆さんが舵に触れ操船体験をしていただきました。進路や速力の変換などの実体験、これには皆さん大変喜ばれていました。最後は大さん橋埠頭に停泊中のダイヤモンド・プリンセスを真下から見上げ感嘆の声上げ、タグボート体験乗船が終了しました。
※今年のタグボート体験乗船会はこれで終了し、来春再開予定となります。
【写真】
1枚目:タグボート乗船スタート
2枚目:操船レクチャー模様
3枚目:放水テスト見物
添乗員:樽本
- ツアー期間:
- 2023年09月26日〜2023年10月01日
- 船名:
- guntû(ガンツウ)
「せとうちに浮かぶ、ちいさな宿」がコンセプトの「ガンツウ」。全19室しかない客室、海の見える鮨カウンター、目の前で和菓子をつくるラウンジなど、贅を尽くした船内でお楽しみいただく、当社初の2航海連続乗船と山陰を巡るオリジナルツアーです。
1日目は羽田空港から鳥取県の米子鬼太郎空港へ。到着後、専用車にて昼食場所の旅館「さぎの湯荘」向かう車中からは、鳥取県に位置する標高1729mの大山(だいせん)や、米子城址をご覧いただきました。昼食後は、日本一の庭園を誇り、横山大観のコレクションが有名な足立美術館を鑑賞。最後に縁結びの神様として名高く、神話のふるさと出雲を象徴する出雲大社では、あいにく雨模様となりましたが、日本最大級の大注連縄(長さ13.6m、重さ5.2t)の神楽殿や、拝殿、国宝の御本殿を参拝いただきました。本日の宿は玉造温泉「佳翠苑 皆美」。日本海の海の幸の食事と山陰屈指の名湯で、旅の疲れを癒していただきました。
2日目の観光は、『もののけ姫』に登場する「たたら場」のモデルとなった「菅谷たたら山内(さんない)」へ。山内とは、日本古来の製鉄法であるたたら製鉄に従事していた人達が日々働き、生活していた地区の総称で、高殿、元小屋、長屋などが現在も残っています。高殿は、大正10年(1921)まで操業し、当時の作業の様子や行程、なぜこの場所に高殿が建てられたかなど、ガイドが詳しく説明してくれました。続いて田部家土蔵群へ移動。江戸から明治にかけての最盛期に、奥出雲エリアは日本全体の鉄の需要の8割を賄っていました。松江藩鉄師頭取を務めた田部家と共に栄えた吉田町は企業城下町を形成し、整然と立ち並ぶ土蔵群は、当時の繁栄をうかがえます。通常は非公開の田部家の敷地内へ特別入場し、屋敷と庭園、陶芸窯、毎年年末に行われる田部家独特の餅つきの様子など、写真や資料とともに田部家の案内人に説明してもらいました。「割烹すぎ原」でご昼食後、ベラビスタマリーナへ移動し、ガンツウ乗船。2泊3日のクルーズに出港。
3日目は厳島神社での船外体験をお楽しみいただき、4日目にベラビスタマリーナに入港。福山の「ステーキ懐石都春日」にてステーキと和牛寿司のコース料理をお召し上がりいただき、古くから潮待ちの港として栄えた鞆の浦を散策後、ガンツウに再乗船し、2泊3日のクルーズへ出港。5日目は村上海賊の足跡を辿るミュージアムの船外体験をお楽しみいただきました。最終日の6日目は11時にベラビスタマリーナに入港。福山のヴェルデュ都にて創作フレンチ料理をお召し上がり、福山駅より新幹線にて東京駅へ帰路につきました。
風光明媚な瀬戸内海をめぐるガンツウは、ほぼ満室の航海が多く、大変人気の高いクルーズです。当社では今後も2航海連続のガンツウのコースを今後も設定してまいります。
【写真】
1枚目:客船ガンツウ
2枚目:玉造温泉 佳翠苑 皆美
3枚目:菅谷たたら山内
4枚目:田部家土蔵群
添乗員:富永

- 船名
- guntû(ガンツウ)
- ツアー期間:
- 2023年08月20日〜2023年09月14日
今回のクルーズは、ドナウ川、マイン=ドナウ運河、マイン川、ライン川をクルーズし、ヨーロッパの東から西へ大横断する壮大なクルーズです。
ルーマニアのジュルジュウよりリバー・ダッチェスに乗船し、ブルガリアの第5番目の都市ルセと奇岩群の残るヴィディン、そしてドナウ川にある70もある閘門の中で最も大きな閘門・鉄門を超え、9000年前の古代都市のあるドンジ・ミラノヴァク、セルビアの首都ベオグラード、旧ユーゴスラビアの争いの傷跡の残る町クロアチアのブコバル、ドナウ川の真珠と称されるハンガリーの首都ブダペスト、ハプスブルク家の都オーストリアの首都ウィーン、ブドウ畑の広がる景勝地ヴァッハウ渓谷、ドナウ川の他2つの川が交わる町ドイツのパッサウ、レーゲンスブルクからマイン・ドナウ運河に入りナチス党の本拠地ニュルンベルク、小ベニスと称されるバンベルクを超え、マイン川に入りロマンチック街道の起点都市ヴェルツベルク、木骨組み家屋の残るヴェルトハイム、ドイツ金融の町フランクフルトを超えライン川に入り、リューデスハイムより古城の残るライン渓谷・ローレライの岩を通過し、オーデコロンの発祥地ケルン、最終目的地のオランダの最大都市アムステルダムまで、8か国19都市を3つの大河で巡り、船上からは日々移り変わる雄大な景色を、寄港地では遺跡や戦争の傷跡の残る町、川の恵みで栄えた町など、通常の旅行ではなかなか立ち寄ることのない町をたくさん巡ってきました。雲一つない真っ青な空のもと観光地を満喫し、日の出や日の入り、満点の星空をもお楽しみいただいた26日間の旅でした。
ユニワールド社のリバー・ダッチェスはお食事も多彩で寄港地で積み込んだワインやビール、果物や野菜など地元の名物料理も提供。それだけではなく、朝はお粥やヘルシーフードなどもあり長旅で体調管理するのにありがたい食事も用意されていました。大きな船ではありませんので、船員だけでなく他の乗客ともすぐ顔馴染みになれ安心して寛ぐことができます。河ですので大きな船の揺れもなく船酔いの心配もありません。観光地の多くが河のすぐそばですから、長いバス移動もありません。ヨーロッパを何度か旅された方にも車や列車とは異なる景色観光のできるリバークルーズはおすすめの旅です。
【写真】
1枚目:ブダペストの国会議事堂ナイトクルーズ
2枚目:セルビア・ドナウ川の景勝地カザン渓谷
3枚目:ライン川の景勝地リューデスハイム
4枚目:ヴェルトハイム 木骨組の家々
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~2023年10月31日(火)までのご予約で早期割引最大120,000円引き!~
> コース詳細はこちら
> 電子カタログはこちら(約5MB容量がございます)
添乗員:栗原
- ツアー期間:
- 2023年08月16日〜2023年08月18日
新幹線を利用して、東京駅と新横浜駅から京都駅へ向かう予定でしたが、三島付近の雨により、新幹線が朝8時30頃から約6時間にわたり運転見合わせとなりました。台風7号が関西を通過し日本海へ抜けた頃、東京は天気も回復しており、まさかの出来事でした。14時30分頃に運転再開となりましたが、乗車予定便が運休のため、参加を取り止めたお客様もいらっしゃいました。自由席にて各自京都駅へ向かうことになりました。夕食場所の「下鴨福助」では京会席の夕食をお召し上がりいただきましたが、京都到着時間によっては「五山の送り火」をご覧いただけないお客様もいらっしゃって、大変残念でした。1日目は京都中心部の「からすま京都ホテル」にて宿泊。
2日目は臨済宗南禅寺派の大本山である南禅寺の塔頭(たっちゅう)の中で南禅寺より格が高いとされている金地院へ。方丈前庭の「鶴亀の庭」や「東照宮」を巡り、特別拝観では有名な長谷川等伯作襖絵「猿猴捉月図(えんこうそくげつず)」をご覧いただきました。猿には輪郭に当たる部分がなく、全てが繊細な毛並みで描かれているのが印象的でした。拝観後、滋賀県守山市の佐川美術館へ。日本を代表する日本画家平山郁夫氏や、彫刻家・佐藤忠良氏の作品などをご覧いただきました。ちょうど「めっちゃ!昆虫展」が開催され、めずらしく大勢のお子さんで賑わっておりました。その後、岐阜グランドホテルへ。早目の夕食後、長良川鵜飼鑑賞へ。台風の影響で長良川が増水のため、長良川本流ではなく観覧船が普段停泊している定係所にて鵜飼をご覧いただきました。
3日目は犬山市の屋外博物館「明治村」へ。明治時代の建造物等が沢山ある中で、フランク・ロイド・ライトの代表的作品「帝国ホテル中央玄関」をボランティアガイドの説明を聞きながらご覧いただきまました。午後は恵那市明智町の日本大正村へ。女優の竹下景子さんが村長として有名です。大正時代の雰囲気を保存・再現した店舗や資料館をガイドさんと一緒に散策しながらご覧いただきました。最後は名古屋駅から新幹線にて帰路につきました。
今年は、新幹線運転見合わせの影響で京都観光や、「五山の送り火」鑑賞に影響がでましたが、大変好評いただきました。来年も引き続き「五山の送り火」の企画いたします。
【写真】
1枚目:南禅寺金地院
2枚目:佐川美術館
3枚目:長良川鵜飼
4枚目:明治村 帝国ホテル中央玄関
添乗員:富永
2 人
トカラ列島七島クルーズ
- ツアー期間:
- 2023年07月07日〜2023年07月09日
屋久島と奄美大島の間、約160kmに渡る区間に7つの有人島が飛び石状に浮かぶトカラ列島は、人が常に住む地域としては日本一縦長の村です。全島上陸するには通常最低2週間かかりますが、フェリーとしま2の特別便を利用し、7島全島を3日間で巡りました。
羽田発と伊丹発のお客様が鹿児島空港で合流後、専用車にて蒲生(かもう)の大楠へ。樹齢約1,600年、根周り33.5m、高さ約30mと日本で一番大きいと言わる大楠を見学し、黒酢の郷桷志田(かくいだ)にてご昼食。黒神埋没鳥居や桜島ビジターセンターなど桜島の見どころを巡り、温泉入浴と夕食を終え、フェリーとしま2(1,953トン)に乗船。23時にトカラ列島へ向け、鹿児島港を出港しました。
2日目の早朝5時にトカラ列島最北端の口之島(くちのしま)に入港。車両甲板からジャンボタクシーに乗り込み島に上陸。北緯30度のモニュメント、最北端のセリ岬を観光後、フリイ岳展望台では往復約30分のハイキングを楽しみました。2島目は面積、人口ともにトカラ列島最大の中之島(なかのしま)に入港。鹿児島県天然記念物のトカラウマが放牧されているトカラ牧場、九州最大級の反射望遠鏡を備えた中之島天文台と歴史民俗資料館を見学。3島目は今も活発に噴煙を上げている活火山を有する諏訪之瀬島(すわのせじま)。今年から小型セスナの定期便が就航した諏訪瀬島空港の滑走路を観光し、この島で採れたスイカをお召がりいただきました。船内での昼食は島で作られた、手作り弁当は大好評でした。4島目はトカラに平家の落人が最初に流れついた土地と伝えられ平家伝説が残る平島(たいらじま)。トカラで多くみられるカジュマルですが、ここのガジュマルは樹齢が1000年を超え日本で最高樹齢と言われる巨大なガジュマルをご覧いただきました。5島目は周囲を断崖絶壁に囲まれた悪石島(あくせきじま)。仮面神ボゼに象徴される神々の島です。ボゼ(お盆行事で村人の穢れを払ってくれる神様)が展示してあるユネスコ登録記念館とジャングルのように鬱蒼とした自然遊歩道を散策後、湯泊温泉にてご入浴。コミュニティセンターにて夕食後、フェリーには20時40分に帰船。早朝5時から20時30分過ぎまで、5島を巡る内容の濃い1日でした。本日は悪石島に停泊です。
3日目は6時30分から船内で朝食、7時に悪石島を出港し6島目の小宝島(こだからじま)へ。今回のツアーでは各島はジャンボタクシーにて観光いただきましたが、周囲約4kmの子宝島のみ徒歩にて観光。平家のかくれ家、子宝神社、海辺にある露天風呂の湯泊温泉などを1時間かけて巡りました。最後の7島目はイギリスの海賊キャプテン・キッドが財宝を隠したと言う伝説が残る宝島。観音堂と大鍾乳洞をご覧いただき、島の売店の買い物などをお楽しみいただき帰船。港には今年新しく描き直された巨大壁画が皆様の注目を集めていました。全7島の観光を無事終了し、奄美大島の名瀬に向け出港。名瀬下船後は、ホテルビッグマリン奄美に1泊。4日目は大島紬村、奄美パークなど奄美大島北部観光をし、奄美大島空港から、羽田と伊丹へそれぞれに帰路につきました。
定期船のスケジュールの関係で、簡単に訪れることができない、トカラ列島を効率よく3日間で巡りました。火山の島(口之島・中之島・諏訪之瀬島)、平家伝説の島(平島)、温泉の島(悪石島)、珊瑚礁の島(宝島・小宝島)など各島がそれぞれ個性豊かな魅力あふれる島でした。今回は幸運にも天候に恵まれ、ツアーを終えることができました。今後も皆様にトカラ列島をご案内してまいります。
【写真】
1枚目:フェリーとしま2
2枚目:トカラ牧場(中之島)
3枚目:自然遊歩道(悪石島)
4枚目:巨大壁画(宝島)
添乗員:富永
- ツアー期間:
- 2023年05月21日〜2023年05月28日
5日目は太平洋フェリー「いしかり」にて太平洋をクルーズ。14時頃に太平洋フェリー「きそ」とすれ違い、夕方に仙台へ約3時間寄港し、苫小牧へ向け出港。船上でゆったりお過ごしいただきました。
6日目11時に苫小牧に入港。恵庭市にあるエコロジーテーマガーデンの「えこりん村」へ。ビュッフェの昼食と牧羊犬のショーとトラクターのトラムで園内を観光後、白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」へ。国立アイヌ民族博物館にて、アイヌに関する映像と展示物をご覧いただき、体験交流ホールで、歌や踊りの伝統芸能を観賞。その後、「昭和新山」の間近を通過し「洞爺湖万世閣ホテル レイクサイドテラス」に宿泊。美味しい食事と温泉に加え、この時期毎日開催の「洞爺湖温泉ロングラン花火大会」を客室からご観覧いただきました。
7日目はオロフレ峠を通り、札幌の観光名所「羊が丘展望台」と市内車窓観光。サッポロビール園のジンギスカン料理をお召し上がりいただき、小樽へ。到着前に北一硝子にバスを止め、北海道での最後の買い物と散策を楽しみ、新日本海フェリー「らべんだあ」に乗船。隣の岸壁には3日前に横浜を出港した憧れの客船「クイーン・エリザベス」が停泊しており、旅の良い思い出となりました。小樽出港約2時間後には、日没の遅いこの時期しか見る事ができない積丹半島の最先端「神威岬」を船上よりご覧いただくことができました。新潟まで約16時間は、波穏やかな日本海クルーズとなりました。
8日目新潟港入港後、越後一宮として古くから信仰を集めてきた「彌彦神社」を参拝し、モノづくりの町で有名な燕三条の「地場産業振興センター」での買い物後、魚沼へ。東洋のミケランジェロと呼ばれる石川雲蝶の彫刻が有名な西福寺を拝観。専用ガイドが同行して石川雲蝶の彫刻などをじっくりご覧いただきました。浦佐駅より新幹線で東京へ。更に関西のお客様はのぞみを乗継ぎ、新大阪まで戻られました。
観光中は一度も雨に降られることもなく、新緑の清々しい季節に、九州から北海道まで、観光とフェリーの旅をお楽しみいただきました。通常のクルーズの寄港地観光では行くことができない、フェリーの旅ならではの観光地を巡り、毎回好評をいただいております。今後もフェリーを乗継ぐ日本一周を設定してまいります。
【写真】
1枚目:フェリーいしかり
2枚目:サッポロビール園
3枚目:西福寺
4枚目:羊ヶ丘展望台
添乗員:富永
- ツアー期間:
- 2023年05月21日〜2023年05月28日
毎回人気のフェリー日本一周の旅。今回は新緑の季節に4つのフェリーを乗り継ぎ、九州・関西・北海道・新潟を巡りました。
東京駅から新大阪駅まで新幹線を利用し大阪南港へ。最初に乗船するのは2018年就航の「さんふらわあ さつま」。波穏やかで快適な約16時間の船旅で鹿児島県の志布志へ。 志布志から宮崎県にある「飫肥城下町」を散策。郷土料理の昼食後は、「鵜戸さん」と呼ばれ太平洋に突き出した鵜戸崎岬の洞窟内に本殿がご鎮座する「鵜戸神宮」と、縁結びのご利益で知られる「青島神社」を参拝。全島が熱帯・亜熱帯植物の群生地として、国の特別天然記念物に指定され周囲1.5kmの青島にあり、神社の境内は熱帯樹木に溢れ独特な雰囲気の神社でした。本日は、南九州一の高さ154m、43階建ての超高層ホテル「シェラトン・グランデ・オーシャン・リゾート」に宿泊。客室から太平洋の大海原を望むことができ、天然温泉で旅の疲れを癒していただきました。
3日目は名勝天然記念物の「高千穂峡」を散策し、滝見台より有名な真名井の滝をご覧いただき、天照大御神が隠れたとされる、天岩戸洞窟が御神体の「天岩戸神社」を参拝。参拝後は、宮崎県を離れ大分県竹田へ。日露戦争旅順戦で戦死した軍神「広瀬武夫記念館」と、天空の城と呼ばれる「豊後竹田城」へ。難攻不落の堅城と呼ばれましたが明治に廃城後、現在は石垣しか残っておりませんが、その大きさからも往時の大城郭の姿をうかがい知ることができました。最後に東洋のナイアガラと呼ばれる「原尻の滝」を観光し別府港へ。2船目の「さんふらわあ むらさき」は今年就航したばかりの新造船で、日本初のLNG燃料フェリーです。デッキから夕暮れの別府の出港風景を眺めていると、ファンネルからはほとんど排気ガスが出ておらず、排気ガスの臭いもしない最新技術には驚きました。夜の瀬戸内海を航行し大阪南港まで12時間のクルーズを楽しみました。
4日目は大阪南港より「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社「多賀大社」を参拝。長浜では「鉄道スクエア」と「慶雲館」の観光後、近江牛の昼食に舌鼓。昼食後は国宝の十一面観音像を有する「向源寺」へ。日本全国に七体ある国宝十一面観音の中でも最も美しいとされる日本彫刻史上の最高傑作といわれる観音像をご覧いただき、「浅井歴史民俗資料館」観光後、名古屋港へ。3船目の太平洋フェリー「いしかり」に乗船し苫小牧に向け出港いたしました。
【写真】
1枚目:さんふらわあ むらさき
2枚目:高千穂峡
3枚目:多賀大社
4枚目:飫肥城
添乗員:富永
2 人
フランス唯一のクルーズ会社「ポナン」のル・ソレアル船上見学会【ゆたか倶楽部会員限定企画】
- ツアー期間:
- 2023年05月15日〜2023年05月15日
コロナ前よりほぼ毎年3月~5月頃に日本周遊クルーズを実施していたフランス唯一のクルーズ会社「ポナン」が所有する「ル・ソレアル(10,990トン)」にて船上見学会(ゆたか倶楽部会員限定企画)を実施いたしました。同船は5月15日(月)同日大阪港より「穏やかなる瀬戸内海」と称し、大阪~犬島~鞆の浦~尾道~御手洗~下鎌苅~萩~対馬~麗水(韓国)~博多をめぐる8日間のクルーズに出港しました。今回はその出港前の時間を利用し、船会社スタッフの案内のもと船内を見学いただきました。さらに、同社の相談役に就任したぱしふぃっくびいなす(今年1月に惜しまれながら運航を終了)の元船長の松井克哉氏からも、ポナンの魅力についてご案内をいただくなど、大変貴重な時間となりました。
船内はベージュやグレーなどの色合いを基調とした落ち着いた内装になっており、フランスの客船らしい上品さが感じられる雰囲気になっております。なお、大型客船のような派手なショーはできませんが、落ち着いた雰囲気の中で上質なコンサートなどをお楽しみいただけるシアターも完備されています。船内で特に印象的だったのはブリッジ(操舵室)が開放され、乗船客が自由に出入りできることです。これはクルーと乗船客が一体となってクルーズを楽しみたいという船社の方針で、例えばブリッジから野生動物が見えれば船内アナウンスをしてブリッジからみんなでその風景を見ることができます。高級感溢れる船内でありながら、このようなフレンドリーさのギャップがクルーズ好きの皆様の心をくすぐって、掴んでいるような気がいたします。
同社は食事について特に高い評価を得ており、世界的に有名なシェフ「アラン・デュカス氏」が監修しています。世界で認められた美味の数々をフリーシーティング制(レストランオープン時間内のお好きな時間に召しあがっていただける)のレストランにてお楽しみいただけることから、「海の上の三ツ星レストラン」とも称されています。数ある食事の中でも特に出来立てパンが好評で、多くの客船に乗ってきたお客様も「パンはポナン」とのお声が多数あるようです。なお、同社はクルーズ代金にアルコール代金(一部ビンテージワインなど除く)が含まれる「オールインクルーシブ制」となっていますので、お会計を気にせず食事とお酒を嗜んでいただけるところも魅力のひとつです。
また、10,990トンという小回りの利くサイズを最大限に活かした魅力として、小さな港町へも比較的容易に訪れることができます。さらに船体にはゾディアック(エンジン付きゴムボート)を積み込んでおり、より狭小な入り江や離島へも足を延ばすことができ、大型客船とは一線を画した場所への寄港が可能となっております。同社の創業者がもともと船乗りであったこともあり、乗船客により楽しく珍しい場所へ連れていきたいという考えの表れといえます。
限られた時間ではありましたが、今回ご参加のお客様も久しぶりのクルーズ船内でのひと時を有意義にお過ごしいただけたものと思います。なお、ポナンは2024年3月~5月にも日本発着クルーズを予定しており、弊社でも取り扱い準備を進めておりますので、お気軽にお問い合わせください。
【写真】
1枚目:大阪港に停泊するル・ソレアル船体
2枚目:ブリッジ(操舵室)
3枚目:ガストロノミックレストラン(メインレストラン)
4枚目:説明会の様子
同行者:大久保
- ツアー期間:
- 2023年04月22日〜2023年04月26日
29年連続でフェリー・オブ・ザ・イヤーを受賞している人気の「太平洋フェリー(15,762トン)」を名古屋港から仙台港を経由し、苫小牧港までの2泊3日のクルーズをお楽しみいただき、下船後は函館の五稜郭タワーから満開のソメイヨシノと弘前城の枝垂れ桜と八重桜をご観賞いただいた4泊5日の旅でした。
「太平洋フェリー」は、クルーズ船に引けをとらないようなエーゲ海に浮かぶ島々の白を基調とした建物をイメージして造られた3層吹き抜けのエントランスロビーが特徴的です。和洋中のバラエティーに富んだビュッフェスタイルの食事や、十分な広さの大海原を見渡せる展望風呂、ラウンジでの映画鑑賞などをお楽しみいただきました。
3日目に苫小牧港下船後は、専用車で函館へ向かう途中、長万部にて名物料理の毛ガニを丸ごと1杯ご賞味いただき、ちょうど桜が満開時期となった函館の「五稜郭タワー展望台(地上90m)」から、約1,600本のソメイヨシノが咲き乱れピンク色に染まった景色を一望いただき、函館朝市や金森赤レンガ倉庫にほどなく近い「函館国際ホテル」にご宿泊。
4日目は、函館港から津軽海峡フェリー「大函丸(1,912トン)」にて約90分のご乗船で津軽海峡を渡り大間港へ。毎年年末に特番テレビとなっている「マグロの一本釣り」で有名な大間では、本州最北端の地「大間崎」にて大間の漁師が一本釣りで釣り上げた440Kgのマグロのモニュメントをご覧いただき、本場大間のマグロづくしの昼食をご堪能いただきました。昼食後は、日本の秘境百選にも選ばれている絶景スポット「仏ヶ浦」を小型船にて遊覧観光へご案内。残念ながら風が強く波が高かったため上陸観光することはできませんでしたが、白緑色の奇岩が約2Kmに連なり長年の風雨と波の浸食作用により削られてできた巨岩群は極楽浄土を思わせる神秘的で風光明媚なスポットでした。その後、下北半島の脇野沢港よりむつ湾フェリー「かもしか(611トン)」を利用し約60分で対岸の津軽半島、蟹田港より津軽半島最北端の「龍飛崎灯台」学と石川さゆりさんの名曲「津軽海峡冬景色」が流れる歌碑、日本の珍百景ともいわれる「階段国道」をご覧いただき、竜飛ホテルにご宿泊いただきました。
5日目は、朝からあいにくの雨模様ではありましたが、先日冬季閉鎖が終了し開通になった国道339号を通行し日本海の景色を眺めながら五所川原の「立佞武多の館」にて、高さ約23m重さ約19トンの巨大な人形灯篭をご見学いただき、シダレザクラやヤエザクラが見頃を迎えた弘前公園で桜をご観賞いただき、青森空港から羽田空港、名古屋空港、伊丹空港へとそれぞれ帰路につきました。
毎年人気のツアーであり、フェリーでのクルーズをお楽しいただきながら、満開のさくら巡りができる、ゆたか倶楽部オリジナルツアーです。
↓↓↓太平洋フェリー「いしかり」&「きそ」の洋上すれ違い動画はこちらから↓↓↓
【写真】
1枚目:太平洋フェリー「いしかり」 仙台港にて
2枚目:仏ヶ浦遊覧
3枚目:函館・五稜郭タワー展望台からの桜鑑賞
4枚目:弘前公園(弘前城)のさくらまつり
添乗員:細谷