添乗員の声

ツアー期間:
2021年07月01日〜2021年07月04日

今回は、新日本海フェリーや「ぱしふぃっくびいなす」を運航する日本クルーズ客船などのSHKライングループである東京九州フェリーの新造船「はまゆう」の処女航海を横須賀港から新門司港まで約21時間の船旅と九州の4つの県(福岡県、大分県、熊本県、宮崎県)を縦断するツアーをお楽しみいただきました。
処女航海出航の当日は、雨模様の深夜にもかかわらずたくさんの方にお見送りをいただきながら、デッキから色とりどりのテープを投げセレモニーを行い予定通り出港しました。横須賀市の花から名付けられた新造船「はまゆう」は、全長222.5m、総トン数15,515トンで旅客定員268名、航海速力28.3ノットのフェリーで、ゆったりと快適に過ごせる客室と今までにない充実した船内施設や設備がありクルーズ客船に近い雰囲気を漂わせるフェリーです。
今回のお客様の客室は、18㎡の「ステートルーム」で4名まで利用できる全室アウトサイドのシャワーとトイレ付きの個室をご利用いただきゆっくりお過ごしいただきました。客室タイプの他には24㎡の専用テラス、バスタブとトイレを備えた「デラックスルーム」と大部屋の2段ベッド仕様の「ツーリストタイプ」もひとつひとつのベッドが仕切られており2段ベッドといってもきちんとプライベートが保てる個室感のある設計がされています。
船内施設や設備は、エントランスホールとなっているロビーは3層吹き抜けとなっており中央にシースルーエレベーターが設置されておりとても高級感のある雰囲気です。また、大海原を眺めながらお楽しみいただける露天風呂や星空観賞ができるプラネタリウムのアクティビティの設備がありフェリーでは初めての船と言われています。そのほか、船首にある広々としたフォワードサロン(展望サロン)、トレーニングマシーンのあるジム、ペットと一緒に利用できる客室やドックランなどの施設や、関東や九州の地元食材を活かした四季折々のメニューのレストランやデッキでは洋上バーベキューもお楽しみいただけます。
約21時間の船旅を満喫した後は、福岡県飯塚市にある、「筑豊の炭鉱王」と呼ばれ和洋折衷の25部屋の大邸宅に広大な回遊式庭園がある伊藤伝右衛門邸を見学、天領の町大分県日田市の日本遺産に認定されているレトロな豆田町の街並みを散策とショッピングをお楽しみいただきました。地元の野菜を中心に使った日田の名物料理「ひたん寿司」と「高菜巻き」の昼食後、日本一の高さ173mを誇る「九重‘夢’大吊橋」を渡ってスリルを味わっていただきました。ご宿泊は、阿蘇五岳の絶景を眺望できる「阿蘇の司ビラパーク&リゾート」でゆっくりと温泉に入り、地元名物「あか牛」のすき焼き鍋の会席料理をご賞味いただきました。翌日は、阿蘇山頂の「草千里」へご案内しましたが雨模様となってしまい少し残念でしたが、次第に天候も回復してきて晴れ間ものぞき始めて、午後は阿蘇の火山活動の火砕流でできた柱状節理の素晴らしい懸崖となった高千穂峡を散策いただき真名井の滝などをご見学いただきました。 
まだ全国的に新型コロナウィルスの感染拡大の影響がある中、当社としても2ヶ月ぶりの実施ツアーとなりましたが、どこの観光地へ行っても他の団体とまったく行き交うことがことがありませんでしたのでとてもスムーズに観光へご案内することが出来ました。また今回は梅雨前線が停滞する中で天候が不順ではありましたが、今までのフェリーとは違い船内設備も食事の質もとても充実している新造船「はまゆう」は、ご参加されたお客様からは大変好評でありました。今後も継続的にフェリーを組み込んだ九州のツアーを企画していきたいと思います。皆様のご参加お待ちしております。

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【写真】
1枚目:横須賀港出港風景
2枚目:天領日田の豆田町のレトロな街並み 
3枚目:九重夢大吊橋
4枚目:高千穂峡 真名井の滝

添乗員:細谷

バス旅散策とミニクルーズ 潮来あやめ・鹿島神宮と鹿島港公園散策~潮来の十二橋めぐり遊覧船・鹿島神宮参拝と鹿島港公園散策~

ツアー期間:
2021年06月09日〜2021年06月09日

東京・神田のゆたか倶楽部ビル前から、25名乗車定員の貸切バスにコロナ感染対策によりご参加者12名様はお一人様一座席をゆったり使用していただき予定通り9時に出発。東関東高速道路を利用し茨城県の水郷潮来でのミニクルーズから鹿島への日帰りバスの旅を致しました。
ゆたか倶楽部では日帰り旅行も運河めぐりやリバークルーズ、レストラン船の利用を積極的にコースに組み込むことでクルーズ客船とは違った視点で船旅を楽しんでいただく企画を多数ご用意しています。

さて、ベストシーズンの潮来あやめ園では「あやめ」が満開の見ごろ、昼食もあやめ定食で楽しみました。十二橋めぐりの遊覧船は83歳の女船頭さんの案内と素敵な歌声で約70分の遊覧でした。この十二橋は、利根川下流に土砂により生まれた三角洲が出来新田開拓により整地され、ここで一島二戸の生活が営われ隣家との往復の為に設けられた橋が十二あるところからその名が付けられたとのことでした。「潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは舟でゆく 月の出潮を ギッチラ ギッチラ・・・」との女船頭さんの歌声が響えてました。
午後は先ず、パワースポットで人気の鹿島神宮へ参拝。日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社で、旅立つ際の道中の無事を鹿島神宮で祈願する「鹿島立ち」としての文化も育まれ、事始めに祈願される方が多いそうです。
最後に鹿島港を一望に見渡せる公園を散策しました。大型船舶が並び大規模な臨海工業地帯には目を見張るものあり皆さん感嘆の声を上げていました。帰途は朝同様の道順で夕方早くに神田駅前に到着し解散しました。お天気にも恵まれ充実した1日でした。

【写真】
1枚目:潮来あやめ園
2枚目:十二橋めぐり
3枚目:鹿島港
4枚目:鹿島神宮本殿

添乗員:小竹

ツアー期間:
2021年05月11日〜2021年05月14日
船名:
guntû(ガンツウ)

2017年に就航したguntû(ガンツウ)は、世界に類を見ないデザインとサービスで、米TIME誌「世界で最もする場らしい場所100」や、米大手旅行専門誌コンデナストトラベラー「2019年最高のクルーズ船」にランクインするなど世界的な評価を得ています。今回のツアーは、そのガンツウのクルーズの前後に、ベストシーズンの瀬戸内の観光を組み合わせた弊社独自のオリジナルツアーです。
1日目は羽田発と伊丹発のお客様が松山空港で合流し、今治の小島(おしま)へ。日露戦争前、旧日本軍はロシア海軍の瀬戸内侵攻に備え、小島に芸予要塞を築きました。当時の面影を今に残す弾薬庫跡や砲台跡などを見学しました。見学の最後には、頂上付近にある司令部跡から、来島海峡の絶景をご覧いただきました。この日の宿は四国のランドマークとも呼ばれる今治国際ホテルです。温泉で旅の疲れを癒すとともに、夕食はフランス料理と鉄板焼からお選びいただき、自慢のお食事をご堪能いただきました。
2日目はガンツウ乗船前にチャーター船を利用して、大崎下島と岩城島(いわぎしま)へ。大崎下島の御手洗(みたらい)は江戸時代は天然の良港として繁栄し、現在は重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。江戸から昭和初期に活躍した建物が綺麗に保存されており、その街並みを歩くとまるでタイムスリップしたかのような感覚を皆様に味わっていただきました。御手洗をたっぷり散策したあとは、岩城島へ。途中に通過する大三島や伯方島を、展望デッキからご覧いただきました。青いレモンの島として有名な岩城島では、新鮮な海の幸の昼食と、伊予松山藩の島本陣とされていた三浦家の屋敷を修復した岩城郷土館を見学。岩城島出港後は、ガンツウが停泊するベラビスタマリーナへ向かいました。途中、尾道と向島の間にある細い水路で有名な尾道水道を航行。尾道駅や千光寺公園などを船上から間近に眺めながら、ガンツウが待つベラビスタマリーナへチャーター船でそのまま接岸。予定通りの観光を無事終えガンツウにご乗船いただきました。16時30分に3日間の航海が無事スタートしました。
3日目は芸予諸島の小大下島(こおげしま)と笠岡諸島の北木島に寄港しました。当初、香川県の詫間湾に寄港を予定していましたが、香川県の緊急事態宣言発令を受け、北木島に急遽変更となりました。北木石で有名な北木島には高さ100mの断崖に展望台があり採石場の見学は好評でした。小型船ならではの、急な変更の対応ならびにパーソナルタッチのきめ細かいサービス、そして美味しい食事をご堪能いただき皆様から高い評価を得ることができました。4日目の朝ガンツウを下船。下船後は、江戸時代から情緒ある街並みが今も残る鞆の浦を見学し新幹線で帰路に着きました。
2020年7月より運航をいち早く再開したガンツウは、感染症対策を充分に施しどのクルーズもほぼ満室。これからもガンツウを利用した弊社独自のオリジナルツアーを多数企画し皆様の参加をお待ちしております。

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【写真】
1枚目:ガンツウ外観
2枚目:小島(芸予要塞) 
3枚目:大崎下島(御手洗:みたらい)
4枚目:鞆の浦

現在、募集中のガンツウツアー
■8月3日(火)発「道後温泉ふなや宿泊 村上水軍ゆかりの能島 尾道水道 犬島 本島 ガンツウの船旅」> 詳細はこちら
■9月14日(火)発「湯野温泉宿泊 歴史遺産が残る大津島 山口の離島・野島 多島美の風景が広がる ガンツウの船旅」> 詳細はこちら
■9月30日(木)発「備讃瀬戸に浮かぶ塩飽諸島の本島、広島 せとうちの潮流と風景を楽しむガンツウの船旅」> 詳細はこちら
■11月10日(水)発「紅葉の小豆島 懐かしい時が流れる粟島と真鍋島 瀬戸内の情景を巡るガンツウの船旅」> 詳細はこちら

添乗員:富永

ツアー期間:
2021年04月23日〜2021年04月25日

今回は台風の影響を心配しながらの出発となりましたが、石垣島到着と同時に天気も回復。2日目からは晴天にも恵まれて無事帰着しました。
初日は、石垣島を観光。川平湾グラスボートでは、カクレクマノミなどの南国らしい魚はもちろん、ウミガメにも遭遇しました。米原ヤシ林の散策も前日まで降り続いていた雨のお陰で、密林に迷い込んだような錯覚に陥るくらいの良い雰囲気が醸し出されていました。今回は離島観光がメインという事で宿泊は石垣港の目の前にあるホテルミヤヒラに連泊しました。とても好立地なホテルで島で一番賑わうユーグレナモールへも徒歩圏内。夕食後、お出かけになられた方も多くいらっしゃいました。
2日目は飛行機で与那国島へ。小さなプロペラ機でパイロットに手を振りながら直接乗り込む風景は離島の旅ならでは。車だと1周1時間もかからない与那国島をゆっくり1日かけて専用車で巡りました。この旅で皆様が一番楽しみにされていた海底遺跡も半潜水艇にて綺麗にご覧いただけました。下船後も人工物なのか自然のものなのか議論がつきません。与那国島の海底遺跡は世界遺産認定も目指しているため今後が楽しみです。また、TVドラマ「Dr.コトー診療所」の建物跡やロケ地についてのおしゃべりに花が咲き、風光明媚な岬や放牧された馬や牛などの写真を撮られたりと本当にゆったり流れる島時間をお過ごしいただきました。
最終日のハイライトは、日本最南端の有人島である波照間島。何とか高速船が出航するも、すぐにエンジントラブルがあり、港に引き返す事になりました。しかし、船会社の連携と迅速な対応ですぐに代替船に乗り換える事ができ、しかも新しい船は揺れの少ない最短航路で運航できる小型船。(小型船のため喫水が浅く珊瑚を傷つける心配がない直線航路で進むことが可能)所要時間も当初90分からなんと60分に短縮でき定刻に到着。結果的に予定通りの行程で集落や美しいビーチの景色を楽しむことができました。天候やトラブルなども何事も良い方向へと導かれた幸運の旅でした。添乗中、「皆様の日頃のおこないが…」という言い回しを使う場面が多々ありますが、今回ほど心からそう思った事はありません。波照間島観光の後、さらに船で竹富島へ。白い砂地に赤瓦の家々が立ち並ぶ集落を歩いて散策。まるでタイムスリップしたような感覚でした。飛行機を5回、高速船を4回乗り継いだ離島の旅でしたが、そこで待っていた美しい島々の風景はきっと想像の何倍もの感動があったのではないでしょうか。
クルーズのゆたか俱楽部では、人気の離島はもちろん、まだまだ知られていない離島を皆様にご案内し、美しい景色や独自の文化、様々な感動をお伝えしていきたいと考えております。ぜひ、今後も「島旅シリーズ」をご期待ください。

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【写真】
1枚目:与那国港
2枚目:与那国島の最西端の碑
3枚目:ドラマ「Dr.コトー診療所」の舞台(与那国島)
4枚目:波照間島の最南端の碑

添乗員:樽本

【視察】YOKOHAMA AIR CABIN

ツアー期間:
2021年04月22日〜2021年04月22日

日本初の都市型循環式ロープウェイ「ヨコハマ エア キャビン」が4月22日に開業しました。今回は視察を兼ねて開業日に早速体験してきました。

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みなとみらい線馬車道駅から海側に歩いて徒歩約10分。みなとみらいの大型ショッピングセンター横浜ワールドポーターズの程近くにエアキャビンの乗車駅“運河パーク駅”があります。駅前からはランドマークタワーとよこはまコスモワールドの大観覧車が見えます。横浜ハンマーヘッドからも近いため、クルーズ乗船前や下船後に利用するのもいいと思います。
運河パーク駅は二階建てで、1階にチケットカウンターが6ヵ所とお手洗いがあり、階段かエレベーターで2階に上がり乗車します。全キャビンバリアフリー対応、空気の自然循環による換気システムで安心です。また、現在はグループ毎での乗車のため気兼ねなく乗ることができます。
ゆったりとしたスピードで運河の上を通り、右側には大観覧車とランドマークタワーなど、海側にはベイブリッジが遠くにと、みなとみらいの主要な景観を見ることができます。地上から40m(最高地点)の高さまで上がり、床と天井以外360°ガラス張りのキャビンから港町よこはまの景色を存分にお楽しみいただけます。また、今まで山などの大自然の中でしか乗ったことがないロープウェイで都市の上空を通るという新しい感覚もありました。桜木町駅まで片道630m、約5分間の空中散歩を試してみてはいかがでしょうか。

添乗員:横山

ツアー期間:
2021年04月14日〜2021年04月18日
船名:
guntû(ガンツウ)

今回の旅の目玉は「瀬戸内海の島々巡り」。クルーズ船は2017年に就航して以来、世界的に評価の高い19の客室を持つ「せとうちの海に浮かぶ、ちいさな宿」と称される豪華小型客船「ガンツウ」です。
木材を多用した船内では、木の香りに心地よく包まれながら、風景と船内が一体となる感覚でお寛ぎいただけます。船内では瀬戸内海でとれる海の幸や野菜、柑橘類の食材をふんだんに使用した食事とスパや浴場、ラウンジと充実した船内設備をお楽しみいただけます。また、ガンツウならではのプログラムとして、船に装備されている小型ボートを利用し瀬戸内の島々に寄港して、陶芸工房の見学や長船刀匠体験することができます。
今ツアーではご乗船前に、しまなみ海道を通り芸予諸島最大の島「大三島」を観光。古来より日本総鎮守として尊称さる大山祇神社で参拝見学をした後、定期船フェリーで15分の場所に位置する「大久野島」へ渡り、昭和初期に日本陸軍が毒ガスの研究、生産を行っていた研究所跡や工場跡を見学しました。戦争の悲惨な歴史を持つ島ですが近年では「うさぎ島」と呼ばれ約1,000羽の野うさぎが生息しており、島内あちらこちらで見ることができます。
この日は、鞆の浦温泉「鷗風亭」に宿泊し露天風呂から美しい瀬戸内海の景色をお楽しみいただきました。翌朝、瀟洒な漁村や幕末の藩士、坂本龍馬ゆかりの街並みを徒歩でご散策いただき、県営桟橋より貸切チャーター船「ゆきひめ」号にて、日本遺産となっている笠岡諸島の「北木島」と「真鍋島」へご案内しました。
北木島は「石の島」と呼ばれ、大阪城の石垣や日本銀行本店、靖国神社の石鳥居に使用された日本の近代建築文化を築き上げた「北木石」で有名な島です。高さ100mの断崖となっている、北木石の丁場の展望台は見事な景観でした。また、真鍋島は映画「瀬戸内野球少年団」など3度も映画の撮影舞台となり、昭和の素朴な雰囲気が残っている「真鍋小学校・中学校」を見学しました。現在も島唯一の学校であり在校生徒は小学生2名、中学生3名のようです。陸上から瀬戸内海の島々をお楽しみいただきました後は、いよいよガンツウクルーズへ。

ゆっくりと流れる時間の中、様々な様子を見せる多島美、日常の喧騒を忘れまるで別世界のようだったとのお声を多数いただきました。豪華小型客船「ガンツウ」の旅と貸切チャーター船や定期船フェリーをご利用いただき瀬戸内海の島々を効率よく5日間で巡ることができるゆたか倶楽部がおすすめする船旅・島旅です。

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【写真】
1枚目:豪華小型客船「ガンツウ」出港風景
2枚目:鞆の浦温泉「鷗風亭」から日の出
3枚目:映画「瀬戸内野球少年団」ロケ地となった小学校
4枚目:對潮楼から仙酔島を望む風景

添乗員:細谷

ツアー期間:
2021年04月09日〜2021年04月11日

今回は能登半島で最も桜が美しいと評判の能登さくら駅、そして能登半島の中でも奥能登を中心に周遊し最終日にはイルカウォッチングも楽しめる欲張りな旅です。募集人員を絞って11名のお客様にご参加いただきました。
関東組と関西組が金沢駅で合流しご昼食後に観光がスタート。まずはじめは車に乗ったまま砂浜をドライブできる日本では唯一の場所として有名な「千里浜なぎさドライブウェイ」へ。現在砂浜の侵食を食い止める作業中ということもあり全体で8キロあるドライブウェイのうち700mのみの走行でした。700mわずかの体験と言えども車で波打ち際を走り車外へ出なくても海を感じられる貴重な体験でした。
そのあとは日本最古の木造灯台である「旧福浦灯台」、義経が48隻もの船を隠したと言われる「義経の舟隠し」を見学し今回連泊するロイヤルホテル能登に到着し1日目の行程を終えました。
2日目は午前中に輪島の朝市、白米千枚田、禄剛崎灯台などを見学しました。昼食を挟み能登のシンボルと言われる高さ28mもの大きな岩「見附島」を見学。最先端部分が突き出たその独特の見た目から別名「軍艦島」とも呼ばれています。この日は早めにホテルへ戻り一日の疲れを温泉で癒していただきました。ホテルの屋上からは夕日を眺め皆様思い思いにホテルでゆっくりとお寛ぎいただきました。
3日目最終日は七尾湾に生息する希少な野生のミナミハンドイルカを船の上から見学いたしました。朝早くから漁師さんがイルカの生息する場所を探してくれたようで船を出してわずか15分程のロケーションでイルカウォッチングをご堪能いただきました。そして、このツアーのハイライトでもある能登さくら駅では、満開のソメイヨシノがご覧いただけました。現地の方からは例年よりも早い開花と聞いておりましたので散っていないか出発まで非常に心配していましたがなんと満開の桜を見ることができ感激しました。
今回少し肌寒い気温ではありましたが、3日間天候に恵まれ観光もしやすく、奥能登エリアと満開のさくら、そして野生のイルカウォッチングと存分にお楽しみいただけました。

【写真】
1枚目:桜が満開の能登鹿島駅
2枚目:旧福浦灯台
3枚目:禄剛崎灯台
4枚目:イルカウォッチング

添乗員:佐藤

横浜の大岡川 桜クルーズ(散策&日帰りクルーズ)

ツアー期間:
2021年04月01日〜2021年04月01日

横浜港大さん橋から、貸切船EXP号(40人乗り)で出港。湾内から、毎年人気の桜並木の大岡川リバークルーズに行って参りました。
低い橋の下を何か所も潜るので水位が低い干潮時(4月1日午前中)を選んで進め、両岸に枝垂れる桜を愛でる心和む川下りです。桜の花も満開なものから、八分咲き、葉桜のもの、川面に漂う花びらの風情、リバークルーズでしか味わえない景色が存分に楽しめました。
また、船上からは新しくなった横浜市役所の36階のビルや、新港埠頭のハンマーヘッド、大桟橋ターミナル、今月22日から運転開始するゴンドラ(YOKOHAMA AIR CABIN)などの海からの眺望も楽しめました。
1時半の乗船を終え浮桟橋で下船。3月31日に開通したばかりの「女神橋」を渡り対岸の新港埠頭のハンマーヘッド内のレストランで柔らかくて美味しいステーキをいただきました。食後は神奈川県立歴史博物館を見学して解散しました。

【写真】
1枚目:大岡川 桜クルーズ①
2枚目:大岡川 桜クルーズ②
3枚目:ゴンドラ(YOKOHAMA AIR CABIN)

添乗員:小竹

ツアー期間:
2021年03月23日〜2021年03月25日

ゆたか倶楽部では昨年に引き続き「進水式」ツアーが実現。今回は羽田空港から8名様とご一緒いたしました。
高知空港到着後、まずは「佐田の沈下橋」へ。沈下橋は大洪水でも「沈下」できるようガードレールがなく作られた橋です。この日は天気も良く青空の下、菜の花も咲き皆様を大歓迎しているように感じました。足摺岬では弘法大師が開拓したという四国霊場第38番札所・金剛福寺それにまつわる数々の「不思議」が遊歩道沿いに点在しています。それを総じて「足摺七不思議」と呼んでいます。散策を楽しみ足摺国際ホテルに到着。朝早いご出発だったのでゆったりお湯に浸かり疲れを癒していただきました。
2日目、愛媛県大洲にある臥竜山荘を見学。国の重要文化財に指定されており、数奇屋造りなどの建築美や美しい日本庭園をご覧いただきました。昼食後は内子座、和ろうそく屋を散策し今治国際ホテルへ。
最終日は朝から雨が降っており亀老山展望公園からのしまなみ海道の景色も霧にかかり見通しも悪く残念でしたが、進水式が始まる頃には雨も止み見学することができました。進水式は愛媛県伯方島のしまなみ造船所で行われ、今回は撒積貨物船、船名「パシフィック パイオニア」の命名進水式を間近で見学できました。式が始まるとあっという間に進水し風船とテープ、音楽が流れとても迫力のある光景でした。皆様、写真を撮る間もない速さで進水していく姿を一生懸命カメラに収めていらっしゃいました。
最後の観光地、祖谷のかずら橋は日本三奇橋と言われており「シラクチカズラ」を編み連ねて作られています。渓流を見下すロケーションに一歩踏み出すたび橋は揺れスリル満点でした。名物の祖谷のそばもご堪能いただきました。
ツアー中は、コロナウイルス対策として食事場所では席の間隔を空けたり、定期的な体温検査、マスクの着用にご協力いただきました。3日間を通して天候、気温も過ごしやすく四国の自然を満喫。迫力の進水式も存分にお楽しみいただけたご旅行となりました。

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【写真】
1枚目:進水式
2枚目:内子座
3枚目:かずら橋
4枚目:佐田の沈下橋

添乗員:佐藤

ツアー期間:
2021年03月10日〜2021年03月12日

今回の旅は、往復航空機を利用して年間平均気温が15℃と温暖な気候の瀬戸内海の島々と日本三大天満宮の一つである防府天満宮を巡る3日間の旅でした。
 まず、「瀬戸内海のハワイ」と称される周防大島へ。昭和初期にサトウキビ労働者として海を渡りハワイへ向かったたくさんの移民者が周防大島にはいました。その際持ち帰った農具の展示や当時の労働している様子がわかるビデオ上演などを行っている「日本ハワイ移民資料館」をご見学いただき、太平洋戦争で活躍した戦艦「陸奥」が、謎の爆発事故で周防大島の沖合約5kmで沈没し多数の乗組員が命を落とした歴史と名誉が紹介されている「陸奥記念館」の見学をしました。
 次に、徳山港より約10kmに浮かぶ大津島へ定期船フェリーをご利用いただき、太平洋戦争終期に最後の秘密兵器と呼ばれた人間魚雷「回天」の記念館と訓練基地をゆっくり徒歩で2時間の見学をいただき、戦争について学び考えさせられた場所となりました。
 最終日は、防府市に移動して日本三大天満宮の一つであり、904年に最初に建てられたと言われる「防府天満宮」をご参拝いただき、長州藩毛利氏が幕末に建てた25,000坪、東京ドーム1個分すっぽり入る広大な庭園を持つ「旧毛利家本邸」の博物館と庭園をご見学いただきました。
 食事は、周防大島の特産ブランド品である「大島みかん」を使った名物料理「みかん鍋」や瀬戸内海の海の幸をふんだんに使用した「鯛のしゃぶしゃぶ」、「太刀魚の刺身」など海鮮料理をご賞味いただきました。
 また、周防大島のご宿泊いただいたリゾートホテル「サンシャイン サザンセト」は瀬戸内海に面してほとんどの部屋がオーシャンフロントであり、年に数回フラダンスの大会が行われるなどハワイにいるような雰囲気にさせてくれリラックスできるホテルでした。また、海外旅行に出かけることが難しい昨今ですが、このように日本にいながら「ハワイ」を感じていただき、海外旅行気分を少しでも味わっていただけました。
 3月の変わりやすい気候のため、一部雨に打たれながらの観光とはなりましたが比較的温暖な気候であるので過ごしやすく、戦争歴史的建造物や社寺、庭園などの見学をのんびりと大満喫できた3日間の旅行となりました。ゆたか倶楽部では、今後も当コースのような企画を検討・実施していく予定です。

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【写真】
1枚目:陸奥記念館(野外展示場)
2枚目:回天記念館
3枚目:周防大島名物「みかん鍋」
4枚目:サンシャイン・サザンセトからの風景

添乗員:細谷

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