お客様の声

にっぽん丸秋クルーズに乗船して

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸秋クルーズ~石巻・白老~
ツアー期間
2023年09月18日~2023年09月23日

今回訪れた北の台地の「白老町」は、北海道南西部に位置し、海、川、山、牧場、森など様々な自然に溢れた長閑な町で、気候は比較的穏やかで夏は比較的涼しくて冬の積雪はあまり多くない地とされている。この「白老」には、新旧2か所の観光名所があり、ひとつは「史跡白老仙台藩陣屋跡」で、2022年10月には“幕末維新を生きた防人たち”として「北海道遺産」に登録された広大な陣屋跡である。この場所は、「仙台藩」が、諸外国との戦いを見据えて、防衛拠点として構築したもので、高い土塁と掘割の中に本陣・勘定所・稽古屋などの施設を備え、120名の藩士たちが駐屯して任務に従事した場所で、現在は環境整備が施され「テーマ博物館」を併設した遺跡である。もう一か所は、2020年7月に開業をした「ウポポイ」(民族共生象徴空間)で「国立アイヌ民族館」では伝統的なアイヌ文化のみならず、現代に息づく多様なアイヌ文化とそれに関わる人々を多彩な展示で紹介をしている民族博物館である。「アイヌ」とは、アイヌ語で「人間」を指す言葉で、“人間の生活を支える自然などの「カムイ」(いわゆる神)に対して私たちは人間である”という意味である。

《東京都》I.Hさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

ご乗船の際の詳しいレポート、毎回ありがとうございます。

飛んでクルーズ北海道に参加して

船名
にっぽん丸
ツアー
飛んでクルーズ北海道Bコース
ツアー期間
2023年08月31日~2023年09月03日

十三歳の誕生日を迎えた八月三十一日、羽田空港に卒寿を迎えた者を含む艶やかな女性四人(平均年齢八十一歳)の麻友(マートモ)が集合した。麻友とは麻雀の仲間の事で、船友(フナトモ)がクルーズで知り合った仲間という事なので!。四人ともクルーズが初めてなので珍道中の始まりだ。私はツアーコンダクターの様なもので、これからどうなるかと思いながら北海道新千歳空港へと飛び立った。今回は知り合いのシャンソン歌手の加藤登紀子さんが船内のエンターテイナーとして乗船する事での旅でもあった。出港が横浜港でなく小樽港なのでその道程はいささか疲れる。然し、久し振りでお会え出来る加藤さんの歌、仲間との麻雀、北海道の海の幸の食事、そして私の誕生日祝といろいろと思いを込めた三泊四日のクルーズ旅行の始まりだ。
 この日は満月の日であったが、残念ながら小樽の空は曇り、船は予定通り十九時に出航した。初めてのクルーズ四人の麻友の女性陣は一寸興奮気味に船室へと消えていった。船は留萌沖を通り利尻に向かうが台風十二号の影響で利尻に上陸できるかわからない、船は揺れることもなく静に進んで行く。しかし残念ながら翌朝の利尻には着けず稚内港に入港する。私は何回か来ているので下船せず船内で休養。四人の麻友は喜び勇んで車で観光、宗谷岬に行って市内で海の幸一杯の食事をしてお土産を買って帰ってきた。それから船内で麻雀三昧、夜は私の誕生祝、麻友の一人の卒寿祝と楽しい一日を過ごして夜は更けていった。加藤登紀子さんも隣のテーブルにてお祝いに参加してくれた
・満月の今宵九十三歳祝宴す
・誕生祝麻友集い船遊び
・クルーズで卒寿を祝う月の宴
翌日、羅臼に上陸。夜は知床半島沖で聞く加藤登紀子さんの「知床旅情」に酔いしれ、「百万本の薔薇」に聞きほれ夢路についた。
・麻友と初のクルーズ野分あと
・船の秋知床旅情に酔いしれて
・百万本の薔薇キャビンに響く夜長かな

《東京都》T.Yさま( 90代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

長老のツアーコンダクターご苦労様でした。また麻友の皆さんと一緒に、クルーズと麻雀を楽しんでください。

夏休み館山と熱海クルーズに参加して

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸 夏休み 館山と熱海花火クルーズ
ツアー期間
2023年08月07日~2023年08月09日

台風6号により館山の花火が中止になったので熱海の花火を観る2泊3日のクルーズに変更になった。期間中夏休みだったから、祖父母も入れて6人、8人等の家族連れの参加者も多くて、子どもの時に客船に乗る体験が出来るなんて、この上ない幸せな事だと思った。コロナの頃は行われなかったボンボヤージ・サービスもあり、4階デッキは出港を見届ける人であふれていた。カクテルパーティーを含む1日7回の心も身体も満足する豊かな食事を充分に頂いた。杉山清貴氏のアコースティックギターでのライブも楽しめ、ビンゴゲームではなんと船長の帽子が当たってびっくり。館山では下船せず、船から陸地への300mはありそうな橋を見ていた。そしてプールでは、子供たちが浮き輪を使ったりして遊んでいるのを見つつ、海からの房総半島、内房総の景色を眺めて過ごしていた。熱海の花火を見るのは今回で3回目。知人のマンションの窓から目の前に上がるのを見て感激し、厚かましくも次の年の花火も見させてと申し込んだっけ・・・。昔より花火のバリエーションが増えたと思った。そして最後の見事な連発の花火まで楽しんだ。楽しいクルーズでした。

《神奈川県》N.Nさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

台風の影響で内容が変更になり残念でしたが、熱海花火をお楽しみいただけてよかったです。

春爛漫の「ソメイヨシノ」「ヤマザクラ」「菜の花」を観賞して

船名
にっぽん丸
ツアー
春の船旅~宮崎・音戸の瀬戸・徳島~
ツアー期間
2023年03月26日~2023年03月31日

首都圏では全国に先駆け、3月14日に「ソメイヨシノ」の開花が史上最速タイと発表されたため、訪れる南国でのサクラの開花時期が少々心配された。しかし「にっぽん丸 春の船旅~宮崎・音戸の瀬戸・徳島~」は、横浜港から40時間の静かな太平洋クルーズで到着した宮崎では「西都原(さいとはら)古墳群公園」を訪れ、絶好の天候に恵まれて春爛漫の約2000本の「5分咲きの若木桜」と30万本もの「満開の菜の花」の花見を満喫することができた。この宮崎での春の「桜」「菜の花」「古墳群」の組み合わせはまことにユニークな光景である。航海4日目の瀬戸内海呉市の「音戸(おんど)の瀬戸」では、沖合に錨泊して地元の小型客船「銀河」に乗り換え、めったに眺めることがない海上からの「ヤマザクラ」の景観に加え、周囲の環境に配慮して設計された美しい「音戸の大橋:一体型デザイン上弦アーチ型らせん式高架橋」を眺めた。この光景については、二代目歌川広重作《諸国六十八景安芸音戸》の〝ヒロシゲブル―”と称される青グラデ―ションが鮮やかに描かれている作品がのこされている。最後に訪れた徳島・脇町では、静かな「うだつの町並み」を散策し、当時繁栄して巨大な富を得た「吉田家住宅」の座敷に上がり込み、藍商たちが競って作成して大切に保存されている数多くの「うだつ」や「鬼瓦」を見学した。この街道は「重要伝統的建造物保存地区」に88棟の建物などが指定されていて、屋根は丸くなっている「むくり屋根」の本瓦葺きで、2階は低く窓は防火に重点を置いた「虫籠窓」になっているのが特徴で「日本遺産」に認定されている。付近の庭は古くから万葉集に登場するなど日本人に愛されてきた、花もちが3日程度と短い満開の「アセビ」(別名ウマクワズ)を楽しんだ。

《東京都》I.Hさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

ご乗船の際の詳しいレポート、毎回ありがとうございます。

名楽器「ストラディバリウス」の演奏を堪能して

船名
にっぽん丸
ツアー
横浜市民クルーズ 「にっぽん丸 Classical」
ツアー期間
2023年02月14日~2023年02月16日

今回の「にっぽん丸の伝統とクラシックな魅力に包まれたクルーズ」は、横浜市が客船運航会社と旅行会社の協力で、市民に豪華な客船を身近に感じてもらう目的で設置された企画クルーズである。目玉は、日本のヴァイオリニストとして活躍中の「千住真理子氏」による演奏で、愛用の楽器は年代物の「ストラディバリウス」での〝ヴァレンタインデーの夜の愛〟にちなんだ名曲「G線上のアリア、チャルダッシュ、愛の歓び、ロンドンデリの歌」など数十曲が披露された。この有名な弦楽器は、イタリアの「ストラディバリ父子」が17~18世紀にかけて制作したもので、最大の魅力は〝強い音がでること〟であるが、強い音イコール絶対的な音量が大きいという単純な話ではないとされている。つまり、オーケストラをバックに普通のヴァイオリンを弾くと〝音がかき消されてしまうことがある〟が、「ストラディバリウス」での演奏では全く消されないとされている。クラシック音楽の象徴とも言えるヴァイオリンの名器「ストラディバリウス」には、音量だけではなく、音の強さ、響き、届き方、個性があるために、演奏家たちの心をつかんで離さないとされている楽器である。

《東京都》I.Hさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

ご乗船の際の詳しいレポート、毎回ありがとうございます。

久しぶりの ロングクルーズ

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸 モーリシャスプレシャスクルーズ
ツアー期間
2022年12月15日~2023年01月31日

本当久し振りに催行されたロングクルーズ。楽しみに参加しました。ところがコロナ禍のせいで、以前楽しかった盆踊りや勉強の成果の発表会(ウクレレやダンス教室など)も無く、イベント数も少なくなり、皆と「つまらないね~」と話していました。でもインド洋上ほかの船の姿が一隻もなく、丸い水平線を見ながらの旅、マダガスカルのバオバブの木を見に行くまでの道の凄まじさ、見上げるバオバブの木、私たちの車の横を裸足かゴム草履で歩いて行く現地の方たち、どれも印象に残りました。48日間、三食を考えず、のんびり過ごせましたが、帰国した途端、日常が押し寄せてきました。少々くたびれた長旅でしたが、非日常を存分に味わえる楽しい旅でした。

《神奈川県》S.Hさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

染症対策のなかでの船旅でした。以前のようにもっと自由に船旅を楽しめることを待ちわびています。

念願のにっぽん丸

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸 モーリシャスプレシャスクルーズ
ツアー期間
2022年12月15日~2023年01月31日

念願だったにっぽん丸乗船がようやく叶いました。クルーズは寄港地と日数を主として選択していた私は、なかなかチャンスがなく残念でしたが、ようやくやっと実現しました。今回は寄港地よりも「長期のにっぽん丸」に惹かれてでした。ゆたか俱楽部のご配慮でより快適な旅となりました。ありがとうございます!いつも思うこと、日本船での海外寄港の際の日の丸や船名の掲揚には毎度誇らしく実感します。特に今回のにっぽん丸いいですね~、ひらがな。この旅のハイライトはバオバブに会いに行ったことでした。何よりこのご時世、無事に長旅ができたこと本当に嬉しく実感しています。是非一日も一刻も早く平和な世界となりますよう強く願っています。

《静岡県》I.Rさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

にっぽん丸のロングクルーズは本当に久し振りでしたね。これからも魅力溢れるコースの設定を期待したいですね。

オペラに感動しました

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸 オペラクルーズ 藤原歌劇団公演「こうもり」
ツアー期間
2022年12月02日~2022年12月04日

藤原歌劇団による オペラクルーズは今回で6回目の鑑賞です。部屋に荷物を置き、片付けて7階リドへ上がったらいっぱいの人だった。参加者が250名と言うのもうなづけた。ハンバーガーとホットドッグをいただき、プール脇の日向ぼっこ用長椅子で生ビールとともに美味しくいただいた。今回の演目は「こうもり」だった。金子一也氏によるオペラ講座で「こうもり」の見所、時代背景などを聴くことができた。オペラは2部に分かれている。食事が2回制だったので、2回目の食事が終わってから2部が始まった。素晴らしい歌声に感動。今回もオペラにちなんだ美味しい食事に感動。次回のオペラクルーズにも乗船したいと願いました。

《神奈川県》N.Nさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

次回のオペラクルーズにもぜひご乗船ください。

伝統芸能を楽しむ 

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸 伝統芸能 お能クルーズ
ツアー期間
2022年11月19日~2022年11月22日

能を観る機会など本当に限られていて、数えるほどしかないので、このクルーズは有難かった。高知の県立美術館内にある能楽堂で「橘弁慶」と「船弁慶」を鑑賞した。出港してから、亡霊知盛の衣装の着付けなどのワークショップがあった。当日、始まる前に、能楽師の笛担当者による大鼓・小鼓の違い、能の見所などを聞いたのでよく分かった。宝生流家元宝生和英氏の動きに感動した。バスによる送迎もして頂いた。最終日、家元による宝生流に伝わる「お面」の話は興味深かった。そして、狂言「昆布売り」も見せてもらった。今回食事はすべて和食。すべて美味しく頂いた。おやつもお菓子。また、7階リドでは生ビールの飲み放題。日本芸能の能・狂言を楽しめるこの上ないクルーズだった。

《神奈川県》N.Nさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

新しいテーマクルーズを今後も期待したいですね

3年振りの東北夏祭り 熱気と迫力が戻った

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸 東北夏祭りクルーズ
ツアー期間
2022年08月02日~2022年08月07日

 依然として猛威のコロナ禍のため3年振りの開催となった、東北夏まつり「秋田竿燈」と「青森ねぶた」を久し振りにエンジョイすることができた。
 2か所の今回の催事は、連日の猛暑から秋の気配を感じる絶好の祭り日和に恵まれ、2年間休会をしてエネルギーを溜めたスタッフたちの演出は、誠に活気があり見応えがあるもので熱気と迫力が十分に伝わるものであった。
 「竿燈」のルーツは、真夏の睡魔を水に流す「ねぶり流し行事」とされて祭りそのものはかなり単純で、あるのは「太鼓」と「笛」のお囃子に合わせた威勢のよい「掛け声」に合わせて行われる。今回は「約280本」もの大小の竿燈で埋めつくされ、額、肩、腰、平手、流しの妙技が次々と演ぜられた圧巻の光景は、米どころ“秋田ならではのお祭り”であると思われる。
 「青森ねぶた」は、その年限りのねぶたが出陣するもので、数人で大きな太鼓を長いバチで叩いて威勢よく行進するが、今回は幅約9m、高さ約5m、奥行約7mもの「大型ねぶた17台」が出陣した。「ねぶた」そのものの造形的な魅力とダイナミックに回転し、上下に動く躍動感を体験できることで、今回の注目はねぶた師「竹浪比呂央」氏の手掛けた作品「龍王」であった。
「ラッセラー!!」「ラッセラー!!」「ドッコイショ!!」「ドッコイショ!!」のかけ声と共に、観客の手拍子も加わり何時までも胸の内に響きわたる威勢威の良い躍動感の溢れる夏のまつりであることは間違いないだろう。

I.Hさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

乗船の際の詳細なレポートありがとうございます。

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