添乗員の声

【視察】プレオープンクルーズ横浜

ツアー期間:
2020年10月17日〜2020年10月18日
船名:
にっぽん丸

1990年就航、2010年の大改装に次ぐ約50日間をかけての改装をした「にっぽん丸」がようやく11月2日から再開することになりました。このプレクルーズには約100名の業界関係者が乗船し17時定刻に横浜港を出航しました。
乗船受付時間帯をお部屋タイプ、部屋番号区域ごとに分け、受付カウンターでの密の対策を講じ、受付から乗船まで随所にわたって多くのスタッフが待機していました。今回から乗船時に健康質問票と身分証明書の提示が必要で、体温検査も受けます。手指消毒を済ませようやく乗船。半年ぶりにお客様をお出迎えするクルーの笑顔はどこか懐かしく暖かさで溢れていました。

部屋に入ると机には空気清浄機、マスク入れ、使用済みマスクやティッシュを入れるエチケット袋など。ビンゴカードが置いてありました。また船内新聞とともに「船内衛生に関してのご協力とお願い」という書面があり両面にわたりびっしりと記載されていました。大切な書類関係は必ずひと通り目を通してください。
今回の改装で新しく設置されたダイニングルーム「瑞穂」奥のモニター「SHOWCASE」を体験。シェフによるオードブル「ズワイ蟹のレムラード」のデモンストレーションを見学。今晩のディナーでいただけるかと思いきや、ディナーでいただけなかったのが少し残念。その後、「感染症対策説明会」に出席すると、にっぽん丸は出航前日(16日)に第三者機関である日本海事協会より本認証を取得し、年末までは2泊3日以内旅客数は最大定員の4割(200名)程度から始め、段階的に引き上げて実施し、今後感染爆発など事態急変の場合速やかに催行中止を躊躇わない覚悟で運航するとの説明を受けました。説明会が終わるといよいよ出航。あいにくの雨のため「出港を見よう」のイベントはスポーツデッキからドルフィンホール5階後方で行われました。ルーレットが置いてあった場所は外の景色を眺める席になり、明るくゆったりスペースになっていました。夕食の時間までの間、新設されたオーシャンビュースィート、ビスタスィート、4階のコンセプトルームを見学。バルコニーはない6階船首に新設されたオーシャンビュースィートや6名1室利用ができる4階船首のコンセプトルームは雄大な景色を愉しむことができます。5階船首にあった「ネプチェンバー」は7階のホライズンラウンジの一角で以前の雰囲気は残したまま新装しました。またeカフェ&ライブラリーでは、コーヒーやフィナンシェを有料で頼むことができます。
今回にっぽん丸の感染対策として注目されているのは有症者を早期発見、隔離、検査するための「濃厚接触者特定アプリ」の導入です。乗船証(QRコード)を利用し船内での飲食施設の利用状況と体温検査情報を記録するシステム。リドテラスでコーヒーを頼み席に座ると乗船証のQRコードとテーブルNOをクルーがスマホで読み込みます。少々慣れていない様子でしたが、感染者がでた時に感染を広げないために役立つでしょう。ディナーでは入口で手指消毒をしてダイニングルームへ。丸テーブルはパテーションで区切り、4名席は2名で使用。いつもの美味しいにっぽん丸のディナーも安心していただくことができました。夕食後はテノール歌手の中鉢聡さんのショー、歌手の前にはアクリル板を飛沫防止対策として置き、さらには前方の席をステージから少し移動させています。久しぶりに生で聞くコンサートや引き続き行われたにっぽん丸ハウスバンドの演奏も素晴らしく、まだまだ聞いていたいと思う位の幸せなひと時でした。さらにビンゴゲームではあらかじめ部屋にカードを配りそれをビンゴ会場に持参してもらうやり方も感染防止の観点からお客様にご理解いただけるものと思います。24時からのディスコタイムでは椅子に座ったまま行うという初めて体験するイベントで皆ぞれぞれに楽しんでいました。時間を忘れて船で楽しむこの日がようやく来たことに心からの感謝と感染対策を懸命に講じる船のスタッフに敬意を表したいと思います。マスクをしていても以前のように安心して過ごせるクルーズでより多くの方にご乗船いただきたいと強く思いました。

【写真】
1枚目:新装した「eカフェ&ライブラリー」
2枚目:新設された「ホライズンバー」
3枚目:新キャビン「コンセプトルーム」
4枚目:5階に増設された「ビスタスイート」

視察者:佐藤

ツアー期間:
2020年10月17日〜2020年10月20日

2018年新造船「さんふらわあ きりしま」の上級キャビンを利用し、指宿温泉・霧島温泉にてゆっくりお寛ぎいただく3泊4日の旅でした。
1日目はあいにくの雨の中でしたが、さんふらわあは定刻に大阪南港を出港し鹿児島県志布志港へ。さんふらわあ乗船前の検温はもちろん、パブリックスペースでのソーシャルディスタンスの確保、展望大浴場も同時に入浴できる人数に上限を設定するなど、船内では感染対策が充分徹底され安心して乗船できる環境が整っていました。なお、レストランでは夕食・朝食ともに当面ビュッフェを取りやめお一人ずつのセットメニューの提供となっており、距離を保ったテーブルにてゆったりとお召し上がりいただきました。また、GoTo Travelキャンペーンの効果もあり家族連れも多く見られ賑やかな雰囲気の中、新造船後間もない清潔な船内にて快適にお過ごしいただきました。
翌朝、定刻に志布志港へ着岸後は、霧島市「桷志田」にて、特産である黒酢の壺畑を見学と黒酢をふんだんに使用した昼食をお楽しみいただきました。
午後からは、世界最大の木彫りの大弁財天を祀る最福寺、標高300mの高さに位置する青隆寺の不動明王・金色堂などをじっくりご覧いただき「指宿白水館」にご宿泊。砂蒸し風呂や江戸時代を再現した元禄風呂などで旅の疲れを癒していただきました。
3日目には、開聞岳が美しいJR最南端の西大山駅、木製の蓋を頭に乗せて参拝する釜蓋神社、知覧での特攻平和会館または武家屋敷のて観光後、国選定重要伝統的建造物群保存地区保存建物 高城庵にて武家御膳の食事をお楽しみいただきました。午後には鹿児島市内に移動し、市内を一望する城山展望台、西郷隆盛の眠る南洲墓地を訪れ、鹿児島が誇る英雄の歴史に触れました。観光後、市内を北上し霧島温泉へ。南欧風の山岳リゾート、ラビスタ霧島ヒルズの露天風呂付客室に寛ぎ、こだわりの洋食をお楽しみいただきました。
最終日の4日目には朱塗りの社殿が美しい霧島神宮を朝の清々しい中でご参拝、日本名水百選のひとつ丸池湧水、東洋のナイアガラ曽木の滝の雄大さを、それぞれ快晴に恵まれた中でご覧いただき、鹿児島での滞在を充分にお楽しみいただきました。
また、今回のツアーではGoTo Travelキャンペーンの特典「地域共通クーポン」がお一人様18,000円分発行されました。さんふらわあ船内や宿泊ホテルなどほとんどの立ち寄り施設でのご利用が可能だったため、いつもよりお土産を多めに購入したり、鹿児島のプレミアム焼酎などをお試しになるなど存分にご活用いただきました。
2021年1月まではGoTo Travelキャンペーン適用期間です。

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【写真】
1枚目:さんふらわあ 船内エントランス
2枚目:ラビスタ霧島ヒルズの露天風呂付客室
3枚目:西大山駅と開聞岳
4枚目:霧島神宮

添乗員:大久保

ツアー期間:
2020年10月06日〜2020年10月09日

隠岐の島は、島前(どうぜん)と島後(どうご)に分かれ、島前は知夫里島、中ノ島、西ノ島の3島からなります。羽田から直行便がないため、伊丹空港を経由して島後へ。
観光の最初はモーモードーム。日本最古約800年の歴史を持つ牛突きを見学し、あいらんどパークホテルに宿泊。
2日目は「フェリーしらしま」にて中ノ島へ移動。隠岐の歴史を象徴する隠岐神社を参拝後、チャーター船で、隣の知夫里島へ。知夫里島の西海岸におよそ1kmも続く大岩壁の赤壁を船上よりご覧いただきました。鉄分を含んだ玄武岩や凝灰岩の色鮮やか絶壁は最も高い所で200mもあり、大迫力の景色は圧巻でした。チャーター船はそのまま西ノ島へ移動し下船。赤尾展望所からは、隠岐の代表的な観光地、国賀海岸や通天橋を一望し、高さ257mの摩天崖では、馬がのんびり草を食べる様子も見ることができました。
3日目は西ノ島の別府港から「フェリーしらしま」に乗船して3時間15分のクルージング後、境港へ入港。アメリカの専門誌の日本庭園ランキングで17年連続で人気NO.1の足立美術館では、素晴らしい日本庭園と日本画を観賞しました。宿は山陰の名湯、皆生グランドホテル天水に宿泊。ゆっくりと旅の疲れを癒しました。
4日目は白壁土蔵群が有名な倉吉を観光し、鳥取へ。世界初の砂を素材にした彫刻作品を展示する「砂の美術館」を見学。毎年テーマが変わり今年はチェコとスロバキア。プラハ歴史地区、カレル橋とモルダウ川など、歴史や景観、自然や動物、伝承をテーマに全19作品鑑賞。砂と水だけで作る精巧かつ大迫力の砂像に驚かされました。最後に鳥取砂丘を見学後、羽田空港へ戻りました。隠岐の島全4島と山陰の名所を訪れる、充実した観光の旅行となりました。

Go Toトラベル事業の支援対象ツアーで旅行代金から給付金の割引対象となりお客様にとってもお得なツアーとなりました。さらに10月1日から地域共通クーポンが利用できるようになりおひとり様あたり18,000円のクーポンを利用し、お土産などショッピングもお楽しみいただきました。 

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【写真】
1枚目:モーモードーム(牛突き)
2枚目:赤壁
3枚目:足立美術館
4枚目:砂の美術館

添乗員:富永

2つの美術館 イサム・ノグチ庭園美術館と大塚国際美術館

ツアー期間:
2020年09月22日〜2020年09月23日

今回のご旅行は、ゆたか倶楽部の新ツアーブランド「陸旅」の旅行です。クルーズ船やフェリーを行程に一斉含まない陸上の旅行も数年前から取り組みをはじめており、コロナ禍ではその取り組みを一層強化、現在様々な方面の旅行を募集・企画しております。

今回のツアーは四国高松の「イサム・ノグチ庭園美術館」と鳴門の「大塚国際美術館」を巡る旅です。まず羽田から高松へ。高松空港の敷地内にあるイサム・ノグチの遺作「TIME AND SPACE」を見ながら出発。建物が国指定登録有形文化財になっている郷屋敷にて、讃岐郷土料理の昼食後、イサム・ノグチ庭園美術館へ。20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチが晩年にアトリエを構えいた地に、美術館が開館しました。150点余りの作品、住居、彫刻など空間全体が一つの作品になり、学芸員が同行し約1時間の見学を楽しみました。続いて、日本最大級の常設スペースを誇る大塚国際美術館へ。西洋名画1000点以上を原寸大の陶板複製画で展示し、西洋画の歴史を辿ることができます。世界で唯一手で触れ、写真撮影が可能です(現在は新型コロナウイルス感染防止のため手で触れることはできません)。この美術館のシンボル的なシスティーナ・ホールから学芸員の説明を聞きながらご見学。ダヴィチ、レンブラント、フェルメールなどの名画を堪能しました。とても一日では周ることができないほど大きな美術館で、またいつか来たいと思わせる美術館でした。
宿泊は大塚国際美術館のすぐ近く、アオアヲナルトリゾート。瀬戸内海国立公園内に位置する徳島を代表する南欧風のリゾートホテル。鳴門の海を一望しながら天然温泉で旅の疲れを癒しました。
2日目は大鳴門橋を渡り淡路島の日本最古の神社、伊弉諾(いざなぎ)神宮を参拝し、世界最長の吊橋である明石海峡大橋を渡り、兵庫の須磨浦ロープウェイへ。ローカルでレトロな雰囲気のロープウェイとカーレータを乗り継ぎ山頂に着くと、明石海峡や大阪湾を望むことができました。須磨離宮公園内のガーデンパタジェにて昼食を取り、新幹線で東京駅へ。あっという間の2日間でした。

出発日は四連休最終日ということもあり、どこも人が多くやっと観光地にも賑わいが戻ってきました。しかし、2日間とも他の旅行会社の団体と会うこともなくまだまだ平時には程遠いという印象です。Go Toトラベルキャンペーンが今以上に盛り上がり1日も早く新型コロナウイルスが終息することを願ってやみません。

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【写真】
1枚目:郷屋敷
2枚目:大塚国際美術館(ダヴィンチの名作「最後の晩餐」)
3枚目:伊弉諾神宮
4枚目:須磨浦ロープウェイ山頂から

添乗員:富永

カノコユリが咲くベストシーズン 下甑島・上甑島クルーズ 3日間 

ツアー期間:
2020年07月19日〜2020年07月21日

今回のツアーは羽田空港と伊丹空港から出発し、鹿児島空港で皆様合流しツアーがスタートしました。薩摩金山蔵に立ち寄り後、川内港から「高速船 甑島」で下甑島へ約70分のクルーズ。高速船「甑島」のデザイナーはJR九州の「ななつ星」と同じ水戸岡鋭治氏。船内は明るくスタイリッシュで、とても過ごしやすかったのが印象的でした。甑島列島は鹿児島県の西約40㎞に位置し上甑島・中甑島・下甑島からなる人口約4,800名の小さいながらも自然豊かな島。下甑島の長浜港に着くと、港に近いホテルこしきしま親和館に宿泊。ホテル周辺をはじめ下甑島の至る所で、今回の目的の一つであるカノコユリが咲いていました。
2日目は下甑島の手打ち地区を散策。武家屋敷や森進一のおふくろさんの歌碑、そしてDrコトーの診療所のモデルとなった下甑手打診療所も遠くからご覧いただきました。下甑の一番北に位置する鳥ノ巣展望所からは、今年8月26日に開通するまだ工事中の甑大橋が見えました。下甑島と中甑島を結ぶ5100mの橋は、鹿児島県内では最長の橋になります。お昼頃にチャーター船で上甑島に移動。午後からは今ツアーのハイライトの断崖クルーズへ。約8,000万年前の地層で海上200mの高さの断崖を間近からご覧いただきましたが、まさに圧巻でした。上甑島のもう一つの見どころは長目の浜。有名な京都の天橋立(3.6km)よりもさらに長い砂州は4kmもあり見応えがありました。2日目はホテルエリアワン コシキアイランドに宿泊し、甑島唯一の温泉で旅の疲れを癒していただきました。
3日目は上甑島の里港から串木野へフェリーニューこしきで串木野へ約75分のクルーズ。いよいよ甑島とお別れです。串木野港に着くと、白薩摩で有名な、窯元沈家伝世品収蔵庫へ。見学後、鹿児島市内へ移動し、市内を一望できる城山展望台へ。残念ながら9合目付近から雲がかかっていて桜島の頂上は見ることはできませんでした。桜島フェリーに乗船し、鹿児島港から桜島港まで約15分のクルーズをお楽しみいただきました。梅雨の時期のツアーでしたが、2・3日目は天気にも恵まれ、島のおもてなしと美味しい食事など、鹿児島を満喫することができました。
新型コロナウイルス流行後初のツアーとなりましたが、ツアー出発前からご参加者には体調の確認、マスクの着用などにご協力いただき、レストランやホテルをはじめ各施設ではアルコール除菌やテーブルの配置など、新型コロナウイルス感染防止のためご協力いただき、無事にツアーを終えることができました。

ご好評につき11月にツアー追加決定いたしました!
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11月は今年8月29日に開通の甑島大橋の開通により上・中・下甑島の3島が繋がり、今回陸路で3島を縦断。甑島唯一の温泉ホテルに宿泊し甑島列島を満喫いただきます。


【写真】
1枚目:カノコユリ
2枚目:断崖クルーズ
3枚目:長目の浜
4枚目:フェリーニューこしき

添乗員:富永

ツアー期間:
2020年03月29日〜2020年04月02日

東京から南へ約290kmの八丈島と、更に南へ約67km離れた絶海の孤島・青ヶ島の2島を訪れる今ツアーは、竹芝桟橋から八丈島まで貨客船橘丸(5,681トン)と、八丈島から青ヶ島まではあおがしま丸(460トン)を乗り継ぎ青ヶ島へ。あおがしま丸の就航率は50~60%と言われ、青ヶ島に入港しても波が高いと着岸できず、引き返すこともありますが、今回は幸運にも予定通り青ヶ島に入港することができました。船上からみた青ヶ島は急峻な崖がどこまで続き、まさに絶海の孤島の雰囲気を感じました。上陸し昼食後、青ヶ島観光がスタート。標高423mの青ヶ島で最も高い大凸部(おおとんぶ)へ。曇り空でしたが、青ヶ島を有名にした、世界的にも珍しい二重カルデラの絶景をご覧いただきました。その後、日本ではめったに見られない南方系のシダの一種、オオタニワタリ群生地や、池之沢地区に噴出している「地熱」を利用した天然サウナで有名なふれあいサウナを巡り、最後に焼酎工場へ。青ヶ島には「あおちゅう」という、ほとんどの工程を人の手で行っている青ヶ島で昔から造られている焼酎の製造方法など説明を受け、試飲も楽しみました。2日目はあいにくの雨の中の観光となりましたが、ヘリポートの見学では青ヶ島に毎日1便飛ぶヘリの出発をご覧いただき、池之沢噴気孔群の地熱窯で自分達で蒸した野菜や卵をおかずにお弁当を食べ、再びあおがしま丸に乗船し、青ヶ島を後にしました。本来は青ヶ島に2泊の予定でしたが、2日目以降天候が崩れる事が予想され、予定のフェリーが欠航になる可能性が高く、急遽日程を1泊に変更いたしました。その分、八丈島は1泊の予定を2泊に変更し玉石垣、大坂展望台、服部屋敷などの観光に加え、八丈富士の中腹にあるふれあい牧場などの観光を増やし、2日間たっぷりと八丈島を巡り、復路は航空機で羽田空港へ帰路につきました。今回のツアーは、上陸するだけでも難しいと言われる青ヶ島を日程は変更となりましたが観光することができ、貴重なツアーとなりました。

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【写真】
1枚目:あおがしま丸
2枚目:大凸部(おおとんぶ)からの二重カルデラ
3枚目:オオタニワタリ群生地
4枚目:ヘリポート

添乗員:富永

ツアー期間:
2020年03月18日〜2020年03月20日

今回のツアーは東西より合計7名様にご参加いただきました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、旅行中毎朝の検温や手洗いうがいの励行、専用車に乗車の際のアルコール除菌等をお願いをするなどの対応をさせていただき、添乗員・乗務員もマスクを着用してのご案内となりました。現地は前日まで肌寒い気候だったようですが、出発当日の松山空港は春爛漫、暖かな気候の中ジャンボタクシーにて出発いたしました。
まずは、鯉が泳ぐ庭園を有する「りんりんパークー」にて牛しゃぶしゃぶ料理のご昼食をお楽しみいただいた後、メインのひとつ「別子銅山 東平ゾーン」へ向かいました。ジャンボタクシー1台が通るのにやっとの細い山道を抜け駐車場に到着すると、写真などで見る「東洋のマチュピチュ」の風景が見えてきました。現地ガイドの方より詳しくご案内いただき、約200段の階段を降り、下から「東洋のマチュピチュ」の眺めをお楽しみいただきました。この日の宿泊先の今治へ向かう道中に、4社ある石鎚神社の中で拠点となる「口之宮本社」を参拝。本殿からは見事な瀬戸内海を夕景をご覧いただくことができました。この日のお宿「今治国際ホテル」は今治造船グループ会社でもあり、フロント付近には関連会社が造船した船舶のモデルシップが展示され、船好きの方にはまるで博物館のようなホテルです。夕食は個室にてゆったり和食をお楽しみいただき、お話にも花が咲きました。
2日目はまず進水式をご覧いただきました。今回は約23,000トンのばら積み船で客船ではにっぽん丸とほぼ同じ大きさですが、間近で見るとその迫力に圧倒されました。支綱切断がなされ、スピードを上げ進水していく姿を快晴の中ご覧いただけご満足いただけました。途中、来島海峡大橋を眺望する「来島海峡展望台」へご案内しながら一路、かずら橋へ。途中、徳島県三好市の牧場を経営する「レストハウスウエノ」にて肉料理をお召し上がりいただきました。かずら橋では高さ約14mの橋を皆様渡っていただき、スリルを味わっていただきました。通常は外国人観光客のお客様が多く見える観光地ですが、ほぼ貸切状態で渡っていただくことができました。その後、妖怪の歴史や紅葉で有名な景勝地「大歩危」へご案内し、一路高知へ。途中、美空ひばりさんがゆかりの「大杉」へご案内し、樹齢約3000年の巨大な杉と、ひばりさんの歌声(歌碑とボタンを押すと唄が流れる機材がある)に思いを馳せました。山内家ゆかりの旅館でもある高知「三翠園」では、名物鰹などの名物料理に舌鼓を打ちました。
最終日は午後立ち寄る室戸岬の「中岡慎太郎像」と向かい合っているといわれる、桂浜の「坂本龍馬像」をご覧いただき、安芸市へ。三連休初日ということもあり、道中が若干混んでいましたがほぼ予定どおりに安芸市の「岩崎弥太郎生家」と「野良時計」をご覧いただきました。岩崎弥太郎生家では、三菱グループの礎となった弥太郎の歴史に触れ、野良時計では独学で作り上げた純和製の時計が当時の人々に時刻を伝える重要な役割を果たしていた歴史をご覧いただきました。昼食は名物くじら料理。たくさんのマイカーのお客様がいらした人気店でした。くじら料理をご賞味いただいた後は、弘法大師空海が修行をしたといわれる「御厨人窟(みくろど)」へ。ヘルメットを被り、2つあるひんやりとする洞窟をご覧いただき、お参りいただきました。その後、中岡慎太郎像が待つ「室戸岬」へ。なかなか訪れることが難しい室戸岬でも晴天に恵まれ、素晴らしい景色をお楽しみいただけました。
東日本から参加の方は高知龍馬空港より羽田空港へ、西日本から参加の方は伊丹空港へそれぞれ飛び立ち、到着後、それぞれの帰途へつき3日間の旅が無事終了しました。
今回の新型コロナウイルスの影響で、各施設(ホテルやレストラン)では、サービスを提供されるスタッフの方はマスク着用、アルコール除菌など対策を徹底されていました。ホテルでの朝食会場では通常ビュッフェスタイルの場合、各自お好きなものをご自身で取っていただきますが、今治国際ホテルについては料理の前にスタッフが立ち、お客様が希望されるものをスタッフが取る というスタイルにて対応されていました。一日でも早い終息を願うばかりではありますが、日本の観光に関連する会社については対策を徹底したうえで対応しております。ぜひ気候のよい時期にしか体験できないものや、風景、建造物など、旅行にお出かけいただければ幸いです。

【写真】
1枚目:別子銅山 東平ゾーン
2枚目:進水式
3枚目:かずら橋
4枚目:室戸岬からの眺望

添乗員:大久保

ツアー期間:
2020年03月17日〜2020年03月22日

日本を代表する4つのフェリーを利用し、九州・四国・本州・北海道と今回は完全に日本一周をいたしました。コロナウイルスが騒がれている最中、50代から80代までの方が広島県や長野県より広範囲にわたりご参加くださいました。
途中、太平洋フェリーの仙台から苫小牧間は15名の他団体と一緒になりましたが全国まわって貸切観光バスに1度もあわなかったことは添乗員歴50年を超えた私でもはじめてのことであり、驚きをかくしきれません。
主な観光地は松山の石手寺、道後本館。豊後水道へは八幡浜からフェリーで臼杵へ入り、ボランティアガイドの案内で二王座歴史の道を散策しました。神戸港からは琵琶湖の竹生島(神の住む島)に上陸し、日本三大弁財天での「かわらけ投げ」、豊臣秀頼寄進の国宝唐門などをたっぷり見学しました。華厳寺では西国三十三礼所の満願寺の奉納のぼりがはためいていました。太平洋フェリーで名古屋より苫小牧にでて、苫小牧到後はノーザンホースパークが閉園のため急遽、昼食はホテルニューオータニで中華料理をお召し上がりいただきました。その後、昭和新山・有珠山の新装ロープウェイから洞爺湖をご覧いただき、オロフレ峠(雪がまだ残っていました)から苫小牧へでて商船三井フェリーにて大洗につき高速道路で東京駅で解散しました。
皆様元気よく無事に終了することができました。

ご好評につき11月も日本一周フェリーの旅を募集中です!
>ツアー詳細はこちら
今回は前回より総航行距離も増し、秋の紅葉もお楽しみいただける『秋の日本一周フェリー3,000kmの旅』です。宮崎の高千穂峡、大分、滋賀の湖東三山、北海道、新潟の魚沼などを訪れます。

【写真】
1枚目: 臼杵 二王座歴史の道
2枚目: 竹生島 都久夫須麻神社
3枚目: 竹生島 豊国廟の唐門
4枚目: 長浜城跡

添乗員:松浦

ツアー期間:
2020年03月04日〜2020年03月15日

 今回はお大師さん(弘法大師)が弘仁6年(815年)にご開創された四国霊場八十八ケ所を1回で巡拝し、御礼参りに高野山・奥の院まで向かう12日間の長旅でした。
 特に今年は閏年にあたり「逆打ち」といい八十八番から反時計回りに巡りました。これは通常の「順打ち」より3倍の功徳があるといわれています。
 今年はコロナウイルスの影響で12日間にわたり1台のバスにもお目にかからず4年前の「逆打ち」を経験している添乗員としては拍子抜けしてしまいました。
 参加者は60代から80代の方々でステッキをご使用されている方も中にはいましたが道中、一番きつい45番岩屋寺も全員で参加できたことから残りもまず大丈夫だと思いました。結果、天候にも恵まれ全八十八寺を全員で無事巡拝できました。
 このコースは四国で10泊するホテルのうち7ケ所が温泉付きであり、高野山を含めて全てバス・トイレ付きのお部屋をご用意しており他社と比較すると1割程度ご旅行代金が高くなりますが大変人気があります。途中パンフレットにないところを10カ所程、観光に入れて大変お喜びいただけました。
 次回は10月4日出発で同行二人逆打ちの巡拝を企画しております。是非ご体験ください。
説明会を東京本社と大阪営業所にて2回行いますので、ご不安な方はぜひご参加ください。先達がご説明いたします。

【写真】
1枚目: 14番常楽寺 巨木の上に座るアララギ大師
2枚目: 41番龍光寺
3枚目: 63番吉祥寺 成就石
4枚目: 松山の郷土料理 五志喜鯛そうめん

添乗員:松浦

ツアー期間:
2020年02月09日〜2020年02月18日
船名:
ジュエル・オブ・ザ・シーズ

エミレーツ航空を利用して一路、アラブ首長国連邦ドバイへ。異国情緒漂う都市からお一人様参加の旅がスタートです。
ドバイを出港し最初の寄港地アブダビへ。経済力を物語る華麗なシェーク・ザイードモスク、石油産出前の暮らしを再現したヘリテージビレッジでは対岸のビル群との違いに驚きました。夕方になると風が強いためシルバニアス島に向かうことが出来ないとの船長からの案内がありました。アブダビにもう1日留まることになりました。皆様の安全を考え急な航路変更も船旅ならではです。翌日アブダビを離れてからは終日航海を経て、オマーンへ到着。首都のマスカットはアラブ首長国連邦の平らな砂漠地帯とは一変、石灰岩の岩壁がそびえます。乳香の甘い香りの漂うマトラスーク、1月に亡くなられたカブース前国王の宮殿、オペラハウスやグランドモスクを見学しました。白亜の大理石はいったいどれだけの量が使われているのでしょう。最後の寄港地はハサブ。伝統的なダウ船クルーズではイルカと遭遇することができました。
いっぽう船内では最後の船内ライフを最後まで存分に楽しみいただきました。シアターではタンゴやベリーダンスショーが行われ、音楽も船内のあちらこちらで流れ、踊り出す人達も。ダイニングでもウェイター達が階段へあがり歌を披露し、最後まで楽しませてくれました。
ドバイで下船後は歴史的建造物群のバスタキアやゴールドスークやスパイススーク、世界一高いビルのブルジュ・ハリファの展望台に上がりドバイを最後までご満喫いただき帰国の途につきました。旅行はじめは少し肌寒かったものの、後半はアラビアらしい青空と暖かさに包まれた魅惑のアラビアンクルーズでした。

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【写真】
1枚目:ドバイ港停泊中のジュエル・オブ・ザ・シーズ
2枚目:ハサブのダウ船クルーズ
3枚目:シェークザイードモスク
4枚目:最後の晩餐時のダイニングスタッフ集合

添乗員:鈴木

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