添乗員の声

ツアー期間:
2021年11月05日〜2021年11月11日

5つのフェリーを利用し、四国・九州・関西・東北・北海道 総距離約2,600kmをめぐる日本一周の旅で、毎年気候の良い時期に実施している弊社人気企画です。

出発日夕方、弊社東京本社にご集合いただき専用車にて有明港へ。本日乗船のフェリーにはレストランがないため、途中豊洲の芝蘭にて四川風中華料理をお召し上がりいただきました。
最初に乗船するのは「オーシャン東九フェリー びざん」。船内はシンプルフェリーを提唱するだけあり構造もわかりやすく、ずらりと並ぶレトルト食品の自販機からお好みのものを選ぶ楽しさを体感いただきながら、2日目午後徳島港までの船旅をお楽しみいただきました。
徳島港近くの和美彩美にて寿司膳をお召し上がりいただき、香川県観音寺市へ。展望台から東西122m南北90mの巨大な寛永通宝の砂絵を眺望する琴弾公園、樹齢1200年の大きな楠の中に彫られた生木地蔵尊をご覧いただき、ご宿泊のリーガロイヤルホテル新居浜へ。

3日目は愛媛県西部の八幡浜港から大分県臼杵港へオレンジフェリーにて2時間30分の船旅。臼杵では61体の様々な表情を魅せる国宝の石仏をご覧いただき、大分港より「さんふらわあ ぱーる」へご乗船。船内でブッフェ料理をお召し上がりいただき、船は瀬戸内海を通航、3大大橋(来島海峡大橋・瀬戸大橋・明石海峡大橋)をくぐり、神戸港へ。

4日目神戸港下船後、神戸オリエンタルホテル最上階レストランからの素晴らしい景色を眺めながらゆったり朝食をお召し上がりいただき、京都へ。通常非公開の大徳寺黄梅院の見事な庭園、七五三祝いで賑わう下鴨神社、古くから皇室との深い関わりがある泉涌寺へご案内いたしました。昼食には下鴨福助にて京会席をご賞味いただき、名古屋港より「太平洋フェリー いしかり」に乗船。低気圧の影響でかなりの揺れが予想されるという事前情報は残念ながら外れることはなく、皆様の夕食後から船体の動揺も大きくなる中で仙台港へ向かいました。

海象の影響で太平洋フェリー姉妹船とのすれ違いや、仙台港での一時下船も残念ながら取りやめとなりましたが、「フェリー・オブ・ザ・イヤー」を28年連続で受賞している同社のゆとりある船内にて5日目をゆったりとお過ごしいただきました。

6日目11時に到着した苫小牧西港より白老町へ。地元の名産白老牛を使った焼肉をご賞味後、2020年7月に国の施設としてオープンした「ウポポイ(民族共生象徴空間)」へご案内いたしました。生の歌と踊りや丁寧に展示された数々の資料などでアイヌ民族の伝統と歴史を知っていただくことができました。登別地獄谷観光を終え、苫小牧東港より「新日本海フェリー ゆうかり」にご乗船。太平洋航海中に大きな影響をもたらした低気圧は日本海でも猛威を振るい、翌日の新潟港到着がこの時点で90分遅れるとのこと。和会席の夕食をグリル(個室)でゆったり召し上がっていただくため、船体動揺が大きくなる前にご案内することができました。

最終日は定刻より2時間遅れて新潟港に到着しましたが、新潟駅での上越新幹線への接続がスムーズにいき、最終的に1時間強の遅れで帰路についていただくことができました。

弊社では春・夏の日本一周をはじめ、フェリーを利用した魅力的なツアーを引き続き企画してまいります。なお、フェリー会社各社(現時点で60社)は御朱印のフェリー版「御船印」企画に参画しています。乗船することで購入できる「御船印」を集めると、特典が得られる仕組みです。よろしければサイトをご覧ください。> 専用サイトはこちら

↓↓↓動画でご覧になりたい方はこちらへ↓↓↓
(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)



【写真】
1枚目:泉涌寺 御座所庭園
2枚目:太平洋フェリー いしかり
3枚目:ウポポイ(民族共生象徴空間)
4枚目:船印帳と御船印

添乗員:大久保

ツアー期間:
2021年11月01日〜2021年11月03日

普段なかなか見る事のできない進水式をご覧いただける当社人気のツアーです。今回、芸予要塞の小島(おしま)、村上水軍の拠点だった能島(のしま)などの瀬戸内海の島々を巡りました。

羽田と伊丹それぞれにご集合いただき、松山空港で合流後、専用車にて今治へ。昼食場所の大潮荘からは、来島海峡とこのあと渡る小島を望むことができました。小島は来島海峡に浮ぶ周囲約3kmの小さい島ですが、日清戦争時代にロシア海軍からの侵略を防ぐために海岸要塞を築きました。砲台や兵舎、火薬庫などが当時のまま残され、頂上の司令塔跡は来島海峡を見渡せる展望台になっています。約60分の徒歩観光後、本日の宿は今治国際ホテルへ。22階建ての今治のランドマーク的ホテルで、今ツアーでは2連泊。高級館溢れ洗練された客室や温泉大浴場は大好評でした。

2日目の進水式は、伯方島(はかたじま)のしまなみ造船所で行われました。パナマ船籍の約23,000トンのばら積み船「COSMO GLORIA」。トン数では客船にっぽん丸とほぼ同じ大きさですが、船底から船体を見上げると、その大きさには圧倒されました。進水式には駐日パナマ大使も出席され、命名や支綱切断が行われると、巨大な船体はゆっくりそしてスピードをあげ海に進水していきました。あっという間の出来事でしたが、巨大な船体が動く光景は、高台の観覧席から見ていたお客様も感激していました。進水式が予定より早く終わったため、特別に大島の南端に位置する亀老山展望公園へご案内いたしました。来島大橋を見下ろせる眺望から、しまなみ海道随一と言われ絶景をご覧いただきました。大島では、村上海賊の歴史と文化を紹介した村上海賊ミュージアム、以前ブラタモリでも紹介された能島村上氏の居城があった能島へ上陸。能島の周囲には最大10ノット(時速18km)にもなる潮流が渦巻いておりますが、その潮流を能島へ渡る船上からご覧いただきました。ホテルには15時30頃に戻り、ゆっくりお休みいただきました。

3日目は今治から松山へ。選べる観光プランとして、日本三古湯の一つ道後温泉本館の入浴、または松山市のシンボル松山城の見学をしていただき、最後に愛媛の郷土料理をお召し上がりいただき、松山空港よりそれぞれ羽田・伊丹へと帰路につきました。

緊急事態宣言も解除になり、新型コロナウイルスの感染者数も減少傾向にある中、ホテルや各施設は感染対策をしっかり講じておりました。進水式は是非皆様にご覧いただきたいイベントで、弊社では、瀬戸内海の名所を巡るツアーを絡めこれからも設定してまいります。

【しまなみ造船】進水式の様子
(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)
巨大な船体が徐々にスピードを加速して船台を滑りゆく圧巻の光景を当ツアーの際に撮影



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(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)



【写真】
1枚目:進水式の様子「COSMO GLORIA」
2枚目:亀老山展望公園(大島) 
3枚目:松山城
4枚目:今治国際ホテル

添乗員:富永

ツアー期間:
2021年10月16日〜2021年10月18日

過去5年間、全て催行実施している大人気の「対馬・壱岐」のツアーになります。
東京からの往復は航空機を利用し、島間は高速船ジェットホイルにて1時間の船旅と移動に無駄が無く、3日間と短い日程でありながら、たっぷり観光をお楽しめると好評をいただいております。
初日「対馬」では、日本三大墓所「万松院」、元寇来襲を迎え撃った英霊を祀る「小茂田浜神社」、対馬独自の風景「椎根の石屋根」へご案内いたしました。ご宿泊は対馬グランドホテルとなり、夕食は新鮮な海の幸とサツマイモの澱粉でつくった対馬独自の麺料理など素朴な島の味をお召し上がりいただきました。翌日は、晴天の空に「和多都美神社」の海に浮かぶ鳥居がより一層美しく、また「烏帽子岳展望所」からの絶景も遠くまでご覧いただけました。魚を椿油で炒ってから鍋にいれた対馬料理「いりやき鍋」のご昼食をお取りいただいた後、厳原港よりジェットホイルにて、壱岐の芦原港へ。
まず、はじめに黒川紀章氏最後の建築「一支国博物館」にて壱岐の歴史や文化を知り、『魏志倭人伝(ぎしわじんでん)』に記された「一支国(いきこく)」の王都に特定された遺跡「原の辻公園」を見学しました。2日目のご宿泊は壱岐最大のリゾート旅館「壱岐ステラコート大安閣」です。“鬼の岩屋”をイメージし自然石のダイナミックな「洞窟風呂」と壱岐の食材を使った和風モダンな洗練された夕食が自慢の宿です。
最終日は、黒崎半島の先端にある壱岐のシンボル「猿岩」と「黒崎砲台跡」、神道発祥の地「月讀神社」、ご昼食に希少な壱岐牛をご堪能いただき、午後からは「左京鼻」の断崖絶壁の爽快な風景と壱岐のシンボル「はらほげ地蔵」を観光しました。
3日間で2島を効率よく巡り、離島独自の歴史・文化や特色ある郷土料理をお召し上がりいただけるこのツアーは、当社人気の「島旅」シリーズの中でも、特に一押しの商品です。また、対馬は鎌倉時代の元寇(文永の役)をモチーフにした海外でも人気のゲーム「Ghost of Tsushima」(ゴースト・オブ・ツシマ)のハリウッド映画化が決定しており、今後世界中から観光客が訪れると注目を集めておりますので、まだ対馬・壱岐に行かれたことのない方は是非、次の旅にご検討ください。

【写真】
1枚目:和多津美神社(対馬)
2枚目:万松院(対馬) 
3枚目:原の辻遺跡(壱岐)
4枚目:猿岩(壱岐)

添乗員:樽本

夏の横浜・川崎工場運河クルーズと「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」で食事 ~ヨコハマ・エア・キャビン搭乗体験~

ツアー期間:
2021年08月26日〜2021年08月26日

午前10時30分、横浜港大さん橋埠頭からチャーターした運河船「EXP号」にて出港。横浜港から川崎港の運河を巡り(~大黒埠頭~鶴見つばさ橋~JFE製鉄所~扇島コンビナート~田辺運河~海芝浦~火力発電所~瑞穂埠頭~)、12時30分みなとみらい・ぷかりさん橋まで2時間余りのミニルーズを楽しみました。
お昼の食事は、ハワイ・オハフ島の名門ホテルでもある「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」14階の「OZIO」、眼下に広がる横浜港の眺望抜群のレストランで素敵なイタリア料理のコース料理をいただきました。
昼食後はタクシーで運河パークに移動し、今年4月にオープンしたばかりのヨコハマ・エア・キャビン(日本初の都市型循環式ロープウェイ)のゴンドラに搭乗し、桜木町駅前までのみなとみらい地区の空中散歩を楽しみました。
夏の横浜の海を海上から、14階の眺望や空中からと存分に楽しめた一日でした。

【写真】
1枚目:貸切船 
2枚目:ぷかりさん橋(奥に見えるのがハンマーヘッドターミナル) 
3枚目:YOKOHAMA AIR CABIN
4枚目:ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜

添乗員:小竹

ツアー期間:
2021年08月03日〜2021年08月06日
船名:
guntû(ガンツウ)

海の色を映し出す船体と、わずか19室の「せとうちの海に浮かぶ 小さな宿」ガンツウに乗船。瀬戸内の名所を巡り、漱石や子規など数々の文人も訪れた老舗旅館「ふなや」に宿泊する、当社独自のオリジナルツアーです。

1日目は羽田から空路、松山へ。五志喜にて鯛そうめん・鯛めし・じゃこてんなどの愛媛の郷土料理をお召し上がりいただき、松山城へ。城では珍しいロープウェイを利用して八合目までのぼりました。松山市の中心部、標高132mの勝山に築かれた松山城。慶長7年(1602)から四半世紀もの歳月をかけて築城され、「現存十二天守」の一つです。大天守からは松山市内を一望でき、宿泊する道後温泉もすぐ近くに見るとことができました。本日の宿は、日本三古湯のひとつ道後温泉にあり、江戸時代からの歴史を持つ老舗旅館「ふなや」に宿泊。温泉を愉しみ、部屋からは自慢の庭園を見渡し、夕食と朝食は部屋食にてご堪能いただきました。

2日目は専用車で来島海峡を渡り、美しい瀬戸内の風景が広がる、しまなみ海道の大島へ。今年ブラタモリでも紹介され話題になった村上海賊の能島(のしま)へ。大島沖に位置し、周囲はわずか約850mで隣接する鯛崎島の2島で構成されています。案内人の説明で、二の丸、本丸など巡り、江戸時代以降は無人だったため、当時の城塞遺構がよく保存されていました。大島の船着き場に戻る途中、潮流クルーズとして流れの速い場所を通り、迫力ある瀬戸内の潮流を体験することができました。その後、全国に一万社あまりある山祇神社と三島神社の総本社大山祇神社へ。境内には樹齢約2600年の大楠が神木として鎮座し、しまなみ海道でも有数の神社を参拝後、ガンツウに乗船いただきました。

現在、新型コロナウイルス対策として、乗船約1週間前にPCR検査をして、更に乗船当日、受付にて抗原検査を行い、安心してご乗船いただいております。ご旅行3日目に犬島寄港を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの影響により施設の一部が閉館のため、代替として豊島(てしま)に寄港し、豊島美術館を鑑賞いただきました。建築家、堀部安嗣氏のデザインによる、木の温もり溢れるガンツウのクルーズでは、瀬戸内の多島美の景色、ハイクオリティな和食や洋食、瀬戸内ならではの寿司の提供など、大型客船とはひと味違うサービスを体験で、お客様からも好評をいただいております。4日目の朝ガンツウを下船。下船後は、福山から新幹線で帰路に着きました。

当社ではほぼ毎月、瀬戸内の名所とガンツウ乗船を組み合わせた、弊社独自のオリジナルツアーを多数企画し、皆様の参加をお待ちしております。

【写真】
1枚目:道後温泉「ふなや」
2枚目:能島と鯛崎島
3枚目:大山祇神社
4枚目:ガンツウ

現在、募集中のガンツウツアー
■9月14日(火)発「湯野温泉宿泊 歴史遺産が残る大津島 山口の離島・野島 多島美の風景が広がる ガンツウの船旅」> 詳細はこちら
■9月30日(木)発「備讃瀬戸に浮かぶ塩飽諸島の本島、広島 せとうちの潮流と風景を楽しむガンツウの船旅」> 詳細はこちら
■11月10日(水)発「紅葉の小豆島 懐かしい時が流れる粟島と真鍋島 瀬戸内の情景を巡るガンツウの船旅」> 詳細はこちら

添乗員:富永

ツアー期間:
2021年07月26日〜2021年07月28日

知られざる香川県の離島「本島」「粟島」「伊吹島」をめぐりました。3日間晴天に恵まれた中、現地の方々との触れ合いをお楽しみいただきながら、個人ではなかなか訪れにくい島々にて新たな見聞を広げていただけたことと存じます。
1日目羽田空港より空路高松空港へ。高松空港到着後は専用車にて丸亀港へ向かい、皆様合流ののち定期船にて本島を目指しました。右に瀬戸大橋を眺めながら、約30分のクルーズを楽しみました。本島到着後、レストランにて創作フレンチをご賞味いただいたあと、本島出身で島を知り尽くしたガイドの三宅さんとともに島内観光へ。趣のある笠島集落など、塩飽水軍の本拠地のひとつであった本島の歴史をじっくりご覧いただきました。
2日目は日本初の旧海員養成学校「粟島海洋記念館」を有する粟島へ。明治30年に開校し大正9年に建てられたエメラルドグリーンの外観が美しい建物内は大正時代のモダンな雰囲気が醸し出され、そこだけ時が止まったかのようにも思えました。午後からは銭形平次のオープニング映像で有名な「銭形砂絵」、映える神社として近年話題の「天空の鳥居」へ。いずれも大型バスでは近くまで行けないため、小型バスを最大限活用して歩く距離を短くし効率よくご案内できました。
最終日はガイドの三好さんが保有する海上タクシーをチャーターし、いりこの最盛期を迎える伊吹島へ。船上から漁獲の様子を、島内では瀬戸内国際芸術祭の作品などをご覧いただきました。昼食にはいりこをふんだんに使用した海の幸に舌鼓を打ち、島をあとに高松駅、高松空港へ向かいました。
連日35度前後の気温の中、適宜お休みいただきながら、瀬戸内海の島々の魅力をお楽しみいただけたことと存じます。
なお今回は東京都が緊急事態宣言中のツアーでしたが、関連施設は徹底した感染対策を講じていました。弊社では引き続き、感染状況を注視しながらまた、感染対策を徹底した施設を選定しながら、魅力的な「島旅」をご案内してまいります。

【写真】
1枚目:本島 笠島集落
2枚目:粟島 海洋記念館
3枚目:天空の鳥居(観音寺市)
4枚目:伊吹島 いりこ漁獲風景

添乗員:大久保

飛鳥Ⅱトライアルクルーズ

ツアー期間:
2021年07月26日〜2021年07月26日
船名:
飛鳥Ⅱ

8月1日から運航再開予定の「飛鳥Ⅱ」
先日、業界関係者向けトライアルクルーズが行われましたのでレポートいたします。
今回は乗船当日の流れを中心としたトライアルということで大さん橋近くにあるホテル集合から乗船までの一連の流れと動線の確認、そして乗船後のディナーを体験するという内容です。
午前10時15分、大さん橋から車で約5~7分の元町・中華街最寄り「ローズホテル横浜」へ集合。集合は約30名ずつ、15分間隔での集合です。乗船時のお客様の荷物はこちらのホテル集合の際に1階でお預かりをすることが可能です。予め決められていた番号で区切られ2階会場にて検温、乗船券の確認、健康質問票の提出を行いその後、PCR検査で使用するキットを受け取り待機場所へ移動。そこで約20~30名毎に担当の方よりPCR検査の手順の説明を受けました。検査は綿棒を口の中に含み唾液を採取し受け取ったケースに入れて提出という簡単な検査です。説明する方はゴム手袋にマスク、その上からフェイスシールド、また至るところにアルコール消毒が置かれており厳重な感染症対策を講じています。その後、3階の別待機場所にて午後2時頃まで検査結果待ちという流れとなります。待機中は毎回軽食とコーヒーが提供されるとのこと。また待機場所からの移動とくにホテルを出たり最寄の中華街への散策などはいっさいできませんのでご注意ください。こちらのローズホテル横浜の集合の際は乗客の皆様に重慶飯店の中華弁当が提供される予定です。また集合するホテルによりお弁当は和食となる場合もあるとの説明を受けました。検査結果の待機時間は長い方で約3時間強あるため本を持参する、携帯電話などの端末に予め映画やドラマをダウンロードしておくなど時間の活用法を決めておくのがお勧めです。またホテル内は夏の期間は冷房が効いているため一枚羽織るものをご持参いただくことをお勧めいたします。
2時過ぎに【低リスク】との判定が確認され無事PCR検査を終えた際に渡されていた番号札順に20名ずつ乗船券を確認後、クルーズカードを受け取りホテル前の専用バスに乗車し大さん橋へ向かいました。
到着後、手荷物検査後に乗船。メインダイニング「フォーシーズン・ダイニング」にてフルコースのディナーをいただきました。テーブルは隣との間隔もあり、テーブルごとに衝立がありお部屋毎のテーブルアサインとなっているので会話を楽しむディナーというよりは景色や雰囲気を楽しむディナーといった印象を受けました。クルーの気さくで優しい心配りは以前と変わることはなく終始快適な食事タイムとなりました。また、再開時から初の試みとして6階リドガーデンでは「バルタイム」と称し、ディナータイムにビュッフェ形式の食事がとれるようになるということでこちらもメインダイニングでの食事後、体験してきました。食事内容は和食やそば、お寿司。また、食事後に軽くつまめるような生ハムやチーズ、デザートのアイスなど様々な種類の食事を自分の好みに合わせ選ぶことができます。これにより食事の選択肢が更に広がり充実したラインナップとなりました。メインダイニングでコース料理を楽しんだ後、デザートだけバルタイムを利用なんてことも可能であり夕食を2度楽しめるスタイルとなりました。
飛鳥Ⅱは今年、先代飛鳥から数えて30周年のアニバーサリーイヤーです。6階SHOPではそれを記念した関連グッズが販売していますので是非ご乗船の記念にいかがでしょうか。
今回は感染症対策の観点から5・6・11階のエリアのみの体験となりましたが、至るところに感染症対策が講じられておりお客様にこれまで以上に安心してご乗船いただけるものと確信いたしました。

【写真】
1枚目:集合場所の「ローズホテル横浜」
2枚目:検査結果待機場所(イメージ)
3枚目:アスカプラザ
4枚目:バルタイム(イメージ)

視察者:兎田

船名
飛鳥Ⅱ

バス旅散策とミニクルーズ 伊豆の絶景空中散歩と駿河湾クルーズ~富士山を望む美しい駿河湾ランチクルージング~

ツアー期間:
2021年07月20日〜2021年07月20日

東京・神田のゆたか倶楽部ビル前から、25名乗車定員の貸切バスにコロナ感染対策によりご参加者12名様はお一人様一座席使用にて予定の8時半に出発。首都・東名高速道路を利用し静岡の沼津港へ。
沼津港からは、122トン200名定員の湾内めぐり船を貸切、眺望豊かな駿河湾のクルージングと船内での海鮮バーベキーランチで90分余りのミニクルーズを楽しみました。通常は出来ない操舵室に上がり船長の操船の模様や案内を聴くことが出来ました。駿河湾の水深は2,500mで日本の湾の中で一番深い湾で、そのため魚類も約1,000種程生息しているそです。(因みに日本の魚類は淡水魚を含め約2,300種だそうです。)日本の湾内水深では相模湾が1,500mで2番目、3番目が富山湾の900mとのこと。
下船後は沼津港名産の種類豊富な干物をお土産にして、今度は山の上から駿河湾の眺望を楽しむため伊豆の国パノラマパークのロープウェイで富士見テラスに上がり大パノラマを堪能しました。唯、夏特有の真っ白な雲が富士山を被い隠し海からも山からも富士山の雄姿が見られなかったのが残念でした。
次に伊豆の国を離れ、ヴァンジ彫刻庭園美術館での庭園と彫刻の鑑賞です。ヴァンジ彫刻庭園美術館は富士山に連なる愛鷹山麓の中腹にある美しい風景に囲まれたクレマチスの丘にあり、イタリアの現代彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの彫刻が展示棟や庭園に点在しています。そんな中クレマチスの丘の風を感じながら皆様想い想いに素敵な庭園と彫刻をゆったりと鑑賞していました。帰途は朝と同様の高速道路を折り返し神田駅前に18時半に到着し日帰りの旅を終えました。

【写真】
1枚目:湾内めぐりクルーズ船「ちどり」
2枚目:操舵室見学
3枚目:パノラマパークロープウェイ
4枚目:ヴァンジ彫刻庭園美術館「壁によじ登る男」

添乗員:小竹

伊勢神宮両参りと伊勢湾最大の島「答志島」、潮騒の舞台「神島」めぐり

ツアー期間:
2021年07月10日〜2021年07月12日

伊勢神宮両参り、伊勢湾最大の答志島、三島由紀夫の潮騒の舞台となった神島などを3日間でお客様と一緒に巡ってきました。
名古屋駅到着後、専用車にて一路、豊受大神宮「外宮(げくう)」へ。神宮の祭典は「外宮先祭」といって、まず外宮で祭儀が行われます。参拝も外宮から内宮の順にお参りするのがならわしです。外宮では正宮(しょうぐう)を参拝後、土宮(つちのみや)と風宮(かぜのみや)
もご参拝いただき、皇大神宮「内宮(ないくう)」へ。宇治橋で五十鈴川を渡り、正宮で参拝後、おかげ横丁の散策もお楽しみいただきました。1泊目の宿は鳥羽温泉の扇芳閣。鳥羽の高台にあり、鳥羽の街と伊勢湾を見渡しながら、温泉で疲れを癒していただきました。
2日目は鳥羽(佐田浜港)から伊勢湾最大の答志島へ。鳥羽港から北東約2.5kmに浮ぶ東西約6km南北約1.5kmにわたる伊勢湾最大の島。3つの集落があり人口約2100人。今回は和具の集落を訪れ、戦国時代に活躍した九鬼嘉隆にまつわる史跡をガイドさんの話を聞きながら約90分徒歩観光をしました。答志島から神島へも鳥羽市営定期船で約20分のクルージング。神島は古代から海上交通の要衝でもあり、三島由紀夫が小説「潮騒」の舞台として描いた島です。島内観光では「潮騒」のゆかりの地である、生活感豊かな洗濯場、かつては島唯一時間を刻んだ時計台跡、八代神社や日本の灯台50選にも選ばれた神島灯台を巡りました。最後に山海荘で海の幸の昼食をお召し上がりいただき、神島観光船で神島から伊良湖へ渡りました。本日の宿、伊良湖ビューホテルは伊良湖の高台に建ち、ロビーの大きなガラス窓からは、伊良湖岬と先ほど観光していた神島の大パノラマが広がっていました。ホテルには7種類のお風呂があり、今日も温泉をお楽しみいただきました。
3日目はゆっくりと朝9時に出発し、蒲郡の竹島へ。約400mの沖に浮び周囲約680mの花崗岩からなる楕円形をした竹島は、国の天然記念物。陸から島まで橋で繋がり、まるで湘南の江の島のようです。橋を歩いて渡り、約100段の階段をのぼり、竹島八百富神社を参拝。参拝後は、竹島の対岸にある蒲郡クラシックホテルへ。このホテルは1934年に建てられ城郭風建築の外観とクラシカルなアールデコ様式が特徴です。ホテルのメインダイニングにてフレンチの昼食をお召し上がりいただきました。最後に日本三大稲荷のひとつ豊川稲荷を参拝いただきました。今ツアーでは、梅雨前線が活発になる中、毎日が雨になることを心配しておりましたが、3日間とも晴れ、観光をお楽しみいただきました。

【写真】
1枚目:伊勢神宮内宮
2枚目:神島の時計台跡 
3枚目:伊良湖ビューホテルからの景色
4枚目:竹島八百富神社

添乗員:富永

ツアー期間:
2021年07月05日〜2021年07月09日
船名:
guntû(ガンツウ)

ガンツウでの瀬戸内海クルーズを利用した当社の人気ツアーに添乗してきました。
今回は、空路にて山口宇部空港へ。そこからバスで一気に日本海まで走り、城下町萩を訪れました。萩では梅雨の晴れ間、真っ青な空のもと武家屋敷をガイドの案内で散策いたしました。世界遺産エリアの街並みは今にも維新志士が走りだして来るような錯覚に陥るほど見事でした。途中涼みに入った売店で名物“夏みかんソフト”がお客様の間で人気となりました。やはり夏の観光にはご当地ソフトが欠かせません。おいしそうにお召し上がりになるお客様の笑顔に添乗員としてはほっとする瞬間です。
さて、本日のお泊りは毛利家の武家屋敷跡に建てられた情緒ある旅館「北門屋敷」です。世界遺産エリアの中に建つ唯一の宿であり、その風格は格別。日頃のお疲れを温泉とおいしいお食事で一気にお取りいただけことかと存じます。
翌日は松下村塾と東光寺を巡りました。観光客は他にいらっしゃらず静寂に包まれていました。それが余計にガイドさんの解説が味わい深いものとなりました。午後からは西の小京都と呼ばれる山口市内を観光しました。萩とはまた趣きの異なる雅な瑠璃光寺や枯山水が美しい常栄寺雪舟庭をご覧いただき、14時過ぎには宿入りです。なぜなら、この日のお泊りは湯田温泉「古稀庵」だからです。古稀庵は、全16部屋しかない庭木に囲まれた、まるで別荘のような離れの客室と目でも楽しめるほど美しい食事が自慢の宿です。源泉かけ流しの露天風呂とテラス付の離れにて静かでゆったりとした時間をお過ごしいただけたのではないでしょうか。
3日目はいよいよ、ガンツウに乗船。午前中は岩国の錦帯橋をご覧いただいた後、名物の「岩国寿司」をお召し上がりいただき、広島県の福山へそして乗船地である境ガ浜のマリーナへ。ガンツウは木材を多用した温かみのある船内から瀬戸内海の多島美を間近にご覧いただけます。大型客船とはまた違った魅力あるクルーズをお楽しみいただけます。船上でのお食事はハイクオリティで洗練されたものばかりです。「2泊3日があっという間だった。もっと長く乗りたい」と下船を惜しむ声を毎回お聞きします。ガンツウを利用したツアーは本年4月より毎月1本シリーズで催行しており、すでに当社の多くお客様にご乗船いただきました。乗船後のアンケートでは毎回最高評価をいただいております。ツアーの内容は全て毎回異なるものにしておりますので、ぜひご興味がございましたらお問い合わせください。きっと、今までに体験した事のない、ひと味違ったクルーズ体験ができることでしょう。

【写真】
1枚目:ガンツウ外観
2枚目:萩武家屋敷 
3枚目:松下村塾
4枚目:古稀庵

添乗員:樽本

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