添乗員の声

ツアー期間:
2021年03月10日〜2021年03月12日

今回の旅は、往復航空機を利用して年間平均気温が15℃と温暖な気候の瀬戸内海の島々と日本三大天満宮の一つである防府天満宮を巡る3日間の旅でした。
 まず、「瀬戸内海のハワイ」と称される周防大島へ。昭和初期にサトウキビ労働者として海を渡りハワイへ向かったたくさんの移民者が周防大島にはいました。その際持ち帰った農具の展示や当時の労働している様子がわかるビデオ上演などを行っている「日本ハワイ移民資料館」をご見学いただき、太平洋戦争で活躍した戦艦「陸奥」が、謎の爆発事故で周防大島の沖合約5kmで沈没し多数の乗組員が命を落とした歴史と名誉が紹介されている「陸奥記念館」の見学をしました。
 次に、徳山港より約10kmに浮かぶ大津島へ定期船フェリーをご利用いただき、太平洋戦争終期に最後の秘密兵器と呼ばれた人間魚雷「回天」の記念館と訓練基地をゆっくり徒歩で2時間の見学をいただき、戦争について学び考えさせられた場所となりました。
 最終日は、防府市に移動して日本三大天満宮の一つであり、904年に最初に建てられたと言われる「防府天満宮」をご参拝いただき、長州藩毛利氏が幕末に建てた25,000坪、東京ドーム1個分すっぽり入る広大な庭園を持つ「旧毛利家本邸」の博物館と庭園をご見学いただきました。
 食事は、周防大島の特産ブランド品である「大島みかん」を使った名物料理「みかん鍋」や瀬戸内海の海の幸をふんだんに使用した「鯛のしゃぶしゃぶ」、「太刀魚の刺身」など海鮮料理をご賞味いただきました。
 また、周防大島のご宿泊いただいたリゾートホテル「サンシャイン サザンセト」は瀬戸内海に面してほとんどの部屋がオーシャンフロントであり、年に数回フラダンスの大会が行われるなどハワイにいるような雰囲気にさせてくれリラックスできるホテルでした。また、海外旅行に出かけることが難しい昨今ですが、このように日本にいながら「ハワイ」を感じていただき、海外旅行気分を少しでも味わっていただけました。
 3月の変わりやすい気候のため、一部雨に打たれながらの観光とはなりましたが比較的温暖な気候であるので過ごしやすく、戦争歴史的建造物や社寺、庭園などの見学をのんびりと大満喫できた3日間の旅行となりました。ゆたか倶楽部では、今後も当コースのような企画を検討・実施していく予定です。

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【写真】
1枚目:陸奥記念館(野外展示場)
2枚目:回天記念館
3枚目:周防大島名物「みかん鍋」
4枚目:サンシャイン・サザンセトからの風景

添乗員:細谷

ツアー期間:
2021年03月07日〜2021年03月09日

日本と琉球の起源にまつわるロマン溢れ、沖縄最北端に位置する「伊平屋島」「伊是名島」を、ゆたか倶楽部人気企画「島旅」で巡ってきました。
那覇空港到着後、専用車にて沖縄北部、本部半島今帰仁(なきじん)村の運天港へ。フェリーいぜな尚円(しょうえん)」に乗船し、約1時間で伊是名島へ到着。面積14㎢ 人口1365名の伊是名島は、高い山がなく平坦の景色が続き、ハブのいない島として知られています。1470年から明治廃藩置県の1879年まで約400年続いた琉球王国第二尚氏(だいにしょうし)の始祖・尚円(しょうえん)王生誕の島。島内には尚円王ゆかりの地が点在し、尚円王生誕地、島のシンボルとなる立派な尚円王の像が建つ尚円王御庭公園、尚円王の家族親族が眠る玉御殿(たまうどぅん)などを巡りました。
2日目の午後は小型チャーター船で無人島の具志川島へ上陸し伊平屋島へ渡る予定でしたが、波が高くなるとの予報のため、チャーター船での具志川島上陸と伊平屋島への移動を断念、定期航路のフェリーで伊是名島から運天港、運天港から伊平屋島へと乗り継ぎ移動と予定を変更しました。
到着した伊平屋島は沖縄県の有人島では最北端に位置し面積20㎢、人口1235名、南北に細長く200mを超える山々は、平坦な伊是名島とは対照的です。まずはバスで標高227mの腰岳展望台から島の北部を一望。その後、西海岸のヤヘ岩などを通り、天照大御神が隠れた伝説が残るクマヤ洞窟へ。入口は人ひとりが通れる狭さですが、中に入ると奥行40m、幅14m、高さ15mの空間が広がり、神秘的な雰囲気でした。最後に樹齢280年の国指定の天然記念物「念頭平松」を見学し2日目の観光が終了。
3日目は170段の階段をのぼり片隈神社に参拝し、島の最南端の野甫(のほ)大橋を渡り周囲わずか4.8kmの野甫島を訪れました。野甫島の展望台からは伊是名島と具志川島の景色をご覧いただき、帰りの野甫大橋では、橋の上でバスを停車。橋の上から眼下の美ら海を眺めると、サンゴや海ハブも見ることができました。地元海産物の昼食後、フェリーで伊平屋島を後にし、那覇空港から帰路につきました。
伊是名島と伊平屋島を巡り、琉球王国の歴史を学び、離島ならではの素朴な雰囲気と美しい海、そしておいしい地元海産物の料理、気温20℃と過ごしやすい季節に旅行をご満喫いただきました。

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【写真】
1枚目:フェリーいぜな尚円
2枚目:尚円王御庭公園(伊是名島)
3枚目:クマヤ洞窟(伊平屋島)
4枚目:念頭平松(伊平屋島)

添乗員:富永

ツアー期間:
2020年11月22日〜2020年11月26日

今回の旅は、竹芝客船ターミナルから東海汽船の「橘丸」で、東京から八丈島までは287km、約10時間の船旅からスタートです。八丈島からは連絡船「あおがしま丸」に乗り継ぎ、青ヶ島に渡る予定でしたが、天候状況が悪く、青ヶ島へ渡ることを断念しました。 青ヶ島は、アメリカの環境保護NGO One green planetが発表した「死ぬまでに見るべき世界の絶景13」に日本で唯一選ばれた、絶海の秘境です。黒潮の真っただ中に位置し、切りたった断崖絶壁の地形のため浜辺や入り江はなく、漁師も命がけで漁をする浅瀬で、上陸できる可能性は5割程度。今回は残念ながら青ヶ島に渡ることができず、八丈島からの遠望となりました。水平線に沈む夕陽が見える八丈ビューホテルに3連泊し、地元の温泉に浸かり、美味しい海の幸・山の幸をいただき、植物公園でかわいいシカ科のキョンを見て、自然、歴史、文化、芸術にも触れ、八丈島を満喫。
八丈島は2つの火山「八丈富士」と「三原山」から成るひょうたん型の島です。標高854mの円錐形の「八丈富士」は1万年前に誕生した若い山で別名は「西山」。今回は3日目は天気に恵まれ、八丈富士をハイキングしました。60分かけて階段を登り、直径400m、深さ50mの火口を覗き見て、30分かけて下りました。中腹のふれあい牧場で牛の餌付けを見て、夜は噴火した溶岩が海に注いで固まった南原千畳岩海岸で星を眺めました。一方、標高700mの三原山は10万年以上前に誕生した成熟した山で別名は「東山」。ジェラシックパークのような鬱蒼としたジャングルの中に滝の音が響きます。ヘゴシダが茂る「裏見ケ滝」を散策し、虹が浮かんだ滝の裏側をくぐりました。
海の玄関口・底土港は東側にあり、西側の八重根港まで時計周りに海岸沿いドライブすると、龍のように曲がりくねった道から名付けられた「登龍峠展望台」、八丈八景に選ばれた「名古の展望台」、夕陽スポットの「大坂トンネルの展望台」からの眺めは格別でした。八丈島の名産品といえば平安時代から伝わる絹織物「黄八丈」です。島に自生する植物の天然染料で絹糸を黄・樺・黒の3色に染め、機織り機で仕上げます。服部屋敷では、黄八丈を着た島民の方のよる樫立地区に伝わる八丈太鼓やショメ節の歌や踊りを鑑賞しました。歴史資料館で豊臣秀吉の五大老の一人で、関ケ原の戦いで敗れたために島に流された岡山城主の宇喜多秀家について学んだあと、秀家が植えたソテツが残る住居跡を訪ね、お墓参りをしました。次回は是非、青ヶ島に渡り、世界一の星空を見てみたいです。

【写真】
1枚目:橘丸
2枚目:大里の玉石垣
3枚目:八丈富士山頂からの眺め
4枚目:八丈ビューホテルから見た日没

添乗員:細田

ツアー期間:
2020年11月17日〜2020年11月20日

■11月18日(水)発 往復航空機利用コース詳細はこちら

 今回の旅は、東京から南へ約290Kmに位置し海洋性亜熱帯気候の八丈島まで、往復定期船フェリーと往復航空機をご利用いただくコースに分かれて8名様がご参加いただきました。定期船フェリーで往路は「橘丸」の深夜便にて八丈島へ、復路は同型姉妹船の「さるびあ丸」の昼便で特等船室をご利用いただきました。洋室のツインベッドタイプの船室でゆっくりとお過ごしいただき、大きな揺れもなく片道約11時間の快適な船旅でした。往復航空機をご利用いただいたお客様は、片道約50分の飛行時間では八丈島へ。効率よく島内観光することができました。
 八丈島は、2つの火山「三原山」と「八丈富士」が噴火して形成されたひょうたん型の島で、島の周囲は約42Kmでフルマラソンの距離とほぼ同じです。三原山を中心に「坂上」、八丈富士を中心に「坂下」と呼ばれ、天候が良い時は、島内随所にある展望台から三宅島や御蔵島、青ヶ島などが眺望することができます。毎年のように冬の時期はザトウクジラの群れがやってくので、運が良ければ見ることができます。
 また、江戸時代以降は、豊臣秀吉の家臣であった宇喜多秀家をはじめとする、全国各地からたくさんの流刑者が島に住みつき、多種多様の独自の文化が発展しました。「服部屋敷」では八丈ショメ節の舞踊や八丈太鼓などの伝統芸能をご覧いただきました。また、コブナグサと呼ばれる草木を、黄色・鳶色・黒色で染めて、縞模様や格子模様に織る八丈の伝統工芸「黄八丈」の工房を見学しました。現在では、織元も数件しかなく希少価値であります。工房には900万円の着物も展示販売されておりました。
 食事は、島の食材をふんだんに使用した料理が特徴的であり、地元で水揚げされたシイラやカツオなどを独特のタレに漬け込み、「からし」を練りこんだ「島寿司」や明日葉や甘藷、にょうげ芋(里芋)の天ぷら、はんば海苔(はば海苔)を混ぜ合わせた「はんば飯」など島独自の料理をご賞味いただきました。
 年間雨量が多い八丈島は、快晴となる日が年間20日程度と言われておりますが、今回の旅行期間中はほぼ快晴で気温も日中20℃前後と過ごしやすい気候でしたので、のべ2日間の島内一周観光をのんびりと大満喫できた旅行となりました。

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【写真】
1枚目:橘丸出港風景 レインボーブリッジ通過
2枚目:八丈富士と八丈小島
3枚目:大里地区の「玉石垣」
4枚目:「服部屋敷」八丈太鼓

添乗員:細谷

ツアー期間:
2020年11月17日〜2020年11月21日

フェリーさんふらわあのデラックスキャビンを利用し、別府・黒川・嬉野の九州を代表する温泉をお楽しみいただく5日間の旅でした。
東京駅から出発し、新幹線・貸切バスにて大阪南港ターミナルへ。船内はGoTo Travelキャンペーンの影響もあり多くの方が乗船していましたが、レストラン・展望風呂では人数制限を設けるなど感染対策が徹底されていました。なお、今回のデラックスキャビンにはバスタブもついているため、万が一展望風呂が混みあっている場合にも、ゆったりお風呂に入れて安心です。瀬戸内海航行後の翌朝、別府港近くのホテル別府パストラルにてゆったり朝食後、「熊野磨崖仏」へ。朝の清々しい中、鬼が作ったと云われる約100段の石段を歩き、穏やかな表情の大日如来と不動明王をご覧いただきました。国指定重要文化財の仏像を収蔵する「真木大堂」・国宝「富貴寺」など国東半島の観光と海の幸をお楽しみいただき、お早めに「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」へ。約68㎡のゆとりある客室からの別府湾を一望する極上の眺望や、最先端の設備などとともにと豊富な湯量を誇る別府温泉を存分にお楽しみいただきました。レストランにはテラス席も設けられ、随所に上質なこだわりが見受けらるホテルです。なお、「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」を利用したゆたか倶楽部オリジナルツアー「二度目の別府と瀬戸内海クルーズ」も好評募集中です。
> ツアー詳細はこちら
3日目は「湯布院金鱗湖」、「九重夢大吊橋」の紅葉をお楽しみいただきなから黒川温泉へ。黒川温泉では3つの宿の温泉に入浴できる温泉手形にて湯めぐりをお楽しみいただきました。この温泉手形には6ヵ月の有効期限があるので、使いきれなかった場合でも期限内に再訪問すればご利用可能です。温泉街は浴衣で散策する人で賑わっていました。
4日目は濃い霧が立ち込める中、ホテルを出発し「熊本城」へ。2016年の熊本大地震で被害を受けた箇所の改修工事が進む中、特別見学ルートより天守閣をご覧いただきました。昼食には熊本名物馬肉をお召し上がりいただいたあと、佐賀の紅葉の名所「御船山楽園」へご案内いたしました。紅葉は少し進んでいましたが広大な園内をゆったりとご散策いただきました。また、有田焼の名門で皇室御用達「深川製磁」運営の「チャイナオンザパーク」ではちょうどキャンペーン中でアウトレットのものをお値打ちでご購入いただくことができました。観光後、嬉野温泉「吉田屋」へ。つるつるの美人の湯にてお寛ぎいただきました。
最終日は佐世保の軍港の風景を船上からご覧いただける「軍港クルーズ」、現地ガイドの細川さんと永井隆ゆかりの地を歩く「長崎さるく観光」をお楽しみいただきました。一般的なツアーでは訪問しない「長崎国際墓地」、「山王神社」、「長崎大学」などをご覧いただき、理解を深めていただく時間となりました。観光後、長崎空港より羽田空港へと帰路につきました。
九州大横断と銘打ったツアーで、2日目別府港から5日目長崎空港までのバス移動距離は約670kmでした。雨にも当たらず、国東半島の海の幸、阿蘇の赤牛、長崎ちゃんぽんなど、各地の名物料理もお楽しみいただけた旅でした。また、最終日は3連休初日ということもあり、長崎市内は多くの観光客の方で賑わい、特にグラバー邸周辺は個人・グループ両方の方々の姿が見え、コロナ禍の秋にGoTo Travelキャンペーンが功を奏しているものと感じました。
なお、今回のツアーではGoTo Travelキャンペーンの特典「地域共通クーポン」がお一人様24,000円分発行されました。土産店や宿泊ホテル、最終の長崎空港での時間を利用しご活用いただきました。
2021年1月まではGoTo Travelキャンペーン適用期間です。キャンペーン対象コースは多数ございますので、ぜひ再び、三度とご活用ください。

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【写真】
1枚目:ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパからの眺望(大分)
2枚目:熊本城(熊本)
3枚目:御船山楽園(佐賀)
4枚目:佐世保軍港クルーズ(長崎)

添乗員:大久保

ツアー期間:
2020年11月11日〜2020年11月18日

5日目は太平洋フェリー「きそ」船上の1日。3日目~4日目は徒歩観光が中心だっためお客様もだいぶ疲れ気味でしたが、船上でゆったり思い思いにお過ごしいただき体力を回復していただきました。定刻通り仙台に寄港。ご希望の方は一時下船することができ、約半数の方が一時下船をされ、港周辺にあるショッピングモールやアウトレットまでの散策を楽しまれました。きそは再び苫小牧へ向け出港しました。
6日目11時に苫小牧に入港。これまでは11月にしては温かな陽気であり連日20℃前後のなかで観光して参りましたが、この日は気温はぐっと下がり約10℃の予報。しかし、天気がよく下船してみると思ったより寒さを感じませんでした。市内のホテルにて中華の昼食をお楽しみいただき、その後みなと市場に立ち寄り海産物の買い物を楽しみいただきました。GoToトラベル地域共通クーポンを利用するため、急きょお客様のご希望に応じて臨機応変に対応。その後、登別へ移動。爆裂火口跡の登別地獄谷を散策しながら見学後、洞爺湖にある有珠山ロープウェイへ。約6分で頂上駅。頂上駅からは、徒歩7分の有珠山火口原展望台から迫力ある火口の景色や、洞爺湖展望台から洞爺湖と昭和新山を見下ろすことができました。この日は洞爺湖万世閣レイクサイドテラスに宿泊。客室からは目の前に洞爺湖、遠くに蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山をご覧いただくことができました。2か所の天然温泉の大浴場はとても大きく、温泉と景色を楽しめたホテルでした。
7日目は洞爺湖から一路札幌へ。途中の標高835mの中山峠では積雪があり北海道に来たことがここで実感できました。札幌では大通り公園や時計台など中心地を車窓観光し、羊が丘展望台へ。その後、小樽港移動。到着前には北一硝子にバスを止め、1時間ほど時間を取り、北海道での最後の買い物をお楽しみいただき、新日本海フェリー「あざれあ」に乗船し、新潟にむけ出港。約16時間の日本海のクルーズを楽しみしました。
8日目新潟港入港後、専用車にて長岡へ移動。幕末長岡藩の家老河井継之助記念館と、連合艦隊司令長官の山本五十六記念館を見学。見学後、へぎそばをお召し上がりいただき魚沼へ。東洋のミケランジェロと呼ばれる石川雲蝶の彫刻が有名な永林寺を拝観。浦佐より新幹線で東京へ。更に関西の方はのぞみで新大阪まで戻られました。
8日間は一度も雨に降られず、4つのフェリーも海が荒れることがなく天気に恵まれ九州から北海道まで、日本の広さを感じながら秋深まる日本を一周ご満喫いたしました。

春の日本一周フェリー3000kmの旅 好評募集中
なお、当コースは暖かな春にも企画し、現在好評募集中です。4つのフェリーを乗り継ぎ、日本の名所を訪ねてみませんか。
■3月14日(日)発 「春の日本一周フェリー3000kmの旅」
> 詳細はこちら

【写真】
1枚目:フェリーきそ
2枚目:有珠山火口原展望台
3枚目:羊が丘展望台
4枚目:永林寺

添乗員:富永

ツアー期間:
2020年11月11日〜2020年11月18日

今回の旅は、日本を日本を代表する4つのフェリーを乗り継ぎ秋深まる九州・関西・北海道・新潟を巡る日本一周の旅です。毎年弊社で実施している人気企画です。
最初に乗船するのは「さんふらわあ さつま」。2018年に就航したばかりのフェリーで大阪南港から鹿児島の志布志へ。約15時間の船旅は、新造船だけあって内装がモダンで、パブリックスペースも広くとても過ごしやすい船旅でした。志布志からは宮崎県にある伊東家5万1千石の城下町飫肥へ。日露戦争ポーツマス条約の代表を務めた小村寿太郎の記念館や武家屋敷豫章館などを見学し、郷土料理の昼食に舌鼓。昼食後は、洞窟の中に朱塗りの色鮮やかな本殿がある鵜戸神宮と、鬼の洗濯岩を一望できる日南海岸の堀切峠を見学し、ANAホリデイ・イン・リゾート宮崎に宿泊。各部屋からは太平洋の大海原を望め、天然温泉もあり旅の疲れを癒していただきました。
3日目は名勝天然記念物の高千穂峡の散策。一番有名な真名井の滝をご覧いただき、古事記や日本書紀にも記される天岩戸神社を参拝。参拝後は、宮崎県を離れ大分県の天空の城と呼ばれる豊後竹田城へ。難攻不落の堅城と呼ばれた立派な石垣を見ながら階段で大手門跡まで登りました。大手門跡からは夕陽がせまる綺麗な竹田の街を見下ろすことができ、竹田では日露戦争旅順戦で戦死した軍神広瀬武夫記念館も訪れました。最後に東洋のナイアガラと呼ばれる原尻の滝を観光し大分港へ。大分港手前では渋滞に巻き込まれ、皆様ヤキモキしましたが19時30分出港の30分前に無事到着。2船目の「さんふらわあ ごーるど」に乗船し、夜の瀬戸内海を航行し神戸まで12時間30分のクルーズを楽しみました。
4日目は神戸港から紅葉の名所として有名な、湖東三山の、金剛輪寺、西明寺、百済寺に加えお多賀さんの名で親しまれる多賀神社を巡りました。紅葉時期の週末とあって渋滞を心配しましたが、神戸から最初の金剛輪寺まではスムーズに移動できました。駐車場から二天門をくぐり、本堂と三十塔付近では紅葉が見事でした。千体地蔵を見ながら階段を下り、最後に明寿院を見て、多賀大社を参拝して、2つめの西明寺へ、階段を登り山門をくぐると本堂へ。本堂の大屋根は、琵琶湖のヨシで葺かれ、草葺き屋根として全国でも屈指の規模です。3つめの百済寺では庭園、そして仁王門、本堂をご覧いただき、どのお寺も赤く色付いた紅葉を見る事ができました。例年紅葉のシーズンともなれば3カ寺ともかなりの賑わいで、駐車場へ入るにも渋滞していましたが、例年に比べ人出が少なく、コロナ禍の影響を感じました。湖東三山から名古屋港へ移動し、3船目の太平洋フェリーきそに乗船し苫小牧に向け出港いたしました。(後編へ続く)

【写真】
1枚目:さんふらわあさつま
2枚目:鵜戸神宮
3枚目:原尻の滝
4枚目:百済寺

添乗員:富永/佐藤

ツアー期間:
2020年11月08日〜2020年11月10日

弊社企画の国内ツアーの中でも特にご好評いただいている「島旅」。今回は鹿児島県西部に浮かぶ「甑島(こしきしま)列島」を効率よくめぐる3日間の旅でした。
羽田・伊丹それぞれご集合いただき、鹿児島空港にて合流、専用車で鹿児島市内へ。きびなごや黒豚などの郷土料理の昼食のあとは、島津家別邸「仙巌園」へ。ちょうど菊祭りが開催中の園内は日曜日ということもあり多くの方で賑わい、日本を代表する名園と島津家の功績を知ることができました。また、その昔この地に日本初の洋式紡績工場を作った際に招いた、イギリス人技師達の宿舎として活用された「異人館」では、当時の和洋折衷建築の様子をご覧いただきました。見学後、県西部の串木野市へ。
鹿児島本土と甑島は高速船とフェリーのいずれかで結ばれています。今回は甑島列島の北の玄関口「里港」へ向かうべく、「串木野新港」よりフェリーに乗船。約1時間の船内は日曜日を本土などで過ごした島民や観光客で賑わっていました。里港到着後は、目の前に建つ「ホテルエリアワンコシキアイランド」へ。2020年6月にリニューアルした、島内唯一の天然温泉と心のこもった島料理にてゆっくりお寛ぎいただきました。
2日目は島公認ガイド塩田さんの案内のもと、地区の歴史を物語る「里地区武家屋敷」、函館山からの景色のような絶景「トンボロ」などをご覧いただき、ハイライト「断崖クルーズ」へ。東海岸クルーズにて、完成後2ヵ月足らずの甑大橋や大昔のロマンを感じさせる断崖絶壁など、1時間のクルーズを存分にお楽しみいただきました。昼食には地元の魚介類をふんだんに使用した寿司定食と名物あおさラーメンをご賞味いただきました。午後は島を南下し3段の滝が清々しい「瀬尾観音三滝」、間近に迫る200m級の断崖絶壁「夜萩円山公園」など、甑島の代表的なスポットへご案内し、ホテルへ。連泊のため館内・周辺ともに動きやすかったとのお声がありました。
最終日は午前発便のフェリーにて串木野新港へ。到着後、初日と同じ顔ぶれの乗務員さんと合流し、鹿児島市内へ。特産品のひとつ「茶美豚」などの昼食のあとはバスごと「桜島フェリー」へ。快晴の中、ちょうど桜島の噴火・噴煙の様子が見られ思い出深い15分のクルーズとなりました。下船後、「林芙美子文学碑」や「坂元くろず」へご案内し鹿児島空港へ。それぞれ羽田・伊丹へと帰路につきました。
2020年8月に鹿児島県内最長1,533mの甑大橋が完成し中甑島と下甑島が結ばれ、上甑島を含めた3島が陸路でつながりました。甑大橋の完成によって今までは船を利用していた3島めぐりがぐっと身近になりまた、同じホテルへの連泊によって荷造り・荷解きのお手間が軽減されました。効率よく島めぐりをしていただいたことに加え、素晴らしい天候の中で甑島の見どころをお楽しみいただけたことは大変喜ばしく思います。
今回のツアーではGoTo Travelキャンペーンの特典「地域共通クーポン」がお一人様12,000円分発行されました。ホテル付近の土産店や宿泊ホテルでの夕食時飲料、最終の鹿児島空港での時間を利用しご活用いただきました。
2021年1月まではGoTo Travelキャンペーン適用期間です。キャンペーン対象の島旅シリーズもございますので、ぜひ再び、三度とご活用ください。

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【写真】
1枚目:トンボロ眺望
2枚目:断崖クルーズ
3枚目:甑大橋
4枚目:フェリーニューこしき

添乗員:大久保

チャーター船で巡る笠岡諸島4島とうさぎの大久野島と村上海賊ミュージアム

ツアー期間:
2020年11月04日〜2020年11月06日

瀬戸内海に浮かぶ、うさぎの島として有名な大久野島と、日本屈指の石材産地の北木島や弘法大使ゆかりの寺がある白石島など笠岡諸島の4島をチャーター船で巡りました。
羽田・伊丹それぞれご集合後、松山空港にて合流しこの旅行が始まりました。松山では道後温泉本館の入浴又は坂の上の雲ミュージアムのどちらかをお選びいただき観光。その後、日本を代表する小説家・司馬遼太郎の「坂の上の雲」の主人公3人のうち、秋山好古・真之兄弟の生誕地に復元した生家を見学後、今治へ移動。遠くに瀬戸内海と来島海峡大橋を望む今治のランドマーク的な存在の今治国際ホテルに宿泊。
2日目は、日本三大潮流の一つ来島海峡と来島海峡大橋の素晴らしい眺望を糸崎公園よりご覧いただき、来島海峡大橋を渡り大島の村上海賊ミュージアム(旧村上海軍博物館)へ。瀬戸内を制した戦国最強の村上海賊。村上家伝来の貴重な品々や、国指定史跡「能島城跡」の出土品など、海賊の歴史、文化の研究などに関する資料をじっくり見学。大三島では大山祇を祭神とし、全国の山祇神社、三島神社の総本社を参拝。昼食は神社近くの茶梅旅館にて愛媛県の郷土料理鯛めしをお召し上がりいただきました。昼食後に、大三島の盛(さかり)港から大三島フェリーにて大久野島へ。かつて毒ガス工場があったことから「地図から消された島」と呼ばれ、今でも島のいたるところに遺構が点在しています。現在は国立公園に指定され、休暇村として整備され約900羽もの野生のうさぎが棲息。島に着くと、いたるところに愛くるしい姿のうさぎの姿が。うさぎから人によってきて、一種の癒しにもなり、この島の人気がうかがえました。島を散策しながら、南部砲台跡や毒ガス資料館を見学後、大三島へ戻り、しまなみ海道を縦断し笠岡へ移動。2日目は笠岡グランドホテルに宿泊。
3日目はチャーター船で笠岡諸島の4島を巡りました。笠岡の住吉港を出港すると約15分で最初の高島へ。高島港から丘を登り良縁子授け安産の神として信仰された巨石子はらみ岩へ。丘の頂上にある岩からは綺麗な瀬戸内の景色が印象的でした。2つ目の島は白石島。弘法大師が唐の国から帰国する際、立ち寄ったとされる開龍寺を参拝し日本で最初のタイ式の仏舎利塔もご覧いただきました。3つ目の島は北木島。笠岡諸島最大の島で、北木石と呼ばれる良質の花崗岩の産出地。日銀本店や日本橋、靖国神社石鳥居にも使用されています。現在石切り場は地下にむかって深さ60mも掘られ、現在は展望台としても人気を博しています。最近はお笑い芸人の「千鳥」大悟さんの生まれ故郷としても知られています。最後の4つ目の島は真鍋島。真鍋邸にあるホルトの木、映画「瀬戸内少年野球団」の舞台にもなった中学校を見学をし、チャーター船で住吉港へ戻りました。
4つの島ともに狭い場所に家がひしめきあい、昔懐かしい雰囲気と時間が止まったような素朴な街並みに魅了されました。3日間ともに晴天に恵まれ、バスの車窓から、そしてフェリーとチャーター船の船上から見た瀬戸内海の美しい多島美を存分に満喫していただきました。

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【写真】
1枚目:糸崎公園
2枚目:大久野島の毒ガス工場跡(発電所跡)
3枚目:北木島 石切り場展望台
4枚目:高島 子はらみ岩

添乗員:富永

ツアー期間:
2020年10月25日〜2020年10月27日

弊社が自信をもってお勧めする「島旅」。今回は長崎県の離島「対馬」と「壱岐」の見どころを効率よくめぐる3日間の旅でした。
羽田・伊丹それぞれご集合後、長崎空港にて皆様合流し空路「対馬」へ。プロペラ機でのフライトには観光客・島民などの姿が見られ、ほぼ満席に近い機内でした。対馬空港到着後は、降機場所からターミナルまでは徒歩で移動し、離島空港らしい雰囲気を味わっていただきました。
素晴らしい快晴の中、竜宮伝説の残る「和多都美神社」、遠く韓国をも望む絶景「烏帽子岳展望所」、対馬南北を結ぶ重要な場所「万関橋」へご案内し「対馬グランドホテル」へ。夕食、朝食は感染対策を徹底した会場にて郷土料理をお楽しみいただきました。
2日目も朝から清々しい天気の中、元寇来襲を迎え撃った方を祀る「小茂田浜神社」、対馬独自の風景「椎根の石屋根」、大きな杉が見事な日本三大墓所「万松院」へご案内いたしました。昼食には対馬名物料理「いりやき鍋」。魚介と野菜の出汁がよく出て、美味しく召し上がっていただきました。
昼食後、厳原港よりジェットフォイルにて「壱岐」へ。定員270名の船内は半数ほどの乗船率で、波が安定した穏やかな海を進み、約1時間で壱岐の玄関口「芦辺港」に到着。神道発祥の地「月讀神社」、巨大な玄武岩「猿岩」と「黒崎砲台跡」へご案内しビューホテル壱岐に早めに到着いたしました。大浴場や周辺散策などでお楽しみいただいた後、新鮮な海の幸をご賞味いただき、ゆったりとお寛ぎいただきました。
最終日3日目も爽やかな快晴の朝を迎えました。古墳はもちろん古民家園も見どころの「掛木古墳」、地元の暮らしを垣間見る「勝本朝市」、断崖絶壁の爽快な風景「左京鼻」、壱岐のシンボル「はらほげ地蔵」へご案内。昼食には壱岐の名物のひとつ「うに丼定食」をご賞味いただきました。食後には干潮時にしか参拝できない壱岐のモンサンミッシェル「小島神社」、壱岐の歴史を物語る黒川紀章氏最後の建築「一支国博物館」、多数の古民家が点在する「原の辻公園」を観光後、壱岐空港へ。1階建、保安検査場や航空会社カウンターさらに搭乗口もひとつのとても小さな壱岐空港から39名乗りのプロペラ機にて長崎空港を経て、羽田・伊丹へ、そして帰路につきました。コンパクトな日程ながら、対馬・壱岐の代表的な見どころを、素晴らしい天候の中でお楽しみいただけた島旅でした。
なお、今回のツアーではGoTo Travelキャンペーンの特典「地域共通クーポン」がお一人様12,000円分発行されました。離島のため利用可能な場所は限られましたが、最終の長崎空港での時間を活用し存分にご活用いただきました。現時点で2021年1月までGoTo Travelキャンペーン適用期間です。利用に回数制限はなく、またキャンペーン対象の島旅シリーズもございますのでぜひ二度、三度とご活用ください。

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【写真】
1枚目:対馬 烏帽子岳展望所
2枚目:対馬 椎根の石屋根
3枚目:壱岐 猿岩
4枚目:壱岐から長崎への39人乗りプロペラ機

添乗員:大久保

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