添乗員の声
- ツアー期間:
- 2025年12月17日〜2025年12月19日
今回の旅は、創業三百余年の老舗旅館で「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」などで高い評価を得続ける、山形県のあつみ温泉「萬国屋」に連泊する旅です。
1日目は新大阪からのお客様と東京駅で合流し、上越新幹線「とき」にて新潟駅へ。新潟駅から更に「特急 いなほ」に乗継ぎ、途中日本海の景色を見ながら山形県のあつみ温泉駅に到着後、ホテルの送迎車にて「萬国屋」へ。庄内屈指の規模を誇る大浴場と庭園露天風呂は源泉かけ流し。千年にも及ぶ長い間、湯治場として栄え、松尾芭蕉、与謝野晶子などの文人墨客が数多く訪れた歴史があります。温泉と美味しい和会席の夕食をお召し上がりいただき、思い思いにお過ごしいただきました。
2日は専用車で酒田へ移動。2021 年に国指定史跡となった米どころ庄内のシンボル「山居倉庫」を散策し、江戸時代から酒田を代表する料亭だった「相馬楼」へ。「竹久夢二美術館」の展示や、昼食と酒田舞娘の演舞観賞を楽しみました。その後、江戸時代まで神仏習合の権現を祀る修験道の山であった羽黒山へ。表玄関の随神門(ずいしんもん)より約300段の階段をくだり五重塔へ。参道の杉並木の中にあり東北地方最古の塔は、約600年前に再建され高さ29m、国宝に指定されています。そのあと専用車で移動し羽黒山の山頂にある「山神合祭殿」へ。わずか10分のバス移動でしたが、あたりは幻想的な雪景色に変わったのには驚きました。雪が積もる「山神合祭殿」を参拝後、「萬国屋」に戻りました。
3日目はゆったり10時にチェックアウト。ジャンボタクシーにて近くの「念珠の松公園」をご覧いただいとあと、往路と同じ経路で、あつみ温泉駅から「特急いなほ」と「新幹線 とき」を乗継東京駅へ。関西からのお客様は更に「新幹線 のぞみ」にて新大阪駅へ帰途につきました。
この時期の山形はかなり寒い中での観光となりましたが、羽黒山では綺麗な雪景色を見ることができ、冬ならではの観光をお楽しみいただきました。人気の「萬国屋」の連泊は大変好評でした。今後も温泉宿での連泊の旅行をご案内してまいります。
【写真】
1枚目:萬国屋
2枚目:山居倉庫
3枚目:相馬楼
4枚目:羽黒山 五重塔
添乗員:富永
- ツアー期間:
- 2025年12月06日〜2025年12月08日
今回は専用車と定期フェリーを利用して、今治から尾道までの「しまなみ海道」周辺の島々を中心に11島をめぐる「島旅」です。それぞれの島の歴史と文化を感じながら、瀬戸内の多島美を満喫しました。
1日目は羽田と伊丹からのお客様が松山空港で合流。まずは愛媛の郷土料理の昼食後、四国八十八箇所51番札所の「石手寺」へ。国宝に指定され運慶の傑作と言われる仁王門、本堂や三重塔など、四国遍路の中でも屈指のお寺を拝観後、2つのグループに分かれ、道後のシンボル「道後温泉本館」入浴または、日露戦争で活躍した「秋山兄弟生誕地」と正岡子規の原稿などを展示する「子規堂」の観光をお楽しみいただきました。本日は23階建ての今治市のランドマークタワーとして有名な「今治国際ホテル」に宿泊いたしました。
2日目はいよいよ愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ全長約60kmの「しまなみ海道」を通行し因島(いんのしま)へ。標高226mの「白滝山五百羅漢」では、仁王門から山頂付近まで大小約700体の石像仏群をご覧いただき、山頂展望台からは360°の瀬戸内の大パノラマをお楽しみいただきました。「本因坊秀策囲碁記念館」では幕末に活躍し碁聖と仰がれる天才棋士の生涯に触れ、フェリーに乗船し弓削島(ゆげじま)へ渡り、橋で繋がった佐島(さじま)・生名島(いきなじま)を経由し岩城島(いわぎじま)へ。昼食は来年3月に閉店が決まっている民家レストラン「でべそおばちゃんの店」にて珍しいレモン懐石。おばちゃんの料理の説明と、お店のなりたちなどを聞きながら食事を楽しみ、近くの「祥雲寺(しょうんじ)」では樹齢600年のウバメガシを住職さんが詳しく説明してくれました。その後、フェリーで生口島(いくちじま)へ渡り、「しまなみ海道」を通り呉へ向かいました。本日は菓子メーカー「シャトレーゼ」がプロデュースの「シャトレーゼガトーキングダムせとうち」に宿泊。2024年9月に古いホテルを改装しオープンしホテルです。部屋にはシャトレーゼのケーキが用意されるほか、夕食と朝食のデザートにもシャトレーゼのスイーツも楽しむことができました。
3日目は下蒲刈島の松濤園へ。当時、広島藩を代表して「朝鮮通信使」をもてなした重要拠点で、朝鮮通信使に関する充実した資料をもとにガイドさんの話を聞くことができました。そのあと江田島(えたじま)へ移動し、カキとパスタの昼食後、第1術科学校(旧海軍兵学校跡地)を見学。大講堂や幹部候補生学校庁舎(旧海軍兵学校生徒館)など、歴史ある建造物を案内人が詳しく説明してくれました。教育参考館では、保存されている旧海軍関係の資料約16,000点のうち約1,000点が展示され、貴重な展示品を見ることができました。
復路は伊丹からのお客様は東広島駅より新幹線で、羽田からのお客様は広島空港から空路羽田空港へ帰途につきました。
旅行中は晴天が続き、車とフェリーを利用して11島を巡り、瀬戸内海の美しい景色を満喫いただきました。今後も瀬戸内海の島を巡る「島旅」を設定してまいります。
【写真】
1枚目:石手寺(仁王門)
2枚目:祥雲寺(ウバメガシ)
3枚目:シャトレーゼガトーキングダムせとうち
4枚目:第1術科学校(大講堂)
添乗員:富永
- ツアー期間:
- 2025年11月28日〜2025年12月01日
- 船名:
- 飛鳥III
2025年7月にデビューした郵船クルーズの新客造船「飛鳥Ⅲ」の「秋の四日市・大阪クルーズ」を3日間お楽しみいただいた後に、大阪港で下船し奈良と京都へご案内しました。ご参加のどなた様も飛鳥Ⅲは初乗船で、飛鳥Ⅱとは異なるサービスや空間、食事などで思い思いの時間をお過ごしいただきました。
大阪港下船後お出迎えし、貸切バスに乗り換え奈良県桜井市へ。「三人寄れば文殊の知恵」で有名な文殊菩薩をご本尊とする「安倍文殊院」では、僧侶から成り立ちなどの歴史を聞きながらお抹茶をいただきました。小難しい話ではなく関西の寺院らしく、面白おかしく歴史を学んでいただきました。また、本堂には様々な事情で四国八十八ヶ所をお参りできない方向けに集めた「砂」があり、その砂を踏みながらお参りすることで、巡礼と同等のご利益があるとされ皆様お参りされていました。
奈良市内へ移動し関西の迎賓館「奈良ホテル」にてフレンチのご昼食。重厚感ある建物内には皇室の方がお見えになった際の写真やエピソード、アインシュタインが弾いたとされるピアノなど、その長い歴史を物語る品々を見ることができ、さながら博物館のようでした。ご昼食も前菜からデザートまで、窓から眺める古都奈良の風景とともにのんびりお楽しみいただきました。
ご昼食後は京都市内へ移動し、長谷川等伯の襖絵でも有名な「智積院」へ。残念ながら紅葉は終わりかけていましたが、部分的に深紅のカエデをご覧いただく事ができました。また、京都市内にある他の有名な寺院と比較して敷地も広く、人も少ない穴場的な場所でゆったりと拝観をしていただけました。
全ての予定を終え京都駅へ移動し、新幹線で帰途へ。一時よりは和らぎましたが京都は引き続き外国人観光客の姿をはじめ人出は多い印象でしたが、渋滞などに巻き込まれることなくスムーズに行程を進めることができました。今後も飛鳥Ⅲをはじめ片道クルーズを利用したゆたか倶楽部オリジナルツアーを企画してまいります。
1枚目:大阪に入港する飛鳥Ⅲ
2枚目:安倍文殊院 金閣浮御堂
3枚目:奈良ホテル ロビー
4枚目:智積院の紅葉 ※写真協力フネカワフネオphoto53.com
添乗員/大久保
- 船名
- 飛鳥III
- ツアー期間:
- 2025年11月03日〜2025年11月10日
5日目は太平洋フェリー「きそ」にて太平洋をクルーズ。朝8時頃に犬吠埼沖を通過し14時30分頃に太平洋フェリー「いしかり」とすれ違い、16時40分に仙台港に入港。入港時には今年7月に就航したばかりの「飛鳥Ⅲ」が停泊していました。19時40分に苫小牧へ向け出港。名古屋港から苫小牧までの2泊3日クルーズは船上でゆっくりお過ごしいただだきましたが、前半がアクティブな日程だったので丁度よい骨休めになりました。
6日目11時に苫小牧に入港。入港前日は苫小牧・札幌周辺が今年の初積雪となり、札幌へ移動のバスの車窓からは、思いがけず綺麗な雪景色を見ることができました。「サッポロビール園」にてジンギスカンの昼食後、北海道の一之宮として格式を有する「北海道神宮」を参拝。丁度七五三の時期を迎えかわいい子供と親御さん達で大変賑わっていました。小樽に移動し4つ目は新日本海フェリー「らべんだあ」に乗船。17時に新潟へ向け出港しました。
7日目は9時15分に新潟入港後、柏崎市へ。第64代内閣総理大臣の「田中角栄記念館」では、田中角栄氏の遺墨・遺品などをご覧いただき、長野県の戸隠へ移動。名物の蕎麦の昼食をお召し上がりいただき、戸隠神社を参拝後、小布施へ。葛飾北斎最晩年の絵「八方睨み鳳凰図」が有名な「岩松院」を拝観後、「メルキュール長野松代リゾート&スパ」に宿泊。おいしい食事と温泉で旅の疲れを癒していただきました。
8日目は日本最古の仏像といわれる一光三尊阿弥陀如来を御本尊とし、創建以来約1400年の歴史を持つ「善光寺」を拝観後、「田毎(たごと)の月」で有名な「姨捨の棚田」を巡り、日本唯一といわれる穴城の「小諸城址懐古園」にて見頃を迎えた紅葉をご覧いただきました。軽井沢駅より北陸新幹線にて東京駅へ。更に関西のお客様は東海道新幹線を乗継ぎ、新大阪駅へ帰途につきました。
今回は秋の観光シーズンにもかかわらず、あいにくのくもりと雨の日が続きましたが、北海道では雪景色を、最終日の「小諸城址懐古園」で見頃を迎えた綺麗な紅葉もご覧いただくことができ、フェリー日本一周の旅行をお楽しみいただきました。毎回好評をいただいております「フェリー日本一周の旅」は今後もコースを変えて設定してまいります。
1枚目:サッポロビール園
2枚目:新日本海フェリー らべんだあの航跡
3枚目:メルキュール長野松代リゾート&スパ
4枚目:小諸城址懐古園
添乗員:富永
- ツアー期間:
- 2025年11月03日〜2025年11月10日
秋の旅行シーズンに4つの長距離フェリーを乗継ぎ、九州、関西、北海道、上信越を巡り日本一周をいたしました。
1日目は東京駅から新大阪駅まで新幹線を利用し、新大阪駅にて関西発のお客様と合流。大阪南港より「商船三井さんふらわあ さつま」にて志布志へ向け出港。ビュッフェの夕食や船内の大浴場で思い思いにお過ごしいただきました。
2日目は8時55分に志布志入港。江戸時代に伊東家が治めた飫肥へ。「飫肥城跡」では、地元ガイドの案内で大手門や松尾の丸御殿を観光後、日向灘の断崖絶壁に鎮座する美しい「鵜戸神宮」と、島全体が境内と言われる「青島神社」を参拝。本日は、全客室が雄大なオーシャンビューの「フェニックス・シーガイア・リゾート」に宿泊。今日一日沢山歩きましたが、豪華なビュッフェの夕食と温泉でゆったりと旅の疲れを癒していただきました。
3日目は、国の名勝・天然記念物に指定されている高千穂峡谷へ。阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まり侵食された断崖がそそり立つ峡谷は高いところで100mの高さがあり、日本の滝百選に指定されている名瀑「真名井の滝」などを散策。その後、天照大神がお隠れになった天岩戸がご神体の「天岩戸神社」を拝観後、幅120m、高さ20mを誇る東洋のナイアガと称される「原尻の滝」を見学し別府港へ。2つ目のフェリーは2023年に日本初のLNG燃料フェリーとして就航した「商船三井さんふらわあ むらさき」で大阪南港へ。瀬戸内海をクルーズしましたが波穏やかな航海となりました。
4日目は大阪南港に入港後、近くのホテルでビュッフェの朝食後、滋賀県の東近江市へ移動。歴史ある永源寺(えいげんじ)と湖東三山の「百済寺(ひゃくさいじ)」、「金剛輪寺(こんごうりんじ)、「西明寺(さいみょうじ)」を巡りました。紅葉が有名な湖東三山でしたが、色づき始めた紅葉を見ることができましたが、本格的な紅葉はもう少しという感じでした。近江牛の昼食のあと、彦根城下町を散策し、名古屋港へ。3つ目は太平洋フェリー「きそ」に乗船。19時に2泊3日のクルーズで苫小牧に向け出港しました。
1枚目:鵜戸神宮
2枚目:フェニックス・シーガイア・リゾート
3枚目:金剛輪寺
4枚目:太平洋フェリー きそ
添乗員:富永
- ツアー期間:
- 2025年10月24日〜2025年10月27日
- 船名:
- にっぽん丸
秋が深まる行楽シーズンである今回の旅は、東京駅にご集合いただき新幹線グリーン席で京都駅経由、特急「はしだて号」で綾部駅下車、貸切バスで約1時間の移動して、松島、宮島と日本三景の一つに称される「天橋立」と麓にある籠(この)神社、生石(おうしこ)神社の石の宝殿と高砂神社の寺社仏閣参拝と神戸港から「にっぽん丸」に乗船し横浜港まで2泊3日のクルージングヘご案内した旅でした。
まずは、日本海を眺めながら食事が楽しめる「Un Son Benier」で地元産の鯛を使ったフレンチの創作コース料理をお召し上がりいただいた後に、伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事から元伊勢と呼ばれる古社で丹後一宮である「元伊勢 籠神社」を参拝して、天橋立傘松公園のケーブルカーにて「股のぞき」発祥の地と呼ばれる展望所にて、全長約3.6Km、約5000本の松が茂る天橋立の絶景を眺望いただきました。
ご宿泊は、約1300年の歴史がある志賀直哉など文豪墨客にも愛され、6か所の「外湯めぐり」が楽しめ、冬になると「松葉ガニ」で有名な「城崎温泉」の高級旅館「西村屋ホテル招月庭」で、松茸や11月6日解禁前ではありますが名物松葉ガニ、但馬牛などの秋の味覚と地元食材をふんだんに使った和会席料理の夕食と温泉をお楽しみいただきゆっくりお過ごしいただきました。
翌朝は、外湯巡りなどをお楽しみいただき、ゆっくり10時に出発して、美術館のような建造物のレストラン「梅はら」にて和風ステーキ定食のランチをお召し上がりの後に、
日本三奇の一つに数えられ、横約6.5m、高さ約5.6m、奥行約7.5m、重さ推定約500tの巨大な石造物「石の宝殿」のある生石神社を参拝。水面に浮かんでいるように見えるところから「浮石」と言われる珍しい石仏です。最後に、世阿弥の謡曲「高砂」で知られ、庶民の結婚式の発祥の地と呼ばれる「高砂神社」を参拝して「にっぽん丸」の待つ、神戸港「中突堤旅客ターミナル」へ。到着後、クルーズカードをお渡してすぐご乗船いただき、2泊3日の横浜までのクルージングの旅をお楽しみいただきました。
心配した雨予報も、にっぽん丸ご乗船直前まで雨に打たれることなく2日間の観光をお楽しみいただき、気温も15~16℃と暖かく大満喫いただけた秋の旅でした。
【写真】
1枚目:天橋立傘松公園展望所
2枚目:元伊勢 籠(この)神社
3枚目:高砂神社
4枚目:神戸港 にっぽん丸出港風景
添乗員/細谷
- 船名
- にっぽん丸
2 人
- ツアー期間:
- 2025年10月14日〜2025年10月16日
鹿児島市内から南西約100kmに位置し、過去に大噴火を起こした鬼界カルデラの一部である硫黄島(いおうじま)と、東洋のナイアガラと称され鹿児島県伊佐市にある「曽木の滝」をメインにした3日間の「ゆたか倶楽部の島旅」に同行しました。
1日目は羽田から航空機にて鹿児島空港へ。平日にも関わらず空港内は旅行客やビジネスマンで人出は多く、搭乗した航空機もほぼ満席という状況でした。鹿児島空港到着後、専用車にて曽木の滝のある伊佐市へ。曽木の滝駐車場敷地内にある「野草庵」にてヘルシーな和食ランチをお召し上がり後に滝付近まで皆様で歩き、その雄大な風景に圧倒される時間を過ごしていただきました。その後、南へ移動し姶良市にある「蒲生八幡神社」へ。樹齢約1,600年、根回り33.5m、目通り幹囲24.22m、高さ約30mを誇る日本一の大楠は堂々たるもので、神秘的なものを感じずにはいられない空間でした。その後は、鹿児島の代名詞「桜島」を眺望するスポット「城山展望台」、西郷隆盛など西南戦争で命を落とした2023名が埋葬されている「南洲墓地」をご覧いただき本日のホテル「ホテルタイセイアネックス」にて初日の疲れを癒していただきました。
2日目は「フェリーみしま」にて鹿児島港を9時30分に出港。桜島や開聞岳の海からの眺望やドジャース戦をお楽しみいただきながら、竹島経由約4時間の船旅で硫黄島に入港。パンフレット等で見るとおり海の色は赤褐色で、海底から湧く温泉の巨大なエネルギーと自然が創り出す不思議さに驚かされました。宿泊の「島宿ほんだ」へ一旦荷物を置いて、本業は地質学研究である「博士」の案内で専用車での島内観光へ。島の最南端に位置する「恋人岬」、断崖絶壁と紺碧の海を望む「大浦港」、島の最北端に位置する「平家城跡展望台」では第18代中村勘三郎が歌舞伎で演じた「俊寛像」と、青と白波のコントラストが美しい海、噴煙を上げる迫力ある硫黄岳(標高703m)を間近にご覧いただきました。また、島に取り残され37歳で亡くなった俊寛を哀れんだ島民が祀った「俊寛堂」と海岸間近に湧く「東温泉」をご覧いただき観光を終え「島宿ほんだ」へ。お宿では真心のこもったお料理を召し上がりながら、ゆっくりお過ごしいただきました。
翌日は徒歩圏内のスポットで島の成り立ちや歴史を資料として展示する「黒木御所跡」、安徳天皇と従者の墓がある「安徳天皇墓所」をご覧いただき、「フェリーみしま」にて鹿児島港へ。出港時にはアフリカの楽器「ジャンベ」の演奏に見送られながら、船でしか辿り着けない火山の島 硫黄島を後にしました。鹿児島港到着後は、専用車にて鹿児島空港、空路羽田空港へと向かいました。
心配された台風23号の影響もなく快晴に恵まれた中で、島の歴史や地質学・海洋学の知識が豊富なガイドの案内の元でじっくりと硫黄島を満喫いただきました。
【写真】
1枚目:曽木の滝
2枚目:フェリーみしま
3枚目:硫黄島港と硫黄岳
4枚目:平家城跡展望台に建つ俊寛像
添乗員/大久保
- ツアー期間:
- 2025年10月07日〜2025年10月09日
- 船名:
- 飛鳥Ⅱ
今回のご旅行は、横浜港大さん橋国際客船ターミナルから「飛鳥II」にご乗船いただき、「秋の横浜・大阪クルーズ」を2泊3日のクルージングをお楽しみいただいた後、昭和45年の大阪万博以来55年ぶりに開催されている「大阪・関西万博」の見学をゆたか俱楽部オリジナルツアーにてご案内させていただきました。
ご出発前は、台風22号の接近が心配されておりましたが東へと進路が変わり直撃の影響はありませんでしたが、安全な航行を第一に通常より速度を速めての運行となり、予定よりも9時間ほど早く大阪港へ入港して、停泊しながらの船内でお食事やエンターテイメントなどをお楽しみいただきました。初めてのクルーズのお客様も多かったですが、飛鳥IIの船内での滞在とクルーズにご満足をいただいておりました。
大阪港を下船して、マイクロバスにて万博会場のゲートに到着すると、人、人、人と入場待ちのたくさんの人で混みあっておりました。テレビやSNSで報道されているとおり、閉幕が近いせいか毎日20数万人の来場者数とのことでしたが、この日もおそらく20万人以上は来場されていたと思います。入場予約はしていたものの、1時間強お待ちいただきやっとの思いで、手検査を受けて、予めスマートフォンに登録しておいた入場チケットのQRコード(印刷されたものでもOK)を、専用端末機にかざして入場です。会場内を見渡すとたくさんの人で賑わっており、この日の気温は10月なのに30℃近くありましたが、ご参加者の皆様はおのおの各国のパビリオンや「いのちの輝き」を表現したシグネチャー・パビリオン、1周約2Kmの世界最大の木造建築物でギネスにも認定されている「大屋根リング」の散策など、約5時間の滞在をお楽しみいただきました。
万博見学後は、JR新大阪駅まで専用車にて移動して、新幹線「のぞみ号」にて新横浜駅と東京駅までご案内させていただきそれぞれの帰路へと解散させていただきました。
今回は、台風22号の影響で多少の揺れはあったものの、天候もよく船の旅と「大阪・関西万博」の見学を満喫していただいた旅でした。
【写真】
1枚目:大屋根リング柱
2枚目:ガンダムパビリオン
3枚目:よしもとパビリオン
4枚目:大阪港停泊中の飛鳥II
添乗員/細谷
- 船名
- 飛鳥Ⅱ
- ツアー期間:
- 2025年10月05日〜2025年10月08日
迎賓館として、世界各国の賓客をもてなしてきたクラシックホテル。戦前に建てられ、文化財や産業遺産などの認定を受けている等の条件を満たした関東にある3つのクラシックホテルに宿泊し、人気の観光地を4日間かけて巡りました。
1日目は東京駅にご集合後、専用車にて日光へ。名物の湯葉料理の昼食後、「日光の社寺」として世界遺産に登録されている、勝道上人が開いた輪王寺では、千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音を祀っている三仏堂を拝観後、日光で最も有名な「日光東照宮」へ。陽明門、眠り猫などを専門ガイドの案内により拝観。本日は現存する日本最古のリゾートホテルとして1873年に創業した「日光金谷ホテル」に宿泊。夕食はメインダイニングルームにてフレンチのコース料理を堪能しました。
2日目はゆっくりホテルを出発し、世界遺産に登録された「富岡製糸場」へ。明治5年(1872)に明治政府が設立した官営の器械製糸場で、長さ100mを超える木骨煉瓦造の2棟の置繭所や繰糸所など、今も創業当時のまま残されている施設を専門ガイドの案内によりご覧いただきました。嬬恋へ移動し江戸時代に発生した浅間山大噴火の歴史を物語る「鎌原神能堂」をご覧いただき、1894年に軽井沢で初めての西洋式ホテルとして開業した「万平ホテル」に宿泊。本日もメインダイニングでフレンチのコース料理をご賞味いただきました。
3日目は軽井沢より富士五湖の一つとして有名な河口湖へ。山梨の郷土料理「ほうとう」の昼食後、日本の名水100選にも数えられる「忍野八海」を観光し、富士宮市の全国に1300ほどある浅間神社の総本宮「富士山本宮浅間大社」を参拝。本日は富士山周辺の観光でしたが、あいにくの天気で富士山を見ることができず残念でした。1936年に創業し世界ゴルフ場100選に選出される名門コースを持つ「川奈ホテル」に宿泊。本日もメインダイニングでフレンチのコース料理を楽しみ、温泉では旅の疲れを癒していただきました。
4日目はゆったり10時にホテルを出発。ホテルの近くにある標高321mの小室山山頂へリフトでのぼりました。山頂からは昨日見ることができなかった富士山や、相模湾や天城連山などの360度の雄大な景色ご覧いただきました。午後は熱海にあり、東洋美術の絵画・書跡を中心に国宝、重要文化財などを収蔵品するMOA美術館を観覧し、熱海駅から新幹線にて帰路につきました。
今回2回目を迎えた「クラシックホテルをめぐる旅」は大変好評のため、今後もクラシックホテルを利用したツアーを継続していまいります。
【写真】
1枚目:日光金谷ホテル
2枚目:万平ホテル
3枚目:川奈ホテル
4枚目:日光東照宮
添乗員:富永
- ツアー期間:
- 2025年08月22日〜2025年08月24日
- 船名:
- にっぽん丸
今回のご旅行は、昭和45年の大阪万博以来55年ぶりに開催されている「大阪・関西万博」の見学と商船三井客船の「にっぽん丸」に神戸~横浜まで23時間ゆったり滞在できるワンナイトクルーズのゆたか俱楽部オリジナルツアーへご案内させていただきました。
東京駅にご集合いただき、新幹線「のぞみ号」にて新大阪まで2時間30分のご移動で、車中にて「松花堂弁当」をご賞味いただき、新大阪駅からは専用車にて万博会場へご案内。新大阪駅を出発すると、ほどなく近い場所に建設された専用道路「淀川左岸線」を利用して30分もかからずにスムーズに会場へ到着できました。この専用道路は、万博が終了後には、淀川左岸の地下道専用道路に生まれ変わる予定だそうです。
万博会場へ西ゲートに到着すると、手荷物検査を受けて、予めスマートフォンに登録しておいた入場チケットのQRコード(印刷されたものでもOK)を、専用端末機にかざして入場です。お昼の時間帯であったためか、待ち時間なく入場ができました。
入場して会場内を見渡すとたくさんの人で賑わっており、この日の気温は37℃と猛暑の中、ご参加者の皆様はおのおの各国のパビリオンや「いのちの輝き」を表現したシグネチャー・パビリオン、1周約2Kmの世界最大の木造建築物でギネスにも認定されている「大屋根リング」の散策など、6時間の滞在をお楽しみいただきました。
万博見学後は、阪神尼崎駅までシャトル・バスをご利用いただき、専用バスへ乗り継いで「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」へご移動して明日の「にっぽん丸」のご乗船に備えてゆっくりお休みいただきました。ホテルと神戸港中突堤ターミナルはエレベーターで直結しているのでとても便利なホテルです。
翌朝ゆっくり朝食をお取りいただき、荷支度を整えホテル3階ロビーにご集合いただきエレベーターで2階に移動して、そのまま「にっぽん丸」にご乗船いただき、定刻の10時に横浜へ向けて出港、23時間のゆったりワンナイトクルーズをお楽しみいただきました。
【写真】
1枚目:「ミャクミャク」モニュメント
2枚目:大屋根リング柱
3枚目:噴水広場モニュメント
4枚目:中突堤停泊中のにっぽん丸
添乗員/細谷
- 船名
- にっぽん丸





東京本社に電話(03-5294-6261)