添乗員の声

【大阪市民クルーズ】西の日光 耕三寺と東洋のマチュピチュ別子、江田島クルーズ

ツアー期間:
2016年10月18日〜2016年10月21日

旅は関西と四国を結ぶオレンジフェリーから始まります。
夜、大阪南港を出発し一晩かけて瀬戸内海をクルーズ、翌朝に愛媛県の東予港に到着しました。早朝でしたので他の観光客が訪れる前の「石鎚山神社」に参拝しました。静寂に包まれ神秘的な雰囲気の神社は気持ちが引き締まります。その後、東洋のマチュピチュとも呼ばれている「別子銅山」へ。旧火薬庫を利用して作られた長さ333mの観光坑道が見学できる端出場ゾーンと天空の歴史遺産と呼ばれる東平ゾーンの2か所を見学しました。途中、端出場ゾーン内を移動する銅山鉄道のかわいいミニ機関車風のトロッコにも乗車しました。皆さん童心に帰られたように楽しそうな笑顔をされていました。
3日目はしまなみ海道を満喫するコースです。村上水軍博物館、耕三寺、大山祇神社、伯方の塩工場と充実したスケジュールでしたが何より、お天気に恵まれ美しい多島美とそれを繋ぐ橋の絶景に感動しました。愛媛での宿泊は2泊とも今治国際ホテルを利用しました。両日ともにホテル入りのお時間が16時前でしたので、のんびりお過ごしいただけたのではないでしょうか。中には夕食後、ご自身でライトアップされた今治城を見にいかれた方もいらっしゃいました。
最終日は楽しみにされていた方も多い「江田島第一術科学校(旧海軍兵学校)」の見学です。現役の自衛官が案内してくれ、皆様興味深く話に耳を傾けていらっしゃいました。グランドでは訓練中の学生の姿なども垣間見れ貴重な体験となりました。午後からは、フェリーで呉に渡り大和ミュージアムを専門ガイドと一緒に見学の後、広島駅より帰路につきました。

今回、大阪市民クルーズでお集りいただきましたお客様との旅でした。この取り組みにより、大阪港の利用促進と市民に親しまれる港づくりを目指していきます。その一環として今回のような市民クルーズの実施を通じて一人でも多くの方に船旅の魅力を体験いただければと思います。今後も弊社ではこの取り組みを協賛してまいりますので、ぜひ大阪市内在住・在勤の方は次回同企画がございましたらご参加ください。お待ちしております。

【写真】
1枚目:マントピア別子
2枚目:しまなみ海道
3枚目:耕三寺
4枚目:海上自衛隊第1術科学校

添乗員:樽本

ツアー期間:
2016年10月16日〜2016年11月13日
船名:
セレブリティ・ミレニアム

横浜港から東南アジアの人気の寄港地をめぐるため世界中のお客様が港に集まりました。
乗船者は2124名。中国やシンガポールなどアジアからのお客様は少なく、日本人は我々含め13名のみ、大半がアメリカ、カナダ、英国やオーストラリアなどの英語圏のお客様でした。
最初の寄港地清水では港から富士山を望むことができました。富士山が見られる港は、長崎、神戸と並び日本三大美港に数えられます。当日はあいにくの雨で遠出される方はいらっしゃいませんでしたが、乗客の多くの方々が富士山観光へ出かけて行かれました。
翌日は神戸に入港。無料シャトルバスを利用して中華街の南京町へ皆さまと出かけました。神戸にはゆったり一晩停泊するスケジュールでした。横浜を出て寄港が続きましたが、5日目にしてはじめての終日航海日でした。朝のストレッチやモダンラインダンス教室などイベントに参加され船内生活をお楽しみいただきました。
日本最後の寄港地は長崎です。港の松ヶ枝国際ターミナルは繁華街や観光地の多くが徒歩で回ることができ大変便利です。観光名所のグラバー園や国宝指定の日本最古のゴシック様式大浦天主堂などを訪ねたり、ちゃんぽん発祥の地「四海楼」にて本場のちゃんぽん、皿うどんを楽しまれたりと思い思いに長崎の滞在をお楽しみいただきました。
クルーズ8日目には上海へ到着。
上海市内観光で豫園商城や外灘エリアにご案内いたしました。地下鉄乗車体験もお楽しみいただきました。上海の地下鉄は1時間ほど乗車したにもかかわらず、わずか5元(約80円)でした。
10月下旬とは思えない夏のような日差しが降り注ぐ那覇へ入港。
この日は最高気温がなんと30℃!国際通りや地元の市場を皆さまと散策しました。翌日は台湾の基隆に入港。希望者と基隆郊外の町九份へ。ここは宮崎駿監督のアニメ「千と千尋の神隠し」の舞台になったとも言われ、人気の観光地です。作品の中に出てくる“湯婆婆の屋敷”のモデルとされる「阿妹茶楼」にて本場の中国茶をいただき、提灯に明かりが灯る九份の夜景をカメラにおさめました。港では名物の夜市を散策しました。
基隆では一晩停泊しその後、香港へ。
この港は1998年まで利用されていた啓徳国際空港の跡地が、新しく客船ターミナルとして新設されました場所です。ここのターミナルは世界最大22万トン客船が同時に2隻停泊できるアジア最大級のターミナルです。香港は3日間滞在しました。無料シャトルバスにてショッピングモールへお出かけたり。希望者と地下鉄で香港島へ渡り、ケーブルカーでビクトリアピークへ。2階建てバスの車窓から街並みを眺めたり、スターフェリーにて香港島から本島へ。フェリーの代金はなんと50円ほどでした。メインストリートのチムサーチョイをお散歩したり、夜20時からの繰り広げられる光のショー「シンフォニーオブザライツ」を鑑賞したり充実の1日でした。香港の後にしベトナムのハロン湾へ朝到着し、湾内に錨を下し錨泊しました。
ハロン湾は首都のハノイから東に約165kmほどの所に位置する「海の桂林」とも称されるベトナム随一の景勝地です。ユネスコの世界遺産にも登録され、人気の観光地です。船会社主催のオプショナルツアー「ハロン湾観光」に参加しました。石灰岩の奇岩島の中にあるティエンクン鍾乳洞を観光し、山水画のような大小様々な奇岩が突き出るハロン湾を遊覧しました。天候に大変恵まれましたがとても暑い一日でした。ハロン湾と後にしベトナム中部チャンメイへ。岸壁では民芸品や地元のビールなどお買い物を楽しまれたり、オプショナルツアーでホイアンをお楽しみいただきました。
ベトナム2カ所目の寄港地プーミーでは船会社主催のホーチミン(サイゴン)市内観光をお楽しみいただきました。ホーチミンはベトナム最大の商業都市で、首都のハノイよりも人口も多く物やバイク、人も多くアジアの活気を感じることができる町でした。
クルーズも終盤に差し掛かり24日目はタイのレムチャバンです。
アジアを代表するビートリゾート、パタヤビーチにご案内いたしました。ここは由緒あるタイ王室のプーミポン国王(ラーマ9世)が亡くなられたばかりということもあり、リゾート地ですが至る所に国王の写真や飾りが置かれ、タイ国民の王室に敬意を払う姿が印象的でした。
クルーズ27日目。とうとう今クルーズ最後の終日航海日となりました。10階オーシャーン・ビュー・カフェにてチョコレートフォンデュと南国のフルーツパーティーが行われました。パパイヤ、ドラゴンフルーツ、バナナ、パッションフルーツや(ライチに毛が生えたような)ランブータンなど、何皿ものフルーツをお楽しみいただきました。ミレニアム号の料理長ルイジ氏に尋ねると、これらの果物の多くがベトナムからの入荷とのことでした。
下船するシンガポールに入港。近代的な庭園ガーデンバイザベイをご見学いただきました。シンガポール航空にて帰国の途へ。横浜からシンガポールまで29日間の大航海を無事に終えました。
東南アジアの人気寄港地をゆったり巡り、それぞれの活気ある街並みを観光しバラエティに富んだ充実のクルーズでした。

【写真】
1枚目:ハロン湾に錨泊中のセレブリティ・ミレニアム
2枚目:ハロン湾クルーズ
3枚目:ベトナム中部に残るチャンパ王国のポーナガール遺跡群
4枚目:シンガポールのガーデンバイザベイ

添乗員:栗本

ツアー期間:
2016年10月07日〜2016年10月23日

10月のベストシーズンに、美食のプレミアム船として評価の高いセレブリティ・シルエットにご乗船いただき、地中海に浮かぶ島々とシブラルタル海峡を越えポルトガルまでめぐる14泊の少し長めのクルーズでした。船旅好きの方には充分に満喫いただける航路です。往復のフライトはルフトハンザドイツ航空のビジネスクラスの利用だったので、ゆったりと空の旅もお楽しみいただけました。
イタリアのローマ(チビタベッキア港)からご乗船いただき、地中海に浮かぶ3つの島(シチリア島、マヨルカ島、イビサ島)やヨーロッパの歴史的建造物、芸術家が愛した街、風光明媚な海岸線や瀟洒な町並みなど様々な寄港地を訪れることができました。
中でもイベリア半島最南端に位置するジブラルタルでは海峡を挟んだ対岸のアフリカ大陸もご覧いただき、壮大な旅を印象付けることができました。
セレブリティクルーズ社で一番大型客船となる12万トン強「ソルスティスクラス」のセレブリティ・シルエットは、美と健康をコンセプトにしているクルーズ船であり、こだわり抜いた料理を提供しています。特にアクアクラスの客室ご利用の場合、専用ダイニング「ブルー」で、スイートクラスの客室をご利用の場合は専用ダイニング「ルミナ」となります。洋上スパ「キャニオンランチ・スパ」は洋上では世界最大級の広さを誇り、長いクルーズとなると利用しないでは勿体ない施設です。是非、乗船の際にはご利用ください。

【写真】
1枚目:ジブラルタル港停泊のセレブリティ・シルエット
2枚目:アマルフィ海岸
3枚目:マヨルカ大聖堂(パルマ・デ・マヨルカ)
4枚目:ガウディの建築(バルセロナ)

添乗員:栗原

ツアー期間:
2016年10月02日〜2016年10月05日
船名:
MITSUI OCEAN FUJI

日本船を利用した一人参加のクルーズ第一回目の募集となった今回は、往路は横浜港から大阪港へ「ぱしふぃっく びいなす」でワンナイトクルーズ、下船後は2泊しながら姫路・山陰を観光し、米子空港から羽田へ帰着する日程でした。
船内では少人数でのツアーだったこともあり、参加の皆様で一緒に夕食を取り、乾杯とお顔合わせをしました。皆様の緊張もほぐれ下船後の専用車ではお客様同士の会話が途切れないほど、和気あいあいとした様子。午後下船のため当日はあまり移動せず姫路に宿泊。姫路城は2009年より約5年半をかけた改修が前年に終わり、「白鷺城」の別名にふさわしい姿を見ようと連日観光客が押し寄せていたようですが、朝一番でしたので待ち時間もほぼなく快適な観光。山陰へ移動中に寄った昼食場所は小川の流れる敷地に建つ茅葺屋根の古民家で、ふっくらしたヤマメや山菜のお食事が大好評。沢の景色も程よい息抜きとなりました。
鳥取砂丘を訪れ、この日は皆生温泉に宿泊。ここまでは雨には当たらなかったものの、近づいていた台風の進路がいよいよ怪しくなり、夜には翌日の搭乗便の欠航が決定し急遽翌日は新幹線で帰ることに。岡山駅から帰る都合上、元の日程どおりご案内すると大雨の中強行スケジュールになると判断し、出雲大社への参拝は断念する形となりましたが、同じく縁結びの神様として知られる八重垣神社の参拝と、足立美術館の見学をご案内し、帰路へ。帰りの新幹線では、季節柄か「忘年会をしよう」という話が出るなど、連絡先を交換したり途中駅で降りるお仲間を見送る時には涙をにじませる方もいました。
のちのツアーで再会したお客様からも、「今でも時々お手紙をやりとりするのよ」とご報告を受けます。台風のことは残念でしたが、お客様にとって記憶に残るツアーにご一緒させていただけたのかな、と思うと添乗員としてもとても幸せなことだなと感じます。

【写真】
1枚目:横浜出港シーン(紙テープでお別れ)
2枚目:平成の大修復を終えた「姫路城」
3枚目:みたき園(昼食)
4枚目:鳥取砂丘

添乗員:岡島

ツアー期間:
2016年09月09日〜2016年09月23日
船名:
スター・プリンセス

カナダのバンクーバー港を出港し、プレミアム客船「スター・プリンセス」でのアラスカ氷河クルーズとデナリ国立公園、オーロラ観賞と盛り沢山な旅行でした。
旅の前半はアラスカクルーズです。バンクーバーからインサイドパッセージを通航、ケチカンやジュノー、スキャグウェイに寄港しました。アラスカ特有の可愛らしい街並みの散策や壮大な大自然を満喫しました。また、今回は1日2隻しか客船が入れない世界遺産グレーシャーベイ国立公園をクルージングし氷河やフィヨルド、ダイナミックな氷塊の滑落シーンをお楽しみいただけました。
ウィッティアにて下船し、旅の後半のスタートです。アラスカ鉄道展望列車にてアラスカ内陸部の大自然を走り抜け、ドーム型の展望車から雄大な山脈や渓谷を眺めながら移動しました。デナリ国立公園の旅では、どこまでも続く白樺、レモンイエローに色付いた満開の紅葉、野生動物、マッキンレー山、サーモンの遡上も見ることができ、まさにベストシーズンのアラスカを満喫してきました。
そして、旅の最後を締めくくるのはグリーンに輝く壮大なオーロラカーテンです。北半球で最も明るいといわれるオーロラが頭上に発生。息を吞むほどの美しさにとても感激しました。
ツアー中は、一つとして同じ景色はなく、海と山と空の壮大な自然の景色に癒された15日間となりました。

【写真】
1枚目:カレッジフィヨルド
2枚目:クリークストリート(ケチカン)
3枚目:マッキンレー山
4枚目:アラスカの紅葉(フェアバンクス)

添乗員:栗原

ツアー期間:
2016年08月04日〜2016年08月15日
船名:
ダイヤモンド・プリンセス

日本を代表する夏の4つのお祭りを一度のクルーズでめぐる日本初企画のクルーズでした。
東北の二大祭り「青森ねぶた祭」と「秋田竿燈祭り」、そして日本を代表する夏のお祭り徳島「阿波踊り」と高知「よさこい祭り」のそれぞれの祭りでは専用の桟敷席を手配しゆったりご覧いただきました。
終日航海日には、弊社のクルーズマスターである松浦睦夫より「クルーズの歴史」について船内で2回講演いたしました。
40年以上前のクルーズ史について皆様興味深々でした。

秋田には竿燈祭の最終日に寄港。頭や肩や腰に竿燈を乗せる妙技を堪能しました。青森も秋田同様にねぶた祭のフィナーレである最終日に寄港。昼のねぶたを観賞し、夜は大迫力の青森花火大会を観賞しました。よさこい祭りは大音量の音楽に驚きつつも迫力あるダンスを間近で観覧しました。
最後の寄港地徳島の小松島に寄港。
港からバスにて40分揺られ徳島の阿波踊り会場へ。
えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆(あほう)に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々…のリズムが有名ですが、どの連も「ヤットサーヤットサー」という掛け声を多用していました。
12日間を通して天候に恵まれ寄港地では雨に降られず快晴の中、日々観光できたことは本当に良かったと思います。

↓↓↓動画でご覧になりたい方はこちらへ↓↓↓
(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)



【写真】
1枚目:秋田竿灯まつり
2枚目:青森ねぶた祭り(最終日の昼のねぶた)
3枚目:高知よさこい祭り
4枚目:阿波踊り

★次回2018年は8月4日~8月15日で実施いたします。18年度版の募集パンフレットはこちらからご確認いただけます。クリックしてください。

添乗員:富永/富沢/栗本/松浦

ツアー期間:
2016年07月08日〜2016年07月17日
船名:
ダイヤモンド・プリンセス

今クルーズは、横浜港を出港し、太平洋を北上、釧路~知床クルージング~コルサコフ~小樽~函館~青森に寄港する10日間の船旅でした。途中、日本船籍では通航できない国後島や択捉島など北方四島付近を通航しました。その後の世界遺産知床半島クルージングは生憎の曇りと霧で安全上の理由で近づくことが出来ませんでしたが、約30分間の滞在中には霧の中に佇む大自然の神秘的な景色をご堪能いただきました。
コルサコフでは、日本統治時代の名残を感じる「ユジノサハリンスクへのドライブ」ツアー、小樽では、港から徒歩で行くことができる石原裕次郎記念館や美味しいと評判のショッピングモール内にあるお寿司屋さんへ、釧路や函館、青森ではシャトルバスを利用し市内観光に出かけたたりと各寄港地の観光や郷土料理の美食に舌鼓をうち、寄港地の滞在を存分に楽しみいただきました。
今年で日本発着クルーズ3年目となったダイヤモンド・プリンセス。船内では、夏らしくまた日本らしいイベントの“盆踊り教室”や“国際交流イベント「浴衣を楽しもう!」”など各種ダンス教室やウクレレ教室など新しいことにチャレンジできるイベントが盛りだくさんでした。また、各地で仕入れた食材を活かした北海道の海の幸もたくさん提供され、日本と世界の食事を楽しむことができました。
乗客はなんと2,883名で満船。日本人は約800名、その他は外国のお客様でアメリカ、イギリス、オーストラリア他中国系の方が多く船内はインターナショナルな雰囲気も楽しめました。
夏とは言え、北海道とロシアということで比較的肌寒く、上着や羽織るのもがあると良い気温が続きました。避暑にはちょうど良いかもしれません。クルーズは多少の揺れ程度で、全体的に穏やかな航海でした。

【写真】
1枚目:ダイヤモンド・プリンセス
2枚目:三内丸山遺跡(青森)
3枚目:終戦記念の広場(コルサコフ)
4枚目:石原裕次郎記念館(小樽)

添乗員:横山

ツアー期間:
2016年06月11日〜2016年06月19日
船名:
ウェステルダム

140年の歴史、伝統と格調があり、お客様に満足していただくため、中型客船のみ保有するホーランド・アメリカラインは、海側キャビン以上にバスタブが付いているなど日本のお客様にも人気です。今回はウェステルダ(82,348トン)にてシアトル発着で大自然の宝庫アラスカをクルーズしました。アラスカ州都のジュノー、アラスカ最南端に位置するケチカンなどを巡り、そして世界遺産のグレシャーベイ国立公園のクルーズが今回のご旅行のハイライトです。

グレシャーベイには16の氷河が流れ込む、豊かな森林と数多くの野生動物が生息し、1992年にはアラスカで唯一の、ユネスコの世界自然遺産に登録されました。クルーズ中に船上より、アザラシ、クジラ、山羊、熊、鷲や、様々な野鳥を観察できる機会がございます。朝6時頃にグレシャーベイ国立公園に到着。この雄大なアラスカの景色を見ていただくため、普段のクルーズでは解放していない、船の先端部分(ボウ)を氷河鑑賞場所として開放します。絶好の氷河鑑賞ポイントとなりますが、風があたるため、乗客は暖かい恰好で景色を楽しむこととなります。そして4~5時間かけてグレシャーベイ最奥のマージェリー氷河へ。氷河の崩落が期待できる代表的な氷河ですが、ウェステルダムはこの氷河の前で停泊し、時には旋回しながら崩落を待ちましたが、今回は数回小さな崩落を見ることができました。他にも沢山の氷河や山々を船上からご覧になりながら16時30分頃グレシャーベイ国立公園を後にしました。
 
グレシャーベイ公園をクルーズできる1日の客船の数は制限されています。そのためアラスカクルーズは沢山のコースが設定されていますが、グレシャーベイ国立公園をクルーズできるコースは非常に少なく、今回はその貴重なクルーズを体験することができ、また、他の寄港地でも大自然豊かなアラスカを感じながら満喫いたしました。

【写真】
1枚目:ウェステルダム
2枚目:船の先端
3枚目:マージェリー氷河
4枚目:ケチカン・クリークストリート

添乗員:富永

ツアー期間:
2016年05月25日〜2016年05月28日
船名:
MITSUI OCEAN FUJI

本コースでは、往路は東京駅から長野県の上田駅まで新幹線を利用。長野県内を観光しながら上高地へ行き、日本を代表するクラシックホテル「上高地帝国ホテル」に宿泊。翌日は岐阜県へ抜け、乗鞍、高山を通り2泊目は日本三名泉のひとつ下呂温泉に泊まり、3日目は郡上八幡、犬山と南下しながら復路の「ぱしふぃっく びいなす」に乗船する名古屋港へ。ワンナイトクルーズを楽しみながら横浜港へ寄港する4日間の日程をご案内いたしました。

上田では今年ならではの話題の観光地に立ち寄りました。人気脚本家三谷幸喜氏が担当したこと、主演の堺雅人氏の演技などが大きな話題を呼び、過去5年の大河ドラマの中で最高の平均視聴率を記録した大河ドラマ「真田丸」。たいへんなヒット作となった本作の衣装やセットの一部を展示した大河ドラマ館の入場は好評でした。

5月はまだ時折ひんやりとした空気がかすめてゆく上高地は大変歩きやすく、ネイチャーガイドの女性に植物や景色の話を聞きながらホテルと河童橋を往復しました。帝国ホテルは大変な人気も頷ける洗練された山岳リゾートといった雰囲気で、コースのディナーも非常においしくいただきました。読書室もあり、ゆったりとした岐阜へ抜ける乗鞍スカイラインの頂上はまだしっかりと雪が残り、5月下旬でも肌寒く、別世界を垣間見た印象でした。一方で昔ながらの街なみを残す高山、郡上八幡は真夏には暑さで注目を浴びる地域。長野から出てきた気温差もあってか、このころも十分暑かったように思い起こされますが、旅の途中は下呂温泉、最後は客船で、疲れをとりながらの帰路となりました。

【写真】
1枚目:夕暮れ時の上高地帝国ホテル
2枚目:上高地散策 河童橋
3枚目:乗鞍スカイライン
4枚目:上田城

添乗員:岡島

ツアー期間:
2016年05月04日〜2016年05月08日
船名:
ダイヤモンド・プリンセス

人気のダイヤモンドプリンセスの日本発着クルーズですが、今回はゴールデンウィークという事でお子様連れのご家族が多くみられました。
お子様にはクルーズは退屈、まだ早いなどと思われていらっしゃる方も多いかもしれませんが、実はお子様連れのご家族にこそ、ぴったりなのです。
プールに食べ放題(無料)のアイスクリームやスイーツ、スポーツを楽しむイベントなどがたくさんあります。また、お子様の年齢に応じて、専用のプログラムが用意され様々なイベントにご参加いただけます。もちろん、お子様だけでご参加いただくのでその間、大人は大人のクルーズ(時間)を楽しむことができます。
例えは午前中、子供たちはティーンズルームで巨大ジェンガ大会に、ご両親はウクレレ教室に参加し、お昼を一緒に食べた後、家族そろってシャッフルボードにチャレンジなんてどうでしょうか。過ごし方は何通りもありますので、毎晩、家族会議が必要そうですね。
お食事もテーブルマナーの練習にフルコースにチャレンジしたり、ビュッフェで気軽に食べたり、お子様に人気のハンバーグやビザなども充実しています。また、学校で英語を習い始めたお子様には船内で出会うたくさんの国からきたクルーや外国人客とのコミュニケーションはとても刺激的だと思います。ぜひ、連休や夏休みなどをご利用いただき、お子様をクルーズに連れて行ってあげてください。どんな家族旅行にもかなわない特別な体験と思い出にきっとなるでしょう。

【写真】
1枚目:関門海峡通過の様子
2枚目:バルーンドロップ
3枚目:キッズプログラム
4枚目:釜山チャガルチ市場

添乗員:樽本

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