添乗員の声
- ツアー期間:
- 2015年03月07日〜2015年03月17日
- 船名:
- アリュール・オブ・ザ・シーズ
羽田発着の日本航空のサンフランシスコ線の夜行便を利用することでクルーズ前後のマイアミでの宿泊を減らし低価格を実現しました。これにより20万円を切る価格となりたくさんのお客様にご参加いただきました。
マイアミでは今年からマイアミ・マリーンズへ移籍したイチロー選手のホームグラウンドのマリーン・スタジアムをご覧いただきマイアミビーチへ。そこからさらに移動し世界最大客船アリュール・オブ・ザ・シーズの待つフォート・ローダーデールへ。港では、たくさんの人がすでに乗船手続きを今か今かと待ちわびており改めてこの船の人気を知ることができました。乗船後、初日の夜には早速アクアシアターで日本で事前に予約した水中アクロバティック・ショーをご覧いただきました。高さ20mからのダイビングにはびっくりでした。
翌日の航海日には船内見学ツアーを行いました。広い広い船内、約90分ほどかけてじっくりご案内させていただきました。それでも全長約360m、18階建ての世界最大客船です。すべての施設はご案内できませんでしたが、とにかく船の大きさに皆様たいへん驚いていらっしゃいました。6階後方の水中劇場や、4階のスケートリンク、8階の本物の草木が植えられたセントラルパークの吹き抜け、5階のショッピングモールのようなロイヤル・プロムナード、16階の船上サーフィンなどができるたくさんのプールなど、巨大なアミューズメントパークのような船であり、一週間ではとてもすべて見きれないほどの大きさでした。
今回のクルーズで初めての寄港地となるラバディはハイチ共和国の北部に位置し、1492年にコロンブスによって発見されたと言われる地です。約20年前に、ロイヤル・カリビアン・クルーズ社が、この土地の一部を買い取りプライベートリゾートとして開発し今では年間多くの自社グループの客船が寄港する一大クルーズ港です。ご希望のお客様と一緒にリゾート内をぐるっと一周して、アクティビティやビーチでお楽しみいただきました。昼食はリゾート内の3ヶ所のレストランで、名物のジャークチキンやラプチョップなど大きな肉やハンバーガーなどを頬張りながらバーベキューランチをお召し上がりいただきました。夜は、船内でミュージカルショー「シカゴ」をお楽しみいただきました。本場ニューヨークのブロードウェイに引けを取らない本格的な迫力ある華麗なショーに感動しました。
二つ目の寄港地は、ジャマイカの北東部の港町ファルマスです。18世紀には花や植物のプランテーション栽培が盛んだった町であり、ジョージ王朝時代の建物が数多く残る歴史的な町でもあります。ツアーでは、ダンズリバーの滝上りとドルフィンズ・コープへご案内させていただきました。水着や短パンをご着装していただき、わくわくするしながらバスで約1時間走り、オーチョ・リオスにある観光名所のダンズリバーの滝に到着。滝専用のガイドに連れられ坂道を5分ほど下り、そこから皆手をつなぎながら滝の中へ。下半身がどっぷりと水に浸かりながら、約300mの滝上りの開始です。初めは恐る恐る水中を歩いていましたが、ガイドが場を盛り上げて水を掛け合ったり、滝つぼに飛び込んだりと、全身びしょびしょに濡れながら童心にかえったように楽しんでいただきました。濡れたままの格好で、すぐ向かいにあるドルフィンズ・コーブにてランチとイルカやサメのショーをお楽しみいただきました。
最後の寄港地はメキシコ合衆国のコスメル。
メキシコで一番大きな島であり、地名はマヤ語で「ツバメの地」に由来していると言われています。4世紀ころにマヤ人が住むようになり、今の中南米の諸国と交易の中心地として栄え、イスチェルという豊穣の神を祀る祭壇がある重要な巡礼地として、マヤ文明すべての王国から参拝者が来訪した時代もあったとされています。現在コスメル周辺の海は、世界でも有数な透明度を誇る、ダイビングスポットとして観光客が多く訪れています。ツアーでは、メキシコ本土にあるマヤ文明末期の遺跡、トゥルムへご案内いたしました。船に横付けされたフェリーに乗り換えて約40分揺られて、対岸の町プラヤ・デル・カルメンから専用バスで南へ約1時間ほど移動したところに遺跡があります。もともとジャングルであったこの地に13~15世紀にマヤ人が建設した三方が城壁で囲まれた城塞都市であります。遺跡の中で最も高い場所に建てられたエルカスティージョが中央神殿であり、周囲にはいくつもの神殿の遺跡があり、マヤ文明の栄華の面影を残していました。最後の寄港地観光をそれぞれお楽しみいただきました。
まだ夜が明けぬ早朝6時に、船は静かにフォートローダデールに入港しました。朝食をお取りいただいた後、名残惜しい気持ちを抑えながら集合して下船。最後はフォートローダーデールの高級住宅街をご覧いただき帰国の途に着きました。
【写真】
1枚目:ラバディに停泊中のアリュール・オブ・ザ・シーズ
2枚目:船内のセントラルパーク
3枚目:トゥルムの遺跡
4枚目:フォートローダーデールの別荘地
添乗員:細谷
- ツアー期間:
- 2015年02月11日〜2015年02月27日
- 船名:
- レディアンス・オブ・ザ・シーズ
成田空港よりカンタス航空直行便にてシドニー空港へ。世界遺産オペラハウスなどを含むシドニー市内観光後、シドニー港より『レディアンス・オブ・ザ・シーズ』に乗船。ニュージーランドの首都を含む8つの寄港地を巡る14泊15日のニュージーランド周遊クルーズと壮大な自然を感じていただけるフィヨルドクルーズを堪能しました。
訪れた8つの寄港地はそれぞれに特徴があり、山と海の自然の風景が広がると思えば、翌日は都会のビルが建ち並ぶ街並みをご覧いただきました。5つの寄港地で専用バスと専用日本語ガイドの観光が付いており、北島のタウランガに寄港した際にはマオリ文化を体感できる町ロトルアにてマオリ文化ショーや羊の毛刈りショーを見たり、南島のアカロアでは英国風庭園都市のクライストチャーチにて一般家庭のお庭見学とアフタヌーンティーをいただいたりとニュージーランドの魅力溢れる素晴らしい文化や自然、建造物を効率よく見て回ることができました。
また、今回のハイライトのフィヨルドクルーズでは、自然の壮大さ、美しさを存分に味わえたことと思います。
天候に恵まれた今ご旅行では、たくさんの珍しい植物や野鳥と出会うことが出来ました。また、常夏のニュージーランドでは色とりどりのバラが咲き誇っており、美しさと香りの高さにうっとりと癒されました。
【写真】
1枚目:フィヨルドランド国立公園
2枚目:ダニーデンのペンギンプレイス
3枚目:ポラードパークのバラ園(ピクトン)
4枚目:羊の毛刈りショー(タウランガ)
添乗員:横山
4 人
- ツアー期間:
- 2015年01月17日〜2015年01月26日
- 船名:
- プライド・オブ・アメリカ
真冬の日本を抜け出し、常夏のハワイ4島を巡る周遊クルーズへ。世界で唯一ハワイ4島のみを寄港することができる『プライド オブ アメリカ』に乗船しました。寄港した全ての港で専用車と日本語ガイド同行の観光だったので島々の自然や歴史の見どころを効率よく巡ることができました。
「マウイ島」では、パワースポットとして知られるイアオ渓谷州立公園やかつてハワイ王国の首都だったラハイナを散策。途中、車窓からはザトウクジラの親子に出会うことが出来ました。「ハワイ島」は、ヒロとコナの2か所に寄港し、ヒロではハワイ火山国立公園内のキラウエア・カルデラで最も活動しているハレマウマウ・クレーターと呼ばれている火口を、コナからは美しい海岸線にある聖地「プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園」をご見学いただき、山と海の自然を満喫していただきました。
最後の寄港地「カウアイ島」にてワイルア川クルーズとシダの洞窟観光をお楽しみいただき、出港後にはクルーズのハイライトである約8kmの断崖絶壁「ナ・パリ・コースト」をご覧いただきました。あいにくの霧雨でしたが、雲がかかる断崖は幻想的で素晴らしかったです。
船内では、ハワイらしいレイ作りやフラダンス教室、ポリネシアンショー、ハワイアンフラショーなどのイベントをお楽しみいただきました。
「オアフ島」ホノルルでは、シェラトン・ワイキキにご宿泊いただき、客室から見える海の美しさに癒されたことと思います。お部屋から見える海の美しさは何物にも代えがたく、まるで絵葉書を見ているようでした。
ハワイの魅力がたっぷり詰まった10日間となりました。
↓↓↓動画でご覧になりたい方はこちらへ↓↓↓
(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)
【写真】
1枚目:マウイ島停泊中のプライド オブ アメリカ
2枚目:イアオニードル(マウイ島)
3枚目:ハレマウマウ・クレーター(ハワイ島)
4枚目:シダの洞窟(カウアイ島)
添乗員:横山

- 船名
- プライド・オブ・アメリカ
- ツアー期間:
- 2014年12月20日〜2014年12月21日
- 船名:
- にっぽん丸
クリスマスムードでいっぱいのにっぽん丸サンタクルーズで東京の晴海ふ頭から名古屋までのワンナイトに乗船。船内ではレーニングラード少年少女合唱団のステージを鑑賞し、名古屋までの1泊のクルーズを楽しみました。
2日目は10時に名古屋港ガーデンふ頭に入港しました。下船し岸壁より専用車にて名古屋城へ。天守閣まで登り名古屋市内の景色を一望。その後、徳川園を観光しました。徳川園は、元は尾張徳川家の大曽根別邸で、2代藩主光友の時代、1694年(元禄7年)に隠居所として建造され、1945年(昭和20年)名古屋大空襲に被災して破壊。戦後は公園となっていましたが、2005年に日本庭園として再び造営された日本庭園です。 近くにある宝善亭にて昼食。昼食後、なばなの里へ。
なばなの里には約3時間滞在。ベゴニアガーデンや高さ45mまであがるアイランド富士などをお楽しみいただきました。夕方になり、あたりが暗くなると日本最大級のウィンターイルミネーションがスタート。LEDのトンネルやナイアガラなど圧巻の景色をご覧いただきました。
【写真】
1枚目:にっぽん丸
2枚目:名古屋城
3枚目:なばなの里光のトンネル
4枚目:なばなの里ナイアガラの滝
添乗員:富永

- 船名
- にっぽん丸
- ツアー期間:
- 2014年12月14日〜2014年12月16日
- 船名:
- MITSUI OCEAN FUJI
神戸港より「ぱしふぃっくびいなす」にご乗船いただき、エントランスの光るツリーはじめ、クリスマス一色に彩られた華やかなクルーズをお楽しみいただきました。
特別な夜に相応しい特製ディナーとマジシャン内田貴光によるイリュージョンマジックショーなどイベントが目白押しのワンナイトクルーズはあっという間に1泊2日の航海を終え松山港に到着となりました。
下船後は松山の歴史や文化を辿る旅となり、「伊予かすり会館」、「子規堂」と正岡子規、秋山好古・真之兄弟、伊丹万作などを輩出した松山東高校の中にある資料館「名教館」をご覧いただきました。「名教館」は県立高校の敷地内にある資料館ですので、ご参加いただいた皆様は「個人ではなかなか、見学できない」「貴重な体験ができた」と大変喜んでいただきました。
観光後、昼前には宿泊先の道後温泉「ふなや」に到着して、趣ある広大な日本庭園をご覧いただき、江戸時代寛永年間開業当時の面影を残す裏門「茅葺門」の前で記念撮影をしました。館内では、昭和25年(1950年)に昭和天皇がご巡幸の際に宿泊された洋間がご覧いただける展示室をご案内。大正時代に英国から資材を取り寄せて建築した木造2階建ての洋館を現在ではマントルピース、ステンドグラス、シャンデリアなどの豪華な内装品を本館2階のロビーに移設しており、ホテルのスタッフの丁寧な説明と当時のエピソードを皆様、興味深く聞かれていました。また、今回は「ふなや」にて昼食・夕食・朝食の3食付で20時間もご滞在いただけるゆったりプランでしたので、心おきなく老舗旅館と道後温泉を満喫していただけたのではないでしょうか。
時に団体ツアーは疲れてしまうと思われがちですが、ゆたか倶楽部ではこんなのんびり、大人の旅を満喫いただけるコースもご用意しております。
【写真】
1枚目:ぱしふぃっくびいなすのクリスマスツリー
2枚目:ふなや茅葺門
3枚目:松山城
4枚目:道後温泉本館
添乗員:樽本
- ツアー期間:
- 2014年11月26日〜2014年12月07日
- 船名:
- クイーン・エリザベス
世界で最も有名な豪華客船「クイーン・エリザベス」で、アドリア海周辺諸国を巡るクルーズでした。
晩秋のヨーロッパにもかかわらず、たくさんの乗船客がいるこの船はさすがであると感じました。クロアチアのコルチュラ島やマルタ共和国の首都バレッタの中世の城壁が残る街並みや、高台から見下ろす、ナポリやベニスの美しい港町は、どれもこれも絵になる風景が目に焼き付いて残っています。
QEは豪華客船にふさわしく、メインロビーには寄木細工でクイーン・エリザベスが描かれた大きなパネルは圧巻であり、記念写真のスポットとなっています。本格的なダンスホール「クイーンズ・ルーム」では、毎日のように夜遅くまで社交ダンスをお楽しみいただけます。その他、イギリス船籍の船らしく、イングリシュ・パブ「ゴールデン・ライオン・パブ」では、名物の黒ビール「ギネス・ビール」や「フィッシュ・アンド・チップス(鱈のフライとポテトフライの盛り合わせ)」がお楽しみいただけます。午後には、「アフタヌーンティー」もあり、優雅なひとときをお過ごしいただけます。
【写真】
1枚目:クロアチアのコンチュラ島の本船
2枚目:コンチュラ島
3枚目:ヴァレッタ
4枚目:カプリ島の展望台より
添乗員:細谷

- 船名
- クイーン・エリザベス
- ツアー期間:
- 2014年10月26日〜2014年11月09日
- 船名:
- セレブリティ・ミレニアム
今ツアーはプレミアム客船の中でも質の高いサービスと美食のダイニングに定評があるセレブリティ・ミレニアムにて、日本を含めたアジアを周遊し、発展著しいアジアの街を存分にお楽しみいただくツアーでした。
横浜港に集合後、船内へ。外国船の日本発着クルーズということで日本人はもちろん、連続で乗船している外国人とでブッフェレストランは賑わいを見せ、乗船初日から美食の船の味を堪能いただきました。
また、このクルーズには日本人コーディネーターが乗船し、船内新聞や食事メニューなどが日本語で準備されていたこともあり、皆様ストレスなく快適にクルーズライフをお楽しみいただくことができました。とはいえ外国船ですので、船内イベントは英語だけのものもあり、勉強を兼ね参加されるお客様もいらしたり、外国船クルーズを満喫されていました。
寄港地としては、清水、神戸、長崎、上海、那覇、基隆(台北)を経て、香港にて下船しました。神戸では1泊停泊いたしましたので、有馬温泉などでゆったり温泉を楽しんだり、有名店にて本場の神戸牛を召し上がるなど、1泊停泊の醍醐味を存分にお楽しみいただきました。
なお、各寄港地では一部ゆたか倶楽部オリジナル観光を設定しご参加いただきました。少人数だったこともあり通常大型バスでは入れない道を通って歩く距離を短くしたり、ガイドの話もより詳しくお聞きいただいたりと、大人数ではできない観光をご案内できました。
セレブリティ・クルーズは今後も日本発着クルーズを展開していく予定です。横浜港や神戸港からプレミアム客船が定期的に出航すれば、日本人のクルーズファンがきっと増えていくことと思います。何より、この「美食の船」をより多くの方に知ってもらえれば幸いです。
【写真】
1枚目:神戸南京町
2枚目:上海の風景
3枚目:那覇に寄港中のセレブリティ・ミレニアム
4枚目:セレブリティ・ミレニアム 救命浮き輪
添乗員:大久保

- 船名
- セレブリティ・ミレニアム
- ツアー期間:
- 2014年10月14日〜2014年10月30日
- 船名:
- クリスタル・シンフォニー
米国マイアミから乗船して、南米大陸コロンビアのカルタヘナに寄港したあと、パナマ運河の通航するクルーズです。「ロック」と呼ばれるガツン閘門に入ると、水量が増して徐々に海抜0mから26mまで船体が上昇していく光景はとても迫力があり、3閘室の両側が船体ぎりぎりに通航する様子は、どぎどぎしてスリル満点です。全長約80kmのパナマ運河を約24時間かけて堪能いただきました。
数々の賞を受賞しているクリスタル・クルーズ社の旗艦船である「クルスタル・シンフォニー」は、フリードリンク制、チップがクルーズ代金に含まれている「オールインクルーシブ」のスタイルで、洗練されたサービスの提供が自慢の、ひと味違うラグジュアリー・シップです。日本船「飛鳥II」と同型船であるので、日本人乗客にも馴染みがあるクルーズ船です。船内は、とても落ち着いたエレガントな雰囲気で、優雅な船内生活をお過ごしいただけます。
【写真】
1枚目:カボサンルーカス展望台から見たクリスタル・シンフォニー
2枚目:カボサンルーカスのランズエンド(地の果て)
3枚目:パナマ運河ガツン閘門
4枚目:アカプルコのクリフダイビング
添乗員:細谷

- 船名
- クリスタル・シンフォニー
3 人
第11回四国八十八ケ所巡拝お大師さんと巡る同行二人の旅
- ツアー期間:
- 2014年10月12日〜2014年10月22日
四国霊場開創1200年記念の88ヶ寺を、バスにて11日間をかけてのお参り(遍路)、延べ182回の納経をして参りました。途中大雨の影響で参拝のずれも生じましたが、皆様の頑張り(これにつきます)により無事に結願いたしました。四国霊場八十八ヶ所は、約1200年前にお大師さん(弘法大師)が生まれ修行された霊跡で、今日まで多くの人が尊い信仰により連綿と法灯が守られてきました。お四国(霊場参りの方々の丁寧語からの四国の呼称)を分ける四つの地域に合わせ、発心(阿波)・修行(土佐)・菩提(伊予)・涅槃(讃岐)の四つの道場とされ、全行程は約1,450㎞に及びます。この各道場を巡る遍路は、お大師さまと共に(同行二人とされる)心身を鍛錬し、八十八の煩悩を転じて悟りとする修行の旅で、お釈迦様、阿弥陀様、観音様、お地蔵様など様々な仏様が祀られ、各人の宗派を問わずお参りされる人々の願いが成就される、と言われています。お遍路の方法はいろいろとあるようが、今回は全周を11日間かけて1回で巡りました。各地それぞれ北海道、茨城、埼玉、東京、神奈川、愛知、岐阜から参加の皆様で、平均年齢77歳の人生経験豊富、船旅経験豊富な方々(飛鳥Ⅱ380泊の強者を始め、ぱしふぃっくびいなす、にっぽん丸、外国船、に乗船経験)と、それはそれは楽しく話題の豊富な有意義な11日間の添乗でした。
【写真】
1枚目:60番横峯寺で集合写真
2枚目:室戸岬の朝日
3枚目:納経
添乗員:小竹
- ツアー期間:
- 2014年10月03日〜2014年10月10日
- 船名:
- クィーン・メリー2
弊社では人気シリーズとなりました「ひとり参加旅」。このツアーはお一人様参加の方が気軽に外国船をお楽しみいただき、プライベートパーティや船内での交流をきっかけにクルーズ仲間を作って頂く事を目的に企画されたクルーズです。「ひとり参加の旅」としては、キュナード社最大のクイーン・メリー2(151,400トン)を利用した初めての企画です。サザンプトン発着の4泊5日のショートクルーズで、英国、ベルギー、フランスの3カ国を巡りました。
ロンドンの市内ホテルに前泊し、ロンドン塔、国会議事堂、ビックベンなど、市内の名所を車窓観光後、一路サウサンプトンへ。港に着く前から大きな15万トンのクイーン・メリー2の船体が見えてきました。チェックインはスムーズで、乗船後昼食をとり、16時30分に出港。
最初の寄港地ゼーブルージュは、ブルージュの玄関口として多くのクルーズ客船が寄港する港です。世界遺産のブルージュは、かつてはハンザ商人が利用した国際貿易都市として繁栄し、現在でも中世の街並みをそのままに残すベルギーを代表する古都です。市内観光の運河クルーズでは、ビール醸造所、聖母教会、市庁舎などを船上よりご覧いただきました。ベルギー料理の昼食、ブルージュの有名なチョコレート工房での買い物など、歴史的建造物が多く残る美しい街並みを満喫しました。
2つ目の寄港地はフランスのシェルブール。第二次世界大戦ではノルマンディー上陸作戦のあとに激しい攻防戦の舞台となり街は破壊されましたが復興し、現在は海軍の造船所など、港湾都市として栄えています。モン・サン・ミッシェルまで約2時間30分のバスの旅。到着後、城壁の入口で日本語ガイドと合流して、坂と階段を上りながら、修道院へ。小高い修道院の入口まで来ると、ヨーロッパでも潮の干満の差が15m以上ある最も激しい干潟が引き潮のため遠くまで見渡すことができました。修道院の中は 場所によって建築された年代により建築様式が異なり、まるで迷路のように入り組んでいました。昼食はモン・サン・ミッシェル名物のオムレツをお召し上がりいただき、シェルブールへ。18時に予定通り出港し、下船地サザンプトンへ。
名残惜しいクイーン・メリー2の下船日となり、清々しいサウサンプトンの朝を迎え下船。一路ロンドンへ移動し、バッキンガム宮殿などロンドン市内観光を終えホテル到着後は、午後から自由行動。ご希望者の方と地下鉄に乗って、ロンドン一の繁華街ピカデリーサーカスへ行き、トラファルガー広場、テムズ川のロンドンアイなど、皆様と楽しく一緒に散策しました。
「ひとり参加の旅」の旅は通常の旅行と違い、皆様がひとり参加のため、出発の空港から、知らない人同士が和気あいあいとした雰囲気で始まります。乗船後は一層盛り上がり、旅行が終わる頃にはご友人となり、次回の旅行を一緒に計画されるなど、「ひとり参加の旅」を通じて新しいご友人を作られるお客様もいらっしゃいました。
【写真】
1枚目:クイーン・メリー2外観
2枚目:世界遺産ブルージュ
3枚目:世界遺産モン・サン・ミッシェル
4枚目:ロンドン市内
添乗員:富永

- 船名
- クィーン・メリー2