クリスタル・シンフォニー

クリスタル・ハーモニーの姉妹船として、日本郵船が95年にフィンランドのクバナー・マサヤーズ(当時)で建造した。欧米では、クリスタル・ハーモニーを上回る、5万総トンクラスでは最も高い評価を得ている豪華客船だ。ハーモニーと外観はよく似ているが、船首のアッパーデッキ上の丸いアンテナの位置などが違っている。予約制だが無料で楽しめる(要チップ)セカンドレストランとして作られたイタリア料理の「プレコ」はデザインが一新され、和食レストランの代わりに、中華料理やタイ料理、そして日本食などが楽しめるアジア料理レストラン「ジェイド・ガーデン」が設けられた。ブロードウェイ仕込みの華やかなショーや、本場ラスベガスのシーザース・パレスが運営するカジノ、副船長、副機関長として日本人オフィサーが乗船しているのは、ハーモニーと同じ。日本人のアクティビティ・ホステスも常時乗船しており、日本人が外国船でクルーズするには、最も適した客船のひとつであることは間違いない。

船名 クリスタル・シンフォニー 総トン数 51,044t
就航年 1995年5月 乗客定員 940名
乗組員数 545名 全長 238.01m
全幅 30.2m 船籍 バハマ

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