添乗員の声

ツアー期間:
2017年09月01日〜2017年09月24日
船名:
セレブリティ・ミレニアム

行きは飛行機でバンクーバーまで、帰りはそのまま楽々船で太平洋を横断し横浜までという航路でした。

旅の前半はアラスカクルーズ。バンクーバーから出発し、アイシーストレートや、ジュノー、ケチカンに寄港しアラスカ特有の可愛らしい街並みの散策や、大自然を満喫できました。また、今回は、メンデンホール氷河、そして船上からハバード氷河をご覧いただきアラスカならではの氷河の景色をお楽しみいただけました。

旅の後半は太平洋横断。アメリカで最後に寄港したシトカからはそのまま船で日本へ。帰国の最初の寄港地北海道では北の味覚を堪能し、下船地の横浜も一泊停泊だった為、船上からの夜景も楽しむ事が出来ました。北米から日本への太平洋横断は時差の関係で一日25時間生活になり、終日航海も多いので船を思う存分お楽しみいただけます。飛行機ですと、あっという間に過ぎる日付変更線をじっくり実感できるのも太平洋横断ならではの貴重な体験です。

【写真】
1枚目:バンクーバー・カナダプレイスに停泊中のセレブリティ・ミレニアム
2枚目:メンデンホール氷河
3枚目:ハバード氷河
4枚目:シトカキャッスルヒルからの山並み

添乗員:奥津

ツアー期間:
2017年08月28日〜2017年09月05日
船名:
ダイヤモンド・プリンセス

夏休みの終わりが見えてきた頃、ダイヤモンド・プリンセスは横浜を出航し、宮崎~釜山~鳥取~福井~秋田とめぐりました。北陸随一の「敦賀まつり」も楽しめる航路です。
特に福井県の敦賀はダイヤモンド・プリンセスが初寄港ということもあり、朝7時入港と早い時間にもかかわらず、すでに地元の方々で港が賑わっていて、熱烈歓迎してくださいました。

3日間開催される「敦賀まつり」の初日に入港したことと重なり、港からバスで10分位の距離にある‘きらめきみなと館’では、地元物産展、伝統工芸体験、八ツ杉太鼓をたたく躍動感溢れるステージ、中でも軽妙な踊りに笑いで包まれたひょっとこ踊りは、海外からのお客様も大喜びのご様子でした。
また秋田では埠頭で東北三大まつりの一つ「竿燈まつり」の雰囲気を楽しめる演出もあり、こんなに間近に竿燈を見られるとはと驚きの声も上がりました。

日に日に秋に近づくこの季節、特に朝晩はとても気持ちの良い気候です。デッキに出て朝はラジオ体操から一日を始め、夜は星空を眺める。クルーズならではの楽しみを日々感じながら、寄港地観光も充実している9日間でした。

【写真】
1枚目:秋田港
2枚目:敦賀ひょっとこ踊り
3枚目:敦賀港初寄港の様子
4枚目:敦賀八ツ杉太鼓

添乗員:渡邉

ツアー期間:
2017年08月25日〜2017年08月27日
船名:
MITSUI OCEAN FUJI

明治村、大正村、昭和村はそれぞれ当時の建築を再現または移築した街並みが並ぶテーマパークです。園内を歩くと、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。特に昭和村では、昔自宅にあった!と言いたくなるようなおもちゃや家電、家屋の造りなど、懐かしいと感じるものも多いのではないでしょうか。岐阜県の長良川温泉に1泊し、早めの夕食をいただいた後は夏の風物詩・鵜飼いの観賞へ。暗い中、鵜飼い船のかがり火によって時折見える鵜が、けなげに働く姿、ほうほうと掛け声をして匠にひもで繋いだ鵜を操る鵜匠の指裁きは、なんとも幻想的風景です。1300年以上の歴史をもつこの伝統的な漁法は全国各地に受け継がれていますが、なかでも「ぎふ長良川鵜飼」は、用具一式が国の重要有形民俗文化財に指定されているほか、獲れた鮎を皇居へ献上する「御料鵜飼(ごりょううかい)」が行われている由緒正しい鵜飼。
直前のキャンセルもあり、この度のご旅行は仲の良い3名様の姉妹と、お一人参加の女性の4名様と、私添乗員1名のグループとなりました。お顔を合わせてわかったことですが、お客様同士何度か船でお互いを見かけられたことがあったそうで、往路の新幹線で早々に打ち解けることができました。「まるで女子会ですね」と食事や移動も和気藹々と過ごしました。私は名古屋港乗船を見送るまでのご一緒でしたが、今でもお客様より時折お電話をいただきますと、「あの時ご一緒した方、時々船でお見かけするのよ」とご報告をいただきます。

【写真】
1枚目:明治村帝国ホテル
2枚目:大正村
3枚目:昭和村
4枚目:長良川鵜飼い

添乗員:岡島

ツアー期間:
2017年08月16日〜2017年08月30日
船名:
カリビアン・プリンセス

イギリスのサウサンプトンから出港し、ガンジー島・アイルランド・北アイルランド・スコットランド・フランスをカリビアン・プリンセスでぐるっと一周しさらに大西洋と北海のクルーズをお楽しみいただきました。

何といっても、エジンバラでの夏の祭典ミリタリータトゥーの鑑賞が今回のクルーズの目玉です。いろいろな国のパレードに続き、日本の自衛隊も侍の決闘や和太鼓・振袖の姿でスコットランドの歌を熱唱したりと、他国でみる日本人の雄姿に皆が感激しました。やはり地元のスコットランドの伝統楽器バグパイプの音色はたいへん素晴らしく今も余韻が残っています。

秋の気配を感じた英国でしたが、青空も味方してくれ素晴らしい日々を過ごすことができました。カリビアン・プリンセスはこのクルーズを終えると英国を離れ大西洋横断しアメリカ・マイアミにポジションを移し本船の名前の通りカリブをメインに配船されるようです。美しい街並み、湖畔など英国らしい景色も充分お楽しみいただけました。

【写真】
1枚目:ミリタリタトゥーの様子①
2枚目:ミリタリタトゥーの様子②
3枚目:ネス湖
4枚目:フォース鉄道橋(サウスクイーンズファエリー)

添乗員:栗原

ツアー期間:
2017年07月25日〜2017年08月19日
船名:
リバー・ダッチェス

ベストシーズンを迎えるヨーロッパ8カ国を、ライン河、マイン河、ドナウ河の大河とマイン=ドナウ運河を通航し、ヨーロッパの西のオランダから、東のルーマニアまで大横断するリバークルーズです。
オーシャンクルーズとリバークルーズの大きな違いは、キャビンから見える景色です。どこまでも続く地平線と大海原を眺めながらくつろぐオーシャンクルーズとは反対に、リバークルーズは、両岸に街や小さな村、ぶどう畑や手付かずの大自然、そして地元の暮らしが移り行く景色として広がっています。
そして河にも特徴があります。まずは、ライン河。一番風光明媚でお伽話に出てくる様な中世の城やかわいらしい街々を、河の流れに逆らいながらゆっくりと進んでいきます。一つ一つの城や街には、伝説や由来となる幾つもの話があり、中世の時代に思いを馳せながら地元産のワインを片手にデッキでのんびり。さらに、マイン河へ進路を変えると流れが穏やかになり、牧歌的な景色に包まれます。夏の太陽を楽しみ日光浴をしている人や、犬の散歩やキャンプをしている人、夏休みを楽しむ地元の日常を垣間見ることもできます。ほぼ毎日船は街へ寄港し観光で体も疲れますが、そんな一日の締めくくりにはデッキに出て夕日が沈むのを眺めると不思議と心も体もリラックスできます。

1992年に開通したマイン=ドナウ運河へ進むと、運河とは思えない自然の河のようで、しかし運河の下には高速道路が横切っていたり、様々な発見ができます。分水嶺を越えると、“河上り”から“河下り”へと変わります。運河からドナウ河への合流地点は看板こそありませんが、目の前に優雅に流れる大河へと入る瞬間を見ることができます。さらに幾つもの支流が大河に流れこむ姿も、陸地で見るより遥かに船から眺める方が美しいです。
ドナウ河へ進むと、ハプスブルク帝国の面影がいたるところに見ることができます。帝国崩壊から100年たってもまだその存在感の大きさが街のいたる所に感じられます。ブダペスト以降の後半クルーズは、更に河がもたらす恵みを感じることができます。さらにセルビア、ブルガリア、ルーマニアへ進んでいくと徐々に川幅も広くなっていく様子が日々分かります。朝靄に包まれた静かな絵画の様な姿、日中の青空に照らされ河面がキラキラとする景色、夕日に真っ赤に染められた様子、満点の星空に包まれる夜・・・。雨の日でさえも一面水墨画のようでワクワクします。

オランダ・アムステルダムから出発し、ルーマニア・ジュルジュウ到着までに一つとして同じ景色はなく、長い歴史の中で今も昔も変わりなく流れ、昔の人と同じ景色を見ていると思うと、とてもロマンに溢れる壮大なリバークルーズです。

【写真】
1枚目:リバー・ダッチェス@フランクフルト
2枚目:ブダペスト
3枚目:鉄門峡谷
4枚目:ドナウ河の夕日

★★★18年7月29日~8月23日で18年も引き続き実施いたします。18年度版の募集パンフレットはこちらからご確認いただけます。クリックしてください★★★

添乗員の紀行文もございます。こちらもわせてご覧ください。

添乗員:富沢

ツアー期間:
2017年07月21日〜2017年07月26日
船名:
ダイヤモンド・プリンセス

夏休みが始まる7月20日、ダイヤモンド・プリンセスは長崎と釜山に寄港する5泊6日のショートクルーズに出発しました。乗船客はなんと約2,900名で満船の船内には、夏休みということもありお子様連れの方、短いコースなのでクルーズが初めての方、現役世代の方などたくさんの世代の方がいらっしゃいました。

寄港地の釜山では、無料のシャトルバスを利用して、国際市場やチャガルチ市場、ロッテ免税店などでお買い物の他にグルメやスパなども思い思いに楽しまれていらっしゃいました。日本語で案内してくれる現地のボランティアスタッフもおり、安心して散策を楽しむことができたのではないでしょうか。

翌日は、長崎港に入港し、船会社のオプショナルツアーでハウステンボスに行かれたり、港から徒歩でグラバー園や大浦天主堂を散策されたり、路面電車に乗って眼鏡橋や長崎駅方面まで足を延ばされたりと観光をお楽しみいただきました。2カ所の寄港地を挟み終日航海日が2日間あり、プリンセスクルーズ名物のグラスタワーでウェルカムパーティや盆踊り、フラダンス、フラメンコなど世界の踊りの教室やお子様でも楽しめるクラフト教室など船内生活も充実にご堪能いただきました。

初めて乗船されたお客様は、もう少し長いクルーズに挑戦したい、もう少し乗っていたいなどのお声も聞かれました。ダイヤモンド・プリンセスは、年々日本人スタッフが増えており、お客様へのサービスが向上しているように感じられます。2018年シーズンも多くのお客様にダイヤモンド・プリンセスでのクルーズをお楽しみいただきたいです。

【写真】
1枚目:長崎港のダイヤモンド・プリンセス
2枚目:大浦天主堂
3枚目:釜山チャガルチ市場
4枚目:チーズバーガー(船内トライデントグリル)

添乗員:横山

ツアー期間:
2017年07月16日〜2017年07月18日

関東地方よりも一足先、7月中旬に梅雨明けを迎えた鹿児島県。西に約40㎞先の離島、甑島列島は南から下甑島・中甑島・上甑島があり、3島すべて花弁に鹿の子模様の斑点がある「かのこゆり」の日本有数の原生地です。毎年7月中旬頃~8月は島中のいたるところにカノコユリが咲き、立寄る先々でカメラにその姿をおさめました。旅のハイライトは、100mから200mの断崖が連なる下甑島西側の断崖絶壁を眺めるクルージング。「日本の地質百選」にも選ばれるこの島の地層は古い物で約8,000万年前のもので、恐竜の化石も見つかっています。小型船で迫りくる断崖へギリギリまで寄せるスリルには圧倒されました。近年旅行地として注目を集め出した甑島ですが、かつては釣り人とダイバーたちの島で、ホテルらしい宿泊施設は今も数少なく、観光地として商業化しきらない素朴な田舎の島の雰囲気に魅了される、そんな時間を楽しめる土地だと思いました。

【写真】
1枚目:フェリー「にゅーこしき」
2枚目:鹿の子百合
3枚目:甑島ナポレオン岩
4枚目:甑島断崖クルーズ

添乗員:岡島

ツアー期間:
2017年06月26日〜2017年07月07日

オランダの首都アムステルダムに前泊し翌日アマデウス・シルバー号に乗船しました。
アムルテルダムの市内観光では、国立美術館にて世界三大名画の一つレンブラントの「夜警」などを鑑賞しました。
乗船後、キャプテンのウエルカムカクテルと豪華ディナーを堪能しました。出港後、水門を通過し北海運河へ。オランダの水鳥が多く生息する低地帯と牧歌的な風景を眺めながらドイツへ向かい、ワール河より国境を越えドイツのライン河へ。
ドイツ最初の寄港地のケルンは、157mの尖塔を持つゴシック様式の大聖堂を中心に、ローマ時代の遺跡や旧市街を徒歩で観光しました。ライン河とモーゼル河の交差するコブレンツにも入港。モーゼル河の上流にあるコッヘムの街へ行きました。ドイツの典型的な山城ライヒスブルク城や、中世の面影を残す木骨組の家屋の並ぶコッヘムの旧市街を訪ねました。
旅行の中盤には、リューデスハイム付近にて、旅のハイライトでもある『ラインの火祭り』を船上よりご覧いただきました。日没後、暗くなるのを待ち、午後10時過ぎに最初の花火が打ち上げられました。船上から見るライトアップされた古城や追従する船明かりもとても見応えがありました。
クルーズ終盤にはフランス・ストラスブールに入港。高さ142mノートルダム・ストラスブール大聖堂や運河クルーズ、プティットフランス地区と呼ばれる閘門とコロンバージュ(木骨組家屋)の美しい景色をご覧いただきました。
スイス・バーゼルでアマデウス・シルバー号を下船。いよいよスイス観光の始まりです。世界遺産で首都ベルンの街へ移動すると、バラ公園よりアーレ川に包み込まれた旧市街を一望。インターラーケンに宿泊し夕食はスイスヨーデルやアルプホルンなどの演奏を聞きながら、本場スイスのチーズとミートフォンデュ料理をお召し上がりいただきました。
今回の旅行のもうひとつのハイライト、登山列車にて欧州で一番高い所に造られたTop of Europeユングフラウヨッホ駅(3454m)へ向かいました。ラウターブルネンより登山列車へ、途中クライネシャイディック駅にて列車を乗り換え山頂へ。スフィンクステラス展望台より、晴天の中ユングフラウ(4158m)とメンヒ(4107m)の雪山、アレッチ大氷河をご覧いただきました。その後、ルツェルンの街へ観光バスにて移動しスイスの傭兵のシンボル瀕死のライオン像や木造のカペル橋などを観光しました。この日は、宮殿風ホテルの「ホテル・パレス・ルツェルン」に宿泊。そして翌日スイス・チューリッヒからミュンヘン経由で羽田空港へ無事戻ってまいりました。
「ライン河クルーズ」、「ラインの火祭り」、そして「スイスアルプス観光」をひとつのご旅行で巡り、とても満足度が高いご旅行に仕上がりました。

【写真】
1枚目:アマデウス・シルバー外観
2枚目:モーゼル川沿いの街コッヘム
3枚目:アルザス地方ストラスブールの街
4枚目:登山列車から見たベルナー・オーバーラント山群

添乗員:栗本

ツアー期間:
2017年06月23日〜2017年06月30日
船名:
ダイヤモンド・プリンセス

本州も初夏を迎え気温も30℃近い日もある中、2017年日本発着クルーズでも人気のコース「夏をさきどり!那覇・石垣島・台湾 リゾートクルーズ8日間」が神戸港を出港いたしました。

今回も約2200名もの乗船客が乗船され、その大多数が日本人の方でした。プリンセス・クルーズが日本発着クルーズをはじめたのが2013年のことでした。年を追うごとに、この日本発着クルーズが定着している表れと実感いたしました。

さて、6月の那覇・石垣島・基隆は30℃を超えるような気候でしたが、本州のような蒸し暑さはなくカラッとした空気の中、寄港地での滞在をお楽しみいただきました。

基隆では急きょ通常と異なる港に寄港となりましたが、街の中心地まではシャトルバス($10)が運行され、乗船客の便宜が図られました。
また石垣島では着岸できる岸壁がないため、本船を沖に錨泊しテンダーボートで上陸いたしました。このテンダーボートで上陸する場合、通常の着岸と比較すれば乗下船に当然時間がかかるというデメリットがございます。しかしながら、テンダーボートに乗ることによって、本船を間近で眺めることができるまたとない体験ができます。クルーズファンの方やカメラがお好きな方は絶好のシャッターチャンスです。ぜひお試しを!

【写真】
1枚目:那覇で出会ったソーキそば
2枚目:石垣島に錨泊中の本船とテンダーボート 
3枚目:本船からの石垣島の眺め
4枚目:基隆で出会った小籠包

添乗員:北野

ツアー期間:
2017年06月13日〜2017年06月23日
船名:
ダイヤモンド・プリンセス

ダイヤモンド・プリンセス2017年日本発着クルーズで最初の北海道周遊コースは、梅雨の神戸を出発いたしました。
11日間の壮大なクルーズでは、函館・青森・小樽・網走・コルサコフに寄港し、今クルーズのハイライトである知床クルージングを満喫いただきました。

初夏の北海道・東北は残念ながら快晴とまではなりませんでしたが、大きく天候が崩れることなく各寄港地をお楽しみいただきました。
函館・青森・網走では停泊場所から街の中心地までのシャトルバス(有料)が運行され、小樽では船から徒歩圏内で街の散策が楽しめました。
また、コルサコフでは船会社のオプショナルツアーに参加し、この地が日本統治時代であった歴史などをご覧いただく方が多くいらっしゃいました。

今クルーズは約2000名ほどの乗船客でその90%以上が日本人でした。レセプションやイベントでも日本人が対応するという徹底ぶりで、外国船とは思えないおもてなしが魅力的でした。

【写真】
1枚目:函館港に停泊中のダイヤモンド・プリンセス
2枚目:小樽港に停泊中のダイヤモンド・プリンセス
3枚目:小樽 旧手宮線跡
4枚目:船内 ビュッフェレストラン

添乗員:北野

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