お客様の声

とても楽しい船旅でした

アブダビ空港に降り立った時、全身真っ黒でエレガントな婦人が私達を迎えてくださいました。2児の母、イスラム教徒に改宗してアラブの方と結婚していらっしゃる日本婦人だったのです。「サウジアラビアのメッカにも巡礼に行きました」とおっしゃる一方「日本国籍は捨てていません」と言われました。異郷の地で生きていらっしゃればいろいろな苦労もあるのではと想像させられる言葉でした。
素晴らしいガイドをしてくださったその方の話では、生粋のドバイ人の人口は150万人のうち2割、その方達の給与は大学卒初任給月額60万円、女性も平等で大体公務員になるのが普通だとか。後の8割は外国人出稼ぎ人と現地駐在のエリートだろうということでした。出稼ぎ人の給与は平均4~5万円、アラブ人の家庭にはお手伝い、保母さん、運転手、庭師の4~5人は雇っていられるとか。この差はどうにも理解できません。ドバイは後十数年で石油が尽きるとのことで、インフラ整備のためにすごい建築。もう見渡す限り超高層ビル群です。私は夜景見学をしたのですが、巨大な建物の壁にはボツボツと灯りが点り、暗く高々です。すごい容器の中に入れる物はこの状態でいつ満杯になるのだろうと思うばかりでした。
アブダビでは後100年は石油が出るからその時のためにアルミ工場を建設。先を見通して巨大なものです。これを動かしているブルーカラーは出稼ぎ人であるということに、彼の国の将来はと思うのです。ちなみに私は掃除のおばさんもやりました。日本の場合、下積みだって柔軟に対応できるのだけど、何でも世界一でなければならない王様はモスクだってすごいし、内部の装飾だって世界中で一番の華麗さです。想像を絶しました。
私の乗った船はカジュアル船だとか。でもとても素晴らしい内装でした。カジュアル船とその上のラグジュアリーとどんな違いがあるのだろうと、今まで乗ったカジュアル船と比べました。毎晩のショーも落ち着いていて一回一回楽しめました。また騒々しいスペクタルでないのも良かったでした。陸の旅行だとぐったり疲れて、夕食後お風呂に入ってから翌日のための荷物整理ですが、船は早朝からの出発もないし、夕食等も夜遅くても大丈夫のレストランもあります。のんびりショー等も観ていられるのは船旅ならではの醍醐味ではないかと思うのです。とても楽しい船旅でした。
黒いアッバーヤのご婦人、そして一番素晴らしく良く面倒を見てくださった添乗員のTさんに心から感謝いたします。

《千葉県》S.Kさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

世界一にこだわるドバイの様子を知れば知るほど、「一番でなければいけないんですか?」というフレーズの“仕分け”を思い出してしまいます。

楽しい思い出を作っておきたい

持病があり、元気な時に旅行に出かけて、楽しい思い出を作っておきたい。そんな気持ちでここ何年か海外へ出かけております。クルーズは荷物の整理を毎日しなくて済み、陸上の旅行より負担が軽いです。今回は飛行機もフィンランド航空のビジネスクラスで快適に過ごせました。
有名なサグラダ・ファミリア、最後の晩餐は実物を見ないと味わえない感動でした。現地観光も船の時間に合わせて十分時間を組んであり満足。以前、他の代理店を利用した時はすべて船中食で、半日観光ばかりでした。現地の昼食でその国の味が食べられて良かったです。到着日はミラノでおにぎりの夜食、ローマの和食等細やかな配慮がうれしいです。前にミラノに来た時、特定休日だった食材店で買い物ができたし、ヘルシンキ空港で買い損ねたトナカイの毛皮も今回買えました。
添乗員のMさんのおかげで無事に楽しく過ごせました。まだまだ行っていない場所がたくさんあります。これからも出かけられる体力を維持したいと思っております。

《東京都》H.Tさま( 50代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

その地の食事をいただくことも観光のお楽しみ。異国での和食は、日本文化がその国でどう伝わっているかが分かる面白い体験になったのでは。

トナカイに出合えた旅

ツアー
トロルフィヨルド号で航くオーロラと北極圏クルーズ11日間
ツアー期間
2011年01月23日~2011年02月02日

オーロラを見る旅に参加した。ノルウェー北部を船でめぐり、オーロラを見物しようというものである。イヴァロのホテルから、船に乗るためキルケネス港まではバス移動であった。朝8時出発、まだ夜は明けず真っ暗。やっと9時過ぎて辺りが明るくなる。真っ白な雪景色の中をバスは北上する。10時頃になって太陽が上がる気配があり、朝焼けが美しい。しかし、太陽はそこまで。午後1時過ぎるとまた暗くなり始める。朝焼けの雲がそのまま夕焼けに変わっていくような感じである。
キルケネス港まで約4時間のバス、針葉樹林が低木に変わり、それがツンドラの風景に変わってゆく。針葉樹林の中に野生のトナカイの群れを見た時は感動であった。ゆっくりとバスの前を横切るのもいて目を楽しませてくれる。この雪の中、何を食べているのかと思ったら、岩に付いた苔などを食べていると言う。その日の夕食にトナカイのステーキが出たが、これにはいささかフォークが進まなかった。

《埼玉県》S.Eさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

オーロラは、実は日中も出ていて、雲や月などの影響で見えたり見えなかったりするのだとか。夜が長いということはそれだけオーロラを見られるチャンスが多いということなんですね。

私のクルーズ・スタイル

船名
マリナー・オブ・ザ・シーズ
ツアー
南米大陸一周36日間
ツアー期間
2011年01月15日~2011年02月19日

旅の楽しみ方は人それぞれ。今回で8回目となる私のクルーズも、回を重ねるたびにそのスタイルがはっきりとしてきて、自分の価値観が人とちょっと違うことを改めて認識させられています。
その最たるものは寄港地観光で、どちらかと言うと私は世界遺産を求めることよりも、港街の佇まいを味わいながら、街の人々の生活の中に入って、ヘタな英語や現地の言葉を使いながら触れ合うことが大好きです。今回は残念ながらあまり自由時間がなかったけれど、習ったスペイン語で話しかけながら、自分なりの南米一周クルーズを楽しむことができました。
船内には、スペイン語圏からの乗客も多く、メキシコ人女性とアミーガ(スペイン語で女友達の意)になって生きた会話勉強ができたことが何よりもうれしかったです。それは30日間も船に乗っているからこそ。知り合った人と何度も再会するチャンスが生まれるんですね。そんなわけで終日航海日が多いロングクルーズは、むしろ、歓迎の私です。サルサにメレンゲにベリーダンス。毎日、踊りまくりました!!

《神奈川県》O.Rさま( 60代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

積極的な姿勢で“一期一会”の触れ合いを大切にされる旅のスタイル、素敵だと思います。これからも新しい出会いを増やしていけるといいですね。

身も心も熱くなりました

船名
フォーレンダム
ツアー
南太平洋の楽園ニューカレドニア・バヌアツ・フィジークルーズ
ツアー期間
2011年01月14日~2011年02月01日

私達は年を重ねるうちに、御殿場に引っ越したこともあり、真冬の寒さが段々と身にこたえるようになり、避寒の旅をしたいと思うようになりました。以前、南太平洋のオーストラリアに2カ月、その後ニュージーランドに1カ月滞在したこともありましたが、外出・外食・食事作りなどにいろいろ不便を感じた旅となりました。
今回は南太平洋楽園クルーズの案内を見て、船はお気に入りのホーランド・アメリカラインであり、ゆっくりとした日程で乗下船前後の宿泊、観光、ビジネスクラス便利用、しかも低価格の旅でしたので参加させていただくことにいたしました。
結果は期待通りの快適でゆっくりとした旅で、ご一緒の皆様と和気あいあいと語り合い、美味しいワインをいただき、日本の寒さが恋しくなるほど、身も心も熱くなりました。ゆったりとした優しいコース内容や配慮、添乗員のYさんの細やかな心遣いに大変満足した旅となりました。皆々様に心より感謝申し上げます。

《静岡県》S.Sさま( 60代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

船は目的地まで連れて行ってくれる乗り物でありながら、太陽や月など自然を五感で感じさせてくれるので、時間もゆったり感じられるのですね。

至福の旅行でした

シドニー港を圧する堂々とした威容で碇泊していた長崎生まれの豪華客船に、いそいそと乗船。船は揺れもなく、設備も立派で、食事もおいしく、快適なクルーズでした。全寄港地ではゆたか倶楽部オリジナルの観光付きで、現地ガイドさんもそれぞれベテランの日本人で、安心して楽しく見て廻れました。中でもタスマニアのボノロング野生動物保護センターで、カンガルーに餌をあげた時のやさしく温かな口の感触は、今でも忘れられません。とても可愛かったです。それにクライストチャーチは、ガーデニングの街と言われており、お訪ねした個人のお庭はコンテストで常に上位であるとのことで、素晴らしいお庭でした。多種の花々も美しいが、特に芝生の手入れは見事でした。
広大で緑豊かな土地ニュージーランド、ゆったりとした家並みに接することができ、またとない至福の旅行でした。親切で行き届いた添乗員さん、どうもありがとうございました。

《東京都》I.Tさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

大地震前のニュージーランドの美しい風景はIさんの心にいつまでも輝いています。一刻も早い復興を一緒にお祈りしましょう。

厳冬の日本を離れて

1月14日に厳冬の日本をカンタス22便で晩夏シドニーへ。市内観光後、百合根のようなオペラハウスを眼前にしてシドニー港に浮かぶダイヤモンド・プリンセス号に乗船。旅の仲間は14名、各人今航海に夢を追う。
ユーレカタワーのメルボルン、自然の宝庫タスマニア島、霧の名所ならぬ快晴のミルフォードサウンド、ダニーデンオタゴ半島でのアホウ鳥コロニー、クライストチャーチでのパンティング、ロトルアの間欠泉、羊毛刈りショー、オークランドマウントイーデンからの大パノラマ、どこも雄大で時の流れがゆったり。大英帝国の版図下で豊かな文化を育む国の存在ここにあり。
ちょっと嬉しかったのは日本車が多かったこと。終日航海の船内では世界各国の人との交歓が醍醐味。ドレスコードを気にする非日常性も回春の源。各種イベントやショーを満喫。カジノでの大損もそこは腹太く気にせず。夜毎美味しいワインと料理に舌鼓。日本では厳冬、霧島新燃岳爆発と事件多発を余所に、暫し世事を離れた15日間でした。
最後にハプニング。ニュージーランドからのフライト機体が不調。帰国が半日遅れ、お陰でシドニー泊。快適ホテル、美味しい朝食がおまけでした。添乗員さん皆さん、ありがとうございました。

《東京都》T.Mさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

カジノでの大損、帰国の遅れもポジティブに捉えるTさんのような方と一緒に過ごせ、仲間の皆さんもきっと楽しかったことだと思います。

メアリー叔母さんとのダンスや記念写真を

船名
クイーン・エリザベス
ツアー
カリブ海とパナマ運河大航海
ツアー期間
2011年01月13日~2011年01月31日

豪華客船の代名詞的なクイーン・エリザベス(QE)の新造船、初の世界一周クルーズの第一区間、ニューヨークからパナマ運河を通過し、同船が初めて太平洋に出る記念すべき航海に胸を躍らせ乗船。その航海を祝い、ニューヨークのマンハッタン港をクイーン・ヴィクトリア、クイーン・メリー2のキュナード社の3隻が揃って出航。自由の女神に向かって進み、さらにフォートローダデールまで600メートル横をクイーン・ヴィクトリアが一緒に大西洋を航海。メモリアルクルーズに相応しい光景に満足しつつ船旅が始まりました。
しかしキュナード社の船に乗って3回目にして初めて、船室の水漏れや軋み音に悩まされるなど不快な思いをさせられ、新造船QEに期待していただけにガッカリ。船内の設備もボックス席まである豪華なシアターを除いて、特に感動するものもありませんでした。客船のカジュアル化が進む中、キュナード社は格調が高く、フォーマルが多く服装もタキシードやドレスの着衣率が高いので「馴染めない」との声も耳にしますが、一方、これが逆にキュナード社の魅力であり、非日常的な世界を洋上で体験できるのでリピーターが多いことでも知られています。
今回、船長主催のリピーターパーティーでは、QEで有名なメアリーおばさんが、なんと今回でQE3500日乗船することを記念して特別表彰を受けられました。ほぼQE船上で生活しているような、そのメアリーおばさんとダンスをご一緒にし、写真に収められたことは私にとって記念の一枚になりました。
私達夫婦の共通の趣味は船旅と社交ダンスです。今回も洋上一を誇るキュナード社のボール・ルームで繰り広げられる華やかな格調高いパーティーを連夜思う存分楽しむことができました。
このたび日本からQEに乗船した客は76名で(個人参加者を含むツアー会社5グループ)国別ランキングでは、乗客総数1891名中6位でした。終日航海日には各ツアーグループの垣根を越えて「日本人ゲーム大会」や「どこどこクイズ」と称し、QE船内の10カ所を写真で示してその所在場所を当てる、船内探索クイズがありました。分かりにくい場所からの出題もあり、クイズ参加者のうち全問正解者は5名でした。そのうち我が「ゆたかグループ」から私と他に1名が満点を獲得、豪華?賞品をゲットしました。
航海そのものは快晴に恵まれ、至って快適。寄港地で感動したのはリモン・コスタリカの「自然を満喫する一日」ツアーでした。熱帯雨林を6人乗りの籠での空中散歩や、ボートに乗っての運河クルーズ。高い木の枝で丸くなって眠っているナマケモノ、木の上で2メートルほどあるヘビを見つけたり、運河をゆっくり泳いでいるワニ、色とりどりの鳥などの自然界に棲息する野生動物との出合いなどジャングルを体験した一日でした。
また、クルーズのハイライトはパナマ運河通過でした。全長80キロメートルにおよぶ開削式の運河で、大西洋と太平洋の水位差を閘門で仕切られたロックで水位を調整しながら約9時間かけての通峡を甲板やキャビンのバルコニーから眺め、感動的な一日でした。
毎度のことながら、旅の写真を整理しながら旅の疲れが癒えると、次のクルーズに思いを馳せております。

《栃木県》Y.Tさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

YさんのQEへの思いの深さが、「どこどこクイズ」での全問正解につながったのですね。本当におめでとうございました。

楽しいツアーになりました

オーロラを見たいとの思いで参加しました。残念でしたがオーロラは見られませんでした。しかし今回のツアーは私には今まで体験できなかった素晴らしいツアーになりました。北欧の冬ならではの風景、施設等の景観の素晴らしさには感動しました。
冬の北欧でのクリスマスシーズンのサンタ村でのサンタとのふれあい、猛風雪のノルウェー最北端のノールカップ岬での風景と体験や、サーチライトを照らしながらのポールナイトでのフィヨルドの航行、またサンネスショーエンの大聖堂教会でのノルウェーの伝統的なクリスマス・イブのミサへの参加。地元教会でのクリスマス・ミサへの参加には初めてでしたが、心に深い感銘を受けました。
またべルゲンではべルゲン地区の世界遺産等多くの施設の見学、べルゲンからゴーゼンまでの冬の素晴らしい風景のアウランドフィヨルドとナールオイフィヨルドでのクルーズ、そしてフロム山岳鉄道の車窓からの風景を楽しみました。そしてべルゲン鉄道でオスロへ移動。オスロでは市民にも親しまれている王宮、ノーベル授賞式会場の市庁舎等の見学は特に印象に残りました。また現地ガイドの説明の中で、ノルウェーの国と国民の素晴らしさを感じました。それは豊かな生活、国の発展のため、国と国民が理解・協力・努力している状況に感心させられました。
北欧の冬のツアーは移動・見学は雪道などで大変でしたが、添乗員さんの献身的な協力のお陰で楽しいツアーになりましたこと、感謝しております。

《福岡県》C.Kさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

冬の北欧は雪の多さに圧倒されますが、寒さが厳しい分、人々の心の温かさを感じさせてくれます。本場サンタさんとのふれあい、うらやましい限りです。

主人と二人、素敵な思い出となりました

船名
飛鳥Ⅱ
ツアー
飛鳥Ⅱで航く光の祭典・神戸ルミナリエクルーズ
ツアー期間
2010年12月08日~2010年12月10日

主人と二人、思いがけない素敵な旅ができ、生涯の想い出となりました。今回金婚の節を迎え、ぜひ素晴らしい思い出となる旅行をと色々検討しておりました折、新聞でゆたか倶楽部を見つけ、いくつかのプランの中から年齢的にも無理のない「飛鳥Ⅱで航く神戸ルミナリエクルーズ」に決めました。幸い天候にも恵まれ、短い期間の中でしたがゆっくりと流れるような時を過ごすことができ、船旅の素晴らしさを味わわせていただきました。明石海峡を眺めながらの有栖川での昼食、まばゆいばかりのルミナリエの素晴らしさ、オリエンタルホテルでの宿泊、京都南禅寺、高台寺の歴史の奥深さ、締めくくりにいただいた順正の湯豆腐のおいしかったこと。どれもこれも私共にとりましては素晴らしい思い出となりました。添乗員さんのご配慮も良く行き届いており、皆さんとご一緒に楽しく行動することができました。本当にお世話になり、有難うございました。

《千葉県》O.Yさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

多くの船旅からゆたか倶楽部を選んでいただき、ありがとうございます。船旅もホテル宿泊も観光もグルメもというまさに欲張り企画。満足いただけて良かったです。

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