お客様の声

そこに海がある限り……

船名
フォーレンダム
ツアー
南太平洋の楽園ニューカレドニア・バヌアツ・フィジークルーズ
ツアー期間
2010年11月03日~2010年11月21日

76歳を過ぎた頃より体力の激減を感じ、陸路の旅からクルージングに切り換えた。陸路にはない、暮らすように旅をする。茜色に映る海に沈む夕日は息をのむ美しさ。そして目覚めると憧れの地へ。これがクルージングの醍醐味である。
今回はパナマでご一緒したTご夫妻との旅である。出発時、孫から「ジージ、今度はどこに行くの」と言われて、「天国に一番近い島を視察に行くんだよ」と言って大笑い。成田からは往復ビジネスという年寄りには最高の旅。10組20名のメンバーである。直行便がないため個人ではなかなか行けない、原色に彩られた南太平洋の島々。残念ながら常夏とはいかなかったが、現地に住む人々の生活・文化に触れ、きらめく青い海で青春時代に戻り、40センチもある魚と一緒に泳いで充分満喫できた。特にワラ島(バヌアツ)、ドラブニ島(フィジー)は探検隊になったようだった。そして世界遺産のイル・デ・パン島(ニューカレドニア)の美しさは、南太平洋の宝石と呼ばれる魅力をたっぷり味わった。終日航海日はK添乗員をスリムにしようという会を作り、彼女をしごいた……いや逆にしごかれたのかな?  
また昭和一桁組が多く、昔話で盛り上がった。奉安殿、教育勅語、戦陣訓、疎開、防空壕、米穀通帳、外食券、たばこ巻器、たばこの配給等々、若い人が聞いたら、いちいち質問されそうな言葉がいくらでも出てくる。当時を知っている人間にとって、このクルーズは夢のようである。
船は洋上の楽園からシドニーへ。25年前、長女が嫁ぐ前の最後の家族旅行、ちょうど200年祭で賑わっては快晴で大満足。何回訪れても素晴らしいところである。今回のクルーズはオーストラリア805名、アメリカ238名、次いで3位が日本102名であった。
さて次はどの船に乗ろうか?と考えると胸の高鳴りを覚える。それゆえに年を忘れ、夫婦で元気な間は挑戦を続けたい。そこに海がある限り。

《千葉県》U.Kさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

昭和一桁?体力の限界を感じ?という言葉がウソのようなお元気ぶりを感じました。船旅は心だけでなく体も若がらせてくれるのでしょう。

夫婦での思い出と生きがいを見つけ

ツアー
シーボーン・オデッセイで航くエーゲ海・アドリア海クルーズ
ツアー期間
2010年10月29日~2010年10月07日

夫婦で思い出を今後残していきたいと思っていたところ、友人から船旅を勧められ、飛鳥Ⅱに乗船。すっかり船のとりこになりました。年配者向けで、心と体に充分満足感を与えてくれることを実感し、年配の方たちに船旅を吹聴している私です。このたびシーボーン・オデッセイでエーゲ海、アドリア海クルーズに参加し、天候、添乗員の方に恵まれ、無事旅が終わりました。今もなお感動冷めやらず、早速来年の乗船を予約させていただきました。健康が保てる間は船旅を続けていけることを願い、私共にとっての生きがいを見つけられたことに対して、友人のお勧めに感謝している次第です。

《兵庫県》Y.Jさま( 60代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

食事やイベントを楽しんでいる間に次の地へ運んでくれる船の旅。これからもYさまが健康に船旅が続けられることをお祈りしております。

QEの地中海周遊に乗船して

船名
クイーン・エリザベス
ツアー
モナコ・イタリア・スペイン地中海大周遊クルーズ17日間
ツアー期間
2010年10月24日~2011年11月09日

クルーズで世界一周をしてみたい。一度訪ねて観光した世界遺産や街を再度訪れてみたいとの想いがありましたので、QEの案内を見て地中海周遊を夫婦で申し込みました。
参加を決めたのはQEが処女航海シリーズで地中海周遊であること、寄港地のチビタベッキア、カルタヘナ、ジブラルタル以外は過去にも訪ねたことがあり、再訪してみたいからでした。
クルーズの経験は2度目になります。2006年にアメリカ船籍のプライド・オブ・アメリカ(8万1000トン)でハワイクルーズを夫婦で楽しみました。前回のハワイクルーズでは寄港の都度、妻は観光、私はゴルフを楽しんだクルーズでした。
今回のクルーズへの期待は、人気の高い地中海周遊であり、終日航海があり、寄港地観光があることです。もちろんQEに乗船することもあります。出港地サウサンプトン港に着き、停泊しているQEを見た瞬間“すごい”“大きい”と目を白黒、赤煙突のその豪華な容姿に感激し、この船に乗るんだと期待が大きく膨らみました。日本語版船内新聞と、ゆたか倶楽部船内新聞は、船内生活には欠かせないものでした。新聞を片手に船内散策、指定のドレスコードでの夕食、私たちの夕食は指定の3階ブリタニアレストラン、No.592テーブルです。テーブルにはダイニングスタッフが決まっており、お客様の好みを翌日から事前に用意してくれる気配りには感心しました。私は、日本酒をキープしました。夕食の後はショーを楽しみ、プロダンサーの華麗なダンス、素敵なカップルや皆さんのダンスを見て楽しみました。ダンスは見ているのも楽しいですが羨ましくもあり、踊れることですね。キャプテンと一緒の写真はQEの想い出を残してくれます。名残り惜しい17日間でした。素敵な方々とご一緒でき、楽しい最高のQEクルーズに感謝します。添乗員のCさんの心づかいや気配りで不安もなく船内生活や観光を楽しめました。下船の日、Cさんが徹夜でまとめてくださった素晴らしい「旅日記」は最高の贈り物でした。ありがとうございました。
最後に一言。言葉が分かれば2倍にも3倍にもさらに楽しめた事でしょう。ご一緒の皆さん、添乗員さん、ゆたか倶楽部さん、感謝です。

《宮城県》K.Tさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

船内セミナーで社交ダンスの簡単なステップを教えてくれるものもありますので、次回はぜひフロアデビューしませんか?

新型船?

船名
クイーン・エリザベス
ツアー
カナリア諸島とイベリア半島クルーズ16日間
ツアー期間
2010年10月11日~2010年10月26日

わぁっ!この変わり方。まるで動くマンションのよう。以前のような我が家に帰ってきたという雰囲気はどこへ。最初は戸惑うばかりでしたが、後半はなるほどかなり良い意味で合理的だと、動くのにも少しばかり楽でした。我々ゆたか倶楽部19名は皆和気あいあい、それも添乗員のIさんの並々ならぬ気配りがあったからこそです。早朝から深夜まで、いつ寝ているのかしらと思うほどでした。ご苦労様でした。
QE2ラストクルーズ、QE処女航海と、船旅の経験の浅い私にとってまさに幸運続きです。一つ変わったこと、レストランのパンとお食事が以前よりは美味しくなりました。選べるメニューも増え、2名~4名テーブルも増え、レストラン内も明るくなり素敵でした。あれもこれもと思い残すことばかりでした。それは次の航海にとっておきましょう。QEは今出航したばかりです。また、お会いしましょう!

《千葉県》O.Tさま( 50代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

新しいQEに満足いただけたようで良かったです。新しい我が家としてこれからもQEを末永くよろしくお願いいたします。

古希のお祝いの旅にて

船名
クイーン・エリザベス
ツアー
カナリア諸島とイベリア半島クルーズ16日間
ツアー期間
2010年10月11日~2010年10月26日

クイーン・エリザベスの処女航海ということで今までとは少し違って緊張して行きましたが、愉快な仲間と出会えて、毎晩良くしゃべり笑ってのディナーでした。他のグループからも和気あいあいで楽しそうだとうらやましがられました。毎日良いお天気に恵まれて、寄港地観光も全て専用車でしたので、ゆったりとでき、非常に良かったです。ずっと良かったお天気も最後のマディラ島でついにドシャ降りになり、お昼のレストランでは美味しいパエリアを食べていたら浸水してきて、膝近くまでの洪水の道をバスまで歩き、余りのことで皆で笑ってしまい、一番の想い出になりました。じつは今回は主人の古希のお祝いの旅でした。誕生日から10日ほど過ぎての出発でしたが、シャンパンパーティーで二人密かにお祝いしました。元気で70歳を迎えられ、旅をすることができ、本当に良かったです。ゆたか倶楽部さんと出会えて楽しむことができました。ありがとうございました。

《神奈川県》H.Sさま( 60代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

よくしゃべってよく笑ってが長寿の秘訣。QEもHさまご夫妻の笑顔にまたお会いできるのを待っています。

悠久の時空を超えて船旅と歴史

船名
カーニバル・ビクトリー
ツアー
ひとり参加の旅 紅葉のカナダ・アメリカ東海岸クルーズ9日間
ツアー期間
2010年10月02日~2010年10月10日

約400年前に、理想と希望を胸に抱いた移民たちが植民地を建設した地、ニューイングランドへの入港は、今日に生きる私たちにまさしく万感胸に迫る思いと同時に、悠久の時空を超えた神秘性をも呼び起こした。
船旅と、陸路・空路との差は一体何であろう。これが航海中、私の脳裏を片時も離れなかった思いであった。広大なアメリカ大陸に架かる無限に続く夢への橋を、徒歩で一歩一歩踏みしめるように船旅は始まった。
大陸の東海岸であるボストン、ポートランド、ハリファックス、セント・ジョンを訪ねた際に共通して感じたことがある。西海岸との比較を通しての歴史の重みであった。日頃私達が日本で親しんでいる陽気な風景の中で、移民・開拓といった苦汁を嘗めた痕跡を垣間見たことが印象深かった。それゆえに、各地で接した人々との交流は、文化・人種・言語を超越し、心温まるものだった。
9日間ではあったが、その数倍にも値するような時間を体得した旅であった。

《兵庫県》N.Nさま( 30代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

その昔、新天地を求めた人々の船旅と現代とでは天と地ほどの差がありますが、海が世界を一つに結んでいるという実感は共通すると思います。

ワシントン山、コグ鉄道に乗る

船名
カーニバル・ビクトリー
ツアー
ひとり参加の旅 紅葉のカナダ・アメリカ東海岸クルーズ9日間
ツアー期間
2010年10月02日~2010年10月10日

ワシントン山に向かう途中、山々が赤や黄色に色づいて、緑も混ざった紅葉を楽しめました。我々の乗るのはディーゼル機関車でしたが、下りてきたのは蒸気機関車による列車でした。頂上まで、中間点での交換(すれ違い)ポイントを通過し、さらに急な上りでは、まるで天に向かって昇っていくようにゴトゴト走っていきました。ジェイコブスラダーを過ぎるあたりから、周りは岩だらけの風景となり、北米一の強風を記録したという厳しい気候を思い起こさせました。山頂に着くと、快晴の下、遠くカナダ、大西洋方面まで恵まれ、風は強いものの、朝方、港を出発する際の天気がウソのようでした。頂上の展望台兼レストハウスで昼食をとり、一時間ほどで帰路につきました。港まであと20分のところでバスが故障するというハプニングもありましたが、9時間以上の旅を終え、船に戻ったのは帰船時刻を15分ほど過ぎていました。我々の乗船と同時に汽笛が鳴り、出港したのでした。

《神奈川県》S.Aさま( 60代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

日本にはない、荒々しい自然を体験されたようです。バスの故障で帰港時間が遅れた時はさぞドキドキされたことでしょう。

バンクーバーからハワイ4島クルーズを終えて

今まで南太平洋・北太平洋の横断クルーズは何度か東航・西航を体験したが、ハワイはいつもホノルル寄港に留まり、島々を巡る機会に恵まれなかった。今回6日間の終日航海に加え、ハワイ4島を回遊する美しいプランに巡り合うことができた。しかも往復の航空機がビジネスクラスとのことで割安感もあり、大いに期待のクルーズとなった。
初日は台北経由、バンクーバーに宿泊。2日目、バンクーバーの市内観光も。港周辺や紅葉の始まったトーテムポール公園等シーズンにも恵まれ、快適に回遊。午後本船にチェックインとなったが、カナダ領内でのアメリカ政府の入国審査に大変な待ち時間を要した上、船会社のチェックインにまたまた時間を要し、全員ヘトヘトでキャビン到着となった。同日夕暮れのバンクーバーに別れを告げ、一路ハワイへ。
9月18日~22日、もっぱら北米東岸より南太平洋に向け、連日の航海日となるが、季節的にも海象・気象ともに穏やかな最も快適な航海となった。当初2~3日は気温が16度~17度と稀に肌寒く感じる日もあったが、次第に熱帯性気候となり、プール周辺にも日光浴を楽しむ人々がベンチを占めることも多く、またオープンデッキでの音楽も、フラとハワイアンのトロピカルリズムに代わり、ランチブッフェも甲板上で楽しめるようになった。
9月23日朝、目覚めとともにベランダ越しにビッグアイランドの島影が見えている。いよいよ今日からハワイ4島巡りの6日間の始まりだ。初めての島もあり、ツアー、散策、買い物、ランチ、船内安息、何からでもいい、精一杯楽しもう。
4島巡航中は、スコールすらなく日々好天に恵まれ快適。船内のイベントも最後の2夜の「3人のテナー」そして「子供たちによるフラダンス」は最高のショーで、思い出に深く残る旅となった。

《東京都》M.Tさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

バンクーバーからハワイまで、少しずつ変わっていく気候を実感できるのも船旅ならでは。ハワイの島々の魅力も十分満喫されたようで何よりです。

子ども達からのプレゼント初クルーズ!!

数年前、夫と私はともに定年退職。「長年の勤め、お疲れ様!」の言葉に添えて、思いも掛けない初クルーズで祝ってくれた。
初めてのクルーズに心が躍った。不安のいくつかも心を揺らした。そして、初クルーズが始まった。最初の心配はどこへやら。朝、部屋を出たなら戻る暇ナシ。出掛けるたびにいろいろな方たちと出会う。“ハロー”と笑顔で気さくに声を掛け合う。清々しい!毎朝アクティビティ・イベントがいっぱいで、一覧表を頼りにあちらこちらに積極的に参加。サプライズもあった。ロックンロールパーティーでは、あれよあれよという間にノミネートされ、なんと2位に!!賞品をいただいてバンザイ!!
日本からのツアーの方は23名。皆様ベテラン揃い。初心者の我々に「初めてのクルーズとは思えないほど楽しんでいるわね」の言葉を。また、惜しみない温かい眼差しや優しいアドバイスもたくさんいただきました。楽しい楽しいクルーズをありがとう!!

《静岡県》T.Hさま( 60代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

プレゼント旅行を大いに楽しまれ、きっとお子様たちも喜ばれたでしょう。次回のロックンロールパーティーではぜひ優勝を目指したいですね。

いつもと違うクルーズが……!

今回のクルーズでは、バンクーバー出港と同時にアザラシを発見!こんな見送りを受けるなんて、いつもと違うクルーズができそうと胸躍らせました。
次に出合ったのは、部屋の窓からの、飛魚のダイビングショーと言いましょうか、水面をトントントンと飛び跳ねる姿に、「あの子は上手に海の上を飛んでいるネ!」とか、「この子はもう少々練習してネ!」とか勝手なおしゃべりに、ささやかな潤いタイムを過ごしました。なかでも本当にうれしかったのは、親子7頭のイルカの訪問でした。5階のデッキより、船の周りを添うように泳ぐ姿に、思わず「ドルフィン、ドルフィン!」と叫んでしまいました。周りにいた方々も甲板から身を乗り出し、一緒になって船の上を前へ後ろへと走り回り、何頭ものイルカの訪問に大喜び。そんな時は言葉のいらない国際交流です。次の日も出合えるかと水面を見つめましたが、ラプソディの隣にプリンセスクルーズの船がやってきたので、珍し物好きのイルカは、そちらに行ったのでしょうか。それでも毎日海を眺めていると、9階のレストランで昼食をとっている時に、船首のすぐ下にカメが2頭。これには本当にビックリ!サプライズです!今回ほど自然との触れ合いの中で、心躍らされたことはありません。大満足でした。

《神奈川県》I.Iさま( 60代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

アザラシ、飛魚、イルカにカメ……まるで竜宮城のような最高級の歓迎を受けられましたね。うらやましい限りです。

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