お客様の声

秋の日本一周クルーズに参加して

ツアー
大型フェリーで航く 秋の日本一周クルーズ
ツアー期間
2013年11月05日~2013年11月13日

神戸から出航し、大分から始まる日本一周の旅である。参加者は17名、平均年齢72.5歳という。言ってみれば、高齢者の集まりである。添乗員はゆたか倶楽部社長自らである。これはその後の旅行中の折に触れ、社長らしい人脈や細やかな心遣いが見られることになる。
大分では国東半島の麿崖仏で一同かなり苦労をしたが、全員登ることができた。伝説によると、鬼が一夜にして築いた石段という。足場の石を一歩一歩確かめながらの登頂であった。登り切ると、大きな不動明王と阿修羅仏が岩に彫られてある。怖い顔の不動明王さえ笑って迎えてくれたようで、苦労が報われた思いであった。見知らぬ者同士、励まし合いながらの登頂で、親近感が生まれたと思う。
-国東の山の上なる麿崖仏不動尊さえ笑みて迎える
翌日は豊後水道を渡り、四国今治へ。
-人影の見ゆる距離にて乗る船の先を横切る小さき船が
日本海側へはバスで移動。出雲大社は60年ぶりの式年遷宮のため混雑が予想されたが、さほどのころなく到着。参拝後は博物館へ、ここで出雲の歴史を学ぶ。古事記が好きだという人がいて、しきりに論じるが、話半分書くに書けない内容も。
三朝温泉が宿となる。ここ三徳山(投入堂)では足に自信のある人のみの参加、結局登られたのは4人のみ。後の人は麓の遥拝所から参拝する。
宮津では天の橋立へ。ところが天の橋立に着いた時はロープウェイの最終時間が終わったところ、ここで社長の力が発揮される。我々のみを乗せてロープウェイを動かしてくれた。夕闇迫る天の橋立を高みより望む。この風景は感動であった。茜色に染められた海と空の上、天の橋立にかかる三日月、まさに一幅の絵であった。
-青空が海をそめゆき船がゆく三日月かかる天の橋立
ここまでの5日間は天候にも恵まれ、至って順調であったが、この後大変なことになる。
舞鶴港から小樽までは「新日本海フェリーあかしあ」で日本海クルージング、しかも船長を囲んでのティーパーティーが予定されていたのだが、舞鶴を出航する頃、日本海に低気圧が発生、船はこれと一緒になっての航行となった。
船は揺れに揺れ、寝ていてもベッドの上でもまれている感じである。食事をとれる状態ではなく、結局夕食に行かれた人は8人という。しかも船長さんは操縦室を離れられないということで、ディナー出席は中止となった。小樽が近づく頃になってやっと船の揺れも治まってきた。その頃、ゆたか倶楽部の社長の心遣いで、食事に出られなかった人の部屋におむすびが届けられた。胃の中が空っぽになっていた者にとっては、ありたがい差し入れであった。
小樽、登別、苫小牧とバスは順調に進む。時折雪に見舞われたが、皆さん今年初めての雪とあって感動。しかし寒さは厳しかった。
苫小牧からは「太平洋フェリー」で名古屋へ。太平洋はとても静かで船は揺れることなく南下する。しかし船上から見る東北地方は、あの大津波の跡である。海からその痕跡を目にするものはないのだが、今もって海に沈んだままの不明者の方もいるはずと思うと、心が痛む。
-かなしみを深く沈めて海はあり彼の日のことは忘れたように
仙台で5人が下船。皆で見送る。中には、離れがたい思いの2人もいたとかいなかったとか。
名古屋までの12人で社長を囲んで、一人一人が感想やお礼を伝えた。ツアーの仲間がここまで親しくなった旅行も珍しいことであった。

《埼玉県》S.Eさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

低気圧という途中参加のメンバーとも、なんとか共に過ごしてくださったご様子。皆さんの団結力はそのおかげかもしれませんね。

素敵な旅に感謝を

ツアー
大型フェリーで航く 秋の日本一周クルーズ
ツアー期間
2013年11月05日~2013年11月13日

大型フェリーで航く、ゆたか倶楽部部オリジナルツアー秋の日本一周クルーズ11月5日~13日までの9日間。紅葉も素晴らしい時期でした。社長自ら添乗員してくださり、メンバー17人全員良い方々で、いつも雰囲気も良く、また食事も美味しく、大満足の旅でした。
いつも各自荷物は運び、コンパクトで軽量にして必要なものだけ出し入れしていたので、心配無用でした。熊野麿崖仏は石段が95段あり、斜面足場が悪く大変でしたが、自分に挑戦して最上階まで登り切り人生最初で最後、頑張りました。来年は御利益があると思います。
仙台港で下船時の5名をバンザイで全員がお見送りいただき、本当に感激いたしました。素敵な旅を感謝申し上げます。

《千葉県》S.Mさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

95段登頂おめでとうございます。その体力、気力、そして活力が、きっと素敵な2014年にしてくれると私たちも思います。

15日間を振り返ってみれば

15日間晴天に恵まれたこと、澄み切った青空と青々とした海原景色を見ながらビールを頂き、右手でスケッチを楽しむ、この上のない贅沢。15日間振り返ってみれば、短いようでした。
リボルノでは裏町通りを歩いた。運河の町、適当な場所で座り、じっくりとスケッチ。指定された場所に戻り、バスで船に戻りました。こういう自由がいいなあ! サントリーニ島、断崖絶壁に白い町、その中に教会があり、時間を忘れるような眺め、左手にビール、右手には筆と贅沢な時を過ごせました。
トルコでは革製品を勧められ、カタコトの日本語であれこれという間に押し切られて、いつの間にか買ったという感じでした。その帰り、宝石店で目に止まったが、冷やかしで、商談がまとまらずでしたが、なかなか面白い時間でした。以前に私も販売員をやっている時があり、その時分の自分を思い出していました。

《京都府》T.Kさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

ビール片手に、心からリラックスしながら、その時の眺めも、その時の思いもスケッチしていく--素敵な時間です。

クリスタル・セレニティの旅

船名
クリスタル・セレニティ
ツアー
9ヵ国・23都市を巡る 魅惑の32日間 地中海横断クルーズ
ツアー期間
2013年10月16日~2013年11月16日

一本の電話から始まったこの旅。
クルーズと言っても移動で2泊ぐらいの体験しかない。思わず船と言えば船酔い、揺れる、遅い、漁港、演歌の世界、これくらいしか思い浮かばない。しかし、ドブロブニクでかつて大型クルーズ船を見た時、アドリア海のあの海の色と船体の優美さと白が相まって、なんと美しいと思ったことか! それが現実味を帯びてきた。なんだか嬉しくなってきた。
こともあろうと、出発時に台風が参加してイスタンブールに着いた時はすっかり疲れていた。しかし始まったら、あのけだるさはどこか飛んでいて、目の色も肌も髪の色も異なる人々の中にいる自分。何より笑顔がいい。言葉はアイサインと簡単な単語、そして身振り。
目を覚ませば新しい街に入っている。感動を貰いながらたたずむ私。入港も素晴らしいが出港もロマンチックだ!水平線あるいは山の稜線に沈む太陽は周囲を茜色に染めながら、漂う雲と名残を惜しむ青空。見飽きぬ日々である。(日没が日本より幾分に遅いおかげ) そこに毎日届くゆたか倶楽部の新聞に心踊らされ、より魅力的な案内となる。訪れた街やこれから向かう街が記されていた。毎日を新鮮に楽しませてくれた。お人柄、と一言では言い表せない、もっと奥深いものがある。それに、何度か訪れた地も海から眺めるとまた姿が変わる。そして陸から見ていた海も変わる。
大きく揺れた時、ああ船だ!! と実感した私であり、それほど快適であった。「歴史は重く新しい」古代帝国は侵略攻防死守を繰り返しながら、21世紀に生活する私たちに遺産として語りかけてくる。どの都市も感銘があり、素晴らしい出会いから学び、力を貰った。あらためて地中海は海の青。空の青。そして太陽の明るさ。この3つが揃ってより感動が加速する。
私にとって素晴らしい感動の32日間であった。お世話になったすべての方々にお礼を申し上げたい。
船旅はアフタヌーンティーのようである。このティーにはミルクを!

《愛知県》O.Hさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

陸からの当たり前のような風景が、海からの視点が加わると、新しい魅力を発見でき、感動が深まるのですね。

今回も大変有意義な船旅でした

船名
サン・プリンセス
ツアー
【横浜発着】韓国・世界遺産の地と台湾・2大都市
ツアー期間
2013年06月23日~2013年07月02日

サン・プリンセス号に初めて神戸港より乗船し、すぐにディナーをいただきながらの旅がスタート。今回は体重が増えないようにジムナジュームで運動をして体重を維持し、初めて行く台湾を楽しみにしていました。そして午後8時に一路釜山に向かって出港。豊後水道を通り関門海峡を抜けて釜山に到着。自由行動で海洋博物館を見学してのんびり過ごした。

《兵庫県》A.Kさま( 60代 男性 )

これで最後、最後と言いながらクルーズを楽しむ

船名
サン・プリンセス
ツアー
【横浜発着】韓国・世界遺産の地と台湾・2大都市
ツアー期間
2013年06月23日~2013年07月02日

主人の体調を見ながら、ギリギリに申し込みましたが、しっかり対応していただき、ありがとうございました。釜山、基隆、高雄と何度か訪れた場所でしたが、今回、初めて外国で地下鉄に乗る体験を致しました。タクシーばかり利用していましたので、やれば出来るという自信がつきました。(友人と一緒だから出来たのですが…)  
最終日前夜のハワイアンダンス、すご~く盛り上がって最高でした。元お嬢様方のはじけぶりに、殿方も連れて一緒にダンス。船の方々の盛り上げ方も良かったのでしょうが、日本人は物静かというイメージはどこへやら。本当は明るく物怖じしないことがわかりました。忘れられない一日になりました。
これで最後、最後と言いながら、何度もクルーズを楽しむことができて、ゆたか倶楽部のNさん、Yさん、に感謝です。次のクルーズを楽しみにしています。

《神奈川県》N.Rさま( 60代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

大和撫子も年齢を重ねれば……のかもしれませんが、シャイな印象の日本人だってやる時はやる! N様もその証明者の一人ですね。

6カ国の都市や島に寄港

ロイヤル・プリンセスで航くイベリア半島から地中海へ22日間のクルーズに参加しました。短期間に6カ国の都市や島に寄港し、世界遺産の多い観光地を訪問し、各地で特産のワインやビールに程良く酔い、名物料理に舌鼓を打ちました。
期間中、天候に恵まれ、カプリ島の青の洞窟潜入も体験、ミコノス島の白い街並みと風車の風景も晴天なればこその見物でした。唯一雨の洗礼を受けたのがバチカンのサンピエトロ大聖堂拝観時だったのも意義深いことでした。
各地で拝観した大聖堂の壮大・華麗さには圧倒されるとともに、歴史を動かし、文化を育てた宗教の偉大さを深く感じました。
今回のクルーズでは13寄港地全てが1日滞在で朝に着き夕方出港するという忙しいスケジュールでした。しかし、私らグループは添乗員含め10名の小人数でしたから、夕食は毎晩同じテーブルを囲み、談笑絶えない家族的な雰囲気でした。また、ツアーは各地ともかなり歩く行程でしたが、大型バスにゆったり席を取れたのと、添乗員Nさんの気の利いた機敏な行動で無駄なく楽しく回れました。
この度は都合により一人で行くことになり、老齢のため当初は迷いましたが、寄港地に魅せられて参加を決めました。でも無事帰国できた今は、行っておいて良かったと実感しています。旅行中、同行の方々によるご援助、添乗員さんのご配慮、ゆたか倶楽部の皆さんに改めてお礼を申し上げます。

《兵庫県》S.Hさま( 90代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

S様が旅を楽しもうという気持ちが、良い天候や仲間を引き寄せられたのだと思います。この次はぜひお仲間もご一緒に。お待ちしています。

北方領土をこの目で確かめられた

船名
サン・プリンセス
ツアー
【横浜発着】北海道周遊とサハリン
ツアー期間
2013年06月14日~2013年06月23日

「サン・プリンセス」が濃霧の中、釧路をあとにした時から、今クルーズの目玉である「知床」クルーズを半ば諦めていた。夜、北方領土の色丹水道を通り、国後島へ近づいただろうと推定していた朝、ベランダから海を見ていた時、突如、深い濃霧の中から視界に飛び込んで来たのは、残雪を戴いた富士に似た美しい山容だった。
数年前、根室から遠望した国後島には、このような山は見えなかったし、陸上から訪れた知床の羅臼岳とも異なっている。地図を見ると、この山は国後水道に面した国後の爺爺岳(1822メートル)である。とうとう北方領土の一端を、この目で捉えることができたのだ。爺爺岳に続いてルルイ岳(1486メートル)も顔を出した。幸運にもこの時霧は引いてくれたのだった。船は国後水道を通過、彼方に択捉島が霞んでいた。
北方領土をこの眼で確かめられたのは、サン・プリンセスのおかげで、霧から浮かびあがった国後と知床の姿は、生涯忘れ得ぬクルーズであった。

《東京都》O.Yさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

天気はコントロールできるものではないとは分かっていても、でも……という思いが霧を晴らし、北方領土を見させてくれたのでしょうか。

嫌だと思っていたクルーズも3回目となった

船名
サン・プリンセス
ツアー
【横浜発着】北海道周遊とサハリン
ツアー期間
2013年06月14日~2013年06月23日

暗黒の海、揺れる、夜の船のイメージ、私も友人もだから船は嫌だ! でも夜、外を見なければいいでしょ! そう思って乗船した。イベントは盛りだくさん。曲芸、ダンス、民謡(すべてチャンピオン)、手品、落語、映画、専属ダンサーによる踊り、お料理、アッチのショー、コッチのショーと飛び回っているうちに船に乗っているのを、すっかり忘れてしまう、こんなに揺れないんだあ……。
オプショナルツアーで、各寄港地に小さなバック一つ持ち、スーツケースの中の荷物は、すべてクローゼットや引き出しにしまい、帰る時までそのまま……。
自宅のクローゼットから服を選ぶように、今日はこの服、明日はこの服と、船旅は楽だ。毎日シーツは取り替え、掃除も行き届き、食事の美味しいこと。和定食あり、嫌だと思っていたクルージングも数えれば3回目となった。本当に楽しかった。今後のクルージングはすべて行き届いているゆたか倶楽部にしたいと思う。

《神奈川県》K.Aさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

船が揺れなかったのは弊社のチカラではないと思いますが、こんなに喜んでいただけて嬉しいです。次回乗船のお手紙もお待ちしています。

『おいしかったですね』の会話です

船名
サン・プリンセス
ツアー
【横浜発着】北海道周遊とサハリン
ツアー期間
2013年06月14日~2013年06月23日

「おいしかったですね」これはゆたか倶楽部主催の観光ツアーの毎食後の会話風景です。特に函館の「五島軒カレーコース」のスープは絶品。観光地も盛り沢山のグルメツアーのようでした。さすが明治12年創業の老舗で、洋食器も全て「極印」があり、豪華な物で味だけでなく楽しめました。
今回のツアーは昨年のクルージングで知り合った若い素敵なご夫婦に誘われて、偶然新聞に掲載されていたゆたか倶楽部の広告を見て応募したもので、私達二人供、後期高齢者のため聴力も劣っており、不安もありましたが、申し込み時の従業員の対応もさることながら、乗船までの資料の送付、乗船してからの毎日の丁寧な新聞等でほとんど不自由なく過ごすことができました。また、下船時に添乗員さんの見送りも初めての経験。姉共々大変お世話になりました。船の食事も和食のファンでした。食べ物の話ばかりになってしまいましたが、「ショータイム」も楽しませてもらいました。

《静岡県》I.Fさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

旅の楽しみはやはり食事です。食べ物の話ばかりのお手紙は大歓迎です。これからも主催観光での食事に期待くださいませ!

ページトップへ