お客様の声

贖罪の旅

船名
にっぽん丸
ツアー
20日間 東南アジアクルーズ
ツアー期間
2015年01月13日~2015年02月01日

1月21日、奇しくも夫の月命日の日、私は胸に下げたロケットの中の夫に話しかけました。やっとあなたの辛さを追体験できる日が来ましたよ。
2000年2月、夫と初めての船旅がにっぽん丸による東南アジアクルーズです。その際、憧れのボロブドゥール遺跡を観光しています。
ボロブドゥール遺跡は8~9世紀シャンドラ王朝が建設した大乗仏教の石造仏教遺跡です。120m四方の基壇上に5段の方形壇と3段の円形壇を重ねた大きくて高い寺院です。一段ごとの階段幅は広く、暑さの中、頂上に達するにはかなりの労力を要します。
当時は夫は足腰痛でやっと登頂、そんな夫を私は笑って見てました。半年もせずに別れが来るとは思いもよらずにです。
自分自身の足腰痛発生後、夫の誤診と痛みを理解できなかった自分が許せず、いつの日か同じ船による同じ場所への旅を待ち続けていました。現在の遺跡は頂上近くの急こう配に手すりがつき、夫の辛さは理解半分でしたが、念願かない満足の旅となりました。
その上、船のアクシデント発生で、コタキナバル2泊、おまけつきのオーバーランドツアーになり、より思い出多い旅となりました。15年ぶりの贖罪の旅の終わりです。

《神奈川県》N.Kさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

辛い経験を乗り越えられての旅だったのですね。旅の間、ご主人は天国から奥様をほほえましく見守っていたことでしょう。

見たかったサイゴン川

船名
にっぽん丸
ツアー
20日間 東南アジアクルーズ
ツアー期間
2015年01月13日~2015年02月01日

シャトルバスでホーチミンへ自由散策に。オートバイが主の交通手段とあって、道路いっぱいに走っている。現地ガイドさんより、事故は自己責任、無免許なので保障なしとのこと。
道路の反対側に見えるサイゴン川を見たいと交通の途切れるのを待つこと5分。信号はなく、左右をひっきりなしに猛スピードの車やオートバイに諦めて引き返す。
「プチパリ」と言われるが、フランス統治時代の建物が残る大通り。可愛らしい雑貨が並べられているが言葉が通じないので手が出せない。店先に立ち、丼物を食べながら客の相手をする人、箱に腰かけて器用に椰子の葉の小物入れを作っていたり、見ていても飽きない。見上げるサイゴン大教会では、夫と撮りつ、撮られつつ、教会全体をカメラに収めるには一苦労した。博物館として公開されている統一教会など、目を見張るばかりで圧倒される。
そして今度こそ、サイゴン川を見たいと思いながらドンゴイ通りを散策した半日だった。

《埼玉県》O.Mさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

川を見るだけでも一苦労なのですね。丁寧に描写いただき、ホーチミンの人々の暮らしの様子が伝わってきました。

新春オペラ三昧クルーズ~第3陣~

船名
にっぽん丸
ツアー
新春のオペラクルーズ
ツアー期間
2015年01月10日~2015年01月12日

第3回目となった新春「にっぽん丸」船上「オペラクルーズ」は、日本最古の本格的なオペラ・カンパニー「藤原歌劇団」により、名曲「モーツァルト作:フィガロの結婚」の原語上演・字幕付きの演出が、およそ200年前の当時の華やかな洋装で演出された。
舞台は、18世紀半ばのスペイン・セビリア近郊の「アルマヴィーラ伯爵邸」で、「フィガロ」と「スザンナ」の結婚式当日に起きたドタバタの喜劇で、迫力あるオペラ歌手の歌唱力に演技力が加わって、二転三転する「喜劇物語」を350名ほどのオペラファンと共に楽しむことができた“素晴らしい歌劇ショー”であった。
船内ではフォーマルのドレスが義務付けられ、「オペラ」の他に「ガラコンサート」「オペラレクチャー」「カクテルパーティー」「オペラディナー」があり、最終日には「オペラにふれあう時間」のイベントも企画された「オペラ三昧」の3日間を楽しむことが出来た。
この企画は、新春恒例のイベントに定着して欲しいものである。

《東京都》I.Hさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

船上でオペラを楽しむクルーズは本当にゴージャスですね。ご好評にお応えして来年も開催できるよう船会社にお願いします。

オールインクルーシブのシステムが気にいった

船名
ポール・ゴーギャン
ツアー
至極のタヒチブルーラグーンクルーズ
ツアー期間
2015年01月03日~2015年01月12日

オールインクルーシブという料金システムが気に入ったので、昨年に引き続いて参加しました。以前、欧州のリバークルーズで同様のシステムを経験したことがあり、飲食で細かい気を使うことなく、ゆったりとした気分で旅行を楽しむことができるので気に入っています。
船内の食事も、毎日バラエティに富んだメニューで、大いに満足しました。厨房の見学をさせてくれるなど、食を売り物にしている姿勢がよくわかりました。おかげさまで、よい正月を過ごせました。

《兵庫県》I.Kさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

安心して美味しい食事がいただけると、旅の満足感がぐっと上がりますよね。また、次回のご乗船もお待ちしております。

お正月、瀬戸内海に行ってきました

ツアー
チャーター船 厳島初詣と大山祇神社・今治・広島
ツアー期間
2015年01月01日~2015年01月03日

元旦に羽田空港に集合したら、松山行きのJAL便は松山地方強風のため、着陸できない場合は羽田へ引き返す前提にて離陸したが30分程遅れただけで無事到着。
今回のチャーター船による瀬戸内海クルーズは参加者全員が強運の持ち主で、坊っちゃん電車は二度見ることはできるし、忘れたカメラがあったり、雪に降られましたが普段は見ることがない雪景色の広島の山々、そして厳島神社をたっぷり見ることができ、帰りの航空機も定刻どおりでした。
宿泊した四国一のホテル、今治国際ホテルからはライトアップされたしまなみの橋、広島市内のイルミネーション、さすがゆたか倶楽部、今治のホテル、広島の全日空ホテルの夕食はすばらしかった。しかし、全日空ホテル側の食事時間の誘導が大変悪く予約した19時30分が実際は20時となり正月早々ホテルに文句を言った。
大三島の大山祇神社参拝のあと私ども10名のために定員70人乗りの高速船をチャーターし、ひょうたん島、普段なかなか行けない岩城島の菰隠温泉で郷土料理を、佐木島の和霊石地蔵、第二次大戦中毒ガスを製造していた大久野島などをクルーズしましたが、フェリーが欠航する中、われわれのチャーター船は大きな揺れもありましたが、一人の船酔いもなく下船しました。
厳島神社の初詣は、バスの中で終始しゃべくり通しの名ガイド岸さんの案内のあと約1時間30分自由時間で、皆様それぞれ買い物や資料館めぐりで楽しいひとときをすごしました。
マジックのする方、ハーモニカの吹く方が食事のときに披露してくださいまして皆様うちとけた、思い出に残る旅となりました。

《埼玉県》N.Mさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

悪天候をものともせず、予定どおりのクルーズをされていて、本当に強運な皆さんですね!今年一年、よい年になるでしょう。

2年振りに年末の船旅へ参加

ツアー
新造船「橘丸」で航く 年末年始!八丈島クルーズ
ツアー期間
2014年12月30日~2015年01月02日

2012年の年末まで毎年乗っていたふじ丸の年末年始クルーズが、ふじ丸の廃船によりなくなってがっかりし、2013年は久しぶりに暮から正月を家で過ごしましたが、何か落ち着かなく寂しいような日々を送りました。
そこで今回は、ゆたか倶楽部の年末クルーズで八丈島へ船で行くというのに参加しました。東京竹芝港から10時間余りの船旅でしたが、波高く大ゆれがする船の中、何かほっとするような、以前のふじ丸の船旅がちょっと想いだされてうれしい気持になりました。
31日の朝8時頃八丈島に着きました。気温も18度と暖かく良いお天気に恵まれ、島内観光もゆっくりとした一日で終りました。島内の観光に使われる貸切バスは、町営のバス以外の民間バスは2台しかないそうです。その一台で島のことを良く知った運転手さんとガイドさんに案内され、宇喜多秀家などの流人の歴史から、八丈富士、三原山からの眺望、玉石垣、屋敷跡などの史蹟、全てに感嘆しました。食事も地元を感じさせる美味しいもので、ホテルでは年末年始の料理が並びました。毎回旅仲間の話題になるゆたか倶楽部の船旅、食事は良いとの評判は今回もその通りで、毎回感激しています。
大晦日の晩から嵐のような天候となりましたが、元日は島内の神社へ初詣と昼食のお寿司、後は2日の午前中まで、ホテルでゆっくり過しました。帰りは2日の午後、八丈空港から飛行機で羽田へ帰って来ました。3泊4日の旅でしたが、一年振りに年末年始旅行で過ごし、やっぱり船に乗ったり出来るのはいいもんだなと想いました。
2015年の年末年始クルーズは、ゆたか倶楽部のチャータークルーズを期待してます。どうか、またの夢をかなえてください。船旅が最高です。

《東京都》T.Fさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

いつもご乗船いただきありがとうございます。年末年始のクルーズは格別な思いがありますよね。ご期待に沿えるよう努力します。

楽しい想い出ありがとう

船名
にっぽん丸
ツアー
クリスマスクルーズとなばなの里の輝くイルミネーション
ツアー期間
2014年12月20日~2014年12月21日

夕刻出港して、食事が終わった頃から船は大揺れ。朝方まで大変でしたが、翌日は快晴。風もなく、暖かく天候に恵まれました。
最初に訪れたのが名古屋城、そして徳川園庭園の散策、昼食は徳川園の中の「宝善亭」、満腹でバスに乗車、1時間ほどでなばなの里に到着。ライトアップまで時間があったので、地上45メートルまであがる展望台アイランド富士に乗って楽しみ、ベゴニアガーデンの美しい花々を観賞しました。
夕方からの点灯を楽しみに待ち、いよいよ待望のイルミネーション。長さ200mの光のトンネルはとても綺麗。その後の高さ20m幅、約120mのナイヤガラのイルミネーションは圧巻で見応えがあり、来てよかったと思いました。
ゆたか倶楽部のオリジナルツアーに何回か参加しましたが、いつも食事を吟味して、添乗員さんの心配りで楽しい思い出を作っていただき、「ありがとう」と申し上げたいです。

《東京都》Y.Mさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

こちらこそ、いつもご乗船ありがとうございます。

セレブリティ・ミレニアムに参加して

船名
セレブリティ・ミレニアム
ツアー
日本・中国・台湾をめぐるアジアクルーズ
ツアー期間
2014年10月26日~2014年11月09日

横浜港に巨体を横付けしている船の前に、乗船手続きのために長い列が作られていました。私達もその列に並びましたが、前の人はカナダから、後ろの人は南米から飛行機でやってきていて、横浜から乗船した2300人の船客のうち日本人は80人。遅い昼食の際、同じテーブルだった人はロシアから。アジアの人々も多く、日本がいかに人気があるかわかりました。
夕食三日目からブルーレストランに案内されました。席の隣が日本人カップルや外国人夫妻で、毎晩、今夜はどんな人に巡り合うか楽しみでした。
忘れられない人は、南米から来た23歳の娘さんと65歳の奥さんとご主人。とても賑やかなテーブルとなりました。じつは奥さん(?)がガンで髪の毛が前半分抜け落ちたそうですが、いつも素敵に帽子をかぶって、荷物を6個も持ち、毎日すごくおしゃれにしていました。スマホで家族写真を次々に見せてくれてファッション雑誌のように各々が美しく、思わず「女優さんみたい」とご主人に言うと、「心の中はもっときれいです」と娘さんの前で堂々と私達に言ったのです。「うあー」と感動してしまいました。本当に思い出たくさんのクルーズでした。

《神奈川県》N.Aさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

ふだんは会う機会がない世界中の人たちとの触れあいもクルーズの醍醐味ですね。

素敵な船の素敵なクルーズだった

船名
セレブリティ・ミレニアム
ツアー
日本・中国・台湾をめぐるアジアクルーズ
ツアー期間
2014年10月26日~2014年11月09日

15日間の短い船旅であったが、それなりに楽しめた。長さが290mもある大きな船で、小さな町のホテルにいるような感じであった。船内の設備もすべて整っていて不自由はない。2300人の乗客がいて昼食時のにぎやかさはすごい。劇場も大きなもので、出し物も面白かった。女性の軽業は印象的だった。
何回となく船旅を楽しませてもらっているので特に印象的なものはないが、船に乗ると自宅に帰ったようで気持ちが落ち着くことは、船旅マニアに共通することだろう。寄港地では長崎、那覇、基隆で上陸したがショッピングはなし、外貨交換もせず、香港での買い物はカード決算で済せました。
ミレニアムという船名を調べてみたら1000年間を意味するとのことで、キリスト教では1000年祭のことのようだ。素敵な船の素敵なクルーズだった。また船に乗って世界中を航海したいと思う人は私だけではないだろう。

《神奈川県》N.Tさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

何回くらいクルーズを経験すれば、船を自宅に帰ったように感じられるのでしょうか。そんな感覚をお持ちなのがうらやましいです!

さようならダイヤモンド・プリンセス

船名
ダイヤモンド・プリンセス
ツアー
【横浜発着】日本の温泉地めぐりと済州島
ツアー期間
2014年10月08日~2014年10月16日

今年の4月中旬から始まった「ダイヤモンド・プリンセス日本発着クルーズ」も今回のクルーズで最後となった。
プリンセス・クルーズによる日本発着クルーズは2年目となるが約半年にもわたる長期配船は今回が初めてであり、当たり前のように横浜港を出入港していた船がこのクルーズをもって日本を去るとなると一抹の寂しさを感じるのは乗船された方々共通の気持ちであると思う。
さて、今回のクルーズは台風18号及び19号という稀にみる大型台風の影響をもろに受け、出だしから暗雲立ち込める雰囲気であった。ゆたか倶楽部からの連絡では、大幅な予定変更がありうるとのことで、「どうしますか」と問われたが、日程がワンナイトになろうとも必ず参加すると返答はしたものの、携行する荷物はどうするかと迷うことしばしばであった。結局、横浜入港が遅れて出発は2日遅れで日程は10日間から8日間に減り、寄港地も別府、鹿児島抜港になるとのことで乗船をした。
横浜出港の翌日に神戸へ入港、そこで以後の全寄港地が抜港となることを知らされ、この先旅行をキャンセルする場合には翌日大阪に入港するので、そこで下船するようにとの連絡があった。
3日目、まだ暗い早朝に大阪を出港し一路瀬戸内海に向かったが、以後航海日が5日間で最終到着地横浜へは予定より1日遅れということだけが判明している、前代未聞のミステリークルーズの始まりとなった。
結局、船は関門海峡を抜け韓国西岸まで行って台風をやり過ごした後、鹿児島まで南下して大隅海峡をとおり横浜へ無事に帰ってきた。
今回のクルーズで印象に残ったことは、乗船客の多くはイギリス、アメリカ、オーストラリアを中心とする外国人であったが、度重なる日程の変更や寄港地の抜港という事態に対し大騒ぎもせずに泰然自若として船内ライフを楽しんでいる姿であった。船内のイベント以外に、トランプ、テーブルゲームに興じ、ラウンジで読書し、バーで語り合い、少しでも陽がさせばデッキで甲羅干し、こういった光景は日本船ではまず見られない。クルーズ先進国といわれる欧米の人々の船内で楽しみ方をあらためて実感したクルーズであった。出発前からいろいろあり今後おそらく経験することはないと思われるクルーズだったが、ゆたか倶楽部の的確な情報提供と添乗員の適切な処置のおかげで、何ら不安なく極めて快適なクルーズであった。
しばしの別れになるけれど、来年もダイヤモンド・プリンセスとともに世界各国のクルー、スタッフそして乗船客が元気な姿で日本に来ることを楽しみにしている。

《神奈川県》S.Yさま( 50代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

台風というアクシデントの中、外国人の船内ライフに学ばれているS様も悠然とされていて、クルーズ上級者ですね!

ページトップへ