添乗員の声
- ツアー期間:
- 2013年01月17日〜2013年02月01日
南極の上陸観光は、一度に100名までと決まっています。そのため、ル・ボレアルの南極クルーズでは200名までしか乗船できません。200名を1チーム50人に分け、4チームを順番に下船させていきます。どこに上陸するかは上陸ポイントの天候や氷の状況などで決まり、前日に発表されます。どこの上陸ポイントもゾディアックボート(エンジン付きゴムボート)で上陸となりますが、どこも桟橋がなく、浅瀬に乗り上げ、ボートから直接砂浜などに上陸することになります。
南極半島の数少ない上陸ポイントのひとつニコハーバーは、ジェンツーペンギンのルッカリー(集団営巣地)が広がります。天候がよければ上陸地から約15分の雪のなだらかな丘をのぼることができ、丘の上からはニコハーバーと、ニコハーバーに面する氷河を一望することができました。
南極クルーズのハイライトの一つルメール海峡では、すぐ近くに約1000mの高さの山々が連なっています。狭い海峡には氷山と氷が多く、それらを避けながら船は進みます。クジラ、ペンギン、氷上で寝ているヒョウアザラシなど船上から迫力あある景色に加え、野生動物も多く見ることができました。
南極で唯一お土産を買えるのはポートロックロイ。ウィンケ島にある天然の良港で、古くから捕鯨基地となっていました。第二次大戦時代から利用されてきたイギリスの郵便局は1996年に博物館に改装され、今では南極大陸で最も訪問者の多い観光名所です。小さな土産屋ですが、買い物もでき、また郵便局から手紙を送ることができるため、事前に手紙をご用意いただき、皆様家族や知人に手紙を送っていたました。添乗員も自宅に葉書を出しましたが、なんと3カ月後に自宅に届きました。
デセプション島は南シェトランド諸島の南端、ブランズフィールド海峡の海底に口を開ける活断層部分が大噴火後陥没し、そこに海水が流れ込んだため、湾は馬蹄形をしています。昔は捕鯨基地だったため、当時のボイラーのタンク等の残骸と人が住んでいた小屋が印象的でした。
今クルーズでは他にも、ピーターマン島、パラダイス湾、ヤンキーハーバーなど、上陸8カ所、大きな氷に上陸1か所上陸し、南極の大自然を満喫しました。
↓↓↓動画でご覧になりたい方はこちらへ↓↓↓
(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)
【写真】
1枚目:ニコハーバー
2枚目:ルメール海峡
3枚目:ポートロックロイ
4枚目:デセプション島
【このコースの「フォトギャラリー」はこちらからご確認いただけます。】
添乗員:富永
- ツアー期間:
- 2013年01月17日〜2013年02月01日
南極クルーズには、大型客船で南極へ行き、上陸はせず船上より南極の風景をご覧いただくクルーズと、約1万トン前後の船で南極へ行き、上陸できる2つのクルーズがあります。今回のル・ボレアルは10,700トンの客船ですが、船尾からゾディアックボートに乗り換え、南極に上陸できるクルーズです。世界最南端の都市と言われるアルゼンチンのウシュアイアから出港。
まずは、南アメリカ・ホーン岬と南極との間の海峡ドレーク海峡をクルーズ。「唸る40度、叫ぶ50度、吼える60度」と恐れられ、イギリス探検家で世界一周したフランシス・ドレークにちなんでつけられました。往路は運よくあまり揺れることなく無事に通過できました
この時期の南極は、4時頃日の出、22時頃日没と景色を見られる時間が長く、海に浮かぶ氷山、海を泳ぐペンギンやクジラの群れ、アザラシなど多くの野生動物も見ることができます。ゾディアックで浜辺からの上陸後は、野生のペンギンとアザラシをみることができ、ペンギンの仕草は妙に人間とそっくりで、見ているだけでも面白い不思議な動物でした。また船内や上陸後は通訳がペンギンをはじめ色々な解説をしてくれるので、南極の動物や自然のことも学ぶことができます。
南極クルーズのイメージはアラスカクルーズの延長と捉えられる方もいますが、南極半島の険しい山並み、点在する島々のあいだを抜けるときの陸地の氷と雪の景色はアラスカをはるかに超えていました。陸から海に流れる無数の氷河は、大きく迫力があり、船上から眺める南極の景色はヒマラヤの標高5000mからみる山並みと同じような景色で圧倒されるものがありました。
↓↓↓動画でご覧になりたい方はこちらへ↓↓↓
(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)
【写真】
1枚目:ル・ボレアル
2枚目:ヒゲペンギン
3枚目:ゾウアザラシ
4枚目:上陸風景
【このコースの「フォトギャラリー」はこちらからご確認いただけます。】
添乗員:富永
4 人
- ツアー期間:
- 2013年01月15日〜2013年01月20日
2011年6月、ユネスコ世界自然遺産に登録された小笠原は、船でしか訪れることができない、本州から南に約1,000㎞離れた海洋島です。有史以来大陸とは一度も繋がった事がなく、世界的にも珍しい動植物や希少価値の高い固有種も多く残されています。小笠原上陸前には、そういった小笠原の自然や植物などの講演会が行われ、多くのお客様がご参加され学ばれていました。
快晴の中、小笠原(父島)の二見港の沖より小さな船(通船)に乗り換え、いざ上陸です。小さな島という事でメインストリートも小さく、お土産が購入できる商店がほんのわずか1、2件軒を連ねているだけです。大自然を求めていざツアーに出発です。現地ガイド同行のもと固有種の自然聖域散策や世界自然遺産区域に指定されている南島海域公園をボートで巡るツアーなどを楽しみいただきました。
出港時は、美しい自然に後ろ髪を引かれる思いでしたが、漁船の並走による名物のお見送りが何隻も連なり感動しました。
また、航海中には、船上からアホウドリの繁殖地として有名な鳥島と海面から高さ100mの岩が突き出た孀婦岩(そうふがん)をご覧いただきました。自然の神秘にカメラのシャッターを押さずにはいられませんでした。
ふじ丸船内では、たくさんのイベントが行われました。落語家の橘家圓十郎師匠による寄席や四重奏のコンサート、歌唱教室、ゆたか倶楽部のチャーターではすっかりお馴染のアニール・K・セティさんのヨガ教室、他にも星座教室やカジノ教室など飽きることはありません。また、小笠原停泊中には東京都無形民俗文化財「南洋踊り」を島の方たちと一緒に踊り、より一層思い出深いものとなりました。
人々を魅了し続ける本当に素晴らしい自然がいつまでも続くことを心から願います。
↓↓↓動画でご覧になりたい方はこちらへ↓↓↓
(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)
【写真】
1枚目:長崎展望台からの景色(父島)
2枚目:東京都無形民俗文化財「南洋踊り」
3枚目:横山康子氏による「小笠原講演」
4枚目:漁船の並走によるお見送り
添乗員:横山
- ツアー期間:
- 2013年01月04日〜2013年01月06日
日本人の心のふるさと「伊勢神宮」は、来年2014年が20年に1度の神様の引っ越し「式年遷宮」にあたります。今回は、式年遷宮を記念して、初詣クルーズとしてふじ丸で伊勢神宮へ訪れました。
鳥羽沖より小さな船(通船)に乗り換えて上陸。御木本幸吉翁が世界で初めて真珠の養殖に成功したミキモト真珠島に到着し、鳥羽市観光協会によるカキ汁の振る舞いで体を温め、海女の素潜り、真珠博物館などをご覧いただきました。クルーズ代金には、伊勢神宮の初詣ツアーが含まれており、専用車にて外宮と内宮を参拝し、なんと参拝中に元首相の姿をお見かけしました。おかげ横丁の散策では新年で大勢の方が買い物を楽しまれていました。
翌日は館山港に入港。今クルーズは、お子様のご参加も多く、鴨川シーワールドやイチゴ狩りのオプショナルツアーが人気でした。港には、新年にも関わらず、多くの館山市民の皆様や市のマスコットキャタクターのダッペエ君がお見送りをしてくれ、とても嬉しく思いました。
船内では、NHK紅白歌合戦に連続22回出場と実力派の菅原洋一さんのコンサートや亜羅仁さんのイリュージョンマジック、伊勢神宮について学べる講演会などイベントは盛り沢山でした。新年から皆様の笑顔が溢れる素敵なクルーズとなりました。
【写真】
1枚目:亜羅仁のイリュージョンマジック
2枚目:菅原洋一さん船上コンサート
3枚目:おかげ横丁の大通り
4枚目:館山港出港風景
添乗員:横山
- ツアー期間:
- 2012年12月28日〜2013年01月04日
毎年恒例のクルーズとなりました「ゆたか倶楽部主催ふじ丸ニューイヤーチャータークルーズ」。8年目の今回がとうとう最後となりました。ふじ丸は、2013年6月末の引退が正式に決まったのです。
最後のニューイヤークルーズに相応しく、華やかな雰囲気の中で新しい年を迎えました。カウントダウンパーティー、年越しそば、鏡開き、餅つき大会、書き初め、カルタ、百人一首、羽子板、寄席、マジック、おせち料理、お雑煮など日本の伝統とイベントと食事に終始こだわりました。中でもNHK紅白歌合戦に連続22回出場・実力派の菅原洋一さんと、いつまでも艶やかな小川知子さんの競演したメインショーは圧巻でした。全島あげて歓迎の準備をしていただいた徳之島には残念ながら荒天により寄港できませんでした。その分旅程を変更し、種子島に1泊オーバーステイしました。種子島では出港時に種子島火縄銃の実演をご覧いただきました。沖縄では琉球舞踊をお届けし、寄港地観光も皆さまに充分お楽しみいただけたことと思います。
ふじ丸は、1989年(平成元年)いわゆるクルーズ元年に誕生した日本初の豪華客船です。日本のクルーズ史に永遠に語り継がれるこの名船を8年にわたり年末年始弊社単独でチャーターできたことは、多くの関係者ならびにお客様のご支援とご協力あってこそと思います。本当にありがとうございました。
【写真】
1枚目:ふじ丸最後のカウントダウンイベント
2枚目:ふじ丸最後の船長番留氏のあいさつ(三役揃い踏み)
3枚目:奄美大島でのお別れシーン
4枚目:操舵室にある金毘羅さんを乗客皆さまで初詣
添乗員:松浦/大沼/大内/坂井/樽見
- ツアー期間:
- 2012年11月18日〜2012年11月29日
- 船名:
- クリスタル・セレニティ
カディスを出港し、最初の寄港地はモロッコのカサブランカ。ジブラルタル海峡を越え、ここはアフリカ大陸です。モロッコ最大級のモスク、ハッサン2世モスクの200mを越える白亜のミナレット(尖塔)が青空に映えていました。街の様子も人々もスペインとはガラッと変わってイスラムの雰囲気が漂うエキゾチックな印象でした。
翌日は終日航海日。観光が連日続きましたので、この日は船内でゆっくりお過ごしいただきました。ティータイムでは、「ビストロ」でコーヒータイム。ツアー参加者の皆様同士で話に花が咲きました。夕刻からはオールインクルーシブで食事前のワインやカクテルを心おきなく楽しまれる方、北イタリア料理の味を楽しむスペシャリティー・レストラン「プレゴ」やNOBUこと松久信幸氏プロデュースの創作和食レストラン「シルクロード&寿司バー」で外国船とは思えない和食を楽しまれる方などクリスタル・セレニティの充実したダイニングでのお食事をお召し上がりいただきました。
出港3日目。グラン・カナリア島(カナリア諸島)に到着。島の名前は「犬の島」を意味するそうです。島の中心地であり最大の都市、ラス・パルマスの観光は、コロンブスの家でしたが、コロンブスが住んでいた建物ではなく博物館で、1492年にコロンブスがアメリカに向け最初の航海をした時、スペイン本国を出港後、食糧などの補給のために立ち寄ったことに由来し、建物自体は、かつての島の知事の邸宅でした。また、この街は、ヨーロッパ人の避寒地として賑っていました。
出港4日目。テネリフェ島。お天気は、曇りから雨に変わり、肌寒くなりました。標高2200mを越えるテイデ国立公園では、悪天候により展望台行きのロープウェイが中止となってしまいましたが、パラドールでのランチ後には、雨も止み、映画「スター・ウォーズ」の撮影の舞台にもなった岩山の風景が見えてきました。
出港5日目。マデイラ島(ポルトガル)到着。山や丘の斜面にびっしりと家が立ち並び、バナナやぶどうの段々畑が延々と続くこれまでとは違った風景が広がっていました。展望台のある高台までロープウェイで登り、そこから「トボガン」という木そりで2kmの坂道を滑り下りるのですが、途中からまたもや雨が降りだしてしまい、残念な結果となってしまいました。その後、名物太刀魚料理で英気を養っていただきました。
出港6日目。下船前の最後の終日航海を経て、出港7日目。リスボンにて下船となりました。美味しい食事とサービス、居心地の良さに、もっと乗船していたい、下船するのは後ろ髪を引かれる思い・・そんなお声を沢山いただきました。大型客船とは違い、
きめ細かなサービス、日本語と日本食で言葉や食事の不安もなく、バスタブでお湯に浸かり、浴衣でくつろぐ・・・それができるのは、唯一クリスタル・クルーズだけです。
一度ご乗船されると、また次も・・・そんな気持ちにしてくれるクルーズ船です。
【写真】
1枚目:ハッサン2世モスク(カサブランカ)
2枚目:テイデ国立公園(テネリフェ島)
3枚目:マデイラ島
4枚目:リスボン停泊中のクリスタル・セレニティ
添乗員:永井

- 船名
- クリスタル・セレニティ
- ツアー期間:
- 2012年11月18日〜2012年11月29日
- 船名:
- クリスタル・セレニティ
クリスタル・セレニティでカナリア諸島・マデイラ島を巡るクルーズの乗船地は、スペイン南部のカディスでした。ツアーの前半は、スペインの玄関口となるマドリッドからカディスまで陸路でアンダルシアを旅しました。
マドリットでは、国王の命で造られた100年以上の歴史を持つウエスティン・パレスホテルに2連泊。まずは、世界遺産の街「トレド」へ。三方をタホ川に囲まれ、画家のエル・グレコが半生を送り、かつては、スペインの首都であった街をタホ川の南側から一望し、旧市街は徒歩で観光しました。スペイン・カトリックの総本山「カテドラル」やグレコの傑作「オルガス伯爵の埋葬」が所蔵されている「サント・トメ教会」を見学後、マドリッドへ。世界屈指の美術館であり、スペイン王室の美術コレクションを中心に3万点以上の絵画や彫刻を展示しているプラド美術館を見学しました。夕食は、市内のレストランでタパス(おつまみのような小料理)の盛り合わせとスペインワインでおいしく楽しいひとときをお過ごしいただきました。
翌日は、マドリッドからアンダルシア地方のコルドバまで、スペインが誇る「スペイン高速鉄道AVE(アヴェ)」の一等車で約2時間の列車の旅でした。カヴァ(スペイン産スパークリングワイン)付の朝食サービスをいただきながらの快適な列車の旅となりました。時刻通り、コルドバに到着。かつての教会がイスラム時代にモスクになり、その後また教会にと増築と改装の繰り返しの結果、イスラム教とキリスト教建築が共存する幻想的な雰囲気を持つ「メスキータ」を見学し、「花の小道」と呼ばれるパティオ(中庭)を持つ家が立ち並ぶ細い路地を散策しました。この日のホテルは、メスキータをイメージした内装とパティオを持つホテル・アルフォロスでした。
晴天が多いと言われるアンダルシアですが、翌日は残念ながら小雨模様。専用車でアンダルシア第1の都市セビリアまで約1.5時間。まわりは延々と続くオリーブ畑と白い家の村の風景が続きます。セビリアでは、世界遺産カテドラルとかつてのユダヤ人居住地サンタ・クルス街を散策し、昼食は、スペイン名物パエリアをいただきました。その後、クリスタル・セレニティの待つカディスへ。スム―ズにチェックインも終わり、オールインクルーシブ(飲み物が無料、チップ不要、スペシャリティー・レストランの席料不要)、日本語サービス、バスタブ付、浴衣付、「和」のおもてなしが自慢のクリスタル・セレニティに乗船いたしました。充実のサービスは、17年連続で大型クルーズ部門において世界1位を獲得しています。マドリットからカディスまで移動し、ご参加の皆様もホッとされたご様子でした。21:00に出港し、明日は、カサブランカ(モロッコ)に到着です。【後編につづく】
【写真】
1枚目:トレドの街並み
2枚目:マドリッド駅でのAVE
3枚目:メスキータ(コルドバ)
4枚目:カテドラル・ヒラルダの塔(セビリア)
添乗員:永井

- 船名
- クリスタル・セレニティ
- ツアー期間:
- 2012年11月07日〜2012年11月10日
- 船名:
- にっぽん丸
横浜港からにっぽん丸に乗船。神戸港までの1泊2日のクルーズ中には、フルコースのお食事や和牛バーガー、ゴディバのショコリキサーなど美食を堪能し、ヨガ教室やボードゲーム、コンサートなどのイベントをお楽しみいただきました。
神戸港下船後は、専用車にて観光です。異国情緒溢れる北野異人館街で文化と歴史を感じ、昼食は南京町の中華街にて中華料理を堪能。午後には、六甲ガーデンテラスを訪れ、展望台から望む六甲の山並みと瀬戸内海、市街地が織りなす景色に癒されました。この日は、1929年に開業した名門・六甲山ホテルに宿泊しました。
翌日は、専用車にて宮津へ。船が通るたびに90度旋回する珍しい廻旋橋や日本三文殊の一つ智恩寺(文殊堂)を散策。その後、ケーブルカーとリフトを利用し、笠松公園へ。股のぞき体験で日本三景のひとつである天橋立をご覧いただきました。
最終日は、遊覧船にて琵琶湖に浮かぶ竹生島へ。日本三弁財天の一つで、その中で最も古い弁財天である宝厳寺の本堂(弁才天堂)や重要文化財に指定されている、豊臣秀吉の御座船を再利用したといわれる「船廊下」などの見どころを巡りました。
関東から関西までにっぽん丸にてクルーズし、内陸の観光や歴史、美しい景色や紅葉も満喫することができるのはトレイン&クルーズの魅力のひとつです。
【写真】
1枚目:六甲山ホテル
2枚目:六甲ガーデンテラスの展望台より
3枚目:笠松公園から望む天橋立
4枚目:宝厳寺の本堂(弁才天堂)
添乗員:横山

- 船名
- にっぽん丸
- ツアー期間:
- 2012年10月13日〜2012年10月23日
- 船名:
- プライド・オブ・アメリカ
今回はビジネスクラス利用の旅。チャイナエアラインのビジネスクラス専用ラウンジで出発までお寛ぎいただきました。チャイナエアラインはラウンジで小籠包やシュウマイ、そして機内で中華料理がセレクトできるため洋食中心の外国船ツアーでは重宝できます。
ホノルルに到着後、簡単は市内観光を済めせていざ乗船。船内で昼食を済ませ午後から日本人合同説明会にご参加いただきました。今航はなんと100名以上の日本人が乗船していました。
無事ホノルルを出港し、翌日には最初の寄港地マウイ島に入港しました。長旅の疲れをもありますのでこの日はあえて終日自由行動の日に設定しています。港からはショッピングモールまでシャトルバスが出ていますので自由行動するにはとても便利です。
マウイ島には1日停泊し、翌日は「ハレアカラ噴火口」ツアーにご案内しました。ここはマウイ島の代表的な観光地です。常夏の楽園ハワイと言えども山頂となるとやはり少し肌寒く感じました。ビジターセンターでは、2,000m以上の高地で育つシルバーソード(銀剣草)をご覧いただきました。ハレアカラ山の山頂高さ3055メートル、富士山の8合目の高さです。この日は強風のおかげで噴火口には雲がたまることはなく、はっきりと噴火口を見ることができました。
そして翌日は3島目の島「ビックアイランド・ハワイ島」です。ここハワイ島は世界中の13の気候のうち80%の11の気候が存在すると言われるほど熱帯雨林から山岳の気候まで体感できます。この日は「火山国立公園」ツアーにご案内いたしました。のんびりとした景色を眺めてから到着したのはキラウエア・イキの噴火口。溶岩が冷え固まって黒々とした景色がそこには広がっていました。その後ハレマウマウ火口にご案内しました。ここは最後に噴火したのが2008年ということで未だガスが出続けています。見渡す限り広がる噴火口クレーター、止めどなく噴き出す水蒸気スチームベント。キラウエア火山が活火山、生きている火山ということを実感させられました。
翌朝にはハワイ島2つ目の寄港地コナの沖合に入港。コナでは、このクルーズ唯一のテンダーボート(通船)にて上陸します。ハワイ島はその特殊な気候性からコーヒーの良く育つ環境であり、コナコーヒーが世界的に有名です。ツアーではコーヒー農園直営のお店にご案内しショッピングをお楽しみいただきました。
そして翌朝、4島目最後の寄港地カウアイ島ナウィリウィリに入港。この島では「ワイメアキャニオン」ツアーにご案内しました。
アメリカ本土のグランドキャニオンに勝るとも劣らない雄大な景色は圧巻でした。カウアイ島独特の赤土とガーデンアイランドと呼ばれるだけあって緑が生い茂る赤と緑のコントラストが大変素晴らしかったです。翌日最後のツアーとして「ワイルア川とシダの洞窟」にご案内しました。ワイルア川は、途中で川が二つに分かれていることが名前の由来で「2つの川」を意味します。ボートに乗ること30分でジャングルに到着。シダの洞窟にご案内しました。ここは1982年から1万組のカップルが結婚式を挙げたと言われているとても神聖は場所です。2006年のハリケーン以降、現在まで洞窟内に立ち入ることができなくなりました。洞窟前では歌の披露などがありました。船に戻り夕刻ハイライトの「ナ・パリコーストクルージング」をお楽しみいただきました。ナ・パリコーストはヘリコプターで上空から眺めるか、何10キロもトレッキングするか、または船から眺めるか・・・限られた方法でしか見ることができない断崖絶壁です。自然がもつ力に圧倒され、その自然が創り出す景色に驚かされた充実の7泊8日のクルーズでした。
1週間ぶりにホノルルに帰着、そして下船。ガイドさんにお出迎えいただきプライド・オブ・アメリカともここでお別れ。再度のホノルル市内観光ではダイヤモンドヘッド、ハナウマ湾、潮吹き岩、マカプーポイントなどホノルルの美しい景色を中心にご案内しました。昼食後、人気のシェラトン・ワイキキホテルにチェックイン。開放感溢れるロビーや、プライベートプールから繋がるワイキキビーチ、抜群のロケーションがとても人気です。宿泊客のおよそ8割が日本人というのも納得できます。お部屋のバルコニーからは水面が光輝くワイキキの美しい海が堪能できました。ホノルルの滞在を終え空港へ。最後のショッピングタイムとビジネスクラス専用ラウンジでご出発までお寛ぎいただきました。
定番のハワイ旅行もクルーズで4島を巡るとまた違う印象を受けます。ハワイ4島クルーズは、ダイナミックなハワイの絶景をご堪能いただける弊社の人気ツアーです。
【写真】
1枚目:プライド・オブ・アメリカ プールデッキ
2枚目:ハワイ島ハレマウマウ火口
3枚目:カウアイ島ワイメアキャニオン
4枚目:カウアイ島ナ・パリコーストクルージング
添乗員:松浦

- 船名
- プライド・オブ・アメリカ
- ツアー期間:
- 2012年10月06日〜2012年10月22日
- 船名:
- セレブリティ・サミット
「赤毛のアン」の舞台となったプリンスエドワード島と、セントローレンス河をケベックシティまでクルーズするコースは、カナダの紅葉を楽しめ、世界遺産のケベックシティにも2日間寄港する人気のコースです。乗船したセレブリティ・サミットは、ソルスティスクラスのスタイリッシュな設備を備えて改装され、専用ダイニングの地中海レストラン「ブルー」で食事ができアクアクラスが新設され、世界各国の創作料理が味わえるクィジーヌ、氷と雪をイメージしたアイスバーなどが更に魅力を増しました。
ニューヨーク近郊のケープリバティー出港。最初の寄港地バーハーバーはカナダとの国境にも近いメイン州のマウントデザートに位置する港町。20世紀初頭にはロックフェラー2世など大富豪の避暑地としてたくさんの別荘が開発され、現在ニューイングランド唯一の国立公園となっていて、標高1500mのマウント・キャデラックの頂上などを観光しました。
ハリファックスでは、要塞ハリファックスシタデル、大西洋海事博物館を訪れ、タイタニックがハリファックス沖1130kmの大西洋で沈没し救助拠点になったことからタイタニック号の展示が充実し、タイタニックの各客室やデッキチェアなどの展示を見学いたしました。
そして今回のハイライトの一つケベックシティでは旧市街の崖のすぐ下にある埠頭に接岸。中世ヨーロッパ・ヌーヴェル・フランスの面影がいたるところに残り、街のシンボルシャトー・フロンテナックが街の中心に世界遺産に登録された「珠玉の古都」と言われた旧市街と、郊外のモンモラシー滝、オルレアン島など充実の観光で2日間お楽しみいただきした。
今回残念ながらプリンスエドワード島は悪天候のため、抜港となりましたが、下船後ニューヨークに一泊し、メトロポリタン美術館や、エンパイアーステートビルの展望台からニューヨークの摩天楼の夜景をご覧いただき、ニューヨークから帰国の途につきました。
【写真】
1枚目:セレブリティ・サミット
2枚目:バーハーバーの街並み
3枚目:大西洋海事博物館(ハリファックス)
4枚目:シャトーフロンテナックホテル(ケベックシティ)
添乗員:富永

- 船名
- セレブリティ・サミット