添乗員の声

ツアー期間:
2018年12月10日〜2018年12月22日
船名:
レディアンス・オブ・ザ・シーズ

日本航空プレミアムエコノミーの直行便を利用してオーストラリアのシドニーへ向かいました。南半球のシドニーは夏を迎え、日没は20時過ぎ。暖かい日差しの中オペラハウスを眺めながら出港いたしました。2日間タスマン海を航行しニュージーランドへ。乗船したレディアンス・オブ・ザ・シーズは大きさは約9万トン。4階から12階まで続く吹き抜けエリアのセントラムにはガラス張りのエレベーターが設置され、巨大船ではありませんが開放的な空間もあり機能的で動きやすい船でした。
現地オセアニアは夏のクリスマス休暇ということもあり家族連れが多く乗船していました。今クルーズは乗客2503名中2120名がオーストラリア人でアメリカや英国など英語圏からの乗客がほとんどでしたが、船内はクリスマスツリーの点灯式やサンタクロースとの撮影会など、英語がわからなくても充分楽しめる内容のイベントが充実していました。
3つの寄港地では、ゆたか倶楽部専用日本語ガイド付きツアーにて観光いたしました。アカロアからは専用車にてクライストチャーチを訪れ、一般家庭にてモーニングティー、エイボン川では名物のパンティングをし、2011年2月の震災後に日本人の建築家である坂茂氏によって設計された紙の教会などを巡りました。
ダニーデンでは市内観光だけでなく、オタゴ半島まで足を延ばしニュージーランド唯一の城ラーナック城、イエローアイドペンギンの営巣地とペンギン病院を訪ねました。ツアーの参加料がペンギンたちの保護活動資金に充てられるそうです。各寄港地クリスマスの時期に咲く真っ赤なポフツカワの花が満開で、バラや季節の花も至る所でご覧いただくことができました。車窓からも、放牧された羊や牛、鹿など牧歌的な風景が続きニュージーランドらしさを感じることができました。
下船後、繁華街まで徒歩圏のロックス地区にある5星ホテル「シャングリ・ラ・シドニー」に1泊。シドニーのクリスマス装飾は街の規模が大きいこともあり、皆様の旅のハイライトのひとつになったと思います。寒い日本を抜け出し、暖かい南半球で迎えるクリスマスは船内や寄港地の花や装飾も美しく、街も活気に満ちておりおすすめです。

【写真】
1枚目:船内のクリスマス装飾 セントラム(吹き抜け)
2枚目:入院中のペンギンたち(ダニーデンからオタゴ半島へ)
3枚目:クライストチャーチのエイボン川でパンティング
4枚目:ダイニングルーム レストランスタッフからの挨拶

添乗員:栗本

ツアー期間:
2018年12月08日〜2018年12月18日
船名:
セレブリティ・エッジ

セレブリティ・クルーズ社の「モダン・ラグジュアリー」をテーマとした新しいシリーズ船「エッジ」クラスの新造船「セレブリティ・エッジ」の処女航海西カリブ海クルーズに行ってきました。これまでの落ち着いた船内の雰囲気と高級感を残しながら、有名な建築家やアートデザイナーによって、斬新なアイデアを組み入れたプレミアム船となっています。
客室は、シックなグレー色を基調として統一されており、部屋が明るく感じさせられゆったりと寛げます。シャワールームもカーテン式ではなく、全面ガラスドア式となっており従来よりも広くつくられており利用しやすくなりました。メインダイニングにつきましては、無料のレストランが4つのテーマ(イタリアン料理、フランス料理、地中海料理、多国籍料理)に分かれておりお好きなレストランをお選びいただくことができます。また、アクラクラス及びスイートクラス以上の方は、専用レストランをご利用となります。有料レストランにも様々な特徴をもったものも多くあり、料理のマッピング映像を卓上で楽しみなら極上のフランス料理がいただける「ル・グラン・ビストロ」、新鮮な魚介類がオープンキッチンにずらりと並ぶスシ&シーフード料理の「ロー・オン・ファイブ」、5デッキと6デッキの2層吹き抜けの「緑の楽園」をイメージした「エデン」は、昼はゆったり寛げるラウンジ、夜になるとディナーはフランス料理、ディナー後はバーとなって幻想的に創作されたエンターテイメントショーがご覧いただけます。
この船のひとつの目玉となっている施設は「マジック・カーペット」。船体の外側を2デッキから16デッキまで移動することができる屋外施設です。まさしく海の絨毯の上でお食事や飲み物を楽しむことができます。ご夕食時間帯の前後にはシアターでは、歌とダンスに最新の映像技術を駆使したダイナミックで迫力のあるショーが毎晩ご覧いただけます。

処女航海となる今回のコースは、米国本土最南端の街「キーウエスト」、マヤ文明時代の遺跡が数多く残る「コスメル」と「コスタ・マヤ」そして最後は、カメやエイ、イルカと直接触れ合うことができるアクティビティが人気の島「グランド・ケイマン島」の4ケ所を巡りました。どの寄港地もカリブ海に面し、12月でも気温が30℃を超える日もありました。寄港地では沢山のクルーズ客で賑わいをみせており、マリンスポーツやショッピング、観光をお楽しみいただけます。今までのセレブリティ・クルーズの船とは違う斬新でモダンでありながらもエレガントで落ち着いた雰囲気がある「セレブリティ・エッジ」、オススメです。

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(ゆたか倶楽部YouTubeチャンネルへジャンプします)



【写真】
1枚目:コスメルに停泊中のセレブリティ・エッジ
2枚目:船から飛び出している施設「マジック・カーペット」
3枚目:船内の三層吹き抜けのマティーニバー
4枚目:船内の緑の楽園エデン

添乗員:細谷

ツアー期間:
2018年11月20日〜2018年11月22日
船名:
MITSUI OCEAN FUJI

1日目は、ぱしふぃっく びいなすの「秋の横浜・神戸ワンナイトクルーズ」にて、横浜から神戸までクルーズは船も揺れることもなく、綺麗な夕日を見ることができ順調な航海でした。
2日目の朝に神戸下船後に専用車で、紅葉の時期を迎えた滋賀県の琵琶湖周辺へ。最初に天台寺門宗の総本山三井寺光浄院にて、通常非公開の寺院をゆたか倶楽部の皆様のためだけの特別拝観。住職から寺の歴史などの詳しい説明を聞きながら光浄院の建物と庭をご覧いただきました。午後は近江八景「堅田の落雁」で名高い満月寺浮御堂、そして佐川美術館をご覧いただきました。佐川美術館ではビートたけしが描いた「アートたけし展」の特別企画展が開催中でした。本日の宿は、2017年7月にオープンした琵琶湖マリオットホテル。琵琶湖の眺めと温泉をお楽しみいただきました。
3日目は、紅葉の名所として有名な、湖東三山の、百済寺、金剛輪寺、西明寺に加え、通称もみじ寺と呼ばれる永源寺の4カ寺を巡りました。お寺に到着後できるだけ歩く距離が少ないジャンボタクシーで移動。どのお寺も赤く色付いた紅葉を見る事ができました。臨済宗永源寺派の大本山西明寺では、階段を登り山門をくぐると本堂へ。本堂の大屋根は、琵琶湖のヨシで葺かれ、草葺き屋根として全国でも屈指の規模です。百済寺は池泉回遊式庭園を持った本坊の喜見院が印象的でした。金剛輪寺は本堂までジャンボタクシーで登ることができ、最後の西明寺では特別拝観で三重塔の内部をご覧いただきました。昼食は彦根の料亭旅館やす井にて会席料理をお召し上がりいただき、米原より新幹線にて東京へ戻りました。
今回はお天気も良くぱしふぃっく びいなすのワンナイトクルーズならびに琵琶湖周辺の寺院の特別拝観そして、紅葉の名所として名高い湖東三山を紅葉のベストシーズンに巡ることができました。

【写真】
1枚目:ぱしふぃっくびいなすからの夕陽
2枚目:満月寺浮御堂
3枚目:永源寺
4枚目:百済寺

添乗員:富永

ツアー期間:
2018年11月19日〜2018年11月29日

成田空港を出発し上海経由便にて最初の目的地、重慶へ。二本の大河(長江・嘉陵江)の合流点で、起伏に富んだ谷や山の中に街を形成していることから「山城」と称されるこの街から11日間の中国の旅がスタートしました。船は上海までの約2000kmを長江の雄大な流れに身を任せて下る9泊10日の日程。私たちは出港前日に重慶入りし、翌朝は西へ約90km、世界遺産に登録された石窟・石刻群の中でシルクロードからいちばん遠く、年代的にも9世紀~13世紀にかけて造られた新しい「大足石刻」の中で一番の見どころとされる「宝頂山石刻群」を見学。
出港すると、三峡エリアを出るまでは毎日めまぐるしく午前・午後と下船観光の日々で、三国志にも登場する「白帝城」、世界最大級の水力発電所「三峡ダム」、三峡の少数民族の暮らした地方の再現テーマパーク「三峡人家」、ダムによる水位の変化で入れるようになった水墨画の世界のような渓谷美の「神女渓」…客船から見える景色も素晴らしいものでした。東へ進むにつれ川幅は広くなり、霧でかすんだ視界では岸辺がどこかわからないほど。お客様が口々に驚きを表現されたのは中国の急速な経済成長の影響です。あまり名前を聞かないような地方都市でも大規模開発による取壊し中の現場や、建設されたばかりと思しき高層ビルやマンションが立ち並び私たちを圧倒いたしました。しかしながらホスピタリティやサービスなどは洗練されていない印象が強く、どのように変化してゆくのか期待したいという思いです。
「私、晴れを呼ぶんですよ」とおっしゃるお客様の宣言どおり、一度も傘を使うことなく過ごした11日間でしたが、池州あたりから濃霧の影響により長時間の滞船を余儀なくされ船は上海までの航行を諦め300km以上西の都市南京での下船となりました。最終日は早朝の下船出発となりましたが皆様のご協力の元、無事に新幹線で上海の地へたどり着き予定の飛行機にて成田への帰途となりました。「旅は何かしらがなくっちゃ、面白くないものね!」お疲れもあったはずなのに終始明るくお過ごしいただいた皆様には感謝してもしきれない思いですが、お陰様で私も楽しい思い出とともにツアーを終えることができました。

【写真】
1枚目:景徳鎮(陶器の有名な産地)
2枚目:三峡ダム閘門
3枚目:三峡の夔門(きもん)
4枚目:大足宝頂山石刻

添乗員:岡島

ツアー期間:
2018年11月08日〜2018年11月13日
船名:
MSCスプレンディダ

今年から日本発着クルーズを運航しているMSCスプレンディダ号に横浜港大黒ふ頭から乗船して、上海までの無寄港3泊4日のクルーズに乗船きてきました。クルーズ中はすべて航海日であり、まったく寄港地にも寄ることがなく、船上生活を存分にお楽しみいただけました。また、今回はスイートタイプの『ヨットクラブ』限定の企画だったので、船内のヨットクラブ専用施設(ダイニング、ラウンジ、プール、ジャクジー、コンシェルジュデスク、バトラーによるご案内等)を、いつでもお待たせすることがなく、ゆったりとご自分のペースでご利用できるので快適な船の旅をお楽しみいただけました。もちろん、ヨットクラブ専用施設だけでなく、通常の共有施設もご利用になることができますし、お食事の時やバー、ラウンジでの飲物は無料です(一部銘柄は有料)。夕食時間の前後にシアターにて2回公演されるショーも専用シートにて鑑賞いただけます。
今回の企画はさらに、上海港下船後に5つ星ホテル「オークラ・ガーデンホテル」に2泊お泊りいただき、上海と蘇州の観光にご案内させていただきました。また、上海の古き良き時代をそのまま引き継ぐジャズの生演奏を、和平飯店(現フェアモント・ピースホテル)でご鑑賞いただき、鑑賞後は外灘地区の近代的なビルが佇むいまの中国の発展を象徴するかのような夜景をご覧いただきました。上海では、伝統的な中国式庭園である「豫園」と活気あふれる「豫園商場」、世界で2番目に高い展望台のある「上海タワー」から市内を一望していただきました。また、東洋のベニスと言われる運河を活用して発展した都市、蘇州では、禅宗で代表的なお寺であり日本人にも馴染みが深い「寒山寺」、200余りある庭園のうち、ユネスコ世界遺産の「耦園」、絹(シルク)の刺繍産業が盛んであり「刺繍研究所」なども訪れました。どの施設も時間をとってゆったりと観光することができました。
お食事内容もお客様が飽きないように、飲茶料理、北京ダック、蘇州料理(川魚料理)、上海蟹と毎回違う中華料理をご用意いたしました。6日間という短い旅行期間ですが、ヨットクラブスイートでのクルーズと上海・蘇州の観光、ジャズ鑑賞と見どころがぎっしりと凝縮され、充実したご旅行でした。

【写真】
1枚目:横浜港大黒ふ頭に停泊中のMSCスプレンディダ号
2枚目:ヨットクラブ専用ラウンジ
3枚目:ユネスコ世界文化遺産「耦園」(蘇州)
4枚目:和平飯店のジャズ鑑賞

添乗員:細谷

ツアー期間:
2018年11月06日〜2018年11月08日
船名:
MITSUI OCEAN FUJI

この旅の一番の目的は奈良の秋の風物詩ともいわれる正倉院展でした。今年は70回目の節目の年となり多くの見学者で賑わっておりました。
私達は平日の15時という比較的混雑が緩和される時間帯に合わせての見学でしたのでスムーズに入場ができ、たっぷりとご覧いただくことができました。
このツアーは他にも浄瑠璃寺の絶世の美女といわれる秘仏吉祥天女像、約300年ぶりに再建された興福寺中金堂の落慶公開、春日大社の国宝御本殿特別参拝、元興寺法輪館の特別展と普段ご覧いただけない奈良の世界遺産、重要文化財を多数ご覧いただける芸術・文化の秋を感じていただける内容となっておりました。中でも春日大社では神職が自ら、境内を案内していただき、一般の方では見られないエリアをご見学いただけるという特別参拝となりますので、ご参加いただいた方には大変ご好評いただきました。
また、秋と言えば味覚。ツアー中のお食事もミシュラン2つ星の「夢窓庵」や大和野菜を中心としたやさしい郷土料理を提供する、なら町の行列のできるレストラン「旬菜ひより」などとこだわりの内容です。
今回は素晴らしい秋晴れの中、紅葉に色づく古都奈良を2日間ゆったりとご観光いただき、神戸港より「ぱしふぃっくびいなす」のワンナイトクルーズをお楽しみいただきながら横浜港へとお帰りいただきました。

【写真】
1枚目:興福寺 中金堂
2枚目:春日大社 神職のご案内で参拝
3枚目:浄瑠璃寺
4枚目:夢窓庵 夕食の一品

添乗員:樽本

ツアー期間:
2018年11月05日〜2018年11月13日
船名:
ダイヤモンド・プリンセス

ダイヤモンドプリンセス初のインターポートクルーズへ乗船して参りました。インターポートとは、ひとつのクルーズで横浜、名古屋、大阪とそれぞれの港で乗船ができ、再び、乗船した港で下船してクルーズを終えるというものです。横浜からは日本とアメリカやカナダなどの北米・オセアニアからの英語圏の乗客が多く、台湾の基隆からは今クルーズでは約850名の台湾人が乗船しました。中には、横浜から乗船した北米やオセアニアからの乗客は横浜へ戻らず、基隆にて下船し帰国される方も多かったようです。そのため、基隆から横浜までは乗客の多くが日本人でありその数はなんと1400名以上!ついで台湾人、そして英語圏のアメリカ、カナダ、オーストラリアの順でした。乗客の多種多様な国籍にともない船内放送や新聞、イベント案内もクルーズディレクターが3名となり英語、日本語さらには中国語が加わり3カ国語での案内となりました。
ゆたか倶楽部でも、横浜・名古屋・大阪とそれぞれ最寄りの港よりご乗船され、那覇や基隆では11月ですが20~25℃暖かい日差しの中観光をお楽しみいただくことができました。基隆ではゆたか倶楽部オプショナルツアー『天燈上げと大三元での広東料理の昼食』を実施。十份では天燈上げ体験を、台北では中正祈念堂にて衛兵の交代式を見学、台湾ミシュラン1つ星を獲得した『大三元』にて昼食をお召し上がりいただきました。名物のパパイヤの海鮮グラタンは、加熱されたパパイヤにエビや貝柱、銀杏などを入れたもので、海鮮とパパイヤを同時に食べるというものでこの日の一番の人気メニューでした。メニューはすべて一品ずつサービスされ、ゆったりとお召し上がりいただき、流石ミシュランの星付きレストランだと納得させられました。
ダイヤモンド・プリンセス船内では、日本人と英語圏の乗客だけでなく今後更に国際色豊かになる事を見込み、日本の文化紹介だけではなく多国籍の乗客が楽しめるよう世界の舞踊をカルチャー教室やクイズなどのイベントにも力を入れているようでした。また、10月より新しい演目、日本の昔話「鶴の恩返し」に現代的なアレンジを加えた『ザ・シークレットシルク(英語)』が加わり、1回目の公演2回目公演ともに満員御礼立ち見が出るほどの観客でした。新たなコースやイベントが加わり、ダイヤモンド・プリンセスのリピーターの方にも好評なクルーズでした。

【写真】
1枚目:アトリウムにて船長のウェルカムスピーチ
2枚目:ダイヤモンド・プリンセス(那覇港)
3枚目:十份での天燈上げ
4枚目:大三元人気メニューのパパイヤの海鮮グラタン

添乗員:栗本

ツアー期間:
2018年10月22日〜2018年10月29日
船名:
MITSUI OCEAN FUJI

肌寒くなる秋の始まりに珍しく、快晴の暖かい一日となりました。神戸にて源氏と平氏の戦いの中でも有名な一ノ谷の合戦があったとされる須磨の地の名刹、須磨寺を訪れました。お寺の境内には合戦後義経が腰かけたとされる松や、首実検の前に敦盛の首を洗い清めたとされる池、宝物館には敦盛遺愛の「青葉の笛」が展示されるなど史跡としても知られています。宝塚大劇場では『白鷺の城』を観劇。豪華絢爛な衣装と歌に魅せられ、煌びやかなステージに圧倒されました。劇場内の展示室『歌劇の殿堂』では往年のタカラジェンヌたちのステージ衣装や小物をみて、「これぞ宝塚!」というような羽をあしらった大きなファン(扇)を持って記念撮影を楽しみました。往年の大スターを思い返し「昔の記憶がよみがえるわ…!」と感動されたお客様もいらっしゃいました。
観劇後、無事神戸港へ到着しぱしふぃっくびいなすにて釜山へ出発。瀬戸内海にかかる大橋と多島美をながめながら丸1日かけて釜山へ。予定では10階のデッキにイスを並べて観ることになっていましたが、強風につき8階デッキおよび船内より8万発の花火を観賞に。釜山の沖合いは東京より肌寒く感じ、すぐに船内へ出入りができる8階のデッキでの鑑賞は良い面もあったかなと思います。翌朝は釜山へ入港。参加者は各自自由行動やオプショナルツアーで思い思いに過ごされました。
釜山から神戸に戻る途中、再び瀬戸内海クルージングをしていた際には2017年就航の瀬戸内を航行する客船「ガンツウ」を追い抜く場面も。遠くに見える人影に手を振り皆様身を乗り出して写真を撮られていました。近海に台風も近づいていたようですが、終始秋の旅行日和といえる天気にめぐまれた4日間となり、10/22発「秋の別府・宮島クルーズ」から連続乗船されていたお客様からも「前半からとても良い天気だったのよ」と報告を受け、きっと強力な晴れ女・晴れ男のお客様がいらっしゃったのではないかと思っています。

【写真】
1枚目:船上から見た釜山の街並み
2枚目:釜山花火祭り
3枚目:慶州の佛国寺
4枚目:宝塚大劇場

添乗員:岡島

ツアー期間:
2018年10月16日〜2018年10月31日
船名:
ダイヤモンド・プリンセス

秋の大航海 鹿児島、厦門(中国)、チャンメイ(ベトナム)、カイラン(ベトナム)、香港、台湾、沖縄を16日間旅してまいりました。ダイヤモンド・プリンセスでアジアを巡り各寄港地では、ゆたか倶楽部主催のオプショナルツアーにご参加いただき、各地の魅力をお楽しみいただきました。
鹿児島では、知覧へ向かい武家屋敷や特攻会館を見学したのち仙巌園もお楽しみいただきました。この日は桜島が鹿児島市内やダイヤモンド・プリンセスからもきれいに見ることができました。
厦門では、2017年世界遺産へ登録されたコロンス島へフェリーで行き西洋の雰囲気が残る洋館や大きな日光岩を写真に収める方も多く中国の雰囲気をお楽しみいただきました。
チャンメイでは、ホイアンへ行きシクロ乗り体験も楽しみました。旧市街を散策しながら観光をお楽しみいただきました。その後ダナンにも向かい、チャム博物館を見学しました。
カイランでは、世界遺産ハロン湾のクルージングをお楽しみいただきました。ティエンクン洞へも入りました。鍾乳洞の内部は高さ20m、幅10mほどでライトアップされており幻想的な景色を楽しみました。
香港では、ピームトラムに乗りヴィクトリアピークへ向かいました。ヴィクトリアピークからの香港の街は少し霧がありましたが高層ビルが並ぶ香港らしい風景を眺めることができました。そして、オープントップバスにて香港の街をぐるりと回りました。
台湾では、故宮博物院をたっぷりガイドの案内聞きながらお楽しみいただきました。昼食は白菜や角煮にちなんだお料理を召し上がりました。
最後の沖縄では、世界遺産の首里城見学と国際通りにてお買い物をお楽しみいただきました。
4日目には、船上にてゆたか倶楽部のお客様だけのプライベートパーティーを行いました。たくさんの方が出席してくださり、短い時間ではありましたが簡単な質問・ゲームなども実施して楽しい時間をお過ごしいただけたと思います。

長い旅でしたが、すべてお天気に恵まれて各寄港地では見どころを見学することができました。

【写真】
1枚目:桜島(鹿児島)
2枚目:ホイアン 旧市街(ベトナム)
3枚目:ハロン湾クルーズ(ベトナム)
4枚目:香港 オープントップバス

添乗員:奥松/栗原

ツアー期間:
2018年09月21日〜2018年09月23日
船名:
にっぽん丸

にっぽん丸の「横浜/神戸クルーズ〜にっぽん丸パンまつり〜」と神戸下船後にホテルへ1泊し神戸観光をする3日間コースでした。
にっぽん丸パンまつりクルーズということで、船内では焼きたてパンがたくさん用意されお腹いっぱいになりつつも、つい手が伸びる程おいしいパンを皆さま召し上がられました。
翌日の夕方、神戸にて下船後、宿泊先の摩耶山にある「オーベルジュ・オテル・ド・摩耶」へ向かいました。摩耶山は、日本三大夜景の1つです。この日はお天気にも恵まれ、綺麗に宿泊先のオテル・ド・摩耶からも夜景を見ることが出来ました。また、徒歩10分程移動した場所には展望台があり、食後に懐中電灯を持ちながらご希望の方と一緒に展望台まで行きました。展望台からは大阪方面、神戸方面の夜景が綺麗に一望でき見応えがある非常に素晴らしい夜景を拝見することが出来ました。
そして、最終日はまず須磨寺へ。須磨寺では、平敦盛・熊谷直実の一騎討ちの場面を再現した庭があり、宝物館も拝観することが出来ました。次は、酒蔵の酒心館へ。清酒"福寿"を手造りで造っておられ、2017年ノーベル賞の晩餐会では、福寿純米吟醸が振舞われました。利き酒もできお買物もお楽しみいただけました。また、昼食は酒心館さかばやしにて、清酒に合うお料理がご用意されゆっくりと味わいながら楽しむことが出来ました。午後からは、谷崎潤一郎旧居の倚松庵の見学へ行き、実際に使われていた食卓や椅子が当時のまま残されており拝見することができました。最後に、弓弦羽神社の拝観へ。こちらは安産祈願で有名ですが、現在はフィギュアスケートの羽生結弦さんに名前が似てることから参拝されファンの方も多く訪れることで有名になりました。絵馬には、羽生結弦さんへの応援メッセージやスポーツ祈願を書かれてる方が非常に多かったのが印象的でした。
季節の変わり目ですが、心配していたお天気にも恵まれ観光は連日秋晴れとなりました。そのため、夜景も綺麗に見ることが出来ましたのと神戸観光では、連休中ではありましたがゆっくりとそれぞれ観ることができ充実したコースでした。

【写真】
1枚目:摩耶山からの夜景
2枚目:須磨寺にて平敦盛・熊谷直実の像
3枚目:倚松庵
4枚目:弓弦羽神社

添乗員:奥松

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