お客様の声

天候に恵まれない船旅でしたが

十日間の船旅は、船内は充分に楽しみましたが、天候には恵まれませんでした。台風が追っかけて来たのです。釜山は私達が寄港した次の日に大嵐とのニュースを聞き、間一髪良かったと胸を撫で下ろしました。
今回ほど寄港地で雨に降られた事はありませんでした。特にウラジオストクは手の届く処に店があるのに大雨で行く気になれず、心残りでした。そして寄港地釧路の晴天は最後の御褒美の様な一日でした。丹頂鶴にも会え、和商市場も楽しめ、動く鶴の折り方、切り絵も良かった。市場の方が「こんなにお客さんが来たのは初めて」と私達の船を指して「あんな大きな船が寄港したんだもの。まるでビルみたい」と言っているのを聞き、誇らしい気持ちになりました。

《千葉県》K.Mさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

観光だけが目的ではなく、移動中の船内も楽しめるのがクルーズの良いところ。天候が悪い分、揺れなどはあったと思いますが、そんな中楽しんでいただけて良かったです。

のんびりと良い旅を

日本海をぐるっと巡る10日間のクルーズで、魅力ある寄港地と終日航海日がうまく組み合わさっていて、私達にとってはのんびりとした、良い旅行ができました。これほど多くの日本人が乗船している外国船は初めての事で驚きましたが、出会った人達とともにカジュアル船の気軽な雰囲気を楽しむ事ができました。
台風に追いかけられて天候には恵まれず、6メートルの高波にもまれたり、寄港地では雨にたたらえる事が多かったのですが、韓国の釜山、ロシアのウラジオストクと日本の室蘭、釧路のツアーでは、それぞれの国のもてなしにお国振りの違いが出ていて面白く感じました。
おまけは、横浜への帰りの途中、三陸沖の太平洋でムシクイ類の小鳥の一群が部屋のベランダで一休みしているのに出会って嬉しくなりました。南の越冬地への渡りの途中だったのでしょう。無事に到着できますようにとエールを送りました。

《愛知県》G.Yさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

コースや日程は選べても、天気は選べないのが旅行です。また今回のような渡り鳥との思いもしない出会いも……。すべてのことが一期一会であることを感じます。

忘れかけていた英語

今まで「にっぽん丸」オンリーの船旅だったが、夫が退職を機に「外国船もいいかな」の一言に、コースと日程の合った「レジェント」に決めた。何より横浜発着が魅力!! 船内アナウンスに忘れかけていた英語だったが脳が動き出した。食事も多彩、注文した主菜が想像に反して、喜んだり、がっかりしたり賑やかなテーブル。一卓にゆたか倶楽部のメンバー10名は岩手、山梨、名古屋、埼玉、神奈川県と話が盛り上がり、お国自慢もあり、そして旅行社のスケジュールに束縛されず、オプショナルツアーや自由行動が楽しめるのが何よりと皆さん意見が一致。再乗船で会えることを期待しながらの10日間だった。
カジュアルなレジェンド・オブ・ザ・シーズと優雅なにっぽん丸。これからも楽しい船旅をしたい。気がつくとデッキフロアにゆたか倶楽部のスタッフがにこやかに立たれていて心和みました。

《埼玉県》O.Mさま( 60代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

外国船経験に加えて、英語脳復活!?で、クルーズの楽しみの幅が広がることができました。ぜひ巨大船にも挑戦してみてください。

ブルガリアとキリル文字

船名
リバー・ダッチェス
ツアー
リバー・ダッチェス号で航く 東西ヨーロッパ大横断グランドクルーズ28日間3500キロメートル
ツアー期間
2012年08月23日~2012年09月19日

今回のリバークルーズで、ルーマニアからブルガリアへ入国した途端に、ロシア語に出て来る様な文字の看板や表示が現れて驚きました。この文字は旧ソ連が押し付けたものと思っていましたが、真実は違っていました。
これはキリル文字と言い、9世紀にブルガリアで作られた文字で、当時ギリシャからキリスト教が入り、聖書はギリシャ語で書かれている為、ブルガリアのギリシャ化を恐れた国王が、キリル文字を作り、普及させたとの事でした。
この話は、神戸大学にて言語学の博士号を取得した、ルーマニア人女性のガイドから教わりました。彼女はルーマニアの或る大学の教授です。大学教授でも月収3〜4万円のため、アルバイトは極く普通の事の由でした。  

《大阪府》T.Yさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

看板や案内など、現在その地で普通に使われている言葉や文字にももちろん、深い歴史があることを思い出させてくださいました。

素晴らしい船旅でした

船名
リバー・ダッチェス
ツアー
リバー・ダッチェス号で航く 東西ヨーロッパ大横断グランドクルーズ28日間3500キロメートル
ツアー期間
2012年08月23日~2012年09月19日

亡夫を偲ぶセンチメンタルな、想いがつまった船旅でした。すべる様な、揺れのない船旅は初めてで、心地よい28日間でした。
沿岸の街々、世界遺産の魅力の数々、豊かで満ち足りた思いが、一杯つまった、グランドクルーズ。ありがとうございました。
只、六年前とくらべ人々との往来が多く、静かに散歩した街は賑々しく、M添乗員にはわがままを聞いていただき、亡夫と歩いた道をガイドしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

《東京都》F.Sさま( 80代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

河を航くリバークルーズは、のんびりした時間の中、景色や様々な思いに心馳せるのにちょうど良い時間を提供してくれます。28日間の長旅、お疲れさまでした。

HULA ON ASUKAⅡ(プルメリア)に乗船して

船名
飛鳥Ⅱ
ツアー
HULA ON ASUKAⅡ~プルメリア~
ツアー期間
2012年08月22日~2012年08月24日

毎年、「飛鳥Ⅱ」は横浜港発着2泊3日の終日航海・無寄港クルーズを企画している。
今回は、“洋上のハワイを楽しむ”ことが目的であり、ハワイアンの演奏をバックに「特製の貝のレイ」を受け取り船内に案内された。
船内生活は、ウクレレの陽気な調べに癒されトロピカルムードに包まれて、“小さなハワイムード”一杯、ドレスコードはアロハカジュアル、食事は果物豊富なハワイ風で、南国ムード一杯の雰囲気である。
エンタテイナーは、ハワイの雰囲気を十分に満喫させてくれる本場の「ナニ・リム・ヤップ」「キナ&カラニ」「チノ モンテロ メレフラ」のライブが開催され、終日ハワイアン・ムードに包まれた。また、カルチャー教室では、「フラ」「シルクレイ作り」「ウクレレ」「ハワイ語」「ラウハラのブレスレット編み」教室などが開催されて、ハワイでの生活の一端を知ることができた。
ハワイ風スペシャル・ディナーでは、珍しい「アヒ・ポキ」(キハダマグロに刻みねぎを加えゴマ油と醤油漬けにしたハワイ風刺身)や「マンゴース・ムージー」(冷凍マンゴーに牛乳、砂糖、氷を加えてミキサーで混ぜた冷たいスープ)を賞味でき、異国情緒をたっぷり味わった3日間の夏休みであった。

《東京都》I.Hさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

カルチャー教室のように誰もが「ちょっと参加してみようかな?」と思えるイベントが多く、旅の思い出づくりに一役買ってくれているようです。

お揃いのドレスで楽しみました

船名
飛鳥Ⅱ
ツアー
HULA ON ASUKAⅡ~ハイビスカス~
ツアー期間
2012年08月20日~2012年08月22日

昨年好評で、今年は同じ内容で2クルーズ(ハイビスカス・プルメリア)になったと聞きました。フラダンスの友人をお誘いしたところ初乗船の4名とご夫婦を含み10名も集まり、大変賑やかな船旅となりました。
スペシャルステージでは、ナニ・リム・ヤップさんの美しい歌声、キナ&カラニ兄弟のフラダンスはとても力強く最前列の席で鑑賞でき、感動いたしました。ドレスコードはアロハカジュアルでしたので、以前舞台で着たお揃いのドレスにして楽しみました。
船旅は寄港地に着岸し観光とか、今回のようにどこにも寄港せず伊豆沖周遊でイベントを楽しむ方法など色々ありますが、天候にも恵まれ、2泊3日がアッという間でした。

《東京都》Y.Mさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

どこにも寄港せずイベントや食事など船内ライフを楽しむクルージングが少しずつ増えています。趣向を凝らした内容と、手軽に参加できる日程が魅力です。

静かなクルーズ、騒々しい花火音楽

船名
にっぽん丸
ツアー
済州島と海峡花火
ツアー期間
2012年08月09日~2012年08月14日

“にっぽん丸”に乗船して、横浜港から神戸港を経由して「済州島」観光、その後下関港で下船し「関門海峡花火大会」を鑑賞した。何故か、今回、夏休みというのに乗船客は乗組員総数を下回るということで、船内は極めて静かであり、メイン・ダイニングのフィリッピン・クルースタッフはかなり手持ち無沙汰の様相であった。
航海は、太平洋、瀬戸内海、玄界灘、対馬海峡とも波静かであり、クルーズとしては揺れを感じることなく物足らないものであった。
寄港地の三麗・三多・三無と言われる韓国「済州島」では、「民俗歴史博物館」にて、済州島の歴史、風俗、信仰、習慣、動植物や住民の日常の生活様式の実態を学び、グルメでは名物の「黒豚のカルビ焼き」と「韓国風冷麺」を賞味することができた。
「関門海峡花火大会」は、第25回の節目となるイベントでの開催で、打ち上げ場所間近のロケーションに恵まれた門司港の桟敷席で実に豪快で優美な1万3000発もの花火の素晴らしさを、堪能することができて大いに満足感を味わうことができた夏の一夜であった。
一言「苦言」を言うと、花火打ち上げ時の音楽の騒々しさであり、いくら「花火と音楽の饗宴」とはいえども、音声をボリューム一杯にした無意味と思われる音楽は謹んでもらいたいものである。 花火は、団扇片手に静かに鑑賞するのが本来の姿であろう。

《東京都》I.Hさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

飛行機や新幹線、高速道路の混雑ぶりを報道で見るたびに、船旅には行列も混雑も渋滞もないことを実感します。

3回目の川下り、思い出深いものになりました

中国桂林の漓江下りの願いが叶いました。船内での昼食を含め、4時間の川下りです。
船先に立ち、前方を見続けていても全く飽きず、次から次へと現れる様々な形の山や奇岩、ただただデジカメのシャッターを押し続けました。ここへ来るまでは墨絵の世界の桂林を想像していましたが、季節と天候のせいか緑が鮮やかで連なる山々がはっきり見えて、写真で見る幻想的な景色ではありませんでした。
その後、重慶へ。空港を出たとたん眼鏡が曇りました。連日40度を越す気温と湿度も高く、無風で数分で汗びっしょりとなりました。現地ガイドさん曰く、空から焼鳥が落ちてくるそうです。本気にしてしまいそうな暑さです。
旅の5日目。ビクトリア・ジェンナ号に乗船。重慶から宣昌まで3泊4日のクルーズです。長江の両岸の山々の間をぬうように三峡、小三峡と迫力ある景色の中を進みましたが、世界一の三峡ダムは増水のため通過できず、手前で下船してバスでの見学となりました。船内からダムの通過を見ることが楽しみでしたので残念でした。その上どしゃぶりの雨の中、遠目で見るダムは大きさも迫力も実感できぬままとなりました。
今回で川下りは3回目でしたが、海と違って穏やかにゆっくりと進む船上にいると、気分もゆったりしてきます。静かな午後のレストランで夫とお茶を飲みながらの両岸の風景は、思い出深いものになりました。

《東京都》N.Yさま( 60代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

河船はゆっくり揺れず両岸の景色も程よい近さがあります。優雅な午後のティーブレイクを味わうためだけでも一度は体験したいクルージングです。

三峡、その雄大さを肌に感じた

墨絵の世界を体験したいと、ツアーに参加しました。特徴のある岩山が次々と現れ、幽玄な中にも暮らしの中にある山を感じました。7月9日ビクトリア・ジェンナにて三峡クルーズ、渓谷美とあまりの長さに圧倒され、甲板に立ちっ放しで、その雄大さを肌に感じた半日でした。しかしこれを超える驚きが!
一般に中国人ガイドは拡声器で説明して回り、我々のグループはしばしば聞き取れません。厳重な警戒チェックのうえ入った三峡ダムでは、私の前の中国人は酒瓶を没収されました。制服の女性が大音量の中国語で説明し、次に我々グループガイドにマイクが渡され、日本語の大音量が鳴り響きました。他の説明は聞き取れない筈ですが、複数中国人ガイドの拡声器は鳴っていました。中国恐るべし。

《東京都》N.Kさま( 60代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

海外に行くと、日本での日常生活では決して出会うことのない場面や風景に出会うことがあります。拡声器のなぞ、詳しく知りたい方はぜひ三峡ダムへお出かけあれ。

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