添乗員の声

ツアー期間:
2009年01月30日〜2009年03月20日
船名:
カーニバル・スプレンダー

クルーズ後半は、見所の多い3つの景観クルーズが続きます。まずは、「ホーン岬景観クルーズ」です。
本船は、南米大陸最南端のホーン岬に近づきました。ここでは、岬周辺を一周し、岬を目の前で見ることができました。ホーン岬は、岩が断崖になっていて標高は424m。周りは流れの速いホーン岬海流が流れ、天候も荒れることが多く、航海の難所と言われています。岬を通過する経線が大西洋と太平洋の境界線だということを知りました。翌日は、パタゴニアの大自然が残るウスワイアに到着。国立公園を訪ね、蒸気機関車「世界の果て号」に乗車しました。皆様、大喜びの1日でした。
2つめの景観クルーズは、「ビーグル水道景観クルーズ」です。進化論のダーウィンが乗船した船の名を取り、東の大西洋と西の太平洋をつなぐ水路でもあります。ここでは、ペンギンの群れに出会いました。船上から眺めたのもいい思い出ひとつになりました。
南米大陸最南端の街プンタナレスを出港後、マゼランが最初に航行した長さ550Kmのマゼラン海峡を通航すると本船は南米大陸をちょうど半周したことになり、これから大陸の西岸を北上していきます。右舷側の国は、チリです。2日間かけて3つ目の景観クルーズである「チリフィヨルド景観クルーズ」に入りました。フィヨルドを抜け、小さな町プエルトモンに寄港。続いて、ヨーロッパ風の街並みの雰囲気が残るバルパライソへ。終日航海が続き、南米大陸一周クルーズも後半となりました。カリオ(リマ/ペルー)の旧市街は、これまでの国々と人々の顔だちや街の色遣いが違いました。そして、南米最後の寄港地エクアドルのマンタは空軍基地もあり、リゾートのビーチありというエクアドルでは7番目の都市でした。この日は、皆様、のんびりとお過ごしいただきました。
その後、本船は、南米大陸に別れを告げ、メキシコのアカプルコに向けて進んで行きました。
50日間・・・最初は、長いのではと思われたクルーズも見どころ満載であっという間でした。訪れた国は、南米6カ国(ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、ペルー、エクアドル)のほかに、アメリカ、ドミニカ、バルバドル、メキシコと全10カ国におよびました。

【写真】
1枚目:ホーン岬
2枚目:ビーグル水道景観クルーズ
3枚目:フィヨルド景観クルーズ
4枚目:ソトマヨール広場(バルパライソ)

添乗員:石川

ツアー期間:
2009年01月30日〜2009年03月20日
船名:
カーニバル・スプレンダー

南米大陸を一周する・・・陸路でなく、クルーズだからこそ実現できる壮大なスケールのこの旅。クルーズ船は、昨年7月に就航したばかりの「カーニバル・スプレンダー号」です。
フォートローダーデール(アメリカ)から乗船し、カリブ海を経て、南米大陸へ。最初の寄港地は、ブラジルのフォルタレザでした。旧市街のカテドラルは、5000名の信者を収容できる大きさでした。フォルタレザからは、南米大陸の東岸を南下して行きます。世界遺産オランダ歴史地区のあるレシフェ、ブラジルの古都サルバドルを経て、クルーズの前半のハイライトのひとつ、首都リオ・デ・ジャネイロに到着。海抜709mのコルゴバードの丘、絶壁の頂に建つキリスト像を見るとブラジルに来たこと実感しました。ランチは、ブラジルを代表するシュラスコ。鉄串に牛肉などを刺し、粗塩を振って炭火でじっくり焼いた料理でした。ウルカ海岸とベルリージャ海岸の間にある小さな半島に突き出した奇岩、ボン・デ・アスカールには、ロープウェイが通っており、2つのロープウェイを乗り継いで、世界的にその名が知れている美しい弧を描くコパカバーナ海岸を見下ろすことができました。
翌日は、終日航海。そして、前半のもうひとつのハイライトであるアルゼンチンの首都、ブエノス・アイレスに到着。ここでは1泊停泊しました。1日目は、アルゼンチンの牧畜(ガウチョ)の生活が体験できる牧場を訪れ、夜は、本場アルゼンチンタンゴシーをご覧いただきました。2日目は、南米のパリと言われる市内観光でした、行政の中心地にある五月広場やタンゴ発祥の地、カミートなどを見学しました。
翌日、本船は、一度、アルゼンチンを出て、ウルグアイへ。首都モンテ・ブデオでは、ツアーの皆様と徒歩で市内散策に出かけました。その後、再びアルゼンチン戻ります。
プエルト・マドリンを出港するとクルーズ後半に入り、後半の景観ポイントのひとつであるホーン岬景観クルーズに向かいました。
【後編につづく】

【写真】
1枚目:オランダ歴史地区(レシフェ)
2枚目:コルコバードの丘
3枚目:ブエノス・アイレス停泊中カーニバル・スプレンダー
4枚目:ガウチョ体験(ブエノス・アイレス)

添乗員:石川

ひとり参加の旅 ニューカレドニア・バヌアツクルーズ

ツアー期間:
2008年11月21日〜2008年12月02日
船名:
ラプソディ・オブ・ザ・シーズ

ひとり参加の旅では初企画のニューカレドニア・バヌアツめぐり。ひとり参加の旅では最長の12日間のコースです。
シドニーからラプソディ・オブ・ザ・シーズに乗船。前年ラプソディ・オブ・ザ・シーズは横浜に寄港し日本デビューを果たしました。ロイヤルカリビアンでは珍しい中型船クラスの船です。
このコースではイル・デ・パンに寄港するのが目的で参加された方もいらっしゃるほど人気の寄港地です。日本のハネムーナーにも人気でその海の美しさは世界遺産に登録されたほどです。
そしてクルーズでは2つの国を巡りますが、ニューカレドニアがフランスの植民地時代からの名残を街のあちらこちらに残しているのとは対照的にバヌアツは独立を果たした国です。
バヌアツは、1980年にフランス、イギリス両国の共同統治後、独立した国です。国名のバヌアツは現地の言葉で「我が祖国」または「永遠の土地」を意味するそうです。日本のJICAから多数のボランティアが派遣されてはいますがインフラが未だ整っておらず発展途上の段階です。植民地と独立という対照的な2つの国をご覧いただきました。

天候に恵まれクルーズは予定通りすべての寄港地を訪れ南太平洋の美しい海を堪能できました。大好評につきこのコースのひとり参加の旅を今後も継続的に企画していきたいと思います。

【写真】
1枚目:バヌアツのウーガンヴィルに停泊中のラプソディ・オブ・ザ・シーズ
2枚目:ヌーメアの丘からカナール島を望む
3枚目:ルーガンヴィル市内の公園にて
4枚目:イル・デ・パン島のクト湾

添乗員:松浦

秋のアメリカ西海岸とカナダクルーズとラスベガス滞在

ツアー期間:
2008年10月13日〜2008年10月25日
船名:
セレブリティ・マーキュリー

秋の過ごしやすい季節にプレミアム客船セレブリティ・マーキュリーを利用してアメリカ西海岸とカナダの沿岸都市を巡り、下船後は国内線を利用してラスベガスに移動しゆったり2泊しました。ラスベガスではグランドキャニオンを訪れました。
今回のコースは普段なかなか訪れる機会の少ない、モントレーに寄港し芸術家の街として知られているカーメルに訪れました。
素朴なモントレーの港町から西海岸で最も美しい海岸線道路「17マイルドライブ」を抜け、かわいらしい町並みのカーメル。チョコレートの家、キノコの家などなど童話の挿絵でみたようなメルヘンチックな家が立ち並び芸術家の街と言われる由縁だと感じました。
サンフランシスコでは1日停泊していましたのでアルカトラズ島に渡ってみたり、ゴールデンゲートブリッジに訪れてみたり、全米一有名な坂「ロンバートストリート」に訪れてみたり、坂の街で有名なサンフランシスコの名物ケーブルカーに乗車してみたりと滞在を楽しみました。
西海岸の沿岸都市と内陸部のラスベガスを満喫したクルーズでした。

【写真】
1枚目:ビクトリア「ブッチャートガーデン」
2枚目:サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ
3枚目:モントレーに錨泊中のセレブリティ・マーキュリー
4枚目:グランドキャニオン

添乗員:松浦

ふじ丸で航く天売島・利尻島・礼文島クルーズ

ツアー期間:
2008年06月27日〜2008年07月02日

6月は繁殖のため100万羽の海鳥が飛来する天売島ではウミネコ、ウトウなど無数の鳥を見ることができます。そして天売島から連絡船に乗り焼尻島へ。島の三分の一が森におおわれている焼尻島はオンコの原生林やめん羊牧場やバードウォッチングのツアーをお楽しみいただきました。

ふじ丸船内のエンターテイメントにジャズシンガーの金子晴美さんをはじめ柳家権太楼師匠の落語を届けいたしました。
横浜から北海道まで往復する際の終日航海日には船内イベントとして運動会やデッキランチ、歌唱教室などバラエティに富んだ内容でした。 ふじ丸の自慢のお食事も存分にお楽しみいただきました。

【写真】
1枚目:ふじ丸
2枚目:利尻富士
3枚目:天売島フェリーターミナル
4枚目:100万羽のウミネコ

添乗員:松浦

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