お客様の声

ダイヤモンド・プリンセスに乗船して

船名
ダイヤモンド・プリンセス
ツアー
アラスカ・インサイドパッセージクルーズ
ツアー期間
2005年08月30日~2005年09月07日

「アラスカのクルージングがいいよ」と知人に勧められ初めてこの旅に参加しました。
巨大なホテルというより一つの街というに相応しいダイヤモンド・プリンセスに乗船した8日間は眠るのが惜しい位でした。
ウォーキングの好きな夫にはおれも可能だし、水泳の好きな私にはプールもあるよと云われたのですが、これは夏季休暇に入ったアメリカの子供たちとママに占領されたチャンスがありませんでした。夫は毎日デッキを12周一万歩以上を日常のメニュー通りこなし、夜は夫婦でマティーニを飲みながらショーを見たり、映画を見たり、オークションを見学したり、ビンゴも楽しんでみました。
寄港地でのツアーも自然を楽しみ、白頭鷲、鯨、トドも見られ、鮭が川をさかのぼるのを見ることもできました。
海外旅行に出るとホテルに戻ったあとは、外出も危険でままならず、その点船内は安全でプロムナードに行けばいつでも演奏が聴けるなど、寄港地ツアーと夜の歓楽と二倍楽しみました。

《神奈川県》T.Kさま( 70代 女性 )

孫と船に乗る

船名
にっぽん丸
ツアー
夏休み横浜花火大会クルーズ
ツアー期間
2005年08月01日~2005年08月02日

孫はこの9月で5歳を迎えた。何か幼児期に記憶に残る思い出を作りたいと考え、私の好きなクルーズ体験をさせた。実は私は終戦を経験している。今は平和な時代、せめて孫には楽しい豪華な記憶を持ってもらいたい。そんな願いを息子も妻も承知してくれて感謝している。
私と孫の二人では心もとないので子守のプロである娘の同乗を願い1年前より休日を予約させてもらった。心構えは1年先からできていた。船上から観る花火は最高だよ!と聞いただけに絶対行かねばと決心していたのだ。
8月1日出発の朝、大さん橋の受付は乗船客でごった返している。乗船証をもらいいよいよ乗船。キャビンナンバーは105号室。階段を下って中央右舷側。ここなら揺れもない。部屋は2段式ベッドで丸窓だ。汗をかいたので早速孫と一番風呂に3階展望大風呂に出掛ける。まだ4時過ぎで風呂も数人。とにかく滑らないように手をしっかり握って動く。大風呂に驚き、「プールだね」とはしゃいだ。洗髪、洗顔は実におとなしくやらせる。長湯でのぼせないよう細心の注意を払う。男同士、裸の付き合いである。
おしゃれ着に着替えて2階ダイニングへ。孫はかわいい。17時30分に第1回目ディナーが開始、すでに行列ができている。子ども連れのためコーナー席に案内された。すでに先客が食事を始めていた。相席である。孫はどこでもおとなしく、よく言うことを聞いてくれるので感心した。
花火開始20分前、8デッキは先客でいっぱいだ。いすに座り涼風に吹かれての花火見物が始まった。このとき孫は浴衣に着替える。障害物のない分、目線の高さですっきりと見物できるのがうれしい。開始と同時に孫は眠り込み音が鳴っても知らん顔。見かねて娘が起こした。大きな目を開け、花火に見入るが音には動じない。こりゃうちの孫は大物だ。
20時30分最後の二尺玉が夜空に大輪を咲かせて終了した。今回は8000発。風をひかせては困るので早々に部屋に戻る。疲れた男二人はすぐに寝た。孫の寝息が心地よく聞こえる。
8月2日の下船日、食後は甲板へ散歩、甲板の上を思いきり走り回る。商船三井の赤いファンネルが朝日で輝き美しい。
10時下船のため船内でスタンバイしている。あっという間のクルーズもこれで終了。お疲れさま。

《静岡県》K.Mさま( 60代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

お孫さんとのクルーズ、どんなに大切な思い出となったことでしょう。お孫さんの愛くるしい様子が目に浮かびます。

ボルガ河クルーズを堪能

ツアー
バイキング・パホモフ号で航く母なる大河ボルガ河クルーズ
ツアー期間
2005年07月10日~2005年07月21日

初めての船旅にボルガ河クルーズを選んで「やった!」という気持ちです。まず、両岸の景色を眺められるのが楽しみでした。住宅一つをとってもサンクトペテルブルクを出発してモスクワに着くまでの間に、建て方が変化していくのです。モスクワに近づいたら高層建築が多くなりました。今回は16の水門(ロック)を通りましたので、水門が近づくたびに、それっ!と部屋を飛び出し結構忙しい思いをしました。
旅の満足感は現地ガイドによるところ大だと思いますが、今回のガイドの彼は大学教授で日本語を書くのも話すのもペラペラ。諺や有名な俳句を盛り込んでの案内に大満足でした。「ロシア語」「ロマノフ王朝」「ロシアの日常生活」などの講座もしてくれ予備知識不足の私にはとても良い勉強になりました。スパシーバ!そんな彼でされ2~3のアルバイトをしないと生活していけないそうで宮殿や美術館などさん然と輝く過去の栄光に比べ現在のロシアは?と考えさせられることも多い旅でした。

《東京都》M.Mさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

あふれる好奇心を満たしなおかつ刺激を受けた旅だったようですね。楽しもうという気持ちを持つことがより楽しい旅を作るコツだと思います。そのエネルギーでまた素敵な旅にお出掛けください。

ロシア・ボルガ河クルーズに参加して思う

ツアー
バイキング・パホモフ号で航く母なる大河ボルガ河クルーズ
ツアー期間
2005年06月19日~2005年06月30日

エカテリーナ宮殿の琥珀の間に時と忘れ、夕焼けを背にネヴァ川を出航する。よい天気であってほしいと祈る。キジ島に着く。曇り空の冷たい風に冬を感じ世界遺産の教会をみる。そこには想像を超えた信仰の世界を見た。信仰と生活、それが木造の教会にすべて示されていた。煉瓦作りの水門をくぐり船は進む、天候が回復せず樹木の色づきの美しさを見ることはなかった。美しく彩られたネギ坊主のロシア寺院には生活と信仰の結びつきの強さに大きく感動した。船中での色々の行事も我々を楽しくさせた。
遂に晴れの日が来た。強い日差しの太陽、ぬけるような青、そこに描かれたのは樹木が提灯となって目に飛び込んだ。更に美しく輝くネギ坊主。これがロシア大地の秋だと胸をふるわせた。晴天にのびる水門の塔を次々をくぐり、最終地モスクワに着いた。首都モスクワ、そこにみたものは何世紀も続いた都市の重厚さである。そして一期一会の旅は終わった。

《三重県》I.Hさま( 70代 男性 )

本場のバレエ「白鳥の湖」に感激!

ツアー
バイキング・パホモフ号で航く母なる大河ボルガ河クルーズ
ツアー期間
2005年06月19日~2005年06月30日

初のエルミタージュ美術館。数々の見所は素晴らしいの一言に尽き帝政ロシアの財力を感じさせられました。またナポレオンとの戦争を描いたパノラマは圧巻でした。街中で色彩的に白と青と金色の組み合わせを多く見掛けましたが明るくて印象的でした。
歴史的な教会では、数多くの立派なイコンや壁一面のフレスコ画を見ましたが、長い年月を超えて信者たちの敬虔な祈りが伝わってくるようでした。
船では食事のおいしさと客室清掃の丁寧さが特筆されます。鹿や鴨など珍しい肉が供される時もあり日本食を食べたいとは一度も思いませんでした。キャプテンズディナーの際、なんとあいさつしてよいか分からず「乾杯」と申しましたが、一列に並んだ船長以下クルーの皆さんが順々に「カンパイ」と応じてくれてうれしく思いました。
最後に16もの水門を通過したのは珍しい体験でした。何より本場でバレエ「白鳥の湖」を鑑賞できたのは本当に感激でした。

《埼玉県》Y.Hさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

情景が目の前に広がるようなレポートありがとうございます。緊張している時のさりげない優しさは心に染みますね。

夢実現。思い出の旅になりました

ツアー
バイキング・パホモフ号で航く母なる大河ボルガ河クルーズ
ツアー期間
2005年06月19日~2005年06月30日

友人に誘われて初めて参加したボルガ河クルーズ12日間にて、思いもかけず以前から行ってみたいと思っていた琥珀の間、エルミタージュ美術館などを訪れるという希望が実現し感動しました。贅を尽くした宮殿、世界遺産の教会などを訪れ、またほんの少しですがレクチャーでロシアの歴史に触れることができました。良い季節のうえお天気にも恵まれ時折窓から外を見れば穏やかな流れが続きゆけどもゆけども何も見えず、地平線のみ。滑るように走るクルーズ・・・。また最終日のポロディノ軍事歴史博物館、ナポレオン戦争のパノラマは圧巻でした。
今回参加された皆様方はとても良い人たちばかりで優しく励ましていただき楽しい思い出の旅となりました。バリショー、スパシーバ!

《大分県》K.Cさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

念願の夢達成、おめでとうございます。素晴らしい景色との出会いに温かい人との交流、クルーズの醍醐味を堪能されたようですね。これを機にもっともっとクルーズをお楽しみください。

ロシアクルーズの思い出

ツアー
バイキング・パホモフ号で航く母なる大河ボルガ河クルーズ
ツアー期間
2005年06月19日~2005年06月30日

クルーズ初日の夕べ、ロシアの誇るボリショイバレエ「白鳥の湖」を鑑賞し夜の9時過ぎに乗船した。デッキで紫煙をくゆらせている人、静かに語りあう老夫婦、まだ明るい、北緯60度ならではの船上の光景・・・。まもなく日が昇るであろう。
仮眠の後、キャビンの窓を開けると、今日も晴れだ。デッキに出た。真っ赤に燃える太陽が薄く掃いたような雲を藍色に染め一幅の絵のようである。思わず数回シャッターを切った。日暮れと夕暮れのない時計の針は3時を過ぎている。一晩中明るいこの季節、これが白夜といわれる現象である。6月21日は東洋で24節気の夏至であることを思いつつ余韻に浸りながら再びベッドの人となる。
夜(?)はクルーズ、日中は寄港して、ロシア芸術の結晶である宮殿、世界的な美術館、教会、世界遺産などを見学、鑑賞し、夕食前はロシア語、料理、歴史の講座、夜9時~10時頃は日替わりのミュージックショーが待っている。特に、毎日顔を合わせているクルーたちはショー、寸劇、歌などで余すところなく船客を喜ばせ、友好が深まった。
翌日はこれにこたえての、お客によるショーだ。事前に聞いていたので私はハーモニカを持ってきていた。数日前に、添乗員から前回の人たちは皆で炭坑節を踊って盛り上がったと聞いて絆の深まったわがグループ全員は踊りを披露することに賛同した。結果、日本の名曲「花」を私のハーモニカの伴奏で合唱した後、阿波踊りを踊ることになった。衣装などないので、男性は裸にステテコ、バスローブで尻をはしょり、木綿布でねじり鉢巻き。女性は大判スカーフでお腹を巻き、編み傘はバイキング号の弁当箱を工夫し日本とロシアの国旗を描いた。鳴り物はテーブルのパイプを部屋の大きな鍵でたたいて代用。音も良く2、3日の練習でOK。
いよいよ26日夜10時、トップ指名だ。添乗員さんが独特のグループ衣装で解説し(特に阿波踊りの英訳は大変)花を合唱した。美しいハーモニー、踊り、万雷の手拍子、そして飛び入り参加もあり各国入り乱れての大輪舞となった。踊りたくても動きが取れない程に盛り上がり2回りが3回り4回りとなる。10か国180人以上の人々の交流、不夜城を思わせる、クルージングならではの大きな収穫であった。
旅は心を和ませ、心を開かせてくれる。金銭に変えられない思い出をぎっしり土産にして成田へ。またの日を楽しみに。

《茨城県》M.Nさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

歌や踊りは国境を越えるのですね。たまたま同じ船に乗りあった異国人同士が心の底から一緒に楽しめる素晴らしい経験をされましたね。

「ウォッカ」テイスティング

ツアー
バイキング・パホモフ号で航く母なる大河ボルガ河クルーズ
ツアー期間
2005年06月19日~2005年06月30日

お酒が強いわけでもないのに無謀にも好奇心だけで申し込みました。レストランマネージャーのユーモアたぷりの説明も耳に入らず、勝手に飲んでいる豊かな体型のご婦人にはレッドカードだ。ウォッカの瓶を回してできたトルネードに歓声が上がった。あまりお勧めできない飲み方だけれどと前置きし手を使わないでグラスを口にくわえ顔を上に向け一気に飲む。同席の若い女性も早いピッチであおる。
私は少しだけついでもらってなめる程度に味わった。水と一緒に流し込んでも残る香りはそれぞれに違う。
盛り上がって、皆で陽気に踊った。その後は大人のスピーチが始まった。初めて参加したリバークルーズでの思いがけない楽しい時間だった。おみやげの予定には入っていなかったけれど空港で一番人気だったチャイコフスキーを買った。あの一気のみを教えて友人たちにお酒を振る舞うのがまた楽しみである。

《静岡県》S.Hさま( 70代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

お酒にはその土地の文化が詰まっているといっても過言ではありません。このエピソードをつまみにお土産のお酒で旅の楽しさをみんなに伝えてくださいね。

スパシーバ、ダスヴィダーニャ

ツアー
バイキング・パホモフ号で航く母なる大河ボルガ河クルーズ
ツアー期間
2005年06月19日~2005年06月30日

待ちに待ったボルガ河クルーズの旅は、サンクトペテルブルクの青空のもと、スタートしました。風が冷たいので、私は長袖のコットンセーターを着こみましたが現地の人はTシャツあり、ロングコートありで北の国の夏を実感しました。エカテリーナ宮殿の琥珀の間に驚嘆した後は、プーチン大統領もお気に入りのロシア料理店でランチタイム。珍しくもあり、美味しくもありで話が弾み、参加者20名の方々とすっかり打ち解けました。
その夜はバレエ「白鳥の湖」の鑑賞でした。ドレスアップされた現地の方々に溶け込むために日中首に着けていた小さなスカーフを真珠もどきのネックレスに替えて前から12列目の良い席に着席。でも幕間にシャンパンを頂いた私も同行の夫も時々猛烈な睡魔に襲われるのには、なすすべがありませんでした。終わって外に出てみると夜の10時半を過ぎているのに日は沈んでおらず赤い夕日になって船までついてきました。「これが白夜なんだね」と二人で感動しました。
この旅の10日間のわが家は212号室、揺れはほとんどなく、静かで大きな窓から川面が間近に見えて時折通る船員さんの姿に船旅の臨場感がいっぱいです。まさにハラショーです。翌日からも晴天が続き緑いっぱいの森を伴奏者として私たちのパホモフ号は悠々と流れるボルガ河と大空が水平線で溶け合う中を静かに進み夢の航路へと誘ってくれました。スパシーバ、ありがとう。ダスヴィダーニャ、また会いましょう。

《東京都》K.Kさま( 60代 女性 )

ゆたか倶楽部コメント

まるで絵本のように幻想的な場面を伝えていただきありがとうございます。美味しい料理も参加者同士の親交を深めるのに一役買ったようですね。

体験は財産である!

ツアー
バイキング・パホモフ号で航く母なる大河・ボルガ河クルーズ
ツアー期間
2005年05月29日~2005年06月09日

緑したたる好季節のボルガ河の幻想的な風景に気を休め、サンクトペテルブルクの優雅な街、エカテリーナ宮殿、エルミタージュ美術館、夜のバレエ鑑賞「ジゼル」の至福に時の流れを忘れ、キジ島の世界最古の木造教会に、建築の粋を生す人間の偉大さに圧倒された。モスクワまでの水門通過も特等席で食事しながら体感し、図書室でのビデオ「おろしや漂流記」も感動した。モスクワの赤の広場は思っていたほどの広さではなかったが、要人の護衛付き自動車パレードに遭遇できたのもラッキーだった。貴重な地下鉄体験乗車でも、ロシアの偉大さにあらためて感動した。
観光を通して多くの修道院、教会、美術館、博物館を短時間で見学したが、吸収できたのは、事前に少しだが下調べをしたおかげであったことを痛感した。私の出身地神戸にはロシアの豪商モロゾフの工場がある。阪神淡路大震災で倒壊したが、販売できなかったチョコレートを小学校に寄贈したことを思い出し、お土産に買った。また本も購入した。現在、旅行中に写真整理に追われている。

《兵庫県》M.Mさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

大国ロシアのスケールが臨場感たっぷりに伝わってきます。神戸とロシアをつないだチョコレートのエピソードにノスタルジーを感じますね。

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