ラバウルは西太平洋英連邦に属しているパプアニューギニアのビスマーク諸島に浮かぶニューブリテン島の北端、シンプゾン湾に臨む活火山を望む町です。この活火山は1994年に大噴火を起こしラバウルの旧市街は大半が火山灰に埋もれてしまいました。その様子は今も見ることができ、現代のポンペイといえる廃墟が広がっています。ラバウルは南海のパラダイスであり、ダイビング、フィッシング、サーフィンだけでなく、バードウォッチング、トレッキング、ジャングルでの動植物の観察などの楽しみ方は幅広い。旧日本軍の大きな基地があったことでラバウルという地名は日本人にも馴染みがあります。日本政府とパプアニューギニア政府が建立した南太平洋戦没者の碑があり、日本から多くの参拝者を迎えています。他にも対空機関砲を据え付けたままの旧日本軍司令部の地下壕や、大発と呼ばれた上陸艇が格納されたままのトンネル、洞窟などを見学できます。
ニューカレドニアの中心都市であるヌメアには、南太平洋のどの島々にも見つけられないお洒落な雰囲気がただよっている。南の太陽に照らされた街にはレモンイエロー、サーモンピンク、ミントグリーン、そしてオフホワイトといった、パステルトーンのビルやコロニアル風の店や住宅などが点在。
それらにアクセントを添えるように原色の花々が先、緑濃い並木が続き、さらに、街のすぐ隣りには白いヨットが係留されたモーゼル湾の真っ青な海が広がる。緑の丘と青い海の間に広がるヌメアは、まるで絵の具をちりばめたパレットを広げたような街。
抜群の透明度とカラフルなソフトコーラルが評判を呼び、世界中から水中写真家がこの島へやってくるほど、ダイビングはお勧め。カジキマグロなど大物の魚を狙えるトローリングや、広大なラグーンでのヨットクルーズも楽しめます。シュノーケリング向きのポイントも、島には少なくない。
ニュージーランド最大の都市オークランドは、東の太平洋に面したワイテマタ湾と、西のマスタン海に面したマヌカウ湾に挟まれた位置にある。「帆の町」が愛称で、港には帆を張ったヨットがたくさん浮かび、絵画的な景観を描いています。オークランド周辺には50以上の島々が点在していて、人口100万人を超す国際都市と、海に囲まれたリゾートという2つの顔を持つ魅力的な観光地だ。オークランドのシンボルとなっているのが、高さ328メートルのスカイ・タワー。360度のパノラマ展望から、オークランドが一望できる。
●周辺の観光地
スカイ・タワー
オークランド美術館
ニュージーランド国立海洋博物館
オークランド戦争記念博物館
ハーバー ブリッジ
ワン・トゥリー・ヒル
マウント・イーデン
ヴィアダクト ハーバー
タヒチ島のシスター・アイランドと呼ばれるモーレア島は、タヒチ島の北西15kmに位置しアクセスに大変便利な島です。映画、「南太平洋」の舞台ともなったこの島は、バリハイをはじめとする美しい山並みと、すきとおった水のブルーのラグーンで有名です。また画家ゴーギャンにより「古城のようだ」と評されました。モーレア島で最も美しいといわれるクック湾とオプオフ湾の二つを同時に眺めるにはベルベデール展望台がベストです。古代ポリネシア宗教の石造りの祭殿マラエは必見。。多くの土産物店をはじめ、人気のアクティビティーも数多く揃っています。
フランス領ポリネシアの顔といえばタヒチ島。その中心的な都市がパペーテだ。画家ゴーギャンが住んでいた島としても有名になりました。タヒチ島には標高2,200メートルを越すオロヘナやアオライの山がそびえ、熱帯雨林に覆われた深い谷、清流の川、何本もの滝など、変化に富んだ自然が魅力だ。海岸沿いの大通りは近代的なショッピングセンターなどが建ち並び発達した都市の顔をのぞかせる。現地の人々の集う活気溢れるマルシェ(市場)ではタヒチの生活に触れることもできます。パペーテは他島への移動の玄関口でもあり、楽園を求めて多くの観光客が訪れます。
南北に4239キロと細長いチリのほぼ中央に位置していて、サンティアゴから約120km離れた太平洋の海の玄関口。「天国のような谷」の意味を持つ。迷路のように入り組んだ歴史のある美しい街並は、世界文化遺産『バルパライソの海港都市の歴史的街並み』として2003年に登録されている。プラット埠頭の近くには民芸品を売る売店や海鮮料理のレストランがある。市内のほとんどは急な坂道や石段が続く丘陵地帯で、港から見上げると丘の中腹に立ち並ぶカラフルな家並みはまるで絵のよう。港から市街地へはアセンソールと呼ばれるケーブルカーに似た斜行式エレベーターが15カ所に設置されている。どれも100年以上経過しているという年代ものだ。国の記念物にされた「ポランコ・アセンソール」もある。
チリ共和国最南部マガジャネス・イ・デラ・アンタルティカ・チレーナ州の州都で人口約13万人。ブルンスウイック半島の根元に位置し、マゼラン海峡の中間部にあたり、この地域の中心都市です。プンタアレナスとは、スペイン語で「砂の岬」という意味。マゼラン海峡に面して広がり、小さな家がぎっしりと並びます。夏は短く、冷たい強風にいつもさらされている寒々しい街ですが、周辺の草原は羊を育て、世界的にも有名なウールの産地となっています。
ウシュアイアはフエゴ諸島に位置する南極からわずか1,000kmの世界最南端の都市。南極探検の出発拠点である。フリーポートになっているため、町中に免税店が多数あります。九州を一回り大きくしたサイズのフエゴ島の西半分はチリ領になっていて、北側にマゼラン海峡、東に大西洋、南にビ-グル水道に囲まれている。マルティアル氷河はウシュワイアからバスで15分ほどの距離。山頂までスキーリフトで登ることができ、ウシュワイアやビーグル水道のパノラマが楽しめる。ティエラ・デル・フエゴ国立公園はいくつものハイキング・トレイルが用意された自然公園で、蒸気機関車「世界の果て号」が走っている。
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスは、南米大陸の南東岸、ラプラタ川の河口に開けた都市圏人口1300万人を誇る、南米有数の大都市です。市内には、スペインコロニアル様式や、フランス様式の建物が多く見られ、南米のパリとも呼ばれる美しい町並みが続きます。市内は碁盤の目に区画されていて、街歩きには最適な環境だ。市内の目抜き通り、5月大通りからサン・マルティン広場までの1キロにわたるフロリダ通りはブティック、レストラン、ギャラリーが集まるショッピングゾーン。サン・テルモ地区には「バー・スール」、「エル・ビエホ・アルマセン」を始めとした多くの老舗タンゲリア(タンゴ・バー)があり、多くの観光客を引き寄せている。イタリア市民が移住した古い港町ボカ地区は、アルゼンチン・タンゴの発祥の地。また、サッカーが盛んなことでも有名で、ボカ・ジュニオルスやリーベル・プレートなど名門チームを数多く擁する。
南米ウルグアイの首都モンテビデオは、太西洋からラプラタ川河口への入り口にある。国際会議や多くのイベントが頻繁に開催され、メルコスール代表部も設置されている国際的な都市です。旧市街には石畳の道と植民地時代の建物がひっそりとたたずみ、それとは対照的に東側には美しい浜辺が20kmあまり続き、南米有数のリゾート地として知られています。モンテビデオは、30万本以上の街路樹に覆われた緑あふれる街。1825年に独立宣言が行われた独立広場に残る石の門は、かつての城塞の名残。ここから港までが城塞の内部だった場所で、モンテビデオ発祥の地でもあります。この独立広場を中心に、旧市街と新市街に分かれており、旧市街にはカフェやレンストラン、ブティックが軒を連ねています。港の大食堂街は、200年の歴史を持つ建物にあり独特の風情を漂わせ、観光客で賑わっています。
サントス市は、ブラジルのサンパウロ州にある港湾都市。1543年に設立。ポルトガルの植民地時代から港湾都市として栄えました。日本からのブラジル移民船第1号の笠戸丸で到着した地で、日本人に馴染みの深い町です。サンパウロ市から南方60キロの位置にあり、サンパウロ市との間は2本の高速道路と鉄道で結ばれている。市内は石畳の古い町並みとコーヒー取引市場が有名。また、名門サッカークラブでブラジル選手権の強豪の1つである、サントスFCの本拠地である。郊外にあるグアルジャはビーチリゾートとして人気が高い。
●周辺の観光地
サンパウロ観光
サンパウロ美術館
サンパウロ・ビエンナーレ
パウリスタ博物館
リベルダージ
ブラジル第2の大都会リオデジャネイロは、大西洋海岸にあり、ブラジル最大の港湾都市。1960年にブラジリアに遷都するまではブラジルの首都であった。グアナバラ湾に面していて世界の三大美港に数えられている。
市の一方の山を背に、海岸に沿ってビルが建ち並んでいる。高さ30mのキリストが両手を広げて街を守っているコルコバードの丘や、巨岩が突き出たポンデアスーカルなど印象的な見どころが多い。リオデジャネイロの南方向に並ぶコパカバーナ、イパンエマ、フラメンゴ、ウルカなどの美しいビーチは日光浴を楽しむ人で、いつもにぎわっている。
世界最大で最も有名なカーニバルが毎年2月末、または3月に行われます。中でもメインイベントは、サンバスクールのパレードです。カーニバルでは、サンボドロームと呼ばれる専用の会場に、華やかな衣装に包まれたサンバスクールのメンバーが舞います。
サルヴァドールはブラジル北東部、大西洋岸にある港湾都市。同国バイーア州の州都である。
サルヴァドールの正式名称はサン・サルヴァドール・ダ・バイーア・ジ(デ)・トードス・オス・サントスで、「諸聖人の湾の、聖なる救世主」という意味である。諸聖人の日(万聖節)に発見されたことから、そう名付けられた。サルヴァドール自体はポルトガル語で救世主(=キリスト)を意味する。
大西洋に面し、「諸聖人の湾」を取り囲む半島に位置している。主要な輸出港である。
オランダ領アンティルは、オランダ語は、小アンティル諸島の一部であり、カリブ海に2つあるオランダの海外領土の1つ(州に相当)である。
オランダ領アンティルは、以下の5つの島(1島は半分のみ)(県に相当)で構成される。ベネズエラの北西沖 キュラソー島(クラサオ島) 、ボネール島 、小アンティル諸島に属するリーワード諸島 、シント・マールテン島の南半分 、シント・ユースタティウス島 、サバ島。
首都は、キュラソー島のウィレムスタッド。その中心市街と港は1997年世界遺産に登録されている。
キュラソー島は、お酒のキュラソー(オレンジのリキュール)発祥の地である。
カルタヘナはコロンビア共和国北部、カリブ海沿岸に位置する港町で、同国で最も観光客の多い観光都市である。
城壁に囲まれた植民地時代の面影を色濃く残すこの町は、16~17世紀にかけて、カリブ海に横行する海賊に略奪や襲撃を繰り返しうけた。そうして造られたのが、町を囲む巨大な城壁と要塞であった。湾の入り口には「サン・フェリペ.デ・バラハス要塞」などたくさんの要塞があり、いくつかの洋裁は地下トンネルでつながっているという。
激戦の歴史を耐え抜き、城壁とそのなかに築かれた町は、今もその姿を保っている。スペイン植民地時代の様々な歴史的建築物が数多く現存することから、1985年に旧市街の町並みがユネスコの世界遺産に登録された。
大西洋に比べ、太平洋側の海面は24cm高い。標高の高い部分を船の水位を上げて通過させるために太平洋側に2ヶ所、大西洋側に1ヶ所の閘門(こうもん)を採用している。その際に作られた人工の湖がガツン湖で、三つの人造湖と三つの水門を内に含む全長64kmのロック式運河。巨大な船がここを通って移動していきます。パナマ運河を通過できる船の最大のサイズはパナマックスサイズと呼ばれ、現在全長:294m、全幅:32.3m、喫水:12m以下に制限されている。首都パナマ・シティの古いコロニアル街や、カリブ海沿岸に今も残る古い砦は、かつてのパナマの繁栄を雄弁に物語っており、どちらも世界文化遺産に登録されています。
コスタリカでプンタレナスと言えば、サンホセから西方向の太平洋に突き出た砂州周辺を指します。コスタリカ人のバカンス場所でもあり、週末などは大変混み合います。以前は漁業の町でしたが、最近では豪華客船によるカリブ海クルーズでプンタレナス港に立ち寄る日本人も多くなりました。コスタリカ最大の港町です。
中部太平洋に面した街「ケポス」は、観光開発された場所で多くのホテルが点在しています。街からの一本道を進めば人気度の高い「マヌエル・アントニオ国立公園」に着きます。公園内の白い砂浜はコスタリカでも有数の綺麗な砂浜です。
また南部にはコスタリカ最大級の「熱帯雨林」地域が広がり、未開の地「コルコバード国立公園」、スキューバダイビングで世界的に有名な「カーニョ島」、農地開拓時に見つかったオーパーツと呼ばれる「謎の石球」などがあります。
古代ナゥワトル語で「葦の地」を意味するこの街は、16世紀初め、スペイン人エルナン・コルテスが上陸した当時は、原住民の小さな村があるだけでした。しかし比較的波が穏やかで、港に適していたため、スペインのアジア貿易の重要な中継地として発展しました。
20世紀に入ってからは、観光開発計画が推進され、1934年に最初のホテルが建設されて以来、著しい変貌を遂げました。現在では、年間300万人近い観光客が訪れるメキシコを代表する国際的ビーチ・リゾートです。また宝石を散りばめたような夜景は「30億ペソの夜景」と呼ばれています。また、アカプルコは17世紀ローマ法王の下に遣わされた支倉常長一行が寄港した地であり、彼の銅像が市内に設置されています。
アメリカ合衆国ハワイ州の州都で、同州最大都市。四周を海によって囲まれている唯一のアメリカの州です。アメリカの最南端部に位置しているのに加え、ハワイ州は熱帯地方に位置し、北米大陸上に位置しない唯一の州です。
日系人が多いこと、アメリカ国外からの観光客数国別1位であること、またかつては大相撲の力士(高見山、小錦、曙、武蔵丸)を輩出したことなどもあり、経済的、文化的にも日本とのつながりは非常に強くなっています。
また、ワイキキ・ビーチなどで知られる国際リゾート都市です。ハワイ最大のアラモアナ・ショッピング・センターなど買い物施設も充実しています。
「オアフ島」のご紹介
(ハワイ州観光局のチャンネルにジャンプします。)