お客様の声

にっぽん丸のクリスマスクルーズ

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸花火とクリスマスクルーズ
ツアー期間
2024年12月24日~2024年12月26日

 今回の「にっぽん丸 第050次航海」は、誠に穏やかな気象条件に恵まれ、横浜港発着の無寄港クリスマスクルーズをエンジョイすることができた。航海は、夕刻に横浜港を出港して波静かな「相模湾」「駿河湾」で多少時間調整をして、その後、太平洋を南下して伊豆諸島の「伊豆大島」「利島」「新島」「式根島」「神津島」の景観を眺めながら無寄港で横浜港に寄港した。
 船内では、ブルーを基調とするクリスマス・デコレーションが随所にあり、チェコ少年合唱団「ボニ・プエリ」のクリスマス・ソングコンサート、起源が14世紀とされるドイツのクリスマス定番スイーツ伝統菓子「シュトレーン」に加え、フランス・ボルドー産ハウスワインの無料提供クリスマス・ディナーがあり、ムードが満喫したクルーズを十分楽しむことができた「クリスマスクルーズ」であった。

《東京都》I.Hさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

いつも「私の船旅」にご投稿いただいていた当お客様がお亡くなりになりました。当お客様には長きにわたり当社のクルーズにご乗船いただき大変お世話になりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。今回のご投稿を含めて、すでに2クルーズのご投稿をいただいております。ご遺族に許可をいただき、この投稿を掲載させていただいております。今回も「にっぽん丸」による「にっぽん丸花火とクリスマスクルーズ」にご参加の際にまとめられた「紀行文」(船内の食事、エンターテイメントなどをカラー写真付きでまとめられたもの。全9ページ)も投稿いただきました。ご興味のある方には本文写しをお送りいたします。編集部までご一報ください。

寒さ忘れて花火を楽しむ

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸花火とクリスマスクルーズ
ツアー期間
2024年12月17日~2024年12月19日

 午後3時30分に乗船。「にっぽん丸花火とクリスマスクルーズ」の始まり。恒例の避難訓練は、日の入り時刻と重なって素晴らしい光景に巡り会え感動。デジカメを持っていかなかったことが悔やまれる。夕食は大好きな和食で、特に鯛めしをおいしくいただいた。その後のショーは、クリスマスコンサート&サンタクロースビンゴで、あっという間に1時間が過ぎた。
 2日目は、起きるとすぐに大浴場へ直行。一人で独占して湯船につかる。6時45分からの「おはよう体操」でストレッチとラジオ体操で体を動かしたからだろう、朝食がしっかりと食べられた。通船の運航は強風のために昼頃までずれたが、予定通り伊東港に上陸。年賀状に使う「にっぽん丸」の全景写真を撮ると港の周りを1時間程散策。戻って食べたクリスマスディナーは目で見て、舌で味わい、心で楽しんだ。午後7時からの目の前に打ち上げられた2000発の花火は、プロムナードデッキで寒さを忘れて楽しむ。その後、カクテルパーティー、水谷川優子のチェロコンサートと続き、慌ただしい一日が終わった。
 3日目も朝一番に大浴場に行き、おはよう体操に参加して朝食を食べるともう下船。あっという間の三日間であったが、船内はクリスマスムードいっぱいで、花火もあり、食事もおいしかったので今までに勝るとも劣らない思い出に残るクルーズの旅となった。

《愛知県》M.Tさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

クリスマスの雰囲気や花火をお楽しみいただきました。いつもご乗船いただきありがとうございます。

館山花火大会を満喫して

船名
にっぽん丸
ツアー
夏休み 館山クルーズ
ツアー期間
2024年08月07日~2024年08月09日

2024年の夏は、ここ数年恒例行事となっている8月8日開催の房総半島「館山花火大会」を、客船クルーズ「にっぽん丸」のデッキで楽しむことができた。一般に「花火大会」と言えば、往復の交通渋滞、見物場所の確保などが必要であり大変であるが、船上での特設椅子に座っての鑑賞は、やや贅沢ではあるが団扇ひとつだけで楽しむことができるのが大きなメリットである。今回の花火大会は、やや蒸し暑いが無風絶好の気象日和に恵まれ、日没の19時30分から1時間休みなく連続で打ち上げられ、最後は主役を担うようになった「スターマイン」で締める内容であった。最近の花火は、1か所のみならずワイドの数か、数か所同時に打ち上げるなど、手が込んで花火師の腕の見せ所になっているという。花火の最中には、船内の照明を落として花火の効果を演出する配慮がされたが、館山の海岸付近の街の照明は煌々としており、残念ながらもう少し地元の工夫が必要であるように思われた。また、次々と打ち上げられる「花火」についての解説が全く無い状態であるため、主催者による花火についてのアナウンスや紙媒体による解説を行えば、催事がもう少し盛り上がるのではないのだろうか。

《東京都》I.Hさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

ご乗船の際の詳しいレポート、毎回ありがとうございます。

「にっぽん丸」で ゴールデンウィーク日本列島一周

船名
にっぽん丸
ツアー
ゴールデンウィーク日本一周クルーズ
ツアー期間
2024年04月27日~2024年05月06日

 今回のクルーズは、横浜港から波静かな太平洋をゆっくり南下し、豊後水道・瀬戸内海・周防灘を経由、およそ37時間後に最初の寄港地「佐賀・唐津」に着岸をした。ここでは「秋祭り」で有名なユネスコの無形文化遺産「唐津くんち」をガラス張り展示室で見学したが、この巨大の14台の曳山は、獅子や兜を輪島の職人が補修をしたものとされている。「島根・浜田」では、国内14番目に選ばれた17~19世紀半ばにかけて政治・経済の中心となった80mほどの「石見銀山・大森地区」を散策し、昼食時には伝統芸能の「石見神楽」を身近で鑑賞をした。「石川・金沢」は、大震災のあった「能登」の代替となったが、街中は大きな荷物をもった外国人が溢れているのに全く驚いた。
「山形・酒田」では、昔栄えた江戸~明治時代の建造物が残っている米蔵の「三居(さんきょ)倉庫」14棟と「大木の欅並木」が当地の観光名所となっていて、数多くの観光客で大にぎわいであった。「岩手・久慈」では、全国的に珍しい「琥珀博物館」にて原石・化石などの古代ロマン溢れる貴重な展示物を鑑賞できた。船内のエンターテイナーでは、ミュージカル牽引する「石丸幹二」や「千住真理子」のバイオリン名演奏、「カズ・カタヤマ」のクロースアップ・マジックなどで楽しみ、ディナーは、創意ある和食と洋食の日替わりフルコースを満喫できた「10日間」を十分楽しむことができたクルーズであった。

《東京都》I.Hさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

ご乗船の際の詳しいレポート、毎回ありがとうございます。

新春恒例「にっぽん丸 藤原歌劇団公演のオペラ」を観賞して

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸 新春のオペラクルーズ
ツアー期間
2024年01月06日~2024年01月08日

今回第10回目の節目となる「新春オペラクルーズ」の演目は、G・ビゼー作《カルメン》で、公演に先駆けて松下政経塾・熟頭「金子一也」氏による《オペラ講座》、演出担当の「馬場紀碧」氏による、わかりやすい《オペラを楽しく観るためのポイント解説》があり、《カルメンの原語上演・字幕付き》が開催された。今回の演目は、全世界の人々から愛され続けているオペラで、灼熱の太陽の下に繰り広げられる〝熱情のドラマ〟は、4幕に散りばめられた「ハバネラ、ジプシーの歌などの名曲の数々」、緊迫のドラマの展開、アンサンブルと合唱などと見物が実に豊富であった。やや会場が狭いが、にっぽん丸・ドルフィンホールの至近距離で観賞をした370名ほどのオペラファンは、熱情あふれる名曲「トスカ」を心ゆくまで楽しむことができたオペラの鑑賞であった。

《東京都》I.Hさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

ご乗船の際の詳しいレポート、毎回ありがとうございます。

新春のオペラクルーズに参加して

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸 新春のオペラクルーズ
ツアー期間
2024年01月06日~2024年01月08日

恒例のオペラクルーズを毎年楽しみにしている。今回は成人の日を入れて三連休。小学生らしき子供を連れた家族や車椅子の人も多くおられた。そして父母を連れて乗船している親孝行な人々が数組おられた。事前に講師による「カルメン」の解説もあって予備知識を持って鑑賞でき、知っている曲も多くより楽しめた。お腹一杯なのにナイトスナックまで頂き、いつもの様に美味しい食事とおやつも堪能した。今回は賀寿のお祝いをして頂いた。ガラスの写真たてを頂き、その時撮っていただいた写真は居間に飾っています。思い出一杯のクルーズでした。

《神奈川県》N.Nさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

人気のオペラクルーズ。今年もお楽しみいただけたようで良かったです。

にっぽん丸秋クルーズに乗船して

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸秋クルーズ~石巻・白老~
ツアー期間
2023年09月18日~2023年09月23日

今回訪れた北の台地の「白老町」は、北海道南西部に位置し、海、川、山、牧場、森など様々な自然に溢れた長閑な町で、気候は比較的穏やかで夏は比較的涼しくて冬の積雪はあまり多くない地とされている。この「白老」には、新旧2か所の観光名所があり、ひとつは「史跡白老仙台藩陣屋跡」で、2022年10月には“幕末維新を生きた防人たち”として「北海道遺産」に登録された広大な陣屋跡である。この場所は、「仙台藩」が、諸外国との戦いを見据えて、防衛拠点として構築したもので、高い土塁と掘割の中に本陣・勘定所・稽古屋などの施設を備え、120名の藩士たちが駐屯して任務に従事した場所で、現在は環境整備が施され「テーマ博物館」を併設した遺跡である。もう一か所は、2020年7月に開業をした「ウポポイ」(民族共生象徴空間)で「国立アイヌ民族館」では伝統的なアイヌ文化のみならず、現代に息づく多様なアイヌ文化とそれに関わる人々を多彩な展示で紹介をしている民族博物館である。「アイヌ」とは、アイヌ語で「人間」を指す言葉で、“人間の生活を支える自然などの「カムイ」(いわゆる神)に対して私たちは人間である”という意味である。

《東京都》I.Hさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

ご乗船の際の詳しいレポート、毎回ありがとうございます。

飛んでクルーズ北海道に参加して

船名
にっぽん丸
ツアー
飛んでクルーズ北海道Bコース
ツアー期間
2023年08月31日~2023年09月03日

十三歳の誕生日を迎えた八月三十一日、羽田空港に卒寿を迎えた者を含む艶やかな女性四人(平均年齢八十一歳)の麻友(マートモ)が集合した。麻友とは麻雀の仲間の事で、船友(フナトモ)がクルーズで知り合った仲間という事なので!。四人ともクルーズが初めてなので珍道中の始まりだ。私はツアーコンダクターの様なもので、これからどうなるかと思いながら北海道新千歳空港へと飛び立った。今回は知り合いのシャンソン歌手の加藤登紀子さんが船内のエンターテイナーとして乗船する事での旅でもあった。出港が横浜港でなく小樽港なのでその道程はいささか疲れる。然し、久し振りでお会え出来る加藤さんの歌、仲間との麻雀、北海道の海の幸の食事、そして私の誕生日祝といろいろと思いを込めた三泊四日のクルーズ旅行の始まりだ。
 この日は満月の日であったが、残念ながら小樽の空は曇り、船は予定通り十九時に出航した。初めてのクルーズ四人の麻友の女性陣は一寸興奮気味に船室へと消えていった。船は留萌沖を通り利尻に向かうが台風十二号の影響で利尻に上陸できるかわからない、船は揺れることもなく静に進んで行く。しかし残念ながら翌朝の利尻には着けず稚内港に入港する。私は何回か来ているので下船せず船内で休養。四人の麻友は喜び勇んで車で観光、宗谷岬に行って市内で海の幸一杯の食事をしてお土産を買って帰ってきた。それから船内で麻雀三昧、夜は私の誕生祝、麻友の一人の卒寿祝と楽しい一日を過ごして夜は更けていった。加藤登紀子さんも隣のテーブルにてお祝いに参加してくれた
・満月の今宵九十三歳祝宴す
・誕生祝麻友集い船遊び
・クルーズで卒寿を祝う月の宴
翌日、羅臼に上陸。夜は知床半島沖で聞く加藤登紀子さんの「知床旅情」に酔いしれ、「百万本の薔薇」に聞きほれ夢路についた。
・麻友と初のクルーズ野分あと
・船の秋知床旅情に酔いしれて
・百万本の薔薇キャビンに響く夜長かな

《東京都》T.Yさま( 90代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

長老のツアーコンダクターご苦労様でした。また麻友の皆さんと一緒に、クルーズと麻雀を楽しんでください。

夏休み館山と熱海クルーズに参加して

船名
にっぽん丸
ツアー
にっぽん丸 夏休み 館山と熱海花火クルーズ
ツアー期間
2023年08月07日~2023年08月09日

台風6号により館山の花火が中止になったので熱海の花火を観る2泊3日のクルーズに変更になった。期間中夏休みだったから、祖父母も入れて6人、8人等の家族連れの参加者も多くて、子どもの時に客船に乗る体験が出来るなんて、この上ない幸せな事だと思った。コロナの頃は行われなかったボンボヤージ・サービスもあり、4階デッキは出港を見届ける人であふれていた。カクテルパーティーを含む1日7回の心も身体も満足する豊かな食事を充分に頂いた。杉山清貴氏のアコースティックギターでのライブも楽しめ、ビンゴゲームではなんと船長の帽子が当たってびっくり。館山では下船せず、船から陸地への300mはありそうな橋を見ていた。そしてプールでは、子供たちが浮き輪を使ったりして遊んでいるのを見つつ、海からの房総半島、内房総の景色を眺めて過ごしていた。熱海の花火を見るのは今回で3回目。知人のマンションの窓から目の前に上がるのを見て感激し、厚かましくも次の年の花火も見させてと申し込んだっけ・・・。昔より花火のバリエーションが増えたと思った。そして最後の見事な連発の花火まで楽しんだ。楽しいクルーズでした。

《神奈川県》N.Nさま( 70代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

台風の影響で内容が変更になり残念でしたが、熱海花火をお楽しみいただけてよかったです。

春爛漫の「ソメイヨシノ」「ヤマザクラ」「菜の花」を観賞して

船名
にっぽん丸
ツアー
春の船旅~宮崎・音戸の瀬戸・徳島~
ツアー期間
2023年03月26日~2023年03月31日

首都圏では全国に先駆け、3月14日に「ソメイヨシノ」の開花が史上最速タイと発表されたため、訪れる南国でのサクラの開花時期が少々心配された。しかし「にっぽん丸 春の船旅~宮崎・音戸の瀬戸・徳島~」は、横浜港から40時間の静かな太平洋クルーズで到着した宮崎では「西都原(さいとはら)古墳群公園」を訪れ、絶好の天候に恵まれて春爛漫の約2000本の「5分咲きの若木桜」と30万本もの「満開の菜の花」の花見を満喫することができた。この宮崎での春の「桜」「菜の花」「古墳群」の組み合わせはまことにユニークな光景である。航海4日目の瀬戸内海呉市の「音戸(おんど)の瀬戸」では、沖合に錨泊して地元の小型客船「銀河」に乗り換え、めったに眺めることがない海上からの「ヤマザクラ」の景観に加え、周囲の環境に配慮して設計された美しい「音戸の大橋:一体型デザイン上弦アーチ型らせん式高架橋」を眺めた。この光景については、二代目歌川広重作《諸国六十八景安芸音戸》の〝ヒロシゲブル―”と称される青グラデ―ションが鮮やかに描かれている作品がのこされている。最後に訪れた徳島・脇町では、静かな「うだつの町並み」を散策し、当時繁栄して巨大な富を得た「吉田家住宅」の座敷に上がり込み、藍商たちが競って作成して大切に保存されている数多くの「うだつ」や「鬼瓦」を見学した。この街道は「重要伝統的建造物保存地区」に88棟の建物などが指定されていて、屋根は丸くなっている「むくり屋根」の本瓦葺きで、2階は低く窓は防火に重点を置いた「虫籠窓」になっているのが特徴で「日本遺産」に認定されている。付近の庭は古くから万葉集に登場するなど日本人に愛されてきた、花もちが3日程度と短い満開の「アセビ」(別名ウマクワズ)を楽しんだ。

《東京都》I.Hさま( 80代 男性 )

ゆたか倶楽部コメント

ご乗船の際の詳しいレポート、毎回ありがとうございます。

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